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危機の二十年――理想と現実 (岩波文庫) 文庫 – 2011/11/16

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商品の説明

内容紹介

政治に対する倫理の優位を信じ望ましい政治秩序を構想する、変革の思想としてのユートピアニズム。現実を分析し、そのユートピアニズムの偽善を暴くリアリズム。戦間期二十年の国際政治に展開した理想主義と現実主義の相克と確執に分析のメスを入れ、時代と学問の力動的関係を活写する、20世紀国際政治学の記念碑。(新訳)

内容(「BOOK」データベースより)

変革の思想としてのユートピアニズム。ユートピアニズムの偽善を暴くリアリズム。戦間期二十年の国際政治に展開した理想主義と現実主義の相克と確執に分析のメスを入れ、時代と学問の力動的関係を活写し、真の政治的姿態をあらわにしてみせる、二十世紀国際政治学の記念碑。戦争と平和と国際問題を考えるための必読書。


登録情報

  • 文庫: 480ページ
  • 出版社: 岩波書店; 新訳版 (2011/11/16)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4003402219
  • ISBN-13: 978-4003402214
  • 発売日: 2011/11/16
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 21件のカスタマーレビュー
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形式: 文庫
本書は第一世界大戦後の1919年から第二次世界大戦直前の1939年までの20年の世界情勢を踏まえて、国際政治を動かすものは何かについて緻密な分析を行ったものである。その内容は現在の国際政治に照らしてもそのまま通じるものであり、本書を読んで、日本が取るべき道についても深く考えさせられた。

まず展開されるのは、ユートピアニズム(理想主義)に対する厳しい批判である。ユートピアニズムの弱点として、「彼らは現に存在するリアリティを理解できないだけでなく、彼ら自身の基準がどのように現実の中に根差しているのかを理解できないのである」との指摘は、現在の日本の高尚な理想だけを語る左派政治家やマスコミにも当てはまるのではないか。また、著者は英国人であるが、「英国圏諸国民は、自分本位の国益を全体利益の衣(ころも)に隠す技能にかけては名人である」との記載もあるように、理想を語りながらその実は自国の利益誘導を図る欺瞞も鋭く暴いている。

また、著者は「国際政治における権力の最後の手段が戦争である」として、最終的には「軍事力」が政治的基準となることを肯定している。軍事力が劣れば政治力も劣後するというわけだ。現代日本の外交の弱さもここに起因するということだろう。

第11章の「条約の拘束性」も実に興味深い。ここでは条約の不履行が正当化される背景が記さ
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投稿者 峰岸 投稿日 2011/12/20
形式: 文庫
 長らく品切れ状態だった本書。2011年11月、待望の新訳が出版されました。
名著といわれながら、旧訳(井上茂訳)には若干難点があるといわれていましたが、新訳(原彬久訳)は大変読みやすく、カーの世界にすんなり入っていくことができました。
理想主義と現実主義の対立が、実際の政治においてだけでなく学問の場でも激しく展開していたことを改めて思い知りました。
旧訳にはなかった「訳者解説」は、カーの学者としての足跡と本書の特徴を説明しており、本書をより深く理解する助けとなっているように思います。本文を読む前に解説を読むことをお勧めします。
この書を通して、国際政治への見方を学ぶと同時に、期せずして「戦間期」の歴史にも触れることができました。
それにしても、戦間期が現代と少なからず重なってみえるのは興味深いことです。古典の持つ力を再認識しました。
本書は、永く読み継がれていくのではないでしょうか。
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形式: 文庫
危機の二十年、それは、第一次世界大戦を経験した人類が最も平和を叫んだ二十年の物語である。なぜ、第一次世界大戦を経て、戦争の悲痛さを知った人類が再び第二次世界大戦を起こしてしまったのか。なぜ、人類が世界平和を願い、国際連盟をはじめとする平和主義が満ち溢れた時代(日本外交では幣原喜重郎による国際協調外交)は次の世界大戦を防ぐことが出来なかったのか。Carrは、一つ一つ具体例を踏まえ丁寧にそれを説明していく。

国際政治学の古典的名著。
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形式: 文庫
 二つの世界大戦の間の、「国際社会」や「平和」「理想」といった概念が最も揺り動かされあるいは翻弄された時代に、その危機の二十年の同時代人である著者が、「国際政治」の世界を単なる批評やイデオロギーのせめぎあう状態から科学的分析による緻密な考察のレベルに引き上げ、そこで姿のはっきりした国際政治を利用して次の時代の人々が平和を造り上げることが可能になるように、もしくはその助けとなるようにと書いた本。
 最初に出版されてから半世紀以上が経った今も、国際政治とは何か、国際政治に関わる人々の思考はどのようなものでどのように形成されるか、という根本の部分に焦点があてられているので、決して古色蒼然とした印象はなく、むしろこの半世紀の内の進展を視野に含めた上での議論にも資するところが十分にある。
 そして、ユートピアンとリアリスト双方の重要性・欠点の両方を指摘し、それを踏まえて平和を望む人々がどのような視点に立てば良いのかを結論付けている点で、この本は国際政治という一つのフィールドを越えて自分の思考が回帰する場所、リセットポイントを用意するための基点を提供してくれていると思う。
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形式: 文庫
カーは,第一次大戦と第二次大戦,この戦間期の国際関係の変動をその底流に流れるユートピアニズムとリアリズムの実状の考察を通じて明らかにしている。現在のネオ・リアリズム,ネオ・リベラリズムの学説的論争,理論的接近の観点から見ても,カーの考察からは得られるものが多く,非常に示唆に富む内容となっている。国際政治学の古典と呼ばれるにふさわしい内容となっているが,社会科学全般を通じて,学問に対する向き合い方をも教えてくれている気がする。
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