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古いメディアが新しかった時―19世紀末社会と電気テクノロジー (日本語) 単行本 – 2003/9/1

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商品の説明

出版社からのコメント

◆百年以上前のニューメディア騒動!?◆
マクルーハンがいうとおり、メディアは私たちの慣習や感受性を大きく変えていきます。そのことをリアルに体感させてくれるのが本書です。時代は、電信、電 話、ラジオが次々に実用化され始めた「電気の時代」19世紀後半、当時の「ニューメデ ィア」がどんな騒動を引き起こしたか、さまざまなエピソードを新聞・雑誌の記事から丹 念に拾い集めて、メディアが私たちの行動や心性のあり方を根本から揺り動かしてゆくさ まをアリアリと描き出します。学術書でありながら、「電子の時代」を生きる私たちが身 につまされる、迫真的な面白さに満ちた読みものとなっています。

◆目 次◆
序章
第一章 専門家を発明する‐社会的通貨としての技術リテラシー

電気技術のテクスト共同体/インサイダーとアウトサイダー/力ないものに烙印する/電気によるごまかしと権威/ 高等科学と高級文化
第二章 共同体と階級秩序‐家庭と地域における変化
コミュニケーション・ネットワークとしての家庭と家族/緊張感と信頼感
第三章 身体としての電気‐競合する権威と電気的時空
身体的な経験という権威/電気的に変貌する身体

第四章 眩惑される大衆‐メディア・スペクタクルの起源
拡張された対話/拡張されたス ペクタクル/公的な明かりと私的な明かり
第5章 空間・時間・差異の制圧‐文化的均 質化の実験
メディアの自己中心的宇宙/未来を実現する
おわりに
注・索引
原題:When Old Technologies Were New-Thinking About Communication in the Late Nineteenth Century,1988

◆本文一部◆

もしも、新しいコミュニケーション装置が、十九 世紀末における諸々の社会的領土を方向づける 媒介的な役割を果たしていたとするならば、そのような社会的領土のために構築された地図のいくつかが見せかけの構築物であった ことも、二十世紀にはさまざまな人びとが暴露しようとしてきたところである。とはいえ 、十九世紀のエンジニアたちが二十世紀のフェミニストや人権運動の闘士となることに失 敗したからといって、彼らを非難することは無意味である。その反面、十九世紀の電気の 専門家たちや彼らの周りにいた公衆が、いかにして彼ら自身が望ましいと考えた社会的世 界を十九世紀末のテクノロジーの上に投射していたのか、そしてまたどのような正当化の 機制や怖れの感覚が、そのような投射を動機づけていたのかについて理解することは有益 かもしれない。二十世紀のメディアに至る道を用意したもともとのァ?ミュニケーション技術は、社会的な階層構造を、枠組みとして維持するために組みたてられていたことに留意 することも重要である。そしてこの階層的枠組みが、現代における持続的な挑戦を呼び起 こしたのである。他の何にもまして、このような挑戦にこそ、われわれの時代が十九世紀 とは大きく変化してきたことを測る尺度が存在するのである。

内容(「BOOK」データベースより)

19世紀後半の「電気の時代」、人々がテクノロジーに抱いた夢とは?電灯、電信、電話、ラジオなどの“新しい”メディアをめぐる騒動とその意外な使われ方のなかに、現代のニューメディア状況を逆照射する。

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2003年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
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