２巻に入って、お味噌汁だけから手作り弁当など色々と幅が広がってきます。
１巻では語られなかった｢お父さん｣との関係も｢お味噌汁｣を通して語られます。
主人公の善くんも、｢いい意味で｣中学生という年齢以上の｢男らしさ｣を垣間見せたり、
ヒロインの八重ちゃんは、まだ｢恋愛｣がはっきりと分からない曖昧な善くんへの愛情が、かわいいです。
｢からかい上手の高木さん｣の著者 山本崇一朗先生もそうですが、この作者さんも、
少年・少女から、大人へと移りゆく思春期特有の心理描写が絶妙に表現されていて、その繊細さに素直に脱帽します。
また、お味噌汁や、ご飯にまつわるうんちくも豊富で、本当に素晴らしい1冊です！
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