急戦編でも評判のよかった渡辺竜王の著作でしたが穴熊編もうまくまとめられています。
佐藤康光著の最強居飛車穴熊マニュアル以来のわかりやすい居飛穴の本です。
内容を見てみると 藤井システムには触れていません。基本図がすでに端歩を突かず△62王型からすべて始まっている。
最近の傾向として4枚穴熊さえ組まさなければ振り飛車も戦えるという感じからくるものかあるいはページの制限からくるものかはわかりません。
5章に分かれていて1章、2章はプロローグ的な章で。
4枚穴熊に組めた場合の威力とそれを組まさないための手順が記載されている。
3章は、4間飛車の△44銀型です。アマチュアにはもっとも多い戦形かもしれません。居飛車としては松尾流を目指す方針で戦います。
松尾流に組んでしまうと多少先手がよさそうな感じなので(本では松尾流に組めれば勝率8割と記載されています)▲68銀と引いた瞬間に後手が動いてきますがその手順が明快でわかりやすい。
4章は、最近流行形の△32銀型の解説です。ここでも松尾流がキイポイントとなります。それをめぐっての戦いが詳細に解説されています。
5章は、△54銀型の解説でこの形は、松尾流にはさせないという戦形ですが先手としては指し方がたくさんありセンスが問われる形でもあるとのこと。
各章の後にキイポイントとなる局面の問題が出題されていて理解しているかどうか大変参考になる。また2章以降 すべて最初に各局面の竜王の結論が記載されていて興味あるのを先に見ることができたり再確認にもってこいだ。(この手法は羽生の頭脳が最初でしたがなかなかいい手法にように思う)
また各章のおわりに短い文章ではあるが居飛車の戦い方の方針を書いてくれているのもいいですね。
四間飛車破り 【居飛車穴熊編】 (最強将棋21) (日本語) 単行本 – 2005/6/30
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、四間飛車対居飛車穴熊の攻防を、アマチュアの皆さんにも理解してもらえるように、できるだけわかりやすくまとめたものである。居飛車穴熊が登場した初期の指し方から最新成果まで、基本的な定跡をひと通り取り上げた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡辺/明
1984年4月23日、東京都生まれ。94年、小学4年生で第19回小学生名人戦優勝。同年、所司和晴七段に入門。2000年4月四段、03年4月五段、04年10月六段、03年、第51期王座戦で羽生善治王座に挑戦、フルセットのすえ敗れる。04年、第17期竜王戦で森内俊之竜王に挑戦、4勝3敗でタイトルホルダーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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