勝ちきる頭脳 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2017/2/22
井山 裕太
(著)
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本の長さ240ページ
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言語日本語
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出版社幻冬舎
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発売日2017/2/22
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寸法18.8 x 12.8 x 1.5 cm
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ISBN-104344978994
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ISBN-13978-4344978997
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
9歳でプロを目指し、12歳でプロ棋士になり、26歳で七冠になった。リスクを背負ってこそ勝利は掴める。常識外と言われようが自分の最善を信じ抜く。七冠同時制覇の最強囲碁棋士が初めて明かす思考法。
著者について
囲碁棋士。1989年5月24日生まれ。大阪府出身。石井邦生九段門下。日本棋院関西総本部所属。9歳でプロ棋士の養成機関である院生になった後、2002年に12歳で入段を果たし、プロ棋士となる。2005年、16歳4カ月で阿含・桐山杯を優勝し、史上最年少記録を更新。2009年には、七大タイトルの一つとなる「名人」を奪取。20歳4カ月で史上最年少名人となり、九段に昇段。破竹の勢いで数々の記録を塗り替えながら、史上三人目の七大タイトルグランドスラム、史上二人目の大三冠を達成。2016年4月に、囲碁界史上初の七冠同時制覇(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)を成し遂げる。内閣総理大臣顕彰受賞。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井山/裕太
囲碁棋士。1989年5月24日生まれ。大阪府出身。石井邦生九段門下。日本棋院関西総本部所属。2002年に十二歳で入段を果たし、プロ棋士となる。2005年、十六歳四ヵ月で亜含・桐山杯を優勝し、史上最年少記録を更新。2009年には。七大タイトルの一つとなる「名人」を奪取。二〇歳四ヵ月で史上最年少名人となり、九段に昇段。史上三人目の七大タイトルグランドスラム、史上二人目の大三冠を達成。2016年4月、囲碁界史上初の七冠同時制覇(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
囲碁棋士。1989年5月24日生まれ。大阪府出身。石井邦生九段門下。日本棋院関西総本部所属。2002年に十二歳で入段を果たし、プロ棋士となる。2005年、十六歳四ヵ月で亜含・桐山杯を優勝し、史上最年少記録を更新。2009年には。七大タイトルの一つとなる「名人」を奪取。二〇歳四ヵ月で史上最年少名人となり、九段に昇段。史上三人目の七大タイトルグランドスラム、史上二人目の大三冠を達成。2016年4月、囲碁界史上初の七冠同時制覇(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2017/2/22)
- 発売日 : 2017/2/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4344978994
- ISBN-13 : 978-4344978997
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.5 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 314,892位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 426位囲碁 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年5月3日に日本でレビュー済み
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井山祐太(二十六世 本因坊文裕)、二十七歳、平成生まれのトップ囲碁棋士。彼の勝負に対する意気込みと将来の展望(野望?)が良くわかる本です。「囲碁とは芸である。」と言われるが、その「芸」を極めつつある彼のタイトルを奪うことは尋常ではない。私も一アマとして、棋力アップと囲碁の芸を追求していきたいと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年5月23日に日本でレビュー済み
まずこのような良質な内容の本を低価格で出版されたことに感謝したい。幻冬社さん井山さん、素晴らしいです。
棋士でなくても、囲碁知らなくても、親御さんでも、子供でも、よりあえず読んでおけ。
誰でも読むに値する本である。井山さんを棋聖として読むというより、どの立場であっても井山さんと同じ思考や価値観の持ち主が気持ち良く生き抜いている場合が多い。
ここを分からずトレンドの心理学などに手を出すと自意識過剰な意識高い系の間違いをおかすことになる。それもまた経験のうちなのだが。
ビジネス啓発書中毒、マインドフルネス中毒、ゲーム理論中毒、お受験中毒、とりあえず読んどけ。
今挙げた分類はだいたい目を通したが荒波多い人生には意味ない。これ自体が自分らの時間もお金も搾取される構造が出来上がっているが置いておこう。
ips細胞の山中教授も言っている。
ビジョン
ワークハード
他者比較しない
これで十分。
往々にして出来る凡人=ある域に達する人達は 知っている。これは簡単なことで、自分たちも今日から姿勢を見直せばいい。
囲碁は1時間もすれば覚えられる。わからない用語はすぐにググる。このように棋聖もよちよち勉強してづけてきた。
人が社会で生き抜くことのヒントはこの著書にコンパクトにまとまっている。とりあえず読んどけ。
棋士でなくても、囲碁知らなくても、親御さんでも、子供でも、よりあえず読んでおけ。
誰でも読むに値する本である。井山さんを棋聖として読むというより、どの立場であっても井山さんと同じ思考や価値観の持ち主が気持ち良く生き抜いている場合が多い。
ここを分からずトレンドの心理学などに手を出すと自意識過剰な意識高い系の間違いをおかすことになる。それもまた経験のうちなのだが。
ビジネス啓発書中毒、マインドフルネス中毒、ゲーム理論中毒、お受験中毒、とりあえず読んどけ。
今挙げた分類はだいたい目を通したが荒波多い人生には意味ない。これ自体が自分らの時間もお金も搾取される構造が出来上がっているが置いておこう。
ips細胞の山中教授も言っている。
ビジョン
ワークハード
他者比較しない
これで十分。
往々にして出来る凡人=ある域に達する人達は 知っている。これは簡単なことで、自分たちも今日から姿勢を見直せばいい。
囲碁は1時間もすれば覚えられる。わからない用語はすぐにググる。このように棋聖もよちよち勉強してづけてきた。
人が社会で生き抜くことのヒントはこの著書にコンパクトにまとまっている。とりあえず読んどけ。
VINEメンバー
囲碁の経験者でなければ、読むに難解ではないかと当初おもったが、「五目並べ」しかできない評者でも、じゅうぶん楽しむことができた。囲碁棋士の生活とは、その苦労とは、世界に広がる囲碁界のなかで日本の占める位置とは、人口知能の成長甚だしいなかで囲碁の将来とは・・など知ると同時に考える機会となった。さらには、著者のすさまじいまでの「成長への意欲」向上心や囲碁を通して自分を表現したいという強い願いも知ることができた。そして、「好き」であるということが一つの才能であることも。たいへん、読みやすい本であり、思考力をもちいた盤上の戦いの魅力も感じることができる。そして、それは〈かつてある超一流の先生が「対局中に吐いたことがない棋士は一流ではない」との発言をされたそうですが、この発言の意味はよくわかります(「第6章 棋士という職業;対局中の極限状態」)と著者に言わせるほどのものであるということも。囲碁と囲碁棋士、著者に関心のある方はもちろんのこと、その内容は教育、ビジネス面でも活かすことができそうである。
2018年12月21日に日本でレビュー済み
不世出の囲碁棋士とも言われる井山さんの思いが記述されている。記憶に残るのは、打ちたい手を打つという言葉。世界戦への思いも記載があり、小学生の時から強豪が揃っていることを意識している。中国、韓国が台頭し、世界に挑む立場であり、結果を残さなければという立場であるが、これからも打ちたい手を打ってほしいと思う。
ベスト50レビュアー
将棋の駒の動かし方は分かりますが、囲碁については何も知りません。そういう私が『勝ちきる頭脳』(井山裕太著、幻冬舎)を手にしたのは、年間グランド・スラム達成者にして史上初の2度の七冠達成者の井山裕太という人物の頭の中、心の内を覗いてみたかったからです。
著者は、囲碁というものをどう考えているのでしょうか。「そこ(最終盤)でものを言うのが、譲歩であれ決行であれ、自分の選択しようとしている道が『本当に正しいのかどうか』の裏付けをとるための『読み』です。読みを入れてみて間違いないとなったら、それを実行する――囲碁というのは結局、この繰り返しをしていくよりほかないのではないでしょうか。それで自分の読みが間違っていたら、自分に実力がなかったということですから、それはそれでもう仕方がありません。ですから僕は、決行であれ譲歩であれ、自分の読みを信じます。そしてリードが多くあるに越したことはないので、読みを入れた結果『決行しても大丈夫』ということになれば、リスクはあっても『最善』の道を選択するようにしています」。
「勝負の先行きに関しては楽観的に見て、現局面は悲観的に捉えるといったところでしょうか」。
「過去に解いてきた無数の詰碁から導き出された『経験による直感』で、この思考法が、実戦における全局的着手の決定においても使われるのです。・・・その局面に至るまでの手順には、必ず『流れ』があります。自分がこう打つと相手はこう打つという具合に、一手一手にストーリーがあるのです。・・・対局中は僕の中でストーリーがあり、その『流れ』の中で着手選択をしているので」す。
「『読み』とは『先を見通す力』なのですが、この能力には当然ながら差があります」。
「囲碁において最も重要なのは、その『読み』によって導き出した無数の出来上がり図を、どう判断するかなのです。プロの間でも差が出るのは、この『判断』の部分であると言っていいでしょう」。
「ミスを認めて『どういう状況であっても、なるべく同じ心理状態で見る』ことが大切です。ドライに割りきって、自分がミスをしたことを潔く認める。今、目の前の一手に集中するのです。プロとして相当な屈辱ではありますが、それをできる人が勝者となれるのです」。
「(僕は)可能性がある限りは粘って、逆転を追求するタイプです。勝利という目的に向かって全力を尽くす姿や、盤上の技をファンの皆さんに観ていただくのが、僕の役割だと考えているからです」。
「僕の場合で欲と言ったら、『探求心』ということになるのでしょうか。自分を高めたいという欲です」。
「棋士ならば誰もが、自分の打った碁を並べ直し、反省を行なっているはずです。この復習なくして、成長はありえません」。
中国や韓国の一流棋士が若い時は強いが、30代、40代になると急に衰えてしまう理由、アルファ碁やZenといった人工知能に対する考え方についても、著者の興味深い見解が語られています。
碁をやらない私にとっても学ぶことの多い一冊です。
著者は、囲碁というものをどう考えているのでしょうか。「そこ(最終盤)でものを言うのが、譲歩であれ決行であれ、自分の選択しようとしている道が『本当に正しいのかどうか』の裏付けをとるための『読み』です。読みを入れてみて間違いないとなったら、それを実行する――囲碁というのは結局、この繰り返しをしていくよりほかないのではないでしょうか。それで自分の読みが間違っていたら、自分に実力がなかったということですから、それはそれでもう仕方がありません。ですから僕は、決行であれ譲歩であれ、自分の読みを信じます。そしてリードが多くあるに越したことはないので、読みを入れた結果『決行しても大丈夫』ということになれば、リスクはあっても『最善』の道を選択するようにしています」。
「勝負の先行きに関しては楽観的に見て、現局面は悲観的に捉えるといったところでしょうか」。
「過去に解いてきた無数の詰碁から導き出された『経験による直感』で、この思考法が、実戦における全局的着手の決定においても使われるのです。・・・その局面に至るまでの手順には、必ず『流れ』があります。自分がこう打つと相手はこう打つという具合に、一手一手にストーリーがあるのです。・・・対局中は僕の中でストーリーがあり、その『流れ』の中で着手選択をしているので」す。
「『読み』とは『先を見通す力』なのですが、この能力には当然ながら差があります」。
「囲碁において最も重要なのは、その『読み』によって導き出した無数の出来上がり図を、どう判断するかなのです。プロの間でも差が出るのは、この『判断』の部分であると言っていいでしょう」。
「ミスを認めて『どういう状況であっても、なるべく同じ心理状態で見る』ことが大切です。ドライに割りきって、自分がミスをしたことを潔く認める。今、目の前の一手に集中するのです。プロとして相当な屈辱ではありますが、それをできる人が勝者となれるのです」。
「(僕は)可能性がある限りは粘って、逆転を追求するタイプです。勝利という目的に向かって全力を尽くす姿や、盤上の技をファンの皆さんに観ていただくのが、僕の役割だと考えているからです」。
「僕の場合で欲と言ったら、『探求心』ということになるのでしょうか。自分を高めたいという欲です」。
「棋士ならば誰もが、自分の打った碁を並べ直し、反省を行なっているはずです。この復習なくして、成長はありえません」。
中国や韓国の一流棋士が若い時は強いが、30代、40代になると急に衰えてしまう理由、アルファ碁やZenといった人工知能に対する考え方についても、著者の興味深い見解が語られています。
碁をやらない私にとっても学ぶことの多い一冊です。
2020年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
井山裕太さんの囲碁に向き合う姿勢や考え方が書かれている。7冠を勝ち取った前後なども詳しく書いてある。
私は囲碁をしたことなかったが読んでみた。
印象に残った文章は2つある。
1つ目は「そしてプロ棋士として囲碁を打っていくためには、誰に何と言わ れようと 「自分はこうなんだ」というものを持っていたいそれ を失ったら、もう自分じゃなくなってしまうという自分の 「核」を、 もっともっと強く確立していきたいのです。」
長い期間第一線で活躍するには自分にとっての核がないとできない事だと感じた。核があると迷った時の道しるべになると感じた
2つ目は「僕は他の棋士に比べて 「こんな手が良いはずがない」と深く読みもせずに見た目で廃案にすることは少ない ように思います。見た目がどんなに悪そうな手でも「もしかした ら」と、駄目である裏付けを取るべく読んでみることをするのです。」
大多数の声に身を委ねて考えないのは楽だがこういう所をしっかりと考える所が井山裕太さんの強さの秘訣だと感じた。
この本を通して「自分の核は何か?」「自分の答えを出すために考え抜く力」の2点を学んだ。
私は囲碁をしたことなかったが読んでみた。
印象に残った文章は2つある。
1つ目は「そしてプロ棋士として囲碁を打っていくためには、誰に何と言わ れようと 「自分はこうなんだ」というものを持っていたいそれ を失ったら、もう自分じゃなくなってしまうという自分の 「核」を、 もっともっと強く確立していきたいのです。」
長い期間第一線で活躍するには自分にとっての核がないとできない事だと感じた。核があると迷った時の道しるべになると感じた
2つ目は「僕は他の棋士に比べて 「こんな手が良いはずがない」と深く読みもせずに見た目で廃案にすることは少ない ように思います。見た目がどんなに悪そうな手でも「もしかした ら」と、駄目である裏付けを取るべく読んでみることをするのです。」
大多数の声に身を委ねて考えないのは楽だがこういう所をしっかりと考える所が井山裕太さんの強さの秘訣だと感じた。
この本を通して「自分の核は何か?」「自分の答えを出すために考え抜く力」の2点を学んだ。