なぜ近年になって商店街が廃れていくのか、その原因を政策面や商店のシステムの面から探っていく。現在の商店街が置かれている状況は、様々な要因の結果だったということは驚きでした。
ただし、筆者は今後も商店街の必要性を説いているものの、その論拠は説得力に欠けるように感じるので、もう少しきちんと議論が必要だと思う。
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商店街はなぜ滅びるのか~社会・政治・経済史から探る再生の道~ (光文社新書) Kindle版
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商店街はまったく伝統的な存在ではない。現存する多くの商店街は20世紀になって人為的に創られたものだからである。(本文より)――商店街はどういう理由で発明され、繁栄し、そして衰退したのか? 郊外型ショッピングモールの乱立だけが、商店街衰退の原因なのか? さらに、地域コミュニティの要となる商店街の再生には、どういう政策が必要なのか? 気鋭の社会学者による画期的な論考! 上野千鶴子氏推薦!!
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2012/7/6
- ファイルサイズ3777 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
極めて近代的な存在である商店街は、どういう理由で発明され、そして、繁栄し、衰退したのか?よく言われるように、郊外型ショッピングモールの乱立だけが、商店街衰退の原因なのか?さらに、地域コミュニティの要となる商店街の再生には、どういう政策が必要なのか?膨大な資料をもとに解き明かす、気鋭の社会学者による画期的な論考。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
著者について
新雅史(あらたまさふみ) 一九七三年福岡生まれ。学習院大学非常勤講師。東京大学人文社会系研究科博士課程(社会学)単位取得退学。主著に「両大戦間期における商店街理念の生成」『ソシオロゴス』(三五号)、「コンビニをめぐる〈個性化〉と〈均質化〉の論理」『ネットメディアと〈コミュニティ〉形成』(東京電機大学出版局)、「災害ボランティア活動の『成熟』とは何か」『大震災後の社会学』(遠藤薫編著、講談社現代新書)。本書が初の単著となる。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
新/雅史
1973年福岡生まれ。学習院大学非常勤講師。東京大学人文社会系研究科博士課程(社会学)単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
1973年福岡生まれ。学習院大学非常勤講師。東京大学人文社会系研究科博士課程(社会学)単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B009KZ45KM
- 出版社 : 光文社 (2012/7/6)
- 発売日 : 2012/7/6
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3777 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 240ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 119,664位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 895位光文社新書
- - 4,186位社会学 (Kindleストア)
- - 7,164位社会学概論
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2014年12月31日に日本でレビュー済み
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8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年10月12日に日本でレビュー済み
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「しなやかな日本列島のつくりかた」新潮社
にて、当初はコンビニに関する書籍を出す予定だったようですが、
コンビニを掘り下げると商店街にいきついたという部分と
震災を通じて、ショッピングモールに比べ、商店街のボランティアを引き寄せる力を見て
コミュニティとしての価値を商店街に見出したということが
この本を書かれるきっかけになったのだと解釈しました。
シャッター通りがいかにして今日のような形で出現したのかを、
商店街の形成過程から分析されています。
社会学から縁遠い者としては、知識をつけるためにはじめの
一歩を出すには良い本かと思われました。
商店街再生のための提案をいくつかされていますが、
実証されたものでは無く、今後の具体例に期待したいところです。
にて、当初はコンビニに関する書籍を出す予定だったようですが、
コンビニを掘り下げると商店街にいきついたという部分と
震災を通じて、ショッピングモールに比べ、商店街のボランティアを引き寄せる力を見て
コミュニティとしての価値を商店街に見出したということが
この本を書かれるきっかけになったのだと解釈しました。
シャッター通りがいかにして今日のような形で出現したのかを、
商店街の形成過程から分析されています。
社会学から縁遠い者としては、知識をつけるためにはじめの
一歩を出すには良い本かと思われました。
商店街再生のための提案をいくつかされていますが、
実証されたものでは無く、今後の具体例に期待したいところです。
2016年5月5日に日本でレビュー済み
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「商店街は20世紀初頭に発明されたもの」だと筆者は言う。二つの大戦、農地改革、日米経済摩擦、プラザ合意、バブル崩壊、財政投融資、小泉・竹中改革、商店街の栄枯盛衰が時々の政治・社会情勢を反映したものであることを納得させてくれる。
特に、年金改革、大店法、公共投資による地方の道路整備、事業承継問題が絡まり合って商店街崩壊している過程の分析(4章)は見事である。
あとがきで、酒屋の子として生まれ、両親の働く姿や住環境を嫌悪し、給与生活者となったものの・・・、との叙述は、小売業だけではない戦中戦後世代とその後の世代との断層をしみじみと実感させるもので感慨深い。
特に、年金改革、大店法、公共投資による地方の道路整備、事業承継問題が絡まり合って商店街崩壊している過程の分析(4章)は見事である。
あとがきで、酒屋の子として生まれ、両親の働く姿や住環境を嫌悪し、給与生活者となったものの・・・、との叙述は、小売業だけではない戦中戦後世代とその後の世代との断層をしみじみと実感させるもので感慨深い。
2012年7月14日に日本でレビュー済み
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昭和37年の「商店街振興組合法」成立にいたるまでの、新聞や文献などに現われた商店街に関する動きについて、とても細かく拾い上げられているように思います。
ただ、文献に現われた「上澄み」の部分だけで語られているような、一種の「隔靴掻痒」の感は否めません。
特に、戦間期の都市流入民=零細小売商=現在の商店街の構成実体 という風に、単純化して語られていることについては、違和感を覚えます。
また店舗規制が、酒・コメ・たばこなどの規制業種から一般化して語られていることについてもどうなのかなと思います。(著者自身が酒屋の息子として実感したのでしょうけど)
むしろ実際には、全盛時の商店街を支えたのは、そうした規制の外の生鮮食品や衣料品、日用品などの商人だし、飲食や理美容なども資格要件等はあっても店舗開設について「規制」があったわけではありません。
最終章で「ゾーニング規制」について触れられていますが、実際には本当のゾーニング規制は平成18年の改定まちづくり三法での都市計画法改正によってようやく初めて実現したといえるものです。それ以前の大店法による「調整」は、都市計画的なゾーニング規制ではなくて、その地域の商業床の総量をテーマにした「談合」であったと言うべきではないかと思います。
ともかくこの著書の価値は、「商店街」というものが一つの時代に呼応した歴史的存在であるということを示した点ではないかと思います。企業正社員と専業主婦が生活者の主流となっていく時代に成長し、自らの家族を含めて生活者の形が変わる中で苦境に立たされている存在であること。
今後、その存在意義をどのようなところに見いだしていくべきなのかは、簡単に答えが出るとも思えませんが、示唆に富む著書であるとは言えるのではないでしょうか。
ただ、文献に現われた「上澄み」の部分だけで語られているような、一種の「隔靴掻痒」の感は否めません。
特に、戦間期の都市流入民=零細小売商=現在の商店街の構成実体 という風に、単純化して語られていることについては、違和感を覚えます。
また店舗規制が、酒・コメ・たばこなどの規制業種から一般化して語られていることについてもどうなのかなと思います。(著者自身が酒屋の息子として実感したのでしょうけど)
むしろ実際には、全盛時の商店街を支えたのは、そうした規制の外の生鮮食品や衣料品、日用品などの商人だし、飲食や理美容なども資格要件等はあっても店舗開設について「規制」があったわけではありません。
最終章で「ゾーニング規制」について触れられていますが、実際には本当のゾーニング規制は平成18年の改定まちづくり三法での都市計画法改正によってようやく初めて実現したといえるものです。それ以前の大店法による「調整」は、都市計画的なゾーニング規制ではなくて、その地域の商業床の総量をテーマにした「談合」であったと言うべきではないかと思います。
ともかくこの著書の価値は、「商店街」というものが一つの時代に呼応した歴史的存在であるということを示した点ではないかと思います。企業正社員と専業主婦が生活者の主流となっていく時代に成長し、自らの家族を含めて生活者の形が変わる中で苦境に立たされている存在であること。
今後、その存在意義をどのようなところに見いだしていくべきなのかは、簡単に答えが出るとも思えませんが、示唆に富む著書であるとは言えるのではないでしょうか。
2012年8月11日に日本でレビュー済み
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商店街の成り立ちを歴史的経緯に基づいて詳しく解説してくれています。
確かに中心市街地にある商店街と住宅地にある商店街では、その期待される役割も異なりますが、いずれも現在ではシャッター通りとなっているケースが多いようです。中心市街地の商店街は「横の百貨店」として個々の商店が専門的で個性的な営業を展開していけば、そしてそうした店舗が連なっていれば、遠くからでも人は訪れてくるのでしょうが、私の住む街の中心部にある商店街も、すぐそばにだれもが知っている超有名な観光地があるにもかかわらず、商店街にはあまり人が流れていきません。
本書では明確な解決策は示してくれていませんが、いくつかのヒントは示してくれています。郊外ばかりでなく、中心市街地にもイオン等大型ショッピングセンターが出店してきている現在、商店街出店者全員の意思統一と意識改革が必須となります。
確かに中心市街地にある商店街と住宅地にある商店街では、その期待される役割も異なりますが、いずれも現在ではシャッター通りとなっているケースが多いようです。中心市街地の商店街は「横の百貨店」として個々の商店が専門的で個性的な営業を展開していけば、そしてそうした店舗が連なっていれば、遠くからでも人は訪れてくるのでしょうが、私の住む街の中心部にある商店街も、すぐそばにだれもが知っている超有名な観光地があるにもかかわらず、商店街にはあまり人が流れていきません。
本書では明確な解決策は示してくれていませんが、いくつかのヒントは示してくれています。郊外ばかりでなく、中心市街地にもイオン等大型ショッピングセンターが出店してきている現在、商店街出店者全員の意思統一と意識改革が必須となります。






