つながりは<脳x進化>で見えてくる。
ネットコミュニティも大注目のダンバー教授の超面白・進化心理学。
驚きの新発見満載!
・友達や上手くいく仲間の数は150人まで(ダンバー数)。
・ネットワークは3の倍数で増える。
・言葉の起源は、サルの毛づくろい。
・一夫一婦が、脳を発達させた。
・家族いっしょの人のほうが健康。
・たがいの信頼を高める脳内物質がある。
・集団で笑うのはヒトだけ。その理由は・・
・肌の色はビタミンで決まる。
・キスには進化からみた効用がある。
etc
◎著者:ロビン・ダンバー
オックスフォード大学の認知・進化人類学研究所所長。訳書に『ことばの起源』『科学がきらわれる理由』など。
::目次::
●Part 1 ヒ ト と ヒ ト の つ な が り
第1章 貞節な脳(男と女)
第2章 ダンバー数(仲間同士)
第3章 親類や縁者の力(血縁)
第4章 ご先祖さまという亡霊(民族)
●Part 2 つ な が り を 生 む も の
第5章 親密さの素(触れ合い・笑い・音楽)
第6章 うわさ話は毛づくろい(言葉・物語)
第7章 今夜、ひとり?(魅力)
第8章 エスキモーのあいさつ(キス・匂い・リスク)
第9章 ずるいあなた(婚姻)
●Part 3 環 境 や 人 類 と の つ な が り
第10章 進化の傷跡(肌の色・体質)
第11章 進化の邪魔をするやつはどいつだ?(進化と欲望)
第12章 さよなら、いとこたち(絶滅の罠)
第13章 こんなに近くてこんなに遠い(人類の起源)
第14章 ダーウィン戦争(進化と創造)
●Part 4 文 化 ・ 倫 理 ・ 宗 教 と の つ な が り
第15章 人間ならではの心って?(志向意識水準)
第16章 カルチャークラブに入るには(文化)
第17章 脳にモラルはあるのか?(道徳)
第18章 進化が神を発見した(宗教)
第19章 頭を使って長生きしよう(健康・知性)
第20章 美しい科学(芸術)
◎続々、絶賛!
今年の科学読み物ナンバーワンだろう。
----成毛眞『HONZ』honz.jp/3358
進化人類学の視点から眺めると、人間の行動がいちいち納得できる!
(★★★★ 読みごたえたっぷり、お薦め)
----竹内薫『日本経済新聞・目利きが選ぶ今週の3冊』
単なる思いつきではなく実験を行っているので信用度が高く、
単なるホラ話ではないから安心して読める。
----池内了『エコノミスト』誌
うわさ話やキスの進化的意義、ネアンデルタール人の肌の色や道徳性の起源、
笑いと音楽と宗教の関係などが縦横無尽に論じられている。
----森山和道『東京新聞・中日新聞』
第一級の語り手だけがなしうるように、私たちを魅了する本!
----『ニューサイエンティスト』
素晴らしい講義のような内容、読者は最高の満足を得られるに違いない。
----『パブリッシャーズ・ウィークリー』