絵が綺麗で全体的な雰囲気も良く、ストーリーも意表をついていて面白かったです。登場人物の直接的な心理描写は少ないですが、ちょっとした仕草や微妙な表情の変化が巧みに描かれていて、読み取りやすいです。
設定は複雑です。漫画なのでつきつめて考えず、「ふーん」と流すくらいがちょうどよいと思います。
ただ、設定に比べると終わり方がやや尻すぼみというか、やけにあっさり終わっちゃったな〜という感じ。
面白くてもっと続きを読みたいからそう感じたのかもしれませんね。
ひとつひとつの台詞を真剣に追っていったせいか、たった一冊とは思えないボリュームでした。
少し高かったけど買って良かったと思わせてくれる漫画です。
迷ってる方は購入されてみては。
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向日性のとびら (花音コミックス) Kindle版
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言語日本語
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出版社芳文社
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発売日2009/2/28
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ファイルサイズ138470 KB
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登録情報
- ASIN : B00CA080CS
- 出版社 : 芳文社 (2009/2/28)
- 発売日 : 2009/2/28
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 138470 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 215ページ
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 7,062位ボーイズラブコミックス
- - 9,732位ボーイズラブマンガ
- - 120,391位Kindle マンガ
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2014年10月17日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2012年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近未来SFという裏表紙の解説のせいで忌避していたのですが
全然近未来じゃない。普通に現代でも起こりそうな裏世界をめぐる物語。
とにかく絵柄も雰囲気も間合いもスタイリッシュ。
そして物語の構成が一筋縄ではいかない。
他の方が書いておられるように、
若干詰め込みすぎな要素はありますが
易きに流れず物語を構築しようとする
作者の方の強い意志と意欲に感服するばかりです。
舞台はパリ。
亡兄の養子カイと同居をはじめた、内装デザイナーのシス。
カイが寂しさのせいか、夜毎シスのベッドにもぐりこんでくること、
学校をさぼってカイが時々危ないバイトに手を出しているらしいこと、
このくだりまでは、普通のBL漫画なのかなあと思っていました。
でも中盤から急展開。
いつも家に出入りしていた、プータロー風情の情報屋ジンは何者なのか。
カイが手を出していたアルバイトは何だったのか。
シスの顧客とカイは何か関係があるのか。
カイはなぜ自分のところにやってきたのか。
兄はなぜカイを養子にしていたのか。
自分は、なぜ兄と離れてくらしているのか。
始めに「思いこんでいた」登場人物の背景が二転三転し
気持ちよく裏切られつづけ、どんどん物語に引き込まれていきます。
本当に骨太。
ネタばれになるので詳しくは書けませんが
つるりっと流れる予定調和なBL漫画とは一味もふた味も違う。
難解なことには変わりないですが、読後の充実感は相当なものです。
最後、シスとカイが亡き兄の想いに触れたとき
読者の私たちも心をぎゅっと掴まれるはずです。
全然近未来じゃない。普通に現代でも起こりそうな裏世界をめぐる物語。
とにかく絵柄も雰囲気も間合いもスタイリッシュ。
そして物語の構成が一筋縄ではいかない。
他の方が書いておられるように、
若干詰め込みすぎな要素はありますが
易きに流れず物語を構築しようとする
作者の方の強い意志と意欲に感服するばかりです。
舞台はパリ。
亡兄の養子カイと同居をはじめた、内装デザイナーのシス。
カイが寂しさのせいか、夜毎シスのベッドにもぐりこんでくること、
学校をさぼってカイが時々危ないバイトに手を出しているらしいこと、
このくだりまでは、普通のBL漫画なのかなあと思っていました。
でも中盤から急展開。
いつも家に出入りしていた、プータロー風情の情報屋ジンは何者なのか。
カイが手を出していたアルバイトは何だったのか。
シスの顧客とカイは何か関係があるのか。
カイはなぜ自分のところにやってきたのか。
兄はなぜカイを養子にしていたのか。
自分は、なぜ兄と離れてくらしているのか。
始めに「思いこんでいた」登場人物の背景が二転三転し
気持ちよく裏切られつづけ、どんどん物語に引き込まれていきます。
本当に骨太。
ネタばれになるので詳しくは書けませんが
つるりっと流れる予定調和なBL漫画とは一味もふた味も違う。
難解なことには変わりないですが、読後の充実感は相当なものです。
最後、シスとカイが亡き兄の想いに触れたとき
読者の私たちも心をぎゅっと掴まれるはずです。
2009年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある日シス(主人公の攻)の元に、10年も連絡を取っていなかった兄が亡くなったと
電話が入ります。兄には養子がおり、シスの元を尋ねて来るのですが、
訪れたのは、兄と不釣合いな、17歳のきれいな男の子・カイ(受)。
住み始めてしばらくすると、カイは夜中にシスのベッドに潜り込んで、
眠ってしまうようになります。それは小さいころからの『癖』なのですが、
それが癖になってしまった要因と、シスの過去が深く関わっています。
身体の関係など無く、ただ一緒に眠るだけ。
しかし、その状態をシスの彼女に目撃され誤解→彼女からさっくり別れを告げられます。
自分にとってカイの存在とは何か?シスが考え始めたころ、
普通の学生だと思っていたカイが、妙な行動を取っていることを人伝手に知った辺りから、
話は急速に、思いも寄らない方向に進んでいきます。
外国が舞台なこともあり、絵と話と雰囲気が映画っぽかったです。
話も入り組んでいくので、ところどころ分りづらいところもありましたが、
読み返せば理解できる程度ですし、描かれていない行間を読み解いていく感じが、
また、この話(設定)と合っていて良いかと思います。
電話が入ります。兄には養子がおり、シスの元を尋ねて来るのですが、
訪れたのは、兄と不釣合いな、17歳のきれいな男の子・カイ(受)。
住み始めてしばらくすると、カイは夜中にシスのベッドに潜り込んで、
眠ってしまうようになります。それは小さいころからの『癖』なのですが、
それが癖になってしまった要因と、シスの過去が深く関わっています。
身体の関係など無く、ただ一緒に眠るだけ。
しかし、その状態をシスの彼女に目撃され誤解→彼女からさっくり別れを告げられます。
自分にとってカイの存在とは何か?シスが考え始めたころ、
普通の学生だと思っていたカイが、妙な行動を取っていることを人伝手に知った辺りから、
話は急速に、思いも寄らない方向に進んでいきます。
外国が舞台なこともあり、絵と話と雰囲気が映画っぽかったです。
話も入り組んでいくので、ところどころ分りづらいところもありましたが、
読み返せば理解できる程度ですし、描かれていない行間を読み解いていく感じが、
また、この話(設定)と合っていて良いかと思います。
2009年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
独特の空気感があり、繰り返し読む度に面白みを増す作品を描く方だと思います。
他作品もお薦めです。
スパイ戦等の要素を無理なく入れつつ、ちゃんとシスとカイ二人の恋愛の軌跡が描かれています。
設定からバナナフィッシュや夜叉、モンスターあたりを少し彷彿とさせますが、雰囲気は違いますし一冊でこれだけの内容をきれいに収めてあるのは素晴らしいと思います。
頁数の制約でかなり詰め込んだ所があるものの伏線もほぼ回収してるようですし、モノローグやセリフを多用した頁とそうでない頁の使い分けがうまく話はわかりやすいと思います。
制約なく描かれた作品で読み直したい気もしたので星4ですが、一冊だから勢いがあっていいのかな。
ああでもエーリヒやFBIの二人、ジンとマリの話や、その他省いた部分のエピソード等は是非読んでみたいです。
冒頭二人の出逢いでのカイの心情を思うと泣けました。
他作品もお薦めです。
スパイ戦等の要素を無理なく入れつつ、ちゃんとシスとカイ二人の恋愛の軌跡が描かれています。
設定からバナナフィッシュや夜叉、モンスターあたりを少し彷彿とさせますが、雰囲気は違いますし一冊でこれだけの内容をきれいに収めてあるのは素晴らしいと思います。
頁数の制約でかなり詰め込んだ所があるものの伏線もほぼ回収してるようですし、モノローグやセリフを多用した頁とそうでない頁の使い分けがうまく話はわかりやすいと思います。
制約なく描かれた作品で読み直したい気もしたので星4ですが、一冊だから勢いがあっていいのかな。
ああでもエーリヒやFBIの二人、ジンとマリの話や、その他省いた部分のエピソード等は是非読んでみたいです。
冒頭二人の出逢いでのカイの心情を思うと泣けました。
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