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参議院なんかいらない (幻冬舎新書) 新書 – 2007/5

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

庶民感覚に欠け平気で嘘をつき議員特権にあぐらをかく政治家が国家の舵を握っている。これはまさに国民の悲劇だ。参議院が否決したにもかかわらず郵政民営化法案は成立した。すでに国会は二院制の原理を否定し死んでいるのだ。こんな政治家のご都合主義を許していいのか―いま参議院の腐敗が、国会の死に体を象徴している。かつて「参議院の天皇」の異名をとった村上正邦、小沢一郎の知恵袋・平野貞夫、元共産党の論客・筆坂秀世が参議院大改革案を緊急提言。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

村上/正邦
1932年福岡県生まれ。柘植大学政経学部卒業。玉置和郎議員の秘書を務めた後、生長の家政治連盟本部で活動。80年に参議院議員に初当選。国会対策委員長を経て、宮澤改造内閣に労働大臣として入閣。その後、参議院自民党幹事長、議員会長を務める。野党にも及ぶ政治的影響力から「村上天皇」との異名をとった。KSD事件により2001年議員辞職

平野/貞夫
1935年高知県生まれ。法政大学大学院政治学修士課程修了後、衆議院事務局に就職。衆議院議長秘書などを経て92年、参議院議員初当選。自由民主党、新進党、自由党などを経て2003年民主党に合流。議会運営と立法過程に精通する唯一の政治家として高い評価を得る。04年、政界引退

筆坂/秀世
1948年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に就職。十八歳で日本共産党に入党。二五歳で銀行を退職し、専従活動家へ。日本共産党国会議員秘書などを経て95年、参議院議員初当選。「共産党のナンバー4」として国会論戦で指導的役割を担ってきた。2003年にセクハラの嫌疑をかけられ議員辞職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 新書: 214ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2007/05)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4344980409
  • ISBN-13: 978-4344980402
  • 発売日: 2007/05
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2 11件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 革命人士 トップ500レビュアー 投稿日 2007/7/5
形式: 新書
3人が3人とも、90年代後半から2000年代初頭、参院各党で大をなした人物だ。どうせ、政界を追放されて、愚痴を言ってるんだろう。また、参院で大をなした人物が、本気で「参院なんかいらない」というはずがないと思っていた。本を読んだらやっぱりそうで、本の本旨は、「参院をどう再生するか」だった。でも、本の中身は単なる愚痴にとどまらない建設的なものも多かった。

意外だったのが、本書での筆坂氏の仕切りっぷりだった。共産党というバックグラウンドがある以上、過激にバンバン暴発するのか、と思いきや、筆坂氏以上に過激な両氏をいなしたり、あおったり、特に「村上天皇」時代の参院を村上氏本人からうまく引き出している。

村上氏は大臣反対といいながら大臣をやったり、派閥解消を訴えながら派閥会長になったり、普通に考えれば、自己矛盾のすさまじい人物なのだが、いわゆる、村上氏の情ある語り口だとそれもありかと感じてしまう。なんとも懐の深い人物なのかなあという気がした。

右翼の村上、左翼の筆坂では話がまったくかみ合わないんじゃないかと思ったが、二人とも小泉からの自民党は悪くなっているという1点で一致した。政治家の悪口など暴露的要素もあり、無謀のように思える参院改革案など骨太な要素もあり、単なる老兵のうらみつらみよりはぜんぜん面白くなっている。ただ、これらの改革を3人が現職のときにやらなかったの…っていう不満はあるのだけれど。
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形式: 新書
良いこと言っているのに、それを自身の経歴と照らし合わせてみると完全に自己矛盾に陥っている村上氏。良い意味でも悪い意味でも「職人的」な匂いを感じる平野氏。離党した(させられた)けど、やっぱりしゃべりは共産党臭さが抜けない(当たり前か?)筆坂氏。この中の誰かが企画を出版社に持ち込んだのか出版社が企画したのかは知らないが、既に引退して何年にもなる元参議院議員達の対談。

しかし、引退した議員達の放言といった類のものではなく、参議院のあるべき姿について建設的な意見も多い。「老いてなお盛ん」という感想を持った。三者三様の個性を持つが、参議院議員は大臣になっていかんと言いながら自分は大臣になっているなど自己矛盾に陥ってしまっているにもかかわらず人物的な魅力を感じさせる村上氏の発言が興味を惹いた。

だけど、やっぱり引退しているから言うことができるんだよなぁ、という思いを拭い去ることはできないのも事実。
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形式: 新書
第六章の「参議院改革論」は読みごたえがあった。参議院とういもののあり方を真剣に考えた上で、改革のアイデアを具体的に語っている。参議院と憲法との関連に多く言及されているところも興味深かった。
第五章までは、政界思い出話、みたいなかんじで、自分とは世代が違うせいか、永田町的表現が多いせいか、全く面白くなかった。
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形式: 新書
既に参議院を去って数年が経っている御三方.
与野党の立場は違えども,政党や議会の現場からの叩き上げで各党の参議院のフィクサーに上り詰めた者達であるから,政治,政党,そして参議院に対する愛情は人一倍である.
決して不要論ではなく,いかにレピュテーションを高めるかという点で鼎談は進められている.衆院のコピーであっては存在意義はない.憲法の制約や改正の必要性など,各人のスタンスの違いはあれ,その点では意見は一致している.今世紀に入ってからの森・小泉以降の体制の中で,参議院は良識の府としての機能を発揮しているかといえば,必ずしも言えていない.特に郵政民営化の時には,その存在意義さえ否定されたにも等しいことを御三方は嘆いている.しかし,村上氏など言っていることと行っていることの乖離があり,他の2人に揶揄される場面もあるのは,ご愛嬌.
今夏の参院選をターゲットにした出版であったが,まだ読む価値はある.
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形式: 新書
題名は内容と違って、「あるべき参議院の姿」である。
まあ、そんなことを話し始めればいくらでも意見は出てくるに違いない。参議院議員経験者であれば多少は現状を知った改革案を出せるという程度であろう。しかし、「参議院議員は党首選挙に参加しない」などという、明らかにおかしい主張(参議院制度ではなく政党の制度である)が出てくるのはいかがなものか。
それに、一番驚いたのは村上正邦が最高裁国民審査の仕組みを知らないということである。182ページで、村上は最高裁国民審査は○×をつける仕組みであると言っている。しかし実際には、罷免したい判事に×をつけるだけで、ほかには何も書いてはいけないのである。×以外の記号が書いてあればすべて無効票である。(その判事の部分だけでなくすべてが無効)×をつけていない判事は信任したことになるのである。こんな基本的なことを国会議員すら知らないほどに国民審査は形骸化しているのだ。
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