要約するとカウンターカルチャーとは、世の中において自分を束縛する全てもモノに対して反逆するという文化を意味するが、カウンターカルチャーを「Cool!」と感じている人たちは、他の人々から自分自身を差別化するために、服装などのライフスタイルに投資するので、結局は消費文化に束縛されている、ということ。
500ページにわたり、マルクスの資本主義批判から、映画、旅行、食文化、宗教、ファッションなど幅広く取り上げて、何が人々をラディカルに見せるために夢中にさせているのかを解き明かそうとしていますが、翻訳のせいもあるのか、話がわかりにくくて冗長で、断片的で散文的なので、あまりおススメしません。
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反逆の神話:カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか 単行本(ソフトカバー) – 2014/9/24
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カウンターカルチャーは、本当に社会を変えられるのか?
消費社会への批判と、その影響を受けた運動は、現実に問題を解決してきたか。資本主義に根ざす現代社会は様々な問題を抱えているとはいえ、それを根こそぎ否定してしまうことに問題解決の道はない。人びとの協力を引き出すために具体的な制度・ルールの設計こそが求められている。異色の哲学者ヒースとポッターのコンビが、カウンターカルチャーの矛盾を徹底的に暴く。
消費社会への批判と、その影響を受けた運動は、現実に問題を解決してきたか。資本主義に根ざす現代社会は様々な問題を抱えているとはいえ、それを根こそぎ否定してしまうことに問題解決の道はない。人びとの協力を引き出すために具体的な制度・ルールの設計こそが求められている。異色の哲学者ヒースとポッターのコンビが、カウンターカルチャーの矛盾を徹底的に暴く。
- 本の長さ433ページ
- 言語日本語
- 出版社NTT出版
- 発売日2014/9/24
- ISBN-104757143206
- ISBN-13978-4757143203
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商品の説明
著者について
【著者】
ジョセフ・ヒース:1967年、カナダ生まれ。哲学者、トロント大学教授。
著書に『ルールに従う』『資本主義が嫌いな人のための経済学』(ともにNTT出版)などがある。
アンドルー・ポター:1970年、カナダ生まれ。コラムニスト・編集者。
【訳者】
栗原百代(くりはら・ももよ):翻訳家。
訳書に『資本主義が嫌いな人のための経済学』(NTT出版)などがある。
ジョセフ・ヒース:1967年、カナダ生まれ。哲学者、トロント大学教授。
著書に『ルールに従う』『資本主義が嫌いな人のための経済学』(ともにNTT出版)などがある。
アンドルー・ポター:1970年、カナダ生まれ。コラムニスト・編集者。
【訳者】
栗原百代(くりはら・ももよ):翻訳家。
訳書に『資本主義が嫌いな人のための経済学』(NTT出版)などがある。
登録情報
- 出版社 : NTT出版 (2014/9/24)
- 発売日 : 2014/9/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 433ページ
- ISBN-10 : 4757143206
- ISBN-13 : 978-4757143203
- Amazon 売れ筋ランキング: - 498,480位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 2,274位消費者問題
- - 3,209位社会一般関連書籍
- - 19,468位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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表紙にあしらわれた、ゲバラの顔とREVOLUTIONの文字がプリントされたTシャツに、ちょっと心惹かれてしまった。
確かにカウンターカルチャーは消費文化ですね。
高橋源一郎の感想を聞きたいと思った。
日本でこういう本を書かせるなら、私は宮台真司が適役だと思います。彼がこういう本を書いたら、買います。
ちなみに原題はTHE REVEL SELLです。邦題は悪くないけど、例えば『造反有利』なんてどうでしょうか。
確かにカウンターカルチャーは消費文化ですね。
高橋源一郎の感想を聞きたいと思った。
日本でこういう本を書かせるなら、私は宮台真司が適役だと思います。彼がこういう本を書いたら、買います。
ちなみに原題はTHE REVEL SELLです。邦題は悪くないけど、例えば『造反有利』なんてどうでしょうか。
2015年2月14日に日本でレビュー済み
2chのステマ騒動や不買運動、祭りや炎上
2chではなく、これらの規模をもっと大きくすればどうなるか
もし、もっと成功率が上がった場合どうなるのか、という事を考えている際にこの本に出会った。
カウンターカルチャーなる文化も全く知らなかったが、そこから詳しく書いてあったので
よく理解することが出来た。
もし、自分が新しいを事をやるときには、消費主義の特徴については大いに警戒する必要がある
現状では消費主義は旧来の体制側に広く取り込まれているからだ
その点についても、消費主義の特徴について細かく書いてあり参考になった。
色々、面白いところがあり、思わずにやける所があり読みやすかった。
2chではなく、これらの規模をもっと大きくすればどうなるか
もし、もっと成功率が上がった場合どうなるのか、という事を考えている際にこの本に出会った。
カウンターカルチャーなる文化も全く知らなかったが、そこから詳しく書いてあったので
よく理解することが出来た。
もし、自分が新しいを事をやるときには、消費主義の特徴については大いに警戒する必要がある
現状では消費主義は旧来の体制側に広く取り込まれているからだ
その点についても、消費主義の特徴について細かく書いてあり参考になった。
色々、面白いところがあり、思わずにやける所があり読みやすかった。
2017年10月15日に日本でレビュー済み
パンクだヒップだインドだエコだと何かにつけ反体制を気取ってきた連中が実は皆、消費主義の補完物でしかなかったことを暴き出す。
序章と結論だけ読めば言いたいことは大体わかるが、具体的事例を挙げていく本文も面白い。でもちょっと長いかな。
「カウンターカルチャーはラディカルな政治思想の土台として、ほぼ完全に、社会主義に取って代わった。だから、カウンターカルチャーは神話に過ぎないのだとしても、それは数知れない政治上の結果をもたらして、莫大な数の人を誤らせた神話である。」
序章と結論だけ読めば言いたいことは大体わかるが、具体的事例を挙げていく本文も面白い。でもちょっと長いかな。
「カウンターカルチャーはラディカルな政治思想の土台として、ほぼ完全に、社会主義に取って代わった。だから、カウンターカルチャーは神話に過ぎないのだとしても、それは数知れない政治上の結果をもたらして、莫大な数の人を誤らせた神話である。」
2014年10月24日に日本でレビュー済み
既刊書『
資本主義が嫌いな人のための経済学
』では、経済的な右派・左派のそれぞれがはまっている誤解を指摘したヒースが、本書では(カウンター・カルチャー的思考を持つ)文化的左派の企ての無益さをクリアに論じています。
基本的な主張は、「部分的に不具合があるからといってシステム自体を放棄していまうのは間違っており、有害ですらある」ということになると思います。ラディカルな左派は、制度改革のような部分的な取り換えは表面的だとし、穏健的左派(?)を批判し制度そのものを否定しようとします。が、実際に生活の改善に役立ってきたし本当に必要なのは、制度の欠陥の補修ということが本書を読んでよく理解できました。
表現を変えれば、「共有地の悲劇」といった集合行為に関する問題を(解決とまではいかなくても)緩和することができるのはルールの存在であり、社会の抑圧から逃れた「健全な精神」ではない、といったところでしょうか。
本書では文明に対するフロイトとホッブズの見方の相違、ボードリヤールやヴェブレンがどのような議論をしているのかもカウンター・カルチャーの文脈に沿って非常に平易に解説されているため、こちらの方でも勉強になりました。
小節で「バーバリーがダサくなった理由」なるものもあり、こなれた訳文のおかげで面白くすらすら読めます。
基本的な主張は、「部分的に不具合があるからといってシステム自体を放棄していまうのは間違っており、有害ですらある」ということになると思います。ラディカルな左派は、制度改革のような部分的な取り換えは表面的だとし、穏健的左派(?)を批判し制度そのものを否定しようとします。が、実際に生活の改善に役立ってきたし本当に必要なのは、制度の欠陥の補修ということが本書を読んでよく理解できました。
表現を変えれば、「共有地の悲劇」といった集合行為に関する問題を(解決とまではいかなくても)緩和することができるのはルールの存在であり、社会の抑圧から逃れた「健全な精神」ではない、といったところでしょうか。
本書では文明に対するフロイトとホッブズの見方の相違、ボードリヤールやヴェブレンがどのような議論をしているのかもカウンター・カルチャーの文脈に沿って非常に平易に解説されているため、こちらの方でも勉強になりました。
小節で「バーバリーがダサくなった理由」なるものもあり、こなれた訳文のおかげで面白くすらすら読めます。
2014年10月20日に日本でレビュー済み
これ、面白いですよー。とっても、読みやすい。日本でもあるよなあ、こういうこと、あるあるって思いながら読みました。アメリカ発のカウンターカルチャー(と、政治的不毛)の謎が解ける!そしてつねに局地材であるという「趣味のよさ=クール」の謎も…。何より、こんなふうに軽妙な、でも軽薄でなく、人間味あふれる語り口には感動するしかありません。
音楽が好き、映画が好き、文学が好き…政治はちょっと左かな?っていう人にこそ読んでもらいたい、目が醒めるような一冊。
音楽が好き、映画が好き、文学が好き…政治はちょっと左かな?っていう人にこそ読んでもらいたい、目が醒めるような一冊。
2015年1月18日に日本でレビュー済み
一見読みやすいが、難解な書物である。現代の消費社会への警鐘のようにも見えるがそうではない。
副題にあるカウンターカルチャーへの応援歌とも読めるがそうでもない。
しかし、現代の資本主義を支持しつつも、その弊害を取り除く方法を様々な角度で考察している。
いずれにせよ、経済学の豊富な知識を活用しながら、様々な考察ができる良書である。
関心を持ったところを幾つか紹介する。
「国が豊かになればなるほど、経済成長がもたらす平均的幸福度の改善が小さくなっていく。」
「ヴェブレンによれば、消費主義の本質は囚人のジレンマだ。消費主義の勝者は誰もいない。」
「カウンターカルチャーも消費主義も、同根である。それは、主流主義の拒絶を目に見える形で表明するやり方だったが、同時に自分の優越性の再確認である。」
「カウンターカルチャーは、アメリカ中流階級の価値観の発展の一段階である。消費者の主観という20世紀のドラマの波乱含みの一挿話である。」
「広告は、人を無防備にする欲望すなわち競争的消費を引き起こす欲望である。広告主はさながら武器商人だ。」
「税制の簡単な変更が、広告の抑制に貢献することができる。」
「先進国と途上国の自由貿易へのカウンターカルチャーからの批判は、グローバル化が文化に与える影響を懸念するあまり、先進国と途上国との貿易に反対するという悲惨な政治的誤りを犯した。」
「エヴェレストに代表される未知の国を求めて出かけているカウンターカルチャーの反逆者たちはマスツーリズムの突撃部隊としてきのうしてきた。」
「ディープエコロジーと呼ばれる環境活動家の主張は、エコを装った大衆社会批判である。」
「僕らが自問すべきは、・・・無秩序の過剰の方が、秩序の過剰よりもはるかに深刻な脅威だと認めることである。」
「多元的社会のもたらした重要な結果のひとつが市場経済の必然性である。」
どうだろう。
大衆社会批判と消費主義批判をしているカウンターカルチャーへの批判は、本質を突いている。
消費社会とは、むしろヴェブレンのいう競争的消費の産物だ。
ユニークな視点で、現代の消費社会について考えさせてくれる。
副題にあるカウンターカルチャーへの応援歌とも読めるがそうでもない。
しかし、現代の資本主義を支持しつつも、その弊害を取り除く方法を様々な角度で考察している。
いずれにせよ、経済学の豊富な知識を活用しながら、様々な考察ができる良書である。
関心を持ったところを幾つか紹介する。
「国が豊かになればなるほど、経済成長がもたらす平均的幸福度の改善が小さくなっていく。」
「ヴェブレンによれば、消費主義の本質は囚人のジレンマだ。消費主義の勝者は誰もいない。」
「カウンターカルチャーも消費主義も、同根である。それは、主流主義の拒絶を目に見える形で表明するやり方だったが、同時に自分の優越性の再確認である。」
「カウンターカルチャーは、アメリカ中流階級の価値観の発展の一段階である。消費者の主観という20世紀のドラマの波乱含みの一挿話である。」
「広告は、人を無防備にする欲望すなわち競争的消費を引き起こす欲望である。広告主はさながら武器商人だ。」
「税制の簡単な変更が、広告の抑制に貢献することができる。」
「先進国と途上国の自由貿易へのカウンターカルチャーからの批判は、グローバル化が文化に与える影響を懸念するあまり、先進国と途上国との貿易に反対するという悲惨な政治的誤りを犯した。」
「エヴェレストに代表される未知の国を求めて出かけているカウンターカルチャーの反逆者たちはマスツーリズムの突撃部隊としてきのうしてきた。」
「ディープエコロジーと呼ばれる環境活動家の主張は、エコを装った大衆社会批判である。」
「僕らが自問すべきは、・・・無秩序の過剰の方が、秩序の過剰よりもはるかに深刻な脅威だと認めることである。」
「多元的社会のもたらした重要な結果のひとつが市場経済の必然性である。」
どうだろう。
大衆社会批判と消費主義批判をしているカウンターカルチャーへの批判は、本質を突いている。
消費社会とは、むしろヴェブレンのいう競争的消費の産物だ。
ユニークな視点で、現代の消費社会について考えさせてくれる。






