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噺は生きている 名作落語進化論 単行本 – 2017/7/26


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商品の説明

内容紹介

同じ『芝浜』は一つとしてない。
志ん生、文楽、圓生ら昭和の名人から、志ん朝、談志、さらには小三治、談春、一之輔など現役トップの落語家まで、彼らはどう演目を分析し、アレンジを加え、ときに解体もしながら、演じてきたのか。
演目の進化から落語の〈本質〉に迫る、画期的落語評論。

「落語という芸能において、演者と寄り添わない抽象的な「演目論」はありえない。
『芝浜』とはどんな噺か、と考えるとき、多様な演者の多様な演出に共通する部分を抽出した「あらすじ」を論じても意味がない。「誰某の『芝浜』はこうだが、誰某の『芝浜』はこうである」という相違点や共通点を踏まえての具体的な検証によってのみ、『芝浜』論は成り立つ。
江戸の粋を描く三木助の『芝浜』と、夫婦愛を強烈なドラマとして演じる談志の『芝浜』と、滑稽噺のテイストで笑わせる白酒の『芝浜』を一緒くたにすることは不可能なのだ。一つの演目が一つの型に固定化されることは決してない。
噺は、生きている。だからこそ、落語は面白い。」
――本書より

<目次>
●第一章 芝浜
耳で聴く文学作品――三木助
ドラマティックな感情の注入――談志
人間味あふれる夫婦の機微――志ん朝
型の自由なアレンジ――小三治
現代的なホームドラマ――圓楽
淡泊さとダイナミックさ――馬生・権太楼
台詞を膨らませる――さん喬
笑いと涙のラブストーリー――談春
可愛い女房が起こす騒動――志らく
新しいサゲの開発――談笑
軽さの可能性――白酒・一之輔

●第二章 富久
愛すべき幇間――文楽
効果的な第三者目線――志ん生
酒乱の男――可楽
細部のリアリティ――小さん
愛想のいい幇間――馬生
劇的なカタルシス――談志
計算されつくした演出――志ん朝
貧乏の切実さ――小三治
運・不運に翻弄される男――圓楽
スカッと爽快に――志らく・白酒・三三
窮状にメゲない男――兼好
ダイナミックな迫力――一之輔
ドラマを際立たせる改変――談笑

●第三章 紺屋高尾と幾代餅
瓶のぞきの後日談――圓生
ロマンティックな恋――談志
現代的な純愛――談春・志らく
『幾代餅』というヴァージョン
『紺屋高尾』と『幾代餅』の源流

●第四章 文七元結
テキストとしての速記――圓朝
演劇的リアリズムの誕生――圓生
江戸っ子の清々しさ――正蔵
飄々とした味わい――志ん生
四代目つばめというルーツ――小さん
名作としての完成形――志ん朝
成り行きのリアリズム――談志
陽気な人情噺――圓楽
美談ではなくいい話――小三治
骨太な人情噺――権太楼
しっとりした人情噺――さん喬
志ん生・圓生をベースに――馬生・雲助
問答無用の説得力――談春
新しいアプローチ――文蔵・喬太郎・談笑・一之輔

●資料ガイド

内容(「BOOK」データベースより)

同じ『芝浜』は一つとしてない。志ん生、文楽、圓生ら昭和の名人から、志ん朝、談志、さらには小三治、談春、一之輔など現役トップの落語家まで、彼らはどう演目を分析し、アレンジを加え、ときに解体もしながら、演じてきたのか。演目の進化から落語の“本質”に迫る、画期的落語評論。

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登録情報

  • 単行本: 320ページ
  • 出版社: 毎日新聞出版 (2017/7/26)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4620324590
  • ISBN-13: 978-4620324593
  • 発売日: 2017/7/26
  • 梱包サイズ: 18.8 x 12.8 x 2.6 cm
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