「カレチ」など鉄道ものでは定評ある作者の新作。
戦後処理に失敗し、国土が東西に分割された悪夢のような日本のそのまた共産主義側の国が舞台。
アニメの「人狼」のような世界観と言ってもらえば理解できるだろうか。
「十月革命駅(元上野駅)」の食堂で働く少女が主人公。彼女のもう一つの顔は西側への脱出請負人。
毎回毎回、権力機関を巧みなトリックで翻弄する。
冷戦終結から30年以上が経過し、ソビエト連邦などを全く知らない世代も増えたが、そんな世代でも秘密警察が暗躍し、密告が奨励されるような旧東側の重苦しさが理解できると思う。
本の表紙も1960年代くらいの質の悪い古雑誌みたいな凝った装丁がいい感じ。
この作者の作品は、「シャーロキアン」「甲組の徹」など、今までも「ハズレ」なくどれも面白かった。
できれば「甲組の徹」の続編も戦後編として再開してほしい。
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国境のエミーリャ(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス) Kindle版
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池田邦彦
(著)
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日2020/2/12
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ファイルサイズ61992 KB
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年2月19日に日本でレビュー済み
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37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年4月3日に日本でレビュー済み
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もし、日本がポツダム宣言を受諾せず本土決戦を行っていたら、日本がアメリカの単独占領ではなく、ソビエトに分割占領されたならば、とあり得たかもしれない仮想の戦後史を描いた刺激的な作品です。
ソビエトに占領された東日本は日本民主共和国として「独立」しますけれど、実際はソビエトの植民地です。ロシア語が公用語になり、ロシアの文化が押しつけられます。ソビエトの政治、経済、教育システムが移植されます。もちろん、相互監視と密告の恐怖政治もです。さらにハンガリー動乱鎮圧など、ソビエトが行った戦争に日本人が戦わされます。
「搾取なき労働者と農民の国」といいながら、入植したロシア人特権階級と、支配される日本人民衆の貧富の格差は絶望的です。そしてアメリカの支援によって繁栄を謳歌する「日本国」との差は広がる一方です。慢性的な物質不足に日本人はあえいでいます。
そのような恐怖と絶望、閉塞感の中で生きる「日本民主共和国」の民衆の唯一の希望は、日本国への亡命です。
主人公は、法外な報酬と引き換えに亡命を支援する闇の仕事をして生計を立てています。
これまで鉄道をテーマにした漫画を描いてきた作者は、ここで仮想歴史としてのサスペンスアクションを描きました。
1960年代前半のもう一つの『三丁目の夕陽』を描いた作品です。これからの展開に期待できます。
ソビエトに占領された東日本は日本民主共和国として「独立」しますけれど、実際はソビエトの植民地です。ロシア語が公用語になり、ロシアの文化が押しつけられます。ソビエトの政治、経済、教育システムが移植されます。もちろん、相互監視と密告の恐怖政治もです。さらにハンガリー動乱鎮圧など、ソビエトが行った戦争に日本人が戦わされます。
「搾取なき労働者と農民の国」といいながら、入植したロシア人特権階級と、支配される日本人民衆の貧富の格差は絶望的です。そしてアメリカの支援によって繁栄を謳歌する「日本国」との差は広がる一方です。慢性的な物質不足に日本人はあえいでいます。
そのような恐怖と絶望、閉塞感の中で生きる「日本民主共和国」の民衆の唯一の希望は、日本国への亡命です。
主人公は、法外な報酬と引き換えに亡命を支援する闇の仕事をして生計を立てています。
これまで鉄道をテーマにした漫画を描いてきた作者は、ここで仮想歴史としてのサスペンスアクションを描きました。
1960年代前半のもう一つの『三丁目の夕陽』を描いた作品です。これからの展開に期待できます。
2020年3月15日に日本でレビュー済み
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ベルリンの壁がなくなって30年の今。かつて壁の東の国との貿易に携わった経験のある評者としては感慨深い。舞台は第二次大戦後に東西(南北?)に分割された1962年の日本。「日本人民共和国」=東日本国。主人公は「十月革命駅」(旧・上野駅)の人民食堂に働く給仕係の少女、裏の姿は西への脱出請負人。
第一話の脱出路は御茶ノ水の聖橋が架かる神田上水。第二話のキーワードは<素数>。第三話は1956年ハンガリー動乱鎮圧に派遣された狙撃兵であった兄の死。第四、第五話は連続で「大幹線」(旧・東北本線)のミサイル発射装置を巡る二重スパイ狩りがテーマ。これ以降、どう展開するのか興味は尽きない。
カバーをとるともうひとつの表紙絵を楽しめますよ。
第一話の脱出路は御茶ノ水の聖橋が架かる神田上水。第二話のキーワードは<素数>。第三話は1956年ハンガリー動乱鎮圧に派遣された狙撃兵であった兄の死。第四、第五話は連続で「大幹線」(旧・東北本線)のミサイル発射装置を巡る二重スパイ狩りがテーマ。これ以降、どう展開するのか興味は尽きない。
カバーをとるともうひとつの表紙絵を楽しめますよ。
2020年3月16日に日本でレビュー済み
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日本が舞台ということになっているが、人々の生活様式や文化は旧ソ連や東ドイツのまんまで、何のひねりもない。これなら日本を舞台にする必要があったのか? 同じように共産化されるにしても、日本ならではの共産化の形態があっただろうに・・・。そもそも日本とロシアは文化が違うのだから。
しかし作者には、それだけの想像力がなかったようだ。設定だけを聞いて「面白そう!」と思ったのに、わざわざ買って損をしてしまった。
エミーリャというキャラクターはそれなりに魅力的だと思うのだが、画力が追い付いていない点も残念だ。
しかし作者には、それだけの想像力がなかったようだ。設定だけを聞いて「面白そう!」と思ったのに、わざわざ買って損をしてしまった。
エミーリャというキャラクターはそれなりに魅力的だと思うのだが、画力が追い付いていない点も残念だ。
VINEメンバー
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ソ連と米・英によって分割統治された日本が舞台の物語。
主人公 杉浦エミーリャは、「日本人民共和国(東日本国)」から「日本国(旧 米・英統治地区)」への脱出者を助ける、脱出請負人。
いわゆる「西側」に思いを馳せ、脱出を試みようとする人々と、それを助けるエミーリャの物語は、ほどよくスピード感があります。その中に、エミーリャ達の組織を取り締まろうとする民警(ミリツィヤ)との攻防の場面も描かれ、エピソードに緊迫感を持たせています。
ここでひとつ欲を言えば、エミーリャが表向き勤務している十月革命駅(旧 上野駅)を中心とした都市や社会がどのようになっているのか、そこの描写がもう少し欲しかったです。確かに、話と話の間には本書に登場する用語の解説ページもあり、それらはとても興味深いのですが、エピソードの中においてこそ見てみたい、と思いました(説明調なものに陥るキライはありますが…)。
それはともかく、本書の存在を知り、久々に紙の漫画本を購入しましたが、なかなか面白い内容でした。第2巻は2020年7月10日発売予定のアナウンスが今のところありますが、間違いなく次も購入します。
主人公 杉浦エミーリャは、「日本人民共和国(東日本国)」から「日本国(旧 米・英統治地区)」への脱出者を助ける、脱出請負人。
いわゆる「西側」に思いを馳せ、脱出を試みようとする人々と、それを助けるエミーリャの物語は、ほどよくスピード感があります。その中に、エミーリャ達の組織を取り締まろうとする民警(ミリツィヤ)との攻防の場面も描かれ、エピソードに緊迫感を持たせています。
ここでひとつ欲を言えば、エミーリャが表向き勤務している十月革命駅(旧 上野駅)を中心とした都市や社会がどのようになっているのか、そこの描写がもう少し欲しかったです。確かに、話と話の間には本書に登場する用語の解説ページもあり、それらはとても興味深いのですが、エピソードの中においてこそ見てみたい、と思いました(説明調なものに陥るキライはありますが…)。
それはともかく、本書の存在を知り、久々に紙の漫画本を購入しましたが、なかなか面白い内容でした。第2巻は2020年7月10日発売予定のアナウンスが今のところありますが、間違いなく次も購入します。
2020年5月5日に日本でレビュー済み
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ポツダム宣言拒否での架空物語。分断の東トウキョウから裏で西側脱出を請負ふ食堂店員の娘が主役。中身はまだ判断できぬが、期待はできさうだ。
ただ、主役の水着・下着姿は話の筋とは余り関係ないやうに思ふ。
また、東の市電をトロバスに全転換は考へにくい。旧共産圏はモスクワ・ワルシャワなど大都市でも重要な公共交通で、規格車タトラカーは全域に行渡り、
輸送力も普通に連結運転でトロバスより大にて、この設定は違ふだらうね(軌道全撤去・トロバス施設とも莫大な費用だらうし)。
ただ、主役の水着・下着姿は話の筋とは余り関係ないやうに思ふ。
また、東の市電をトロバスに全転換は考へにくい。旧共産圏はモスクワ・ワルシャワなど大都市でも重要な公共交通で、規格車タトラカーは全域に行渡り、
輸送力も普通に連結運転でトロバスより大にて、この設定は違ふだらうね(軌道全撤去・トロバス施設とも莫大な費用だらうし)。


