「卵殻膜」とは卵の内側にある、厚さわずか0.07mmの薄い膜のこと。本書の主役はこの卵殻膜です。ひなを優しく包み込み、誕生へ導いてくれる卵殻膜に、実は限りない美肌パワーが隠されていたことが分かりました。さぁ、あなたも卵殻膜の魅力に触れてみませんか。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長谷部/由紀夫
1937年名古屋市生まれ。幼少の頃から虚弱、アレルギー体質で、デリケートな肌に悩まされた経験からそれらの克服に強い信念を燃やし、切傷に高い治癒力をもつ卵殻膜に着目するようになる。95年、食品会社のキユーピーが水溶性卵殻膜の生成に成功したことを機に、自ら卵殻膜を成分に入れた美容化粧品の研究開発に乗り出す。2001年、自身も卵殻膜成分を微粉末化することに成功し、06年にはその加工技術で特許を取得。現在は、両者の卵殻膜加工技術を用いた美容・抗加齢商品の企画、研究開発を進めている
跡見/順子
東京大学名誉教授。教育学博士。アイソトープ総合センター特任研究員。1944年茨城県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京大学教養学部専任講師、助教授、同大学院総合文化研究科教授を歴任。2007年同大学名誉教授、同大学サステイナビリティ学連携研究機構特任研究員を経て、09年度より現職。専門分野は、特に細胞生物学、重力健康科学、身体運動科学。所属学会:日本農芸化学会、アメリカ細胞生物学会、アメリカ神経科学会、日本宇宙生物科学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)