ミステリー研究会の大学生7人が合宿で訪れた孤島の「十角館」で連続殺人に巻き込まれる、
同名ミステリーのコミカライズ2巻。最初の死者、オルツィが殺される前に回想していた過去の
出来事、千織との出会いと“過ち”。迎えの船が4日後まで来ないため残りの6人は本土への連絡
または島から出る手段を探すも、それが叶わぬうちに次の犠牲者が……。
本当に犯人はこの中にいるのか、その目的は千織の死に関係しているのか。あるいは他の誰かが
この島に……半年前に起こった殺人事件の「被害者」が実は生きている? 謎と緊迫感のミステ
リー王道展開と、綺麗な作画が相まって実に面白い。本土側の江南君はせっかく少女化したのに
出番少なく、聞き役であまり活躍できませんでしたが。あと今回は少しページ少なめで残念(笑)。
館の構造的な秘密が一つ明かされたところで次巻に続く。そこに潜むのは何者か。
今更ですけど作画の清原さんは『Another』コミック版の人でもありました。あれも結構怖かった
なあ。
巻末のおまけ4コマはやはりせっかくの雰囲気を壊すのでない方がよいかも。
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