古代生物に興味があり、この本を知ったのですが、先に作者のホームページの内容を見てこれなら…と期待して買ってみたものの、各生物の紹介文章やイラストは何じゃこりゃ?と思えるものでした。内容紹介の文面は紹介用と思ってたのも思い違いでした。
問題は全体的な並びが時系列なのに、それぞれの塊内はバラバラな点。エディアカラ紀(昔風に書くと先カンブリア紀)の生物がカンブリア紀の後だったり混乱を招きます。アランダスピスの説明も知る限り最古の魚となってるはずなのに、「かつては最古の魚」と書かれてます。なら最古の魚は何だろう?って思いますが記述がないです。
中にはフィクションの生物が描かれてたりしますが、それは愛嬌として良いと思います。しかし、説明が不真面目であり、並びもぐちゃぐちゃ故に使い物にならん一冊に思いました。それでも、イラスト的な価値、こんな生物が居たのか(フィクションは除いて)…と参考程度に見るには良いと思います。いい素材なのに非常に惜しいと思いました。
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古世界の住人 単行本 – 2005/8/30
はるか5億年以上前の地球「カンブリア紀」からまだ見ぬ未来まで。
実在したことすら驚きをおぼえる「珍しい」生きものたちが、個性
あふれるキャラクターで自己紹介をします。
誰も目にしたことがない古代生物の生きたあかし(=化石)から
骨格や筋肉を予測して書き下ろしたイラストも必見。一度見たら
忘れられないユニークないきものたちが、私たちの進化と地球環
境の変化をに気づかせてくれます。
実在したことすら驚きをおぼえる「珍しい」生きものたちが、個性
あふれるキャラクターで自己紹介をします。
誰も目にしたことがない古代生物の生きたあかし(=化石)から
骨格や筋肉を予測して書き下ろしたイラストも必見。一度見たら
忘れられないユニークないきものたちが、私たちの進化と地球環
境の変化をに気づかせてくれます。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社アメーバブックス
- 発売日2005/8/30
- ISBN-104344990137
- ISBN-13978-4344990135
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「わてキステケファルスや。えらいおもろい姿やろ?笑うてくれてかまいまへんで。頭骨は幅広くてな、体は平らや」ハマグリが歩き出す?タコが空を飛ぶ??ヘビがおしゃべりをする!?コマネチカリス、シュリケンダコ、アルキハマグリ、コギャルマンモス、チーテイーグル…。時空を超えて蘇る、“珍キャラ”大集合。古生物の魅力にとりつかれた著者が書き下ろした、はるか5億年前~未来の「珍しい」生き物たちのイラスト集。一度見たら忘れられないユニークな生きものたちが、自らの生態を語る。楽しみながら読み進めるうちに、進化と地球環境の変化に気づかせてくれる一冊。
著者について
古代生物の魅力にとりつかれ、時代と地域別にさまざまな生物を収録した
Webサイトを開設。情報量とリアルでオリジナリティのあるイラストが
自然動物愛好家の間で口コミで広がり、人気サイトとなる。
Webサイトを開設。情報量とリアルでオリジナリティのあるイラストが
自然動物愛好家の間で口コミで広がり、人気サイトとなる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
川崎/悟司
1973年7月19日生まれ。古代生物の魅力にとりつかれ、時代と地域別にさまざまな生物を収録したWebサイト「古世界の住人」を2001年に開設。情報量とリアルでオリジナリティのあるイラストが自然動物愛好家の間に口コミで広がり、人気サイトとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1973年7月19日生まれ。古代生物の魅力にとりつかれ、時代と地域別にさまざまな生物を収録したWebサイト「古世界の住人」を2001年に開設。情報量とリアルでオリジナリティのあるイラストが自然動物愛好家の間に口コミで広がり、人気サイトとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : アメーバブックス (2005/8/30)
- 発売日 : 2005/8/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 280ページ
- ISBN-10 : 4344990137
- ISBN-13 : 978-4344990135
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,069,389位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 2,562位サブカルチャー一般の本
- - 13,229位生物・バイオテクノロジー (本)
- - 42,316位社会学概論
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
5つ星のうち2.6
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年10月3日に日本でレビュー済み
早川氏の「へんないきもの」が当たって以来、「見開き珍奇生物絵本」が続々と出ている。深海生物、顔面博覧会などいろいろ見ていると面白いが、まさに玉石混淆、そしてこの本は石の方だ。この手の本にあまり科学的厳密性を求める必要はないと思うが、程度問題。原生代のエディアカラ紀と古生代のカンブリア紀の生物をごっちゃにして(しかも最初に出てくるのはカンブリア紀の方)紹介するのは、無知か無茶。エディアカラ紀の生物は、以後の生物と関連をもたない絶滅生物群(ヴェンド生物界)に属するという説も強く、この扱いはどう考えてもおかしい。さらにこの本を古生物の魅力から遠ざけているのは、未来生物だのなんだのという架空生物たちである。実際に存在した絶滅動物たちの方が、コマネチを弄ったようなものたちよりデザイン的にも遥かに魅力的なのに、却って古生物のイラストの良さを減殺している。この本を見て古生物に興味をもったら、さっさと他の本に移った方が吉。