
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
医者の本音 (SB新書) 新書 – 2018/8/7
- Kindle版 (電子書籍)
¥0 Kindle Unlimited 会員は、このタイトルを追加料金なし(¥0)で読み放題 ¥792 Kindle 価格 獲得ポイント: 8pt - 新書
¥902
獲得ポイント: 84pt
購入を強化する
若き外科医が「医者と病院のブラックボックス」に切り込む話題の書。
「風邪ですね……」 その一言に隠された真意とは?
「なぜ病院はこんなに待たされるの?」
「なぜ医者の態度はいつも冷たいのか?」
超高齢化を迎えますます身近になる病院と医者。病気と無縁な人はいないはず。
なのに私たちは医者のことを何も知らない…!
本書は、がんの執刀医でありながら、医局に所属しない著者が、これまで誰も書けなかった「医療のブラックボックス」に切り込む企画! 「薬を減らしたいとき、なんといえばいいか?」「袖の下は渡したほうがいいのか?」といった切実な悩みから、「製薬会社からの賄賂は本当にあるのか?」「玉の輿に乗るならねらい目は?」のような、お金と恋愛の話題まで。面と向かっては聞けなかったギモンが、氷解する。
日経ビジネスオンライン・Yahooニュース個人などで話題の医師が真摯に答え、「今読むべき良書」とはやくも大反響。今年必読の1冊。
■目次
第1章 医者の本音 その一言に込められた真意
第2章 医者は言わない 薬・手術の本当のところ
第3章 病院の本音 患者の都合 医者の都合
第4章 医者のお金と恋愛 その収支明細と私生活
第5章 タブーとしての「死」と「老い」 人のいのちは本当に平等か?
■項目
・「風邪ですね」なぜあしらうように言うのか?
・医者の「大丈夫です! 」はどこまであてになるか?
・なぜ医者の態度はいつも冷たいのか
・「様子を見ましょう」の裏で医者は何を考えているか
・医者が困る患者とは何か?
・患者の「薬を減らしたい」を医者はどう思うか?
・がんを「告知」されたときにすべき3つの質問
・「余命3ヶ月から奇跡の生還」を医者はどう見るか?
・病院はなぜこんなに待たされるのか
・受診は「平日の昼」をおすすめする意外な理由
・医者が属するといわれる「医局」とは何か
・医者の年収――どのくらいもらっているか?
・製薬会社との癒着は本当にあるのか?
・「安楽死」を選ぶべきときはいつか
・あなたの「いのちの値段」はいくら?
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2018/8/7
- ISBN-104797396873
- ISBN-13978-4797396874
この商品を見た後に買っているのは?
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
1980年生。聖光学院高等学校を卒業後2浪を経て、鹿児島大学医学部卒。都立駒込病院で研修後、同院大腸外科医師(非常勤)として10年勤務。2017年2月-3月にから福島県高野病院院長を務め、その後、福島県郡山市の総合南東北病院外科医長として勤務。資格は消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医(大腸)、外科専門医、感染管理医師、マンモグラフィー読影認定医、がん治療認定医、医師臨床研修指導医。モットーは「いつ死んでも後悔するように生きる」。日経ビジネスオンラインやYahoo!ニュースなど多数の媒体で連載をもつ。Yahoo!ニュース個人連載では2015年12月、2016年8月に月間Most Valuable Article賞を受賞。著書に「幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと〜若き外科医が見つめた『いのち』の現場三百六十五日〜」(幻冬舎)がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1980年生。聖光学院高等学校を卒業後2浪を経て、鹿児島大学医学部卒。都立駒込病院で研修後、同院大腸外科医師(非常勤)として10年勤務。2017年2月~3月に福島県高野病院院長を務め、その後、福島県郡山市の総合南東北病院外科医長として勤務。資格は消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医(大腸)、外科専門医、感染管理医師、マンモグラフィー読影認定医、がん治療認定医、医師臨床研修指導医。Yahoo!ニュース個人連載では2015年12月、2016年8月に月間Most Valuable Article賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者について

外科医、作家。1980年神奈川県生まれ。横浜で汽笛を聞きながら青春時代を過ごし、聖光学院中学・高等学校を卒業後、二年間の代々木ゼミナール横浜校での浪人生活を経て、鹿児島大学医学部医学科に入学。卒業後、がん・感染症センター都立駒込病院外科初期・後期研修を修了、同院大腸外科医師として勤務。2017年2月から福島県高野病院院長、2017年4月から福島県の総合南東北病院外科医長。2018年4月、京都大学大学院医学研究科で優秀賞を受賞し公衆衛生学修士。2021年10月より神奈川県茅ヶ崎市の湘南東部総合病院外科に勤務。
参加手術件数は一年に約200件。専門は大腸がんや鼠径ヘルニアの手術、治療、外科教育、感染管理など。資格はマンモグラフィー読影認定医、外科専門医、消化器外科専門医、がん治療認定医、内視鏡外科技術認定医、臨床研修指導医、感染管理医師。
著書に新書「医者の本音」(2018年SBクリエイティブ 15万部)など、小説「泣くな研修医」(2019年幻冬舎)はシリーズ38万部を超えるベストセラーに。テレビ朝日系列でドラマ化された。その他若手医師向け教科書「恥をかかない 5年目までのコンサルト」や監修に看護学生向け教科書「ズボラな学生の看護実習本 ずぼかん」など。連載はヤフーニュース個人・日経ビジネス電子版など。講演多数。
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
近藤誠先生の「医者に殺されない47の心得」なんかのほうが、本当に本質を言いぬいている。
そのような患者側からの素朴な疑問に、現役の消化器外科の医師が真面目に解説するという内容である。
大学教授や有名病院の院長など肩書の立派な先生が、自分の専門分野について書いた本(本当に本人が執筆したかは疑問だが)は多数あるが、30代の若手医師が医療業界の内情について言葉は悪いが「暴露」するような本は珍しい。
ただ本書はいわゆる「内部告発本」ではなく、特定の誰かやどこかの病院を貶めるのが目的ではない。患者の側から見て、本来なかなか知り得ない病院や医師など医療の現状を「正しく理解してもらいたい」というのが著者の意図だろう。
全5章からなるが、一番参考になったのは第1章「医者の本音」だ。風邪で医者に診てもらうとパソコンの電子カルテに処方箋発行機能があり「風邪1」ボタンを押すと、自動的に処方箋を書いてくれるという。ちなみに「風邪3」までボタンがあるらしい。患者としては「あまりに機械的」でちょっと違和感を感じるが、処方ミスの減少や時間短縮などの効果があるようだ。
他にも「がんセンター」の生存成績がいいのは、がん以外の糖尿病や心臓病などを持っている患者を断っているため。VIP患者の多い某有名病院では飲み会の前に個室を回って「袖の下」をもらい軍資金にしている。患者からの質問にわかったふりをしてコッソリ外来の奥でスマートフォンで情報検索している医師は多い。など意外な事実も記載している。
あと本書で特徴的なのは、やや下世話な「おカネと恋愛」(第4章)や、「死と老い」(第5章)という深刻なテーマもしっかりフォローしていることだ。まさに多面的に医療業界の内部事情に触れている。
本書は一人の医師としての見解ではあるが、医療業界の良い面も悪い面もしっかり正面から説明しようという意思が強く感じられる良書だと思う。
この本の内容は、現実であり虚実は書いていない。
この本には、書かれていないが関心あることを記そう。
手術前に寸志を渡すか。
結構渡す人が多いらしい。
自分の父が手術することになり、婿に渡すべきか幾ら包むべきか尋ねた。
そうすると、包まなくて良いという。娘の友人からも聞かれたことがあるらしく、包む必要はないと断言している。
しかし、婿も貰ざるを得ないこともあるらしく、もらっていないことはない。金品の受取りはお心使いはお断りと病院内に張り出している。渡す人は、人の居ないところで渡しきらないと拙いらしい。ただ、婿は一時預かりで、手術が成功し、無事退院した時には受け取る。退院出来なかった時には返していたようだ。
私の父は、手術前に容態が悪くなり他界し、渡すことはなかった。
看護婦と医師が結婚する場合は多い。それは、医者というものを知っているからだ。
ただ、勤務医は看護婦を結構毛嫌いしているようだ。若い看護婦は良いが、年配の横着で口のたつ看護婦は嫌われるようだ。
特に外科医は、本当にハードで3,4時間の睡眠はざらで幾ら収入があるといっても自分は医者になりたいとは思わない。
しかも、できるだけわかりやすく、医療の現場を説明しようとしているため、
専門書的な捉え方をする読者には好まれないでしょう。
私も、医療業界に席をおいていますが、少なくとも「ウソ」は書いてないと思います。
作者も文中に、「色々な意見がある」と書いてあるように、「決めつけ」では書かれていないため、
言い訳的に聞こえるのかも。
私としては、
「こんな医者はダメ」、「医者に殺されない」、「治療するな」
などの、ショッキングなタイトルの、エビデンスに基づかない(もしくは少ない)主張の書籍よりは
遥かに良いと思います。
少なくとも、読者が偏った考えに陥る「毒」にはなりませんから。
なので、気楽に読み物として読むべき本でしょう。
飛行機で救命措置を依頼される医者の話が載っています(よくある「お客様の中にお医者様はいませんか?」話)。
ここでは訴訟が怖くて下手なことは出来ない、みたいなことが書かれています。
「善きサマリア人の法」の原則を知らないか、あえて書かないか。内容はわら半紙のガリ版印刷レベルだと思いました。商業主義では本音が言えないのですね。