グリム童話をメインにすえ、様々な人々の心情を現代に住む私たちにもわかりやすいように描いた作品です。
自分は最初の「唄う骨」と「灰かぶり姫は誰だ」が、大好きです。
両極端な作品ではありますが、ともに原著同様の味わい深さと戸田さん流のアレンジが効いていて、何度も読み返してしまいました。
オススメの著作です。ウェブ時代から知ってますが、すばらしい才能を持った方ですね
唄う骨 (Bunkasha comics) (日本語) コミック – 2005/7/29
戸田 誠二
(著)
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本の長さ142ページ
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言語日本語
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出版社ぶんか社
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発売日2005/7/29
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ISBN-104821181746
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ISBN-13978-4821181742
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カスタマーレビュー
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2005年9月9日に日本でレビュー済み
世界各地の昔話や伝統芸能を元に作られた「化けの皮」と同時に発売された本作には、グリム童話を元にした5作が収録されています。
本作の収録作から私が感じたことは、人間は「愛しさ」という感情を、「我欲」により簡単に「憎しみ」という感情に変えてしまうということです。
そのような人間の性の切なさを、戸田誠二先生が様々な「涙」で繊細に表現しています。
私はこの作品や「化けの皮」を読んだことで初めて、「涙」は人間の喜怒哀楽という全て感情を表すことのができるということに気が付きました。
本作の収録作から私が感じたことは、人間は「愛しさ」という感情を、「我欲」により簡単に「憎しみ」という感情に変えてしまうということです。
そのような人間の性の切なさを、戸田誠二先生が様々な「涙」で繊細に表現しています。
私はこの作品や「化けの皮」を読んだことで初めて、「涙」は人間の喜怒哀楽という全て感情を表すことのができるということに気が付きました。
2005年8月3日に日本でレビュー済み
「グリム童話から広がる、哀しみとヒューマニズムの珠玉寓話たち」
よく知った筈のグリム童話の数編が、作者独自の視点で新しく語られ直されています。
昔話は登場人物の「行動」のみが語られますが、この作品ではその「感情」が丁寧に描かれています。
彼らの抱える葛藤や苦しみ、愛情に強い共感を覚え、一気に読まされました。
胸に迫るものがある、とても面白い作品集です。
よく知った筈のグリム童話の数編が、作者独自の視点で新しく語られ直されています。
昔話は登場人物の「行動」のみが語られますが、この作品ではその「感情」が丁寧に描かれています。
彼らの抱える葛藤や苦しみ、愛情に強い共感を覚え、一気に読まされました。
胸に迫るものがある、とても面白い作品集です。