原発ゼロをあきらめないという生き方をしていきたいと、この本を読んで強く感じました。
「未来の他者に対して利する行為を、現在を生きる私たちが問われている」
「原発の収束作業にあたる労働者は特攻退院の原発版」
福島事故を体験した日本中の人々はこの最大の環境破壊を考え続け、反原発で行動し続けていこうね。
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原発ゼロをあきらめない 反原発という生き方 単行本(ソフトカバー) – 2013/7/19
事故などなかったかのように原発推進に突き進む政府。けれど、脱原発を願う人々はあきらめない。
『原発危機と「東大話法」』で、原子力ムラの欺瞞と無責任を暴いた安冨歩氏が、反原発を貫いてきた小出裕章氏、中嶌哲演氏、3・11以降、脱原発運動に取り組む長谷川羽衣子氏にインタビュー。彼らの生き方、考え方からこれからの時代を生きる手がかりが見えてくる!
中嶌哲演さんのインタビューには、平智之氏、深尾葉子氏も参加しています。
『原発危機と「東大話法」』で、原子力ムラの欺瞞と無責任を暴いた安冨歩氏が、反原発を貫いてきた小出裕章氏、中嶌哲演氏、3・11以降、脱原発運動に取り組む長谷川羽衣子氏にインタビュー。彼らの生き方、考え方からこれからの時代を生きる手がかりが見えてくる!
中嶌哲演さんのインタビューには、平智之氏、深尾葉子氏も参加しています。
- 本の長さ224ページ
- 出版社明石書店
- 発売日2013/7/19
- ISBN-104750338524
- ISBN-13978-4750338521
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
政府は原発で成長戦略。でも、絶望したら終わりだ。原発は絶望で稼働するのだから。これからも「NO!」と言い続けるためのヒント。
著者について
安冨 歩
1963 年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。東京大学東洋文化研究所教授。主な著書に、『原発危機と「東大話法」』『幻影からの脱出』『親鸞ルネサンス』〈共著〉(いずれも明石書店)、『もう「東大話法」にはだまされない』『学歴エリートは暴走する』(講談社α新書)、『生きる技法』『合理的な神秘主義』(青灯社)、『生きるための論語』(ちくま新書)、『超訳 論語』(ディスカバー21)など。
小出裕章
京都大学原子炉実験所助教。1949 年、東京生まれ。1968 年、東北大学工学部原子核工学科入学。原子力の平和利用を志した在学中、東北電力女川原子力発電所の反対運動にかかわり、反原発の立場からの研究を決意。74 年、同大学院工学研究科修士課程修了。同年、京都大学原子炉実験所に入所し、原子力の危険性を一貫して訴え続ける 。専門は放射線計測/原子力安全。
中島哲演
明通寺住職。1942 年、福井県生まれ。東京藝術大学中退。高野山大学仏教学科卒。学生時代、日本宗教者平和協議会にかかわり、広島の被爆者支援をつづける。「世界一の原発銀座」若狭にある明通寺の住職として、原発現地での反原発市民運動を展開。「原発設置反対小浜市民の会」事務局長を務める。
長谷川羽衣子
NGO 「e- みらい構想」代表、緑の党共同代表。京都生まれ。奈良女子大学卒業、上智大学大学院修士課程修了。2011 年震災と原子力発電所の事故を受け、若手研究者・学生などと共に持続可能なエネルギー・環境の研究、実現を目的としたNGO 「e- みらい構想」を設立、代表を務める。2012 年3 月、脱原発デモ「バイバイ原発3.10 京都」の呼びかけ人を務め、6000 人の参加を実現。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安冨/歩
1963年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、ロンドン大学政治経済学校(LSE)滞在研究員、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、東京大学東洋文化研究所准教授、2009年より同教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1963年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、ロンドン大学政治経済学校(LSE)滞在研究員、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、東京大学東洋文化研究所准教授、2009年より同教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 明石書店 (2013/7/19)
- 発売日 : 2013/7/19
- 単行本(ソフトカバー) : 224ページ
- ISBN-10 : 4750338524
- ISBN-13 : 978-4750338521
- Amazon 売れ筋ランキング: - 775,117位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 457位核・原発問題
- カスタマーレビュー:
著者について
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2022年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東京大学教授で『原発危機と東大話法』などの著作で知られる安富歩さんと、京都大学原子炉実験炉助教で長年原発政策に反対の立場から警鐘を鳴らし続け、原発事故後反原発のシンボル的な存在になられた小出裕章さん、明通寺住職で原発現地での反原発市民運動を展開されてきた中嶌哲演さん(インタヴュアーとして元衆議院議員・平智之さん、大阪大学経済学研究科准教授・深尾葉子さん)、NGO「e-みらい構想」代表、緑の党共同代表で脱原発デモなどの指揮で活躍されている長谷川羽衣子さんによる、反原発をテーマにした対談本。著者の方がたの役職名は本書が出版された2013年当時のもので表記しています。
安富さんの存在は寡聞にして最近知ったのですが、東京大学にこのように良心的な教授がおられるのかと思ってうれしい驚きを覚えるとともに、鵺のような「東大話法」の飛び交う中でその妖気に染まらず批判的な態度を保つということによるご苦労も勝手に推察し、私のようなものが応援しても微妙ではありますが、応援したい方だなと思わされました。
小出さんに関しては尊敬の一言で、著作も何冊か読ませていただきましたが、本当にこういう方が真実偉い人間というものだと思います。ゴフマンというすばらしい核物理学者の存在も初めて知り、著作『人間と放射線』を調べたら今年新版が発売されていました。私は予算の関係で安い旧版を買いましたが、余裕のある方はぜひ新版をどうぞ。そのゴフマンが原子力に対して警鐘を鳴らしていた時期に、彼の論理を示しながら小出さんが東北大の教員と論争をしたら、相手は返事ができなくなり最後には「僕には妻もいるし、子どももいる」というところに入っていってしまった、というお話が印象的でした。「企業に入ったら、取り込まれてしまう」という言葉も・・。つくづく、そういう人たちの自発的隷属、無数の「仕方がない」が日本社会の通弊であり、国民精神の根底に巣くっている癌であるように思います。国民が本気を出せば社会が変わらないことはないと思うのですが・・。
中嶌さん、長谷川さんに関しても、草の根で辛抱強くまたユニークな方法で反原発活動を継続しておられ、立派な方たちだなとしみじみ尊く思いました。鹿児島知事は脱原発路線から外れかけてしまっていますが、新潟知事は代替わりしても脱原発路線を進んでおられるのを見ても、新潟の市民力はすごいなと感銘を受けます。
今日、ネットニュースで「世界の原発、新増設続く=450基、「脱」は少数派」というyahoo!ニュースの記事を見かけ、その論調があたかも福島の事故がなかったかのような調子だったので目を疑いました。少数派だから何だというのか、増設派の国の数が多ければその結論が正しいとでもいうのでしょうか。日本国民は健忘症で享楽主義の馬鹿だから「ほら、みんな原発増設やっていますよ、これが世界の潮流ですよ、乗り遅れたら大変ですよ」と言っておけば原子力ムラの言うことを聞くといまだに舐めきっているのか。それに諸外国と日本では自然条件が違うし、交付金制度の有無など制度面でも違いがあります。こんなことは原発事故後に論破され終わった論理のはずです。福島の子供たちがいじめに遭い、自発的避難者への補償問題にも真摯に取り組まずに、もうこんなふざけた記事を書く記者、書かせる関係者がいることに憤りを感じざるを得ません。ここまで国民を馬鹿にするなんてとんでもない話です。
原発問題に関して、どんな職業の人間でも考え発言する責任を免れる特権はないはずです。何も考えず「仕方がない」と言ってこのまま原子力ムラに侮られることは、子供の安全や彼らの将来を犠牲にしても自分が金儲けをしたい、自分の生活ややりたいことがあるから弱者が苦しむのを見て見ぬふりをする最低の人間になるということです。
私も大したことができるわけではなく、反原発活動家の方々や弁護士の方々、また学者の方々、一部良心的なジャーナリストの方々の粘り強いご努力を思うと本当に申し訳ない思いでいます。しかし原発再稼働の動きをウォッチすること、発信することは最低限続けていきます。日本国民は二次大戦でも原発政策でも権力者とマスコミに騙されてしまったけれど、もう昔みたいに馬鹿ではないというところを見せなくてはならない時だと思います。
安富さんの存在は寡聞にして最近知ったのですが、東京大学にこのように良心的な教授がおられるのかと思ってうれしい驚きを覚えるとともに、鵺のような「東大話法」の飛び交う中でその妖気に染まらず批判的な態度を保つということによるご苦労も勝手に推察し、私のようなものが応援しても微妙ではありますが、応援したい方だなと思わされました。
小出さんに関しては尊敬の一言で、著作も何冊か読ませていただきましたが、本当にこういう方が真実偉い人間というものだと思います。ゴフマンというすばらしい核物理学者の存在も初めて知り、著作『人間と放射線』を調べたら今年新版が発売されていました。私は予算の関係で安い旧版を買いましたが、余裕のある方はぜひ新版をどうぞ。そのゴフマンが原子力に対して警鐘を鳴らしていた時期に、彼の論理を示しながら小出さんが東北大の教員と論争をしたら、相手は返事ができなくなり最後には「僕には妻もいるし、子どももいる」というところに入っていってしまった、というお話が印象的でした。「企業に入ったら、取り込まれてしまう」という言葉も・・。つくづく、そういう人たちの自発的隷属、無数の「仕方がない」が日本社会の通弊であり、国民精神の根底に巣くっている癌であるように思います。国民が本気を出せば社会が変わらないことはないと思うのですが・・。
中嶌さん、長谷川さんに関しても、草の根で辛抱強くまたユニークな方法で反原発活動を継続しておられ、立派な方たちだなとしみじみ尊く思いました。鹿児島知事は脱原発路線から外れかけてしまっていますが、新潟知事は代替わりしても脱原発路線を進んでおられるのを見ても、新潟の市民力はすごいなと感銘を受けます。
今日、ネットニュースで「世界の原発、新増設続く=450基、「脱」は少数派」というyahoo!ニュースの記事を見かけ、その論調があたかも福島の事故がなかったかのような調子だったので目を疑いました。少数派だから何だというのか、増設派の国の数が多ければその結論が正しいとでもいうのでしょうか。日本国民は健忘症で享楽主義の馬鹿だから「ほら、みんな原発増設やっていますよ、これが世界の潮流ですよ、乗り遅れたら大変ですよ」と言っておけば原子力ムラの言うことを聞くといまだに舐めきっているのか。それに諸外国と日本では自然条件が違うし、交付金制度の有無など制度面でも違いがあります。こんなことは原発事故後に論破され終わった論理のはずです。福島の子供たちがいじめに遭い、自発的避難者への補償問題にも真摯に取り組まずに、もうこんなふざけた記事を書く記者、書かせる関係者がいることに憤りを感じざるを得ません。ここまで国民を馬鹿にするなんてとんでもない話です。
原発問題に関して、どんな職業の人間でも考え発言する責任を免れる特権はないはずです。何も考えず「仕方がない」と言ってこのまま原子力ムラに侮られることは、子供の安全や彼らの将来を犠牲にしても自分が金儲けをしたい、自分の生活ややりたいことがあるから弱者が苦しむのを見て見ぬふりをする最低の人間になるということです。
私も大したことができるわけではなく、反原発活動家の方々や弁護士の方々、また学者の方々、一部良心的なジャーナリストの方々の粘り強いご努力を思うと本当に申し訳ない思いでいます。しかし原発再稼働の動きをウォッチすること、発信することは最低限続けていきます。日本国民は二次大戦でも原発政策でも権力者とマスコミに騙されてしまったけれど、もう昔みたいに馬鹿ではないというところを見せなくてはならない時だと思います。
VINEメンバー
図書館本
対話がメイン
小出裕章、中嶌哲演、平智之 深尾葉子、長谷川羽衣子
対話を終えて(あとがき)
「無縁者」ネットワークが原発をとめる
まず驚いて。網野善彦(1928-2004)と一緒に「無縁」の概念を作ったのが勝俣鎮夫(1934-)東大名誉教授(なんと東電の勝俣元会長の兄)であったこと。
そして「無縁者」と安冨さんに支持される対談の相手をされた皆さんのブレ無い思想哲学。
備忘録メモ
小出:騙されて仕方なかったと飲みこんでしまう自傷行為。(原発で国土を汚染するという)
騙される側の責任(小出さんは大学時代に原子力の平和利用に騙されたと吐露)
「俺には女房も子供もいる」という言い訳での原発学者
近代に入って「無縁」が潰されていく。その流れが被差別部落を生んでいく
財政赤字で生きている経団連
無縁者の繋がり、連帯を求めて、孤立を恐れず。小出さんのような方を結節点にして相互に接続して、互いに支え合う。
中嶌:絶対小浜には原発を作らせないと決意 日本で20数地点が原発阻止している歴史
5重の壁で守られているという詭弁。その5重のなかに広島原爆1000発分の死の灰の事実を知った
当時の市長「原発による財源よりも、私は市民の豊かな心のほうを選んだ」
長谷川:環境問題から原発問題 平安京 牛馬の死体と人の死体だらけ(埋めない)江戸の下肥研究
安冨:自分の考えでなく立場上の考えを述べるのが「東大話法」 立場主義の論理的前提は網野の「無縁」概念
縁が「腐れ縁」になったら立ち切れば良い。日本社会の伝統的倫理に沿った行動。そして無縁者として生きる。まさに小出さん。
対話がメイン
小出裕章、中嶌哲演、平智之 深尾葉子、長谷川羽衣子
対話を終えて(あとがき)
「無縁者」ネットワークが原発をとめる
まず驚いて。網野善彦(1928-2004)と一緒に「無縁」の概念を作ったのが勝俣鎮夫(1934-)東大名誉教授(なんと東電の勝俣元会長の兄)であったこと。
そして「無縁者」と安冨さんに支持される対談の相手をされた皆さんのブレ無い思想哲学。
備忘録メモ
小出:騙されて仕方なかったと飲みこんでしまう自傷行為。(原発で国土を汚染するという)
騙される側の責任(小出さんは大学時代に原子力の平和利用に騙されたと吐露)
「俺には女房も子供もいる」という言い訳での原発学者
近代に入って「無縁」が潰されていく。その流れが被差別部落を生んでいく
財政赤字で生きている経団連
無縁者の繋がり、連帯を求めて、孤立を恐れず。小出さんのような方を結節点にして相互に接続して、互いに支え合う。
中嶌:絶対小浜には原発を作らせないと決意 日本で20数地点が原発阻止している歴史
5重の壁で守られているという詭弁。その5重のなかに広島原爆1000発分の死の灰の事実を知った
当時の市長「原発による財源よりも、私は市民の豊かな心のほうを選んだ」
長谷川:環境問題から原発問題 平安京 牛馬の死体と人の死体だらけ(埋めない)江戸の下肥研究
安冨:自分の考えでなく立場上の考えを述べるのが「東大話法」 立場主義の論理的前提は網野の「無縁」概念
縁が「腐れ縁」になったら立ち切れば良い。日本社会の伝統的倫理に沿った行動。そして無縁者として生きる。まさに小出さん。
2013年8月28日に日本でレビュー済み
読後感をあっさりそのまま書いてしまうと、ふつーにめちゃめちゃ面白くて元気に生き返った感じ。
戦後から原発事故を経た”現在”を生きる賢人から、これからを生きる栄養をもらいました。
人生的にも、原発的にも、とっても豊かな対談集。
赤地に白文字のちょっと派手なカバーに騙されてはもったいないです。
対談者の小出裕章さん、中島哲演さん、平智之さん、長谷川羽衣子さん、
みんな、とても「生きてきた、生きている」人たちでした。
インタビュアー安冨氏の、これまでの深い探求から生まれる、ポイントを的確についた質問や間の手が、
その対談者たちの生き様を、そのまま流れるように読ませてくれます。
生き証人たちの声を歴史に残す、オーラルヒストリーとしても貴重と思います。
特に、中島哲演さんが対談の終盤で語られる、
「自灯明、法灯明」。
私の言葉で上手に伝わるものか、はばかりながら話すなら、
ブッダが死ぬ前に、近しい弟子が、これからどう生きればよいか、たずねた時のお返事だそうで、
自ら自身を、生きる道での灯火、あかりとして、往きなさい、と。
これって、すっごく厳しい教えです。
でも、私も辛い時、寒い時、この手にあたたかい光があるような感覚があることがあって、
そういうのをたよりに何とか生き抜いたり、こらえたりしてきて、
そういうのが、自灯明なのかな、と思います。
法灯明の「法」は、いわゆる法律の「法」ではなく、仏教の「法」で、
世界、生きとし生けるもの、万物にあるもの。
これもまた、とても大変で難しそうな教えだけれど、
天変地異、今の世界の有様を見ると、なるほど、法灯明、です。
ちょっと残念かな、と思うのは、
赤地に白文字、スッキリストレートなタイトルは、こうして読んでみると、とてもすがすがしいのですが、
昔の共産党とか、学生運動とかをご存知の方は、
「ああ、反原発のやつか」と通り過ぎてしまいそうで、もったいないです。
逆に、原発に疑問を持っている人は、なぜ対談集なのか、とか、これまた通り過ぎるかもしれません。
でも、どんな知識や政策や理論より、必要なものが、原発をなくしていくのにも、今を生きるのにも、あると思います。
戦後から原発事故を経た”現在”を生きる賢人から、これからを生きる栄養をもらいました。
人生的にも、原発的にも、とっても豊かな対談集。
赤地に白文字のちょっと派手なカバーに騙されてはもったいないです。
対談者の小出裕章さん、中島哲演さん、平智之さん、長谷川羽衣子さん、
みんな、とても「生きてきた、生きている」人たちでした。
インタビュアー安冨氏の、これまでの深い探求から生まれる、ポイントを的確についた質問や間の手が、
その対談者たちの生き様を、そのまま流れるように読ませてくれます。
生き証人たちの声を歴史に残す、オーラルヒストリーとしても貴重と思います。
特に、中島哲演さんが対談の終盤で語られる、
「自灯明、法灯明」。
私の言葉で上手に伝わるものか、はばかりながら話すなら、
ブッダが死ぬ前に、近しい弟子が、これからどう生きればよいか、たずねた時のお返事だそうで、
自ら自身を、生きる道での灯火、あかりとして、往きなさい、と。
これって、すっごく厳しい教えです。
でも、私も辛い時、寒い時、この手にあたたかい光があるような感覚があることがあって、
そういうのをたよりに何とか生き抜いたり、こらえたりしてきて、
そういうのが、自灯明なのかな、と思います。
法灯明の「法」は、いわゆる法律の「法」ではなく、仏教の「法」で、
世界、生きとし生けるもの、万物にあるもの。
これもまた、とても大変で難しそうな教えだけれど、
天変地異、今の世界の有様を見ると、なるほど、法灯明、です。
ちょっと残念かな、と思うのは、
赤地に白文字、スッキリストレートなタイトルは、こうして読んでみると、とてもすがすがしいのですが、
昔の共産党とか、学生運動とかをご存知の方は、
「ああ、反原発のやつか」と通り過ぎてしまいそうで、もったいないです。
逆に、原発に疑問を持っている人は、なぜ対談集なのか、とか、これまた通り過ぎるかもしれません。
でも、どんな知識や政策や理論より、必要なものが、原発をなくしていくのにも、今を生きるのにも、あると思います。



