ヨーロッパ中世に関心を持つ人と言うと、もうその時点で偏っている。
これは本を書く側にも言えて、やたらだらだらと難しい書きぶりになってしまい、面白そうなのだが何を言いたいのかよくわからない本が出来上がってしまったりする。
この本はそういう要素はなく、最低限のページ数と文章で極めて整然と中世ヨーロッパの実際のところを描き出している。が、そういう意味で「普通」過ぎて「中世」に触れた気があまりしない。いや、別にいいのだが。創作のために中世を学ぼうとか、資料にしようとか、そういうことなら全く問題なく頼りになる一冊である。
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図解 中世の生活 F‐Files Kindle版
池上正太
(著)
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言語日本語
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出版社新紀元社
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発売日2016/10/7
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ファイルサイズ128779 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
司祭や修道士、吟遊詩人に淑女、そして農民や商人や職人たち。ファンタジーでおなじみの彼らのリアルな生活が、図解で丸ごとわかる!
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B0772WJCSD
- 出版社 : 新紀元社 (2016/10/7)
- 発売日 : 2016/10/7
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 128779 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 369ページ
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 43,690位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 243位世界史 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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ベスト500レビュアー
中世ヨーロッパの文化や風俗について
分かりやすく解説した内容です。
全242ページ。
中世の生活全般についての大まかな解説
『第1章 中世とは』、
それぞれの階級・土地での暮らしについての
『第2章 農村と森林』、
『第3章 都市とギルド』、
『第4章 教会と聖職者』、
『第5章 王宮と城砦』の全110項目が
収録されています。
1項目に付き1pの簡単な文章とそれを
シンプルにまとめた図解1Pでの解説、
教科書のテキストと違い面倒な用語は
必要最低限、年号などもほとんど出て
こないので読みやすいです。
中世でも地球が球体であると知られていたり、
意外と入浴していたり、領主の手先であるパン屋や
粉挽きは村人から良く思われておらず、居酒屋の
主人は彼らをスパイしていたりと、イメージと違う
面が色々とあり、楽しめました。
特に権力者が如何に楽に搾取するか苦心する
社会構造については万国共通。
中世の日本と似た面もあり、大変興味深かったです。
ただ広くて浅い入門書的な内容なので、なにかに
ついて深く知りたい場合は不向き、これを読んで
大雑把に理解した後に専門書やウェブで詳しく
調べるのが良いでしょう。
また、多くの著書を参考にしている為か時々文調が
変わったり、難しめの漢字にルビが振られていない
個所があるのが少々残念。
総合的にはあっさりしてやや地味な内容ですが、
中世の入門書としては分かり易いので、おススメです!
分かりやすく解説した内容です。
全242ページ。
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『第1章 中世とは』、
それぞれの階級・土地での暮らしについての
『第2章 農村と森林』、
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『第4章 教会と聖職者』、
『第5章 王宮と城砦』の全110項目が
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1項目に付き1pの簡単な文章とそれを
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必要最低限、年号などもほとんど出て
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中世でも地球が球体であると知られていたり、
意外と入浴していたり、領主の手先であるパン屋や
粉挽きは村人から良く思われておらず、居酒屋の
主人は彼らをスパイしていたりと、イメージと違う
面が色々とあり、楽しめました。
特に権力者が如何に楽に搾取するか苦心する
社会構造については万国共通。
中世の日本と似た面もあり、大変興味深かったです。
ただ広くて浅い入門書的な内容なので、なにかに
ついて深く知りたい場合は不向き、これを読んで
大雑把に理解した後に専門書やウェブで詳しく
調べるのが良いでしょう。
また、多くの著書を参考にしている為か時々文調が
変わったり、難しめの漢字にルビが振られていない
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総合的にはあっさりしてやや地味な内容ですが、
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