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卵子老化の真実 (文春新書) 単行本 – 2013/3/19
びっくりするほど若々しい30代、40代の現代女性。しかし、いくら外見が若くても「卵子の老化」は誰にも止められない。高齢出産の女性の卵巣を「古いミカン箱」に例える不妊治療の専門医。高齢出産が激増している日本で、今、何が起きているのだろうか。
今や日本人の平均初産年齢は30・3歳。4人に1人、東京都では実に5人に2人が35歳以上の出産だ。不妊の医療を受けたことがある夫婦は6組に1組。全国で誕生する赤ちゃんのうち、40人に1人は体外受精児である。
しかし、35歳の妊娠力は20代の半分に低下し、「卵子の老化」は染色体異常、流産など様々なリスクを増加させてしまう。最後は不妊治療クリニックに駆け込み、高額な体外受精を施せば妊娠できると思っているカップルも多いが、実は体外受精は「卵子の老化」に対抗できる手段ではない。老化した卵子は受精してもうまく分裂できないケースが急増。日本の不妊治療クリニックでは初診の4~5割を40代女性が占めているが、体外受精の成功率は40歳でわずか1割、45歳は1%以下。繰り返してもこの確率は上がらないのである。毎日新しい精子が1億個も作られる男性。しかし、女性は出生前に作られた700万個の卵子は初潮時にすでに20万~30万に減少、新しく卵子が作られることはない。
本書は、20年以上日本の出産現場を取材してきた著者が3年以上の歳月をかけて完成した話題の本。東尾理子・石田純一夫妻のブログで話題になった出生前診断や、卵子の在庫数を調べる最新検査、日本を代表する病院の医師や助産師の本音から高齢出産の経験談、高齢母の子育てまでを徹底取材。わかりやすいイラストやグラフ満載で衝撃的な「卵子の老化」の真実に迫る。「本当のところ何歳まで産めるの?」残り時間が気になる30代40代女性はもちろん、将来が気になる若い女性にも妻や娘の体が心配な方にも読んでほしい一冊です。
今や日本人の平均初産年齢は30・3歳。4人に1人、東京都では実に5人に2人が35歳以上の出産だ。不妊の医療を受けたことがある夫婦は6組に1組。全国で誕生する赤ちゃんのうち、40人に1人は体外受精児である。
しかし、35歳の妊娠力は20代の半分に低下し、「卵子の老化」は染色体異常、流産など様々なリスクを増加させてしまう。最後は不妊治療クリニックに駆け込み、高額な体外受精を施せば妊娠できると思っているカップルも多いが、実は体外受精は「卵子の老化」に対抗できる手段ではない。老化した卵子は受精してもうまく分裂できないケースが急増。日本の不妊治療クリニックでは初診の4~5割を40代女性が占めているが、体外受精の成功率は40歳でわずか1割、45歳は1%以下。繰り返してもこの確率は上がらないのである。毎日新しい精子が1億個も作られる男性。しかし、女性は出生前に作られた700万個の卵子は初潮時にすでに20万~30万に減少、新しく卵子が作られることはない。
本書は、20年以上日本の出産現場を取材してきた著者が3年以上の歳月をかけて完成した話題の本。東尾理子・石田純一夫妻のブログで話題になった出生前診断や、卵子の在庫数を調べる最新検査、日本を代表する病院の医師や助産師の本音から高齢出産の経験談、高齢母の子育てまでを徹底取材。わかりやすいイラストやグラフ満載で衝撃的な「卵子の老化」の真実に迫る。「本当のところ何歳まで産めるの?」残り時間が気になる30代40代女性はもちろん、将来が気になる若い女性にも妻や娘の体が心配な方にも読んでほしい一冊です。
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2013/3/19
- ISBN-104166609068
- ISBN-13978-4166609062
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
外見は若々しい現代の30代・40代女性。だが、卵子の老化は誰にも止められない。35歳の妊娠力は20代の半分に低下、染色体異常、流産は年齢と共に増加する。誤った情報による不安を解消するために日本で唯一人の出産専門ジャーナリストが徹底取材。「卵子老化」の全てがわかる。
びっくりするほど若々しい30代、40代の現代女性。しかし、いくら外見が若くても「卵子の老化」は誰にも止められない。高齢出産の女性の卵巣を「古いミカン箱」に例える不妊治療の専門医。高齢出産が激増している日本で、今、何が起きているのだろうか。
今や日本人の平均初産年齢は30・3歳。4人に1人、東京都では実に5人に2人が35歳以上の出産だ。不妊の医療を受けたことがある夫婦は6組に1組。全国で誕生する赤ちゃんのうち、40人に1人は体外受精児である。
しかし、35歳の妊娠力は20代の半分に低下し、「卵子の老化」は染色体異常、流産など様々なリスクを増加させてしまう。最後は不妊治療クリニックに駆け込み、高額な体外受精を施せば妊娠できると思っているカップルも多いが、実は体外受精は「卵子の老化」に対抗できる手段ではない。老化した卵子は受精してもうまく分裂できないケースが急増。日本の不妊治療クリニックでは初診の4~5割を40代女性が占めているが、体外受精の成功率は40歳でわずか1割、45歳は1%以下。繰り返してもこの確率は上がらないのである。毎日新しい精子が1億個も作られる男性。しかし、女性は出生前に作られた700万個の卵子は初潮時にすでに20万~30万に減少、新しく卵子が作られることはない。
本書は、20年以上日本の出産現場を取材してきた著者が3年以上の歳月をかけて完成した話題の本。東尾理子・石田純一夫妻のブログで話題になった出生前診断や、卵子の在庫数を調べる最新検査、日本を代表する病院の医師や助産師の本音から高齢出産の経験談、高齢母の子育てまでを徹底取材。わかりやすいイラストやグラフ満載で衝撃的な「卵子の老化」の真実に迫る。「本当のところ何歳まで産めるの?」残り時間が気になる30代40代女性はもちろん、将来が気になる若い女性にも妻や娘の体が心配な方にも読んでほしい一冊です。
びっくりするほど若々しい30代、40代の現代女性。しかし、いくら外見が若くても「卵子の老化」は誰にも止められない。高齢出産の女性の卵巣を「古いミカン箱」に例える不妊治療の専門医。高齢出産が激増している日本で、今、何が起きているのだろうか。
今や日本人の平均初産年齢は30・3歳。4人に1人、東京都では実に5人に2人が35歳以上の出産だ。不妊の医療を受けたことがある夫婦は6組に1組。全国で誕生する赤ちゃんのうち、40人に1人は体外受精児である。
しかし、35歳の妊娠力は20代の半分に低下し、「卵子の老化」は染色体異常、流産など様々なリスクを増加させてしまう。最後は不妊治療クリニックに駆け込み、高額な体外受精を施せば妊娠できると思っているカップルも多いが、実は体外受精は「卵子の老化」に対抗できる手段ではない。老化した卵子は受精してもうまく分裂できないケースが急増。日本の不妊治療クリニックでは初診の4~5割を40代女性が占めているが、体外受精の成功率は40歳でわずか1割、45歳は1%以下。繰り返してもこの確率は上がらないのである。毎日新しい精子が1億個も作られる男性。しかし、女性は出生前に作られた700万個の卵子は初潮時にすでに20万~30万に減少、新しく卵子が作られることはない。
本書は、20年以上日本の出産現場を取材してきた著者が3年以上の歳月をかけて完成した話題の本。東尾理子・石田純一夫妻のブログで話題になった出生前診断や、卵子の在庫数を調べる最新検査、日本を代表する病院の医師や助産師の本音から高齢出産の経験談、高齢母の子育てまでを徹底取材。わかりやすいイラストやグラフ満載で衝撃的な「卵子の老化」の真実に迫る。「本当のところ何歳まで産めるの?」残り時間が気になる30代40代女性はもちろん、将来が気になる若い女性にも妻や娘の体が心配な方にも読んでほしい一冊です。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
河合/蘭
出産、不妊治療、新生児医療の現場を取材してきた日本で唯一人の出産専門フリージャーナリスト。1959年東京生まれ。カメラマンとして活動したのち、1986年より執筆活動を始める。国立大学法人東京医科歯科大学、聖路加看護大学大学院、茨城県立医療大学、日本赤十字助産師学校非常勤講師。講演、翻訳も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出産、不妊治療、新生児医療の現場を取材してきた日本で唯一人の出産専門フリージャーナリスト。1959年東京生まれ。カメラマンとして活動したのち、1986年より執筆活動を始める。国立大学法人東京医科歯科大学、聖路加看護大学大学院、茨城県立医療大学、日本赤十字助産師学校非常勤講師。講演、翻訳も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2013/3/19)
- 発売日 : 2013/3/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4166609068
- ISBN-13 : 978-4166609062
- Amazon 売れ筋ランキング: - 394,478位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 264位妊娠・出産(一般)関連書籍
- - 884位文春新書
- カスタマーレビュー:
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著者について
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1959年東京生まれ。3人の子を育てた経験を持ち、女性の視点から妊娠・不妊を1987年から追い続けている。
『出生前診断 出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』(朝日新聞出版)で「科学ジャーナリスト賞2016」受賞。単著は他に『卵子老化の真実』(文藝春秋)、『未妊-「産む」と決められない』(NHK出版)、『助産師と産むー病院でも、助産院でも、自宅でも』(岩波出版)など。共著には『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)などがある。
東洋経済オンライン(東洋経済新報社)、FRaU-現代ビジネス(講談社)等のニュースサイトでも執筆。国立大学法人東京医科歯科大学、日本赤十字社助産師学校非常勤講師。厚生労働省NIPT等の出生前検査に関する専門委員会委員、出生前検査認証制度運営委員会情報提供WG委員。
■公式サイト http://www.kawairan.com/
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
37 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月12日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
身体とともに卵子も老化していくというのは紛れもない事実。でも高齢出産は悪いことばかりじゃない。パートナーや周りの人を頼ってストレスを溜めないこと、クリニックに自分の悩みを相談して進みたい方向を明らかにすることこそ重要。自分はパートナーとして妻を支えて行きたいという思いを持たせてくれる本でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2016年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう本に若い時に出会いたかった。
でも、今からでもおそくないと思えた。
でも、今からでもおそくないと思えた。
2017年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
33で結婚し、34で一子出産し、37で二子出産予定です。高齢になる前に産み終えた方には「高齢だね。大丈夫?」と反応されてしまい、ネットでも「高齢出産=リスキー」親が高齢だと「子の体力についていけない」「子が大人になるまで見届けられない」「ママかおばあちゃんかわからない」と否定的な意見が多く、若くない年齢で産む事に対して、罪悪感を持っていました。その時にこちらの本に出会いました。高齢出産を賛美する内容でもありませんし、かといって現在の風潮のように、産めなくなる前に早く産むように!と脅す内容でもありません。ですので、とても勇気付けられました。
「妊婦は若いもの」というのは昭和の特殊な感覚ー医師の中には、高齢で出産する女性に対して「あなたというものは20代で産むのが人間の自然な姿だ」と苦言を呈する人もいます。しかし、史実を知れば、「妊婦は若いもの」というのは高度経済成長期だけに通用する特殊な感覚で、昭和の残像にすぎないことがわかります。20代でまとめて産む「一括出産」は、戦後の親たちが「豊かな生活」──家電がそろってマイカーもあるマイホーム、高学歴な子息といったものを求めて子どもの数を一気に減らしたこと、そして早婚だったことが重なり、一時的に出現した社会現象だったと考えられます。今のように20代で産まなくなったことは確かに不自然ですが、生き物として自然かどうかを問うならば、20代にしか産まなかった時代も十分に不自然だったと言わなければなりません。自然が、出産にベストな時期を20代と設定しているのは確かですが、ベストな時期だけに産むのは自然の筋書きではなく、ベターな時期にも産むし「何とか可能」くらいの時期にも、まだ時々は産む。だんだんに間隔があき、流産も幾度かあったりしながら、ゆるゆると産み終えていくように、自然のシナリオは書かれているようです。(本文引用)
「妊婦は若いもの」というのは昭和の特殊な感覚ー医師の中には、高齢で出産する女性に対して「あなたというものは20代で産むのが人間の自然な姿だ」と苦言を呈する人もいます。しかし、史実を知れば、「妊婦は若いもの」というのは高度経済成長期だけに通用する特殊な感覚で、昭和の残像にすぎないことがわかります。20代でまとめて産む「一括出産」は、戦後の親たちが「豊かな生活」──家電がそろってマイカーもあるマイホーム、高学歴な子息といったものを求めて子どもの数を一気に減らしたこと、そして早婚だったことが重なり、一時的に出現した社会現象だったと考えられます。今のように20代で産まなくなったことは確かに不自然ですが、生き物として自然かどうかを問うならば、20代にしか産まなかった時代も十分に不自然だったと言わなければなりません。自然が、出産にベストな時期を20代と設定しているのは確かですが、ベストな時期だけに産むのは自然の筋書きではなく、ベターな時期にも産むし「何とか可能」くらいの時期にも、まだ時々は産む。だんだんに間隔があき、流産も幾度かあったりしながら、ゆるゆると産み終えていくように、自然のシナリオは書かれているようです。(本文引用)