4人の生い立ちや現在の思想に至った経緯を知ることができ面白かった。
4人の著作を読んで興味を持った方はおすすめ
反動世代―日本の政治を取り戻す (日本語) 単行本 – 2013/6/28
中野 剛志
(著)
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三橋 貴明
(著)
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本の長さ258ページ
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2013/6/28
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寸法13.5 x 2 x 19.5 cm
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ISBN-104062183307
-
ISBN-13978-4062183307
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
反動世代とは―中野剛志は「僕らの場合、純粋な保守というより、右にも左にも跳ね返ったあげくの(保守)反動という感じに近いですからね」と笑いを誘う。「反動世代」という括りは中野の発案だ。右にも左にもいろんな方面に批判をつきつけ、物議を醸している世代を表現している。反グローバリズムを掲げ、超パワーの保守世代が問う新しい「国のあり方」。
著者について
中野 剛志
1971年生まれ。経済産業省所管の外郭団体勤務。評論家。
著書に『TPP亡国論』『官僚の反逆』『日本防衛論』などがある。講談社現代新書『国力とは何か』はロングセラー。
三橋 貴明
1969年生まれ。作家、経済評論家、中小企業診断士。
著書に『本当はヤバイ!韓国経済』『売国奴に告ぐ!』『コレキヨの恋文』『日本大復活の真相』などがある。
柴山 桂太
1974年生まれ。滋賀大学経済学部社会システム学科准教授。専門は政治・社会思想史、現代社会論。著書に『静かなる大恐慌』などがある。
施 光恒
1971年生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。著書に『リベラリズムの再生』『ナショナリズムの政治学』などがある。
森 健
1968年生まれ。ジャーナリスト。『「つなみ」の子どもたち』『つなみ被災地のこども80人の作文集』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
著書に『就活って何だ―人事部長から学生へ』『僕らの就活戦記』などがある。
1971年生まれ。経済産業省所管の外郭団体勤務。評論家。
著書に『TPP亡国論』『官僚の反逆』『日本防衛論』などがある。講談社現代新書『国力とは何か』はロングセラー。
三橋 貴明
1969年生まれ。作家、経済評論家、中小企業診断士。
著書に『本当はヤバイ!韓国経済』『売国奴に告ぐ!』『コレキヨの恋文』『日本大復活の真相』などがある。
柴山 桂太
1974年生まれ。滋賀大学経済学部社会システム学科准教授。専門は政治・社会思想史、現代社会論。著書に『静かなる大恐慌』などがある。
施 光恒
1971年生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。著書に『リベラリズムの再生』『ナショナリズムの政治学』などがある。
森 健
1968年生まれ。ジャーナリスト。『「つなみ」の子どもたち』『つなみ被災地のこども80人の作文集』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
著書に『就活って何だ―人事部長から学生へ』『僕らの就活戦記』などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中野/剛志
1971年、神奈川県に生まれる。経済産業省所管の外郭団体勤務。社会科学博士。『日本思想史新論』(山本七平賞奨励賞受賞、ちくま新書、2012年)などがある
三橋/貴明
1969年、熊本県に生まれる。作家。経済評論家。中小企業診断士。株式会社三橋貴明事務所代表取締役社長
柴山/桂太
1974年、東京都に生まれる。京都大学経済学部、同大学院人間環境学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、滋賀大学経済学部社会システム学科准教授。専門は経済思想、現代社会論
施/光恒
1971年、福岡県に生まれる。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。法学博士。現代政治理論、政治哲学、人権論専攻
森/健
1968年、東京都に生まれる。早稲田大学法学部卒業。在学中からライターとして活動し、科学雑誌、経済誌、総合誌などの専属記者を経て、フリーランスとなる。2005年~2007年、独立行政法人科学技術振興機構非常勤調査員。教育問題や情報技術関連の著書が多い。『つなみ被災地のこども80人の作文集』(文藝春秋臨時増刊、2011年)、『「つなみ」の子どもたち―作文に書かれなかった物語』(文藝春秋、2011年)で2012年、第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1971年、神奈川県に生まれる。経済産業省所管の外郭団体勤務。社会科学博士。『日本思想史新論』(山本七平賞奨励賞受賞、ちくま新書、2012年)などがある
三橋/貴明
1969年、熊本県に生まれる。作家。経済評論家。中小企業診断士。株式会社三橋貴明事務所代表取締役社長
柴山/桂太
1974年、東京都に生まれる。京都大学経済学部、同大学院人間環境学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、滋賀大学経済学部社会システム学科准教授。専門は経済思想、現代社会論
施/光恒
1971年、福岡県に生まれる。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。法学博士。現代政治理論、政治哲学、人権論専攻
森/健
1968年、東京都に生まれる。早稲田大学法学部卒業。在学中からライターとして活動し、科学雑誌、経済誌、総合誌などの専属記者を経て、フリーランスとなる。2005年~2007年、独立行政法人科学技術振興機構非常勤調査員。教育問題や情報技術関連の著書が多い。『つなみ被災地のこども80人の作文集』(文藝春秋臨時増刊、2011年)、『「つなみ」の子どもたち―作文に書かれなかった物語』(文藝春秋、2011年)で2012年、第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/6/28)
- 発売日 : 2013/6/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 258ページ
- ISBN-10 : 4062183307
- ISBN-13 : 978-4062183307
- 寸法 : 13.5 x 2 x 19.5 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
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- - 764位政治入門
- - 6,192位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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2019年3月20日に日本でレビュー済み
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3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年12月2日に日本でレビュー済み
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この人たちの主張は日本の将来の事を真剣に考えている。
TVに出ている御用学者、何も判っていない御用評論家、御用ジャーナリスト。
コイツ等自民党安倍政権と一緒になって日本を潰す。
この本を読んで国民は眼を覚ましてもらわないと困る。
TVに出ている御用学者、何も判っていない御用評論家、御用ジャーナリスト。
コイツ等自民党安倍政権と一緒になって日本を潰す。
この本を読んで国民は眼を覚ましてもらわないと困る。
2013年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
右にも左にも嫌われる「反動世代」を代表する、今まさに注目すべき若手論者の人となりがわかります。
インタビュー集というのか、ルポタージュというのか、筆者の立ち位置が明確にあるようでないようで・・・、
悪く言えば著者のバイアスを排して読むのが面倒でしたが、取り上げられた皆さんの思想がどこから来たのか、
その背景をちょっと覗いた気がして面白かった
4人の皆さんの著書や雑誌の記事などはよく読みますが、この方々(この世代の人たち?)は、
プラグマティズムをごく自然に身に着けているようで、彼らより古い世代の私としては羨ましく思えます。
戦後レジュームからの脱却とか、日本を取り戻すとか、どうもしっくり来る言葉は見当たりませんが、
先の大戦の冷静な評価は勿論のこと、古代からの日本の歴史や国柄を理解した上で新しい日本を造っていく、
そんな世代の誕生を感じます。
(一つ残念なのは藤井聡先生が取り上げられていないこと。この4名を語る上でキーパーソンだと思います)
インタビュー集というのか、ルポタージュというのか、筆者の立ち位置が明確にあるようでないようで・・・、
悪く言えば著者のバイアスを排して読むのが面倒でしたが、取り上げられた皆さんの思想がどこから来たのか、
その背景をちょっと覗いた気がして面白かった
4人の皆さんの著書や雑誌の記事などはよく読みますが、この方々(この世代の人たち?)は、
プラグマティズムをごく自然に身に着けているようで、彼らより古い世代の私としては羨ましく思えます。
戦後レジュームからの脱却とか、日本を取り戻すとか、どうもしっくり来る言葉は見当たりませんが、
先の大戦の冷静な評価は勿論のこと、古代からの日本の歴史や国柄を理解した上で新しい日本を造っていく、
そんな世代の誕生を感じます。
(一つ残念なのは藤井聡先生が取り上げられていないこと。この4名を語る上でキーパーソンだと思います)
ベスト500レビュアー
Amazonで購入
小さくインタビュー・編と書かれていたので間違えたが人物ルポルタージュに編者の評論的なものを加えた本である。
その結果仕上がりは、当然の如く虻蜂取らずとなっている。
そこで、四人の考えはそれぞれの著書によるとしてその成り立ちと人中心に纏めることとする。
先ず中野さんは、私立の中高一貫校出で一浪後東大、更に一浪後通産省入省。
「個人主義」の疑問を欧米人のデュルケム・トクヴィルから学ぶ。ハイエクについても通説と異なり伝統や共同体に属していない個人主義は偽だと述べているのを発見した。それらのことから、思想をしっかり持つことの重要性を認識した。
通産省の忙しさは、尋常でなくそのため社会を見る眼が曇り又新聞に書いてあるような事しか言えなくなり一念発起して英国に留学した。専攻は、ナショナリズムである。
発言には、確固とした基礎があり良く見えてソツがないということである。
三橋さんは、ヤフー掲示板、2ちゃんねるで言論活動を始めた。理由は他に手段がなかったからである。そして、グラフを掲示するためホームページを開設し証明するソースとして官公庁のデータを示すことにした。インターネット時代に適合したのである。
選挙をやってみて政治家はみんな知っているが紙の勉強では分からないことが沢山分かった。
イデオロギーに与することなく環境が変わっても同じ視点でものを言わなければ失業する学者ではないので、例えばデフレ、インフレによってその解決策が異なるのは当然であるというスタンスを採る。
その身動きは軽快で気持ちが良いほどである。
柴山さんは、ケインズの研究家である
東京の私立中高一貫校出身であるが単純な独り暮らし志向から京大を志望し師佐伯啓志及びその師の西部邁の影響を強く受けた。
主張は、グローバル化の流れが変って最早、貿易・投資で繋がろうとする遣り方では巧くいかないことが解かりつつありTPPも実態としては、自由貿易というよりブロック経済を目指している。ところが、安倍総理は90年度以降何度も取り上げてきた英語教育の推進(事実上のアメリカ化という愚策)や解雇規制の見直し(窮乏化)をまた俎上に載せ時代の変化を捉えていない。「安倍再登板」とは、「脱グローバル化」を見据えた国家戦力の再構築であったはずである。なぜならば、今のグローバル企業に日本人だけの企業など存在しないからである。
また、今後は「通貨」=金融覇権がメインテーマとなる。それはゲームの胴元となるからである。
憲法については、イギリスの法典群(成文法ではない)を範にするのが良い。そして、具体的には戦争をしないではなく、暴力を正しく使用する、或いはしないは今を生きる人たちの常識に基づいて決定するという事である。
施さんは、祖父が台湾人というクォーターであるが中国語は話せない。イギリス留学でイギリス大学院生が自分の生活感覚による直観を使った明るさが印象的でありそこには知的興奮があった。日本の場合それが切り離されていて暗く面白くなくなっている。自由主義とか安定した経済社会は根幹にナショナリズムがないと成立しないとするリベラル・ナショナリズムを日本に紹介した。基本は、日本的なるものを良しとする思想である。そして、一人では間違うことがあるという「可謬主義」に軸足を置く。欧州で生まれた自由主義(リベラリズム)はあくまでローカルなものであるということである。
日本は、他国の制度や文明を取り入れた長い歴史があり帝国主義的でなくその国毎の自由民主主義(=翻訳と土着化)を創るべきで安倍総理が云う普遍的価値である自由民主主義や市場経済を世界に広めるというがそれは欧米生まれであり拙いのではないだろうか。
今のようなグローバル化とは、アメリカ化でありフィリッピン化である。そして、その結果がどうなるかは格差社会一つ取っても明らかで暗いものである。
昨今の漫画のテーマは「友情・努力・勝利」から、「運・血筋・才能」となっている。
以上。
その結果仕上がりは、当然の如く虻蜂取らずとなっている。
そこで、四人の考えはそれぞれの著書によるとしてその成り立ちと人中心に纏めることとする。
先ず中野さんは、私立の中高一貫校出で一浪後東大、更に一浪後通産省入省。
「個人主義」の疑問を欧米人のデュルケム・トクヴィルから学ぶ。ハイエクについても通説と異なり伝統や共同体に属していない個人主義は偽だと述べているのを発見した。それらのことから、思想をしっかり持つことの重要性を認識した。
通産省の忙しさは、尋常でなくそのため社会を見る眼が曇り又新聞に書いてあるような事しか言えなくなり一念発起して英国に留学した。専攻は、ナショナリズムである。
発言には、確固とした基礎があり良く見えてソツがないということである。
三橋さんは、ヤフー掲示板、2ちゃんねるで言論活動を始めた。理由は他に手段がなかったからである。そして、グラフを掲示するためホームページを開設し証明するソースとして官公庁のデータを示すことにした。インターネット時代に適合したのである。
選挙をやってみて政治家はみんな知っているが紙の勉強では分からないことが沢山分かった。
イデオロギーに与することなく環境が変わっても同じ視点でものを言わなければ失業する学者ではないので、例えばデフレ、インフレによってその解決策が異なるのは当然であるというスタンスを採る。
その身動きは軽快で気持ちが良いほどである。
柴山さんは、ケインズの研究家である
東京の私立中高一貫校出身であるが単純な独り暮らし志向から京大を志望し師佐伯啓志及びその師の西部邁の影響を強く受けた。
主張は、グローバル化の流れが変って最早、貿易・投資で繋がろうとする遣り方では巧くいかないことが解かりつつありTPPも実態としては、自由貿易というよりブロック経済を目指している。ところが、安倍総理は90年度以降何度も取り上げてきた英語教育の推進(事実上のアメリカ化という愚策)や解雇規制の見直し(窮乏化)をまた俎上に載せ時代の変化を捉えていない。「安倍再登板」とは、「脱グローバル化」を見据えた国家戦力の再構築であったはずである。なぜならば、今のグローバル企業に日本人だけの企業など存在しないからである。
また、今後は「通貨」=金融覇権がメインテーマとなる。それはゲームの胴元となるからである。
憲法については、イギリスの法典群(成文法ではない)を範にするのが良い。そして、具体的には戦争をしないではなく、暴力を正しく使用する、或いはしないは今を生きる人たちの常識に基づいて決定するという事である。
施さんは、祖父が台湾人というクォーターであるが中国語は話せない。イギリス留学でイギリス大学院生が自分の生活感覚による直観を使った明るさが印象的でありそこには知的興奮があった。日本の場合それが切り離されていて暗く面白くなくなっている。自由主義とか安定した経済社会は根幹にナショナリズムがないと成立しないとするリベラル・ナショナリズムを日本に紹介した。基本は、日本的なるものを良しとする思想である。そして、一人では間違うことがあるという「可謬主義」に軸足を置く。欧州で生まれた自由主義(リベラリズム)はあくまでローカルなものであるということである。
日本は、他国の制度や文明を取り入れた長い歴史があり帝国主義的でなくその国毎の自由民主主義(=翻訳と土着化)を創るべきで安倍総理が云う普遍的価値である自由民主主義や市場経済を世界に広めるというがそれは欧米生まれであり拙いのではないだろうか。
今のようなグローバル化とは、アメリカ化でありフィリッピン化である。そして、その結果がどうなるかは格差社会一つ取っても明らかで暗いものである。
昨今の漫画のテーマは「友情・努力・勝利」から、「運・血筋・才能」となっている。
以上。
2013年10月29日に日本でレビュー済み
反動世代というタイトルもさることながら、4人の言論人の半生と、生い立ち、思想の変遷を取りまとめ、
今現在の4者の日本政治への考え、そしてどう対峙しているかを知ることができる。
4者のインタビューも取り纏め、一冊の本にした森健氏にも頭が下がる。
4人の思想と印象を一人ずつたとえるなら
中野氏は保守と巷で言われているが強硬で激しい物言いとは裏腹に綿密で計算された、どちらかというと
国民社会主義的な思想であり
三橋氏は評論家というより活動家と本書でも触れているが、森健氏が印象を語っているが
何処となく怪しさを感じさせるネット言論の寵児とでも言うべきだろう
柴山氏は歴史の面からの経済分析、懐の深い思想構築をしてきた人物で中野氏や三橋氏のような派手さは無いが
私にはすさまじい深みを感じる人物である。
個人的には師匠でもある西部邁氏の後継に一番近い人物なような気がする。
最後に施氏だが物腰や言い方からとは想像もつかないほどの豪胆な持ち主。
学生時代はどちらかと言うと左翼思想に傾いていたと告白しているが、この方の論は自分は好きである。
懐古主義的だと言っているがその懐古的な思想こそ今、時代が求めているような気がするからだ。
4人で自分は柴山氏の歴史を絡めた経済学、施氏の日本の伝統と歴史に基づいたナショナルなリベラリズムは
納得がいく限りである。
さて本書の問題点だがこの本を読んでも四者の思想の表面を述べただけで
深く知りたいのならば各々の著者の書籍を買う必要があるだろう
自分が興味がある言論人の主張や考え方をまず知りたいという人向けかもしれない。
内容的には読みやすいが物足りなさも感じるため星3つとさせていただく。
今現在の4者の日本政治への考え、そしてどう対峙しているかを知ることができる。
4者のインタビューも取り纏め、一冊の本にした森健氏にも頭が下がる。
4人の思想と印象を一人ずつたとえるなら
中野氏は保守と巷で言われているが強硬で激しい物言いとは裏腹に綿密で計算された、どちらかというと
国民社会主義的な思想であり
三橋氏は評論家というより活動家と本書でも触れているが、森健氏が印象を語っているが
何処となく怪しさを感じさせるネット言論の寵児とでも言うべきだろう
柴山氏は歴史の面からの経済分析、懐の深い思想構築をしてきた人物で中野氏や三橋氏のような派手さは無いが
私にはすさまじい深みを感じる人物である。
個人的には師匠でもある西部邁氏の後継に一番近い人物なような気がする。
最後に施氏だが物腰や言い方からとは想像もつかないほどの豪胆な持ち主。
学生時代はどちらかと言うと左翼思想に傾いていたと告白しているが、この方の論は自分は好きである。
懐古主義的だと言っているがその懐古的な思想こそ今、時代が求めているような気がするからだ。
4人で自分は柴山氏の歴史を絡めた経済学、施氏の日本の伝統と歴史に基づいたナショナルなリベラリズムは
納得がいく限りである。
さて本書の問題点だがこの本を読んでも四者の思想の表面を述べただけで
深く知りたいのならば各々の著者の書籍を買う必要があるだろう
自分が興味がある言論人の主張や考え方をまず知りたいという人向けかもしれない。
内容的には読みやすいが物足りなさも感じるため星3つとさせていただく。