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史上最大の発明アルゴリズム―現代社会を造りあげた根本原理 (日本語) 単行本 – 2001/12/1

5つ星のうち3.5 12個の評価

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商品の説明

商品説明

   本書は、論理学の解説書であり、発達史であり、伝記であり、そして物語である。本書の根幹をなすのは、論理学の萌芽からニューラルネットワーク、P=NP問題、DNAに至るまでの歴史である。その最初は細く、やがて大河となる歴史の中に、ライプニッツ、ペアノ、フレーゲ、カントル、ヒルベルト、ゲーデル、チャーチ、ポスト、テューリング、シャノンといった数学者、思想家たちがエピソードとして現れては消えて行く。

   大学で哲学と論理学の教鞭をとった著者、デイヴィッド・バーリンスキは、過去のロジックを語っていくうえで極めて感覚的な手法を採っている。情景描写、数式、学者たちのエピソード、言葉遊びや文学のパロディ、ソースプログラム、著者によるフィクションが、交互に、または唐突に現れる。それは、論理式に肉体を持たせるためでもあり、またときとして、理解を拒んでいるかのような印象を受けるときもある。まるでストーリーを拡散させることで、考えるよりも感じることに読者の主眼を移しているかのようである。

   しかし、その不思議な体裁の根幹にあるのは、1つは論理学と、論理学を愛していた人々への愛である。フレーゲの精神的な暗部と晩年や、ポストの家族写真についての描写等で見せる著者の表現力は、本書がまるで叙事詩であるかのような厚みを持たせている。その一方で、論理学が人間や自然の営みの中から普遍的な公理を生み出してきたことを考えると、さまざまな表現を用いることで、その中に共通の普遍的な真理を描き出そうとする二重の試みがあった気がしてならない。

   独立分詞構文がふんだんに用いられる原書自体の難しさもあり、慣れるまでは読みにくいところもあるだろう。しかし、行きつ戻りつ読み進むにつれ、知的探求心を満足させてくれることは間違いない。週末にでも、時間をかけてあせらずにゆっくりと、著者の謎かけを解き明かしていくのが正しい読み方だろう。そして、その価値は十分にある。(大脇太一)

メディア掲載レビューほか

史上最大の発明アルゴリズム 現代社会を造りあげた根本原理
 読み応えのある「奇書」だ。傑作かどうかは評価が分かれるだろうが意欲作であることは間違いない。

 アルゴリズムとは「ある型のすべての問題を解く、有限個の操作からなる手続き」(あとがきから)である。パソコンの画面に文字や映像を表示するのも、ゲームの敵キャラがこちらの動きを読むような動きをするのも、すべて背後ではアルゴリズムが動いている。

 著者は、なにもアルゴリズムはコンピューターの中で動いているだけではないとする。我々が日常でさまざまな問題を解決していくことも、さらには生物が多種多様な手段で生き残りを図ることも、すべてその背後にはアルゴリズムが存在する。だから、アルゴリズムこそは世界を理解する鍵であり、アルゴリズムを意識し、数学と論理学の言葉で定式化したことは微積分に匹敵する発明だったのだと主張する。

 ここまででも十分独創的だが、それを記述する本書のスタイルも劣らずユニークだ。数学的な記述の間には、ライプニッツからゲーデル、チューリングに至る数学者達の歴史的業績が物語の形で挟まる。さらには寓話や引用、ついには著者自身らしい「私」が登場する私小説的な断章まで登場する。アルゴリズムという数学の成果を、ボルヘスのような超リアリズム小説の手法でノンフィクション化した――という印象だが、そのような凝りに凝った構成が散漫にならずに、アルゴリズムを主題にした連作短編のように読み通せる配慮が感じられる。

 だから、むしろ本書は「数学は苦手」という人にこそお薦めかもしれない。小説を楽しむつもりで読み進めれば、最後にはアルゴリズムの概念をなんとはなしでも、理解できるようになるだろう。

(ノンフィクションライター 松浦 晋也)
(日経パソコン 2002/03/04 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画


登録情報

  • 出版社 : 早川書房 (2001/12/1)
  • 発売日 : 2001/12/1
  • 言語 : 日本語
  • 単行本 : 393ページ
  • ISBN-10 : 4152083824
  • ISBN-13 : 978-4152083821
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.5 12個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年11月11日に日本でレビュー済み
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2016年9月3日に日本でレビュー済み
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2015年5月7日に日本でレビュー済み
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2009年10月23日に日本でレビュー済み
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