演劇で言えばエチュードによって書いたような作品で、基本会話劇。キャラクターが生きていてとても楽しいが、読む人を選ぶのは間違いない。下ネタのオンパレードだし、会話がただの悪ふざけとしか思えない人には薦められない。「ブルマー・スク水・女子中学生」の3点セットが平気な、私のような人間でないと読んではいけない。キャラクターが立ちまくって自由奔放に暴れ回るのが西尾維新のスタイルで、エンタテイメント性は満点。
この物語に語るべきテーマ性や教訓など初めからない。下巻になってほとんど18禁に近いような猥褻表現が増え、ますます嫌われる要素が増えた。小説にエンタテイメント性以外の要素を求めず、前述の3点セットが平気な人だけ読んでもOK。
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