"一般に夏は人間成長の季節であると言われている。男子ひと夏会わざれば刮目して見よ!ひと皮剥けた自分を級友たちに見せびらかす栄光の瞬間を手に入れるためには、綿密な計画、早寝早起き、肉体的鍛錬、学問への精進が不可欠なのである。"2020年発刊の本書は待望の続編にして戯曲的な一冊。
個人的には、前作となる著者の『四畳半神話体系』はもちろん、本書のコラボ原案となるヨーロッパ企画、上田誠の『サマータイムマシン・ブルース』も好きな事から手にとりました。
さて、そんな本書は『四畳半神話体系』の私、小津、明石さん、樋口師匠、羽貫さん、城ヶ崎、相島といったいつもの面々が引き続き登場し、今度はド◯えもんのタイムマシーンみたいな乗り物を使ってタイムトラベルどたばたを繰り広げるわけですが。
『サマータイムマシン・ブルース』のシナリオだけでなく【セリフまで割と忠実に再現している】のに、良くも悪くも驚きました。なのでまるで、『サマータイムマシン・ブルース』自体を『四畳半神話体系』の登場人物が演じているかのような読後感があって、両作品を知る人、知らない人で印象はだいぶと変わるように思われました。(私には田村が最早、本多力しかイメージ浮かばず)
一方で『サマータイムマシン・ブルース』『四畳半神話体系』の相性の良さというか、どちらもそもそも『大学生の不毛な青春、日常』を描いているので【あまりの自然な溶け込み感、フィット感】にはやはりニヤリとしてしまう感じがあって、アニメ化の都度タッグを組む事が続いている両原作者の仲の良さも伺えて良かったように思いました。
森見登美彦、上田誠ファンはもちろん、とにかく『四畳半神話体系』が好きな人、タイムトラベルものが好きな人にオススメ。
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森見 登美彦
(著)
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言語日本語
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出版社KADOKAWA
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発売日2020/7/29
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
炎熱地獄と化した真夏の京都で、学生アパートに唯一のエアコンが動かなくなった。妖怪のごとき悪友・小津が昨夜リモコンを水没させたのだ。残りの夏をどうやって過ごせというのか?「私」がひそかに想いを寄せるクールビューティ・明石さんと対策を協議しているとき、なんともモッサリした風貌の男子学生が現れた。なんと彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そのとき「私」に天才的なひらめきが訪れた。このタイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のリモコンを持ってくればいい!小津たちが昨日の世界を勝手気ままに改変するのを目の当たりにした「私」は、世界消滅の危機を予感する。『四畳半神話大系』と『サマータイムマシン・ブルース』が悪魔合体?小説家と劇作家の熱いコラボレーションが実現!
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森見/登美彦
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞
上田/誠
1979年京都府生まれ。劇作家、演出家、脚本家、構成作家。劇団ヨーロッパ企画代表。「サマータイムマシン・ブルース」は2001年初演、05年に映画化された。18年には続編「サマータイムマシン・ワンスモア」を上演。17年「来てけつかるべき新世界」で岸田國士戯曲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞
上田/誠
1979年京都府生まれ。劇作家、演出家、脚本家、構成作家。劇団ヨーロッパ企画代表。「サマータイムマシン・ブルース」は2001年初演、05年に映画化された。18年には続編「サマータイムマシン・ワンスモア」を上演。17年「来てけつかるべき新世界」で岸田國士戯曲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者について
●森見 登美彦:1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞。他の著書に『有頂天家族』『夜行』『熱帯』などがある。
●上田 誠:1979年京都府生まれ。劇作家、演出家、脚本家、構成作家。劇団ヨーロッパ企画代表。「サマータイムマシン・ブルース」は2001年初演、05年に映画化された。18年には続編「サマータイムマシン・ワンスモア」を上演。17年「来てけつかるべき新世界」で岸田國士戯曲賞受賞。森見登美彦原作のアニメ「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」で脚本を担当。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
●上田 誠:1979年京都府生まれ。劇作家、演出家、脚本家、構成作家。劇団ヨーロッパ企画代表。「サマータイムマシン・ブルース」は2001年初演、05年に映画化された。18年には続編「サマータイムマシン・ワンスモア」を上演。17年「来てけつかるべき新世界」で岸田國士戯曲賞受賞。森見登美彦原作のアニメ「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」で脚本を担当。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B08C78ZDXR
- 出版社 : KADOKAWA (2020/7/29)
- 発売日 : 2020/7/29
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3685 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 190ページ
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Amazon 売れ筋ランキング:
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- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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殿堂入りベスト10レビュアー
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37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年8月2日に日本でレビュー済み
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はじめに断りを入れておくと、私はサマータイムマシン・ブルースは未読である。
そして、森見作品の魅力の一つは、狭い世界での出来事を大きく膨らませるところだと思う。
その点、本書は、テーマこそタイムマシンという広大なものを連想させながら、結局いつもどおり狭い世界で馬鹿馬鹿しいことが繰り広げられている点でらしさを感じるものの、印象としては狭い世界でこじんまりとしすぎていて、物足りない感が否めない。
YOUTUBERでいうなら、サブチャンネルを観てるような気分に近いと思う。
一方で、四畳半神話体系のキャラクターが生き生きと、初めて作品に触れたときとおなじように頭の中で再生することができるので、ファンにとっては嬉しい作品だったとも思う。
正直、作品としての面白さは森見作品の中では低い方だし、物足りなさも感じるため、森見作品初心者にはあまりおすすめできないが、四畳半神話大系の外伝としては楽しめるし、ファンには十分おすすめできると思う。
そして、森見作品の魅力の一つは、狭い世界での出来事を大きく膨らませるところだと思う。
その点、本書は、テーマこそタイムマシンという広大なものを連想させながら、結局いつもどおり狭い世界で馬鹿馬鹿しいことが繰り広げられている点でらしさを感じるものの、印象としては狭い世界でこじんまりとしすぎていて、物足りない感が否めない。
YOUTUBERでいうなら、サブチャンネルを観てるような気分に近いと思う。
一方で、四畳半神話体系のキャラクターが生き生きと、初めて作品に触れたときとおなじように頭の中で再生することができるので、ファンにとっては嬉しい作品だったとも思う。
正直、作品としての面白さは森見作品の中では低い方だし、物足りなさも感じるため、森見作品初心者にはあまりおすすめできないが、四畳半神話大系の外伝としては楽しめるし、ファンには十分おすすめできると思う。
2020年9月1日に日本でレビュー済み
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森見登美彦さんの作品はアニメで見ていたくらいで、小説では今作が初めての読了になります。
一方「サマータイムマシン・ブルース」は本広克行監督の映画版で知って大ハマりして、原作となったヨーロッパ企画の演劇版も続編の「サマータイムマシン・ワンスモア」も見ています。
そんな自分からすると、読み終えるのにかなりの時間と気力が必要でした。
ストーリーの大筋は原作通りで違うのは登場人物と細部だけ、しかも「オアシス」やケチャ、河童様、田村くんのキャラは原作からそのまま流用で、この先どうなるのか?!…という期待感がもなく「読み始めたからには」という惰性で読んでいただけ。
河童様の真相のネタばらしに関しては、文章で読んでると伏線が丸わかりで面白みがないし…
四畳半のファンでサマータイムマシン・ブルースを見たことがなければ楽しめると思いますが、本書を未読でサマータイムマシン・ブルースも見たことのない状態であれば、まっさらな状態で映画版を見ることをおすすめします。
一方「サマータイムマシン・ブルース」は本広克行監督の映画版で知って大ハマりして、原作となったヨーロッパ企画の演劇版も続編の「サマータイムマシン・ワンスモア」も見ています。
そんな自分からすると、読み終えるのにかなりの時間と気力が必要でした。
ストーリーの大筋は原作通りで違うのは登場人物と細部だけ、しかも「オアシス」やケチャ、河童様、田村くんのキャラは原作からそのまま流用で、この先どうなるのか?!…という期待感がもなく「読み始めたからには」という惰性で読んでいただけ。
河童様の真相のネタばらしに関しては、文章で読んでると伏線が丸わかりで面白みがないし…
四畳半のファンでサマータイムマシン・ブルースを見たことがなければ楽しめると思いますが、本書を未読でサマータイムマシン・ブルースも見たことのない状態であれば、まっさらな状態で映画版を見ることをおすすめします。
2020年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「四畳半神話大系」は何度も読んだことがあり、アニメのDVDも繰り返し観ています。本もアニメもいいですね。「サマータイムマシン・ブルース」は「スウィングガールズ」の翌年の公開。「スウィングガールズ」で知った上野樹里ちゃんが出ているということで、映画館で観ました。ラストが好き。DVDも持っていて、毎年夏の終わりごろに観ています。四畳半神話大系、サマータイムマシン・ブルース、両方好きなので迷わずこの本を購入したのですが・・・面白い。ところどころ違う設定になっているけど、さすが森見先生って感じで全然違和感が無いです。「四畳半タイムマシンブルース」、上田誠氏の脚本でアニメ化してほしいですね。個人的には、樋口師匠が好き。