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原子雲の下に生きて―長崎の子供らの手記 (アルバ文庫) 文庫 – 1995/8/25

4.6 5つ星のうち4.6 18個の評価

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日本で二発目の原子爆弾が炸裂した1945年8月9日、長崎市立山里国民学校の校区内で、わずかに生き残った子どもたちと二人の先生がつづる、原子野の姿、平和への切実な叫びを収録。
「原子爆弾はひどかとバイ。痛かとバイ。もう、やめまっせ!」
戦争はいやだ!という切実な叫び声が胸に迫る被爆体験記。

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著者について

1945年8月9日放射線専門の医師であった永井隆は、爆心地から700mの距離にある長崎医大の診療室で被爆。自ら重傷を負いながらも、被災者の救護活動に奔走する。その後、白血病で倒れ、この世を去るまでの6年間、多数の著書を通して愛と平和・命の尊厳を訴え続けた。
昭和26年(1951年)5月1日逝去 享年43才。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ サンパウロ (1995/8/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1995/8/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 204ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4805628103
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4805628102
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 18個の評価

著者について

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永井 隆
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年4月11日に日本でレビュー済み
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迅速配送ありがとうございました
2020年1月17日に日本でレビュー済み
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サンパウロ発行の8刷を購入しました。「天主さま」が「店主さま」…正誤表が付くほど誤字があります。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年2月4日に日本でレビュー済み
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一行一行・・・悲しみの中で、生きている子供たちの声が聞こえてきます。
なぜ、原爆が、ここに落ちなければならなかったのか?
今のどこの国の人に、一人一人の書を読んで、「いま行っている虚しいもの事について考えて欲しい」と、思います
2015年9月11日に日本でレビュー済み
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他に 長崎 の 鐘 ,この子を 残して を 買った。 もっと大勢人読んで欲しいと 切に願います。永井博士らの 自己犠牲献身 に うたれました。映画化されるよ いい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年11月30日に日本でレビュー済み
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長崎原爆で被曝した医師永井隆博士が、長崎で被曝した4歳から12歳の山里小学校の子供たちの手記をまとめて昭和24年の夏に一冊にしたもの。子供たちの手記は、短いものは半ページから、長いものでも13ページほどで37人からなる。これに永井博士の3ページの序と二人の教員の手記が掲載。題名は、手記を書いた教員のひとり新木照子が、被爆後の長崎の山里小学校に赴任し、わずかな数の子供たちを見たときの次の感想から「この大きな学校に、たったこれだけの生徒―原子雲の下に生き残ったものは、これっぽちだったのか!(p186)」による。国語の時間に家庭生活の楽しさを教えるはずの教材で、授業を進めていた新木だが、生徒の多くが両親を失ったことに気がつき、授業を続けられなくなった話は哀しい。また片岡泰男(10歳)が、被曝の朝まで一緒に遊んでいた弟が死ぬまで、聖母に祈りを捧げる以下の場面は、罪のない子供が死んでいく戦争の理不尽さが描かれている。

(p110)お母さんは、かたわらで苦しんでいる弟にむかい、「神様にお祈りしなさい。マリア様に取つぎを願いなさい」と言いました。弟は素直に「めでたし…」の祈り(その終わりは、「聖母マリア、罪びとなるわれらのために、今も臨終の時も祈りたまえ」という)をとなえはじめました。弟はずっと「めでたし」の祈りをしていましたが、日がくれてから急にだまりました。手をあててみたら、その時死んだのでした。

最も感動的なのは萩野美智子(10歳)によるもので(p24)、家の下敷きになった妹を4-5人の水兵と一緒に救出しようとするのだが、妹は大きな梁に足が挟まれて動けない。男性陣が諦めて立ち去る中、火が近くで燃え上がる。そこにほとんど丸裸で大やけどを負った母親が駆けつけ超人的な力を発揮し、梁を取り除き自分の子供を救出し、その夜のうちに死亡する。この感動のエピソードは長崎原爆資料館のパネルや、長崎平和推進協会発行の「長崎原爆資料館 資料館見学・被爆地めぐり 平和学習の手引書」でも紹介されているが、原文のすべてが収録されている本書は貴重。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年5月17日に日本でレビュー済み
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この本は、原子爆弾で生き残った、長崎市浦上の山里小学校の児童たち40名余りの手記を永井隆博士が編集、出版されものです。(永井隆博士については、片岡弥吉氏の「永井隆の生涯」にコメントを残しました。)

子供たちが原爆を体験したことを飾らずそのまま書いていることから、難しい議論なしで、やっぱり戦争は良くない、と思わせてくれました。永井隆博士は、昭和24年にこれらの手記が「原子雲の下に生きて」として出版された際の印税を実際に手記を書いた子供たちに分配、そして小学校に「あの子らの碑」が建ちました。寝たきりになっても執筆を続けられた永井隆博士の、浦上の復興、平和への思いが込められた本でもあります。

日ごろから、キリシタンのの迫害に加えて原子爆弾を落とされた浦上というところはある意味凄いところだなあと考えているのですが、原爆投下直後の「原子野」状態から現在のようになるまでには本当に大変な努力があっただろうなと頭が下がる思いがします。この本では「岩永」姓の子供が多いのや、文面からカトリック教徒と思われる子供もちらほらいるのも浦上らしいなと思いました。中でも、当時12歳だった女の子が、浦上に原爆が落ちたのも、また美しく復興するのも、すべては神の愛の摂理と考えている、とあったのは印象に残りました。

望めばきりがないですが、子供たちの原稿や当時の子供たちの写真があったらもっと良かったな、と思いました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年1月18日に日本でレビュー済み
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永井博士の著作はすべて読みたいと思い、今は七冊目です。今後も読み続けます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月12日に日本でレビュー済み
長崎で原子爆弾を受けて、生き残った子供たちの手記を永井隆が編集した本書。
体験を語る子どもたちの言葉が、胸にせまる。
なんで、こんな目にあうのか。
子供は大人と違い、戦争の原因も経過もほとんど知らない。
天が光って、自分の生活している場所が地獄になった。
その理不尽さと、恐ろしさが純粋につづられる。
原爆はひどか。戦争はひどか。この言葉に尽きる。

黒く体がやけただれた母親が娘を助けるために、家にもどってきて
娘が生きていることを確認して、その場で絶命する…。
その様子を、淡々とつづる女の子の手記に涙がでた。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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