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古都 (新潮文庫) 文庫 – 1968/8/27

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商品の説明

内容紹介

捨子ではあったが京の商家の一人娘として美しく成長した千重子は、祇園祭の夜、自分に瓜二つの村娘苗子に出逢い、胸が騒いだ。二人はふたごだった。互いにひかれあい、懐かしみあいながらも永すぎた環境の違いから一緒には暮すことができない……。古都の深い面影、移ろう四季の景物の中に由緒ある史蹟のかずかずを織り込み、流麗な筆致で描く美しい長編小説。

内容(「BOOK」データベースより)

捨子ではあったが京の商家の一人娘として美しく成長した千重子は、祇園祭の夜、自分に瓜二つの村娘苗子に出逢い、胸が騒いだ。二人はふたごだった。互いにひかれあい、懐かしみあいながらも永すぎた環境の違いから一緒には暮すことができない…。古都の深い面影、移ろう四季の景物の中に由緒ある史蹟のかずかずを織り込み、流麗な筆致で描く美しい長編小説。

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登録情報

  • 文庫: 278ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1968/8/27)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101001219
  • ISBN-13: 978-4101001210
  • 発売日: 1968/8/27
  • 梱包サイズ: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 36件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 13,842位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 yuzu 投稿日 2017/4/5
形式: Kindle版 Amazonで購入
川端康成氏の作品というだけで難解な感じがして避けてました。が、上戸彩さんの古都のドラマがよかったので読んでみました。
優しい美しい京都の町の描写に癒されました。
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形式: 文庫 Amazonで購入
映画を観て原作を読みたくなり注文。映画とはかな〜り違いました。どっちが好きかは好みですけど…。
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形式: 文庫
大げさですが、過去にこれ程美しい小説は読んだことありません。

京都の文化と共に、北山杉に代表される京都古来の美しさを
ふんだんに織り込まれた川端文学最高峰と言えます。

また、「雪国」のような難解な文章ではなく、ストレスなく読めるような作品です。
初期のものとは違い、川端先生が明らかに成長されていることが分かる作品です。
ぜひ皆さんにお薦めしたい。
(逆に刺激を求めるような読者には物足りないが)

そして主人公の千重子や一卵性双生児と思われる苗子(物語では
実は双子と断定出来ないが)、義理の両親 佐田太吉郎としげ、
幼馴染の真一とその兄 竜助、織屋の大友宗助と長男 秀男、
その他どの登場人物をとっても悪役やいけずな人も登場しません。
お互い考え方の違いもあるが、尊敬しあったり、謙虚な部分があったり、
オール京都弁と言うこともあり、物語は柔らかくゆっくりしたペースで進んでいきます。

幼い頃捨てられた千重子が偶然瓜二つの苗子に偶然出会い、生き別れた
姉妹であることを義理の両親や関係者に告白しても、最初は驚くが
その後は皆 寛容的であり、逆に佐田太吉郎は自分の娘として苗子を
引き取りたい
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投稿者 suzumibachi 投稿日 2005/5/20
形式: 文庫
双子の美しい姉妹が、祭で再会したのを機に親交を深めてゆくが、
過ぎ去った日を取り戻すことはできない…という物語。
何かの本で、この作品を「京都ラブストーリー」と言っていましたが、
そんな単純な話ではないと思います。
運命は変えられるが、宿命は変えることができない…これが、
『古都』を読んだ時の率直な感想です。
川端康成の作品を読むと、日本語の美しさに改めて気付かされます。
淡々としているのに、しみじみと染み入るような美しさ。
気が付くと、涙があふれてきます。
そして、登場人物の周りでさまざまな表情を見せる、京都の名所。
千恵子・苗子だけではなく、京都そのものが主人公であるかのように思えるのは、川端氏のなせる業。
日本語でなければ、この美しさは実感できないと思います。
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投稿者 ヤキソバ 殿堂入りレビュアー 投稿日 2006/11/7
形式: 文庫
著者自身のあとがきで、この作品は、睡眠薬に酔って、

うつつな有様で書いた「異常な所産」と記している。

しかし、私は全くそうは思わない。

異質性からみると、著者の「眠れる美女」があげられ、

「古都」は、川端文学の神髄に酔える、王道的作品だと思う。

千重子が実は苗子と双子であるが故の、秀男との悲恋、

それから、京都の年中行事が美しく描かれている。

確かに「雪国」などに比べて、文章に微妙な「揺れ」を感じるが、

それが、そのまま登場人物の心の揺れにもつながり、

作品としての完成度を高めているとも言える。

何より、京都情緒に満ちていて、それらの表現が美そのものだ。

そして、物語の結末は美しくも哀しい。

川端文学の中で、私の特に好きな作品だ。
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形式: 文庫 Amazonで購入
まるで新本のように綺麗でした。表紙も汚れもなく、日本の文庫本の質の高さを感じます。
印刷技術も最高ですね。
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形式: 文庫
今となっては残っているのかどうかわからないが、かつてはこのような美しい「日本」が実在したのかもしれない。
今は町に原色の看板があふれ、町並みを考えないグロテスクな建築が増え、人々の心もグローバライゼーションの競争の渦の中で消耗し、自分さえ良ければという狭量な考え方をする人たちが徐々に増えてきているように思う。
でも、やはり、物事の美しさは心の中にいつくしみ育てることが出来るのだと信じたい。
「古都」のような文学にたしなむのもその手段の一つだろう。
でも、もしかしたら川端康成がこの小説を書いたときは既に美しい日本が崩れていて、その悲しさからこうした作品を生み出そうとしたのかもしれない。
となると、ますます今の状況に嘆くばかりではなく、自分自身で美しさというものを生み出していくだけの貢献を何かの形で実践したいという気にもなるのである。
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