中古購入でしたが、綺麗な状態で、届いて、依頼した息子も喜んでいました。
目次をパラパラ見て。面白そうだから、一緒に読んでみようと誘われました。
これから、楽しませて頂きます。
匂いの人類学 鼻は知っている (日本語) 単行本 – 2009/7/24
エイヴリー ギルバート
(著)
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本の長さ344ページ
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言語日本語
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出版社武田ランダムハウスジャパン
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発売日2009/7/24
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ISBN-104270005130
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ISBN-13978-4270005132
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商品の説明
著者について
【著者略歴】
エイヴリー・ギルバート Avery Gilbert
カリフォルニア大学卒業後、ペンシルバニア大学で心理学の博士号を取得。心理学者であると同時に、嗅覚専門の認知科学者、企業家の肩書きも持つ。フレグランス関連企業で人間の嗅覚の研究を指揮するほか、匂いに関する画期的な研究を科学雑誌に掲載したり、有名ブランドの香水の開発に参加するなど、多彩な活動を行う。米国ニュージャージー州在住。
【訳者略歴】
勅使河原まゆみ(てしがわら まゆみ)
1972年生まれ、翻訳家。筑波大学理工学研究科修了。訳書に『わたしのハムスターを化石で残すには?』(ランダムハウス講談社)がある。
エイヴリー・ギルバート Avery Gilbert
カリフォルニア大学卒業後、ペンシルバニア大学で心理学の博士号を取得。心理学者であると同時に、嗅覚専門の認知科学者、企業家の肩書きも持つ。フレグランス関連企業で人間の嗅覚の研究を指揮するほか、匂いに関する画期的な研究を科学雑誌に掲載したり、有名ブランドの香水の開発に参加するなど、多彩な活動を行う。米国ニュージャージー州在住。
【訳者略歴】
勅使河原まゆみ(てしがわら まゆみ)
1972年生まれ、翻訳家。筑波大学理工学研究科修了。訳書に『わたしのハムスターを化石で残すには?』(ランダムハウス講談社)がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ギルバート,エイヴリー
カリフォルニア大学卒業後、ペンシルベニア大学で心理学の博士号を取得。心理学者であると同時に、嗅覚専門の認知科学者、企業家の肩書きも持つ。フレグランス関連企業で人間の嗅覚の研究を指揮するほか、匂いに関する画期的な研究を科学雑誌に掲載したり、有名ブランドの香水の開発に参加するなど、多彩な活動を行う。米国ニュージャージー州在住
勅使河原/まゆみ
1972年生まれ、翻訳家。筑波大学理工学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カリフォルニア大学卒業後、ペンシルベニア大学で心理学の博士号を取得。心理学者であると同時に、嗅覚専門の認知科学者、企業家の肩書きも持つ。フレグランス関連企業で人間の嗅覚の研究を指揮するほか、匂いに関する画期的な研究を科学雑誌に掲載したり、有名ブランドの香水の開発に参加するなど、多彩な活動を行う。米国ニュージャージー州在住
勅使河原/まゆみ
1972年生まれ、翻訳家。筑波大学理工学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 武田ランダムハウスジャパン (2009/7/24)
- 発売日 : 2009/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 344ページ
- ISBN-10 : 4270005130
- ISBN-13 : 978-4270005132
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- - 1,444位科学読み物 (本)
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- - 1,978位文化人類学・民俗学 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月28日に日本でレビュー済み
【紹介】
皆さんは匂いについて考えたことがありますか?
もちろん、匂いを考えるといってもめちゃくちゃ多面的な要素がありますよ、匂いの良し悪しという観点もあれば、どういう化学物質が匂いを持っているのか、そしてどの匂いを組み合わせたら人が心地よく感じるのか、もっといえば人によって匂いの好みの差は鼻から生まれているのか、それともそれを知覚する脳から生まれているのか?
匂いに関する疑問は尽きるところを知りません。だからこそ、そこにはきっと皆さんが思いもしなかったような面白い世界が広がっています。
この本は匂いについてそれこそとても多面的に紹介してくれています。
匂いの数についての記述は世界中に溢れるほどあって、匂いは3万あるという話から3000ぐらいじゃね? みたいな議論もあります。それに匂いをカテゴライズしてまとめてみようという試みもありました。
匂いが人類史において、特に料理の歴史においてどうやって関わってきたか、とかも書かれています。料理をしている過程で生じるおいしそうな匂いが好きな方はぜひ読んでみてもいいでしょう。
匂いつきの映画をビジネスとして成立しようと奔走した人間の姿も書かれています。新しい映画のあり方を見出せるかもしれません。
匂いはマーケティングにも使われています。小売店でほのかに香るフレグランスがあったりしますが、あれが無意識のうちに皆さんの購買活動に影響を与えているかもしれないことをご存知でしょうか? 知ってみると買い物に出かけるときは常に鼻をつまむことになるかもしれませんが(笑)
上述するように、匂いと言うテーマに沿って本当に様々なアプローチからこの本は書かれています。
だからこそ、匂いについて知ってみたいという人全員に読んでみてほしいです。豆知識として披露できそうな情報もいっぱいですよ(笑)!
【文体】
この本、本とは思えないほど面白くて読みやすいです(笑) なんというか著者がネタというジョークがすきなんですかね、物凄く笑える感じでかかれてます(笑)
下に面白いフレーズとかを引用するので、これが笑えたら普段本を読まない人でさえさくさく読めちゃうかもしれないです(笑)
おならの臭いを閉じ込める素晴らしい発明についての商品名のくだりで。
こんな便利な製品のブランド名が「トート・トラッパー(おならの臭い漏らしません)」では説得力に欠ける気がする。私がマーケティング・コンサルタントだったら「ブラストバスター3000」みたいなもっと骨太な名前をつける
大して興味深くもない話を書き綴った後の一フレーズで。
ふつうなら、話はこれで終わる――エキゾチックな場所で変わった分子を見つけました(完)。
精神学者フロイトがやけに嗅覚を軽視している論説を展開しているが、それに対して精神学的ではなく鼻の機能面から理由付けを行い、どうやらフロイトは病気などの感染などにより鼻の機能低下が進んでいたと考えられる事実を受けて。
1897年に嗅覚理論を生み出したときには、フロイトの鼻は、すでに医学的災害激甚地だった。
もしこの辺の表現が面白いと思うなら、ぜひそれだけでも読んでみる価値はあるかなと思います(笑)
あ、あと途中で「くんくん」っていう鼻をすんすんさせる動作が非常に重要になってくる部分があって、「くんくん」がめっちゃで出てくるんですけど、「くんくん」という文字列が可愛いと思う人はそれだけでそこは読む価値ありますよ(笑)!!
【感想】
主に下のようなことについて書こうかなと思います。
1.臭いに関わる恐ろしい病
2.食文化とスパイス
1.臭いに関わる恐ろしい病
皆さんは普通に匂いをかげている方が多いと思うのでいいと思うのですが、加齢によって恐ろしい症状がし始めることがあるようです……。
ある60歳女性は、ある日目が覚めると、世界に広がるすべてのものが焦げたトーストの臭いを放っていたといいます。そして人によっては、人によってはですよ? すべてのものが糞の臭いがするようになることもあるというのでいやなんかもう加齢が恐ろしくてしょうがないです……。
加齢によって臭いのある化学成分と接触する受容体と脳とをつなげている神経が切れてしまった際に、ありがたいことにときどきその神経が自分自身を修復しようと頑張ってくれるようなんですよね。そしてそうやって修復された神経が繋がる場所を間違えると、あら不思議、世界が糞塗れになってしまうのです……!
他にも自臭症という、自分が臭いを放っているという錯覚に囚われてしまう症状もあるそうです。どれだけ石鹸で体を洗っても落ちることがない、自分自身が錯覚しているだけなので……。でも本人にとっては実際に感じているわけなので、周りの人が臭わないといわれても信じられないですよね……。本当に恐怖の病です……。
皆さんも嗅覚に関して障害を感じたらすぐに病院に行ってみてくださいね……!
2.食文化とスパイス
おのおのの食文化にはスパイスが存在しています。例えば日本だと、醤油、出汁、みりんとかでしょうか。いや、これは全然スパイスじゃない気がするな……。
まあいいです(笑) 日本には例えば「料理のさしすせそ」みたいな概念がありますよね?
どうやら世界に目を向けてみても、伝統料理は大体4,5種類の基本的な味付け要素によって定義されている、という現状があるようなんです。要するにその四種類のスパイスを用意すれば、「なんかそれっぽい」料理ができる、という状態みたいです。
食文化とかは各国毎に大きな違いがあると考えていた僕にとってこれは大きな発見でした。もちろん料理の仕方という差も考慮に入れなければいけないと思いますが、その二点を抑えればだいたいそれっぽい料理が作れるというのはとても感動です。
さらに、スパイスが多く使われる地域は基本的に暑い地域だったりする傾向があるとこの本では示されています。
そしてその理由の解析もなかなか面白く、肉などは特に暑い地域だと腐りやすいため、抗菌作用の高いスパイスを大量に加えて保存がきくようにしている、という話は目からうろこでした。
暑い地域だと味覚が弱ってきてしまい濃い味が好まれるという観点はきいたことがありましたが、こういう側面もあったんですねー、感動でした。
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色々な本の書評を掲載しています、読みたい本を見つけるのに苦労している方はのぞいてみてくださいー。
http://highishiki.blog.fc2.com/
皆さんは匂いについて考えたことがありますか?
もちろん、匂いを考えるといってもめちゃくちゃ多面的な要素がありますよ、匂いの良し悪しという観点もあれば、どういう化学物質が匂いを持っているのか、そしてどの匂いを組み合わせたら人が心地よく感じるのか、もっといえば人によって匂いの好みの差は鼻から生まれているのか、それともそれを知覚する脳から生まれているのか?
匂いに関する疑問は尽きるところを知りません。だからこそ、そこにはきっと皆さんが思いもしなかったような面白い世界が広がっています。
この本は匂いについてそれこそとても多面的に紹介してくれています。
匂いの数についての記述は世界中に溢れるほどあって、匂いは3万あるという話から3000ぐらいじゃね? みたいな議論もあります。それに匂いをカテゴライズしてまとめてみようという試みもありました。
匂いが人類史において、特に料理の歴史においてどうやって関わってきたか、とかも書かれています。料理をしている過程で生じるおいしそうな匂いが好きな方はぜひ読んでみてもいいでしょう。
匂いつきの映画をビジネスとして成立しようと奔走した人間の姿も書かれています。新しい映画のあり方を見出せるかもしれません。
匂いはマーケティングにも使われています。小売店でほのかに香るフレグランスがあったりしますが、あれが無意識のうちに皆さんの購買活動に影響を与えているかもしれないことをご存知でしょうか? 知ってみると買い物に出かけるときは常に鼻をつまむことになるかもしれませんが(笑)
上述するように、匂いと言うテーマに沿って本当に様々なアプローチからこの本は書かれています。
だからこそ、匂いについて知ってみたいという人全員に読んでみてほしいです。豆知識として披露できそうな情報もいっぱいですよ(笑)!
【文体】
この本、本とは思えないほど面白くて読みやすいです(笑) なんというか著者がネタというジョークがすきなんですかね、物凄く笑える感じでかかれてます(笑)
下に面白いフレーズとかを引用するので、これが笑えたら普段本を読まない人でさえさくさく読めちゃうかもしれないです(笑)
おならの臭いを閉じ込める素晴らしい発明についての商品名のくだりで。
こんな便利な製品のブランド名が「トート・トラッパー(おならの臭い漏らしません)」では説得力に欠ける気がする。私がマーケティング・コンサルタントだったら「ブラストバスター3000」みたいなもっと骨太な名前をつける
大して興味深くもない話を書き綴った後の一フレーズで。
ふつうなら、話はこれで終わる――エキゾチックな場所で変わった分子を見つけました(完)。
精神学者フロイトがやけに嗅覚を軽視している論説を展開しているが、それに対して精神学的ではなく鼻の機能面から理由付けを行い、どうやらフロイトは病気などの感染などにより鼻の機能低下が進んでいたと考えられる事実を受けて。
1897年に嗅覚理論を生み出したときには、フロイトの鼻は、すでに医学的災害激甚地だった。
もしこの辺の表現が面白いと思うなら、ぜひそれだけでも読んでみる価値はあるかなと思います(笑)
あ、あと途中で「くんくん」っていう鼻をすんすんさせる動作が非常に重要になってくる部分があって、「くんくん」がめっちゃで出てくるんですけど、「くんくん」という文字列が可愛いと思う人はそれだけでそこは読む価値ありますよ(笑)!!
【感想】
主に下のようなことについて書こうかなと思います。
1.臭いに関わる恐ろしい病
2.食文化とスパイス
1.臭いに関わる恐ろしい病
皆さんは普通に匂いをかげている方が多いと思うのでいいと思うのですが、加齢によって恐ろしい症状がし始めることがあるようです……。
ある60歳女性は、ある日目が覚めると、世界に広がるすべてのものが焦げたトーストの臭いを放っていたといいます。そして人によっては、人によってはですよ? すべてのものが糞の臭いがするようになることもあるというのでいやなんかもう加齢が恐ろしくてしょうがないです……。
加齢によって臭いのある化学成分と接触する受容体と脳とをつなげている神経が切れてしまった際に、ありがたいことにときどきその神経が自分自身を修復しようと頑張ってくれるようなんですよね。そしてそうやって修復された神経が繋がる場所を間違えると、あら不思議、世界が糞塗れになってしまうのです……!
他にも自臭症という、自分が臭いを放っているという錯覚に囚われてしまう症状もあるそうです。どれだけ石鹸で体を洗っても落ちることがない、自分自身が錯覚しているだけなので……。でも本人にとっては実際に感じているわけなので、周りの人が臭わないといわれても信じられないですよね……。本当に恐怖の病です……。
皆さんも嗅覚に関して障害を感じたらすぐに病院に行ってみてくださいね……!
2.食文化とスパイス
おのおのの食文化にはスパイスが存在しています。例えば日本だと、醤油、出汁、みりんとかでしょうか。いや、これは全然スパイスじゃない気がするな……。
まあいいです(笑) 日本には例えば「料理のさしすせそ」みたいな概念がありますよね?
どうやら世界に目を向けてみても、伝統料理は大体4,5種類の基本的な味付け要素によって定義されている、という現状があるようなんです。要するにその四種類のスパイスを用意すれば、「なんかそれっぽい」料理ができる、という状態みたいです。
食文化とかは各国毎に大きな違いがあると考えていた僕にとってこれは大きな発見でした。もちろん料理の仕方という差も考慮に入れなければいけないと思いますが、その二点を抑えればだいたいそれっぽい料理が作れるというのはとても感動です。
さらに、スパイスが多く使われる地域は基本的に暑い地域だったりする傾向があるとこの本では示されています。
そしてその理由の解析もなかなか面白く、肉などは特に暑い地域だと腐りやすいため、抗菌作用の高いスパイスを大量に加えて保存がきくようにしている、という話は目からうろこでした。
暑い地域だと味覚が弱ってきてしまい濃い味が好まれるという観点はきいたことがありましたが、こういう側面もあったんですねー、感動でした。
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色々な本の書評を掲載しています、読みたい本を見つけるのに苦労している方はのぞいてみてくださいー。
http://highishiki.blog.fc2.com/
2009年10月6日に日本でレビュー済み
香水やワインの匂いを視覚的に表現するには?
警官はマリファナの匂いを遠くから嗅ぎわけられる?
ヘレン・ケラーの嗅覚は本当に優れていた?
マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の有名な一節は、本当に印象的?
・・・などなど。
次々に話題が移り変わり、論理的に検証されていくので、読んでいて圧倒されます。
匂いつき映画技術の「スメロビジョン」と「アロマラマ」の争いは、短編小説みたいに読めます。
そして本書は、匂いのどこか神秘的な側面だけでなく、まずは身の周りにある匂いから考えることの大切さを教えてくれます。
警官はマリファナの匂いを遠くから嗅ぎわけられる?
ヘレン・ケラーの嗅覚は本当に優れていた?
マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の有名な一節は、本当に印象的?
・・・などなど。
次々に話題が移り変わり、論理的に検証されていくので、読んでいて圧倒されます。
匂いつき映画技術の「スメロビジョン」と「アロマラマ」の争いは、短編小説みたいに読めます。
そして本書は、匂いのどこか神秘的な側面だけでなく、まずは身の周りにある匂いから考えることの大切さを教えてくれます。
2009年9月6日に日本でレビュー済み
匂いが人間の行動にどのような影響を及ぼしているかを具体的に示している。
匂いの世界は未知の世界でもある。著者は嗅覚専門の認知科学者でアメリカ人。現在は世界各社の香水調合や匂いの科学の研究をしている。
民族に関わると匂いとその習性の相違についてヨーロッパの事例を紹介している。
おそらく、民族と匂いの好みによる民族習性について記した書は初めてであろう。
しかし、残念ながら、東洋の事例の紹介は少ない。今、注目を浴びている朝鮮・韓国のトンスルという糞酒について著者が注目し、新たな論文を発表する日を待ちたい。
匂いの世界は未知の世界でもある。著者は嗅覚専門の認知科学者でアメリカ人。現在は世界各社の香水調合や匂いの科学の研究をしている。
民族に関わると匂いとその習性の相違についてヨーロッパの事例を紹介している。
おそらく、民族と匂いの好みによる民族習性について記した書は初めてであろう。
しかし、残念ながら、東洋の事例の紹介は少ない。今、注目を浴びている朝鮮・韓国のトンスルという糞酒について著者が注目し、新たな論文を発表する日を待ちたい。