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[山崎雅弘]の勃発! 第一次世界大戦

勃発! 第一次世界大戦 Kindle版


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商品の説明

内容紹介

今から101年前の1914年に勃発した第一次世界大戦は、「ヒトラー率いるドイツの全方位的な対外侵略」というわかりやすい構図で概説できる第二次世界大戦(ヨーロッパ戦域)とは異なり、参戦各国の政治的・民族的・そして軍事的な利害関係が複雑に入り組んでおり、全体像を簡潔に説明することの難しい戦争だった。

特に勃発の経緯については、オーストリア=ハンガリー帝国(以下オーストリアと略)の皇位継承者フランツ・フェルディナント夫妻が訪問先のボスニアで暗殺された「サラエボ事件」が引き金となった事実はよく知られているものの、それがなぜドイツとロシア・フランス・イギリスの全面戦争へと発展したのかという最も重要な背景は、歴史教科書などを見ても明快に説明されているとは言いがたい。

第一次世界大戦後のヨーロッパでは、この未曾有の惨禍を引き起こした責任は「ドイツ帝国と同国の皇帝ヴィルヘルム二世(以下ドイツ語で皇帝を意味する「カイザー」と略)にある」とする認識が主流となった。だが、ヨーロッパに戦雲が垂れ込め、事態が急速に悪化していく中でのカイザーの行動は、どちらかといえば場当たり的で計画性がなく、国益増進のために状況を利用しているつもりが、いつの間にか逃げ場のない袋小路へと自国を追い込む結果となっていった。

このような第一次世界大戦の勃発に至る経過が物語るのは、関係各国の政治的思惑や軍事的な事情が複雑に交錯する近現代の戦争が、いかにコントロールの難しい「怪物」的な存在であるかという厳然たる事実である。

1910年代前半にヨーロッパで鎬を削った政治家たちにとっての「軍事力」とは、植民地争奪などの外交交渉で優位に立つための「政治的道具」に過ぎず、戦争や軍事的緊張は相手国を威嚇したり状況を自国に有利な方向へ誘導する上では有効だが、最終的には外交つまり「政治」でコントロール可能な「計算されたリスク」と見なされていた。しかし、軍事技術の急速な発達は、軍人の知性をそうした「大局」から引き離し、専門的な領域における精度と効率をひたすら高める方向へと振り向けてしまった。その結果として生まれたのが、外交的状況とは全く無関係に、あらかじめセットされた特定の目標に向かって最短距離で突進する、各国軍隊の硬直した「動員システム」だった。

それでは、カイザーはなぜ、自国の東西に位置するロシア、フランス、イギリスという三大国を相手に戦争を挑むという、後世から見れば「無謀」とも言える決断を下したのか。そして当時のドイツ帝国はいかなる「対外戦略」を持ち、帝国を率いるカイザーの目には、どのような「勝算」が見えていたのだろうか。

本書は、当時のヨーロッパにおける大国と中小国の思惑の交錯が、やがて制御不能の大戦争へと短時間で転がり落ちる過程を、主に外交史とドイツの戦争計画の推移という観点から、わかりやすく解説した記事です。2014年5月、学研パブリッシングの雑誌『歴史群像』第125号(2014年6月号)の巻頭記事として、B5判15ページで発表されました。

参戦国が多いこと、そして一般的な日本人の日常生活には直接的な影響がなかった事実もあり、日本人には全体の構造が今ひとつわかりにくい「第一次世界大戦」ですが、大まかに整理すれば、ドイツ対英仏露の三国(後に英仏米の三国)による「東西欧州戦争」と、オーストリア・ロシア・オスマン(トルコ)の三帝国から成るトライアングルとその内側のバルカン半島の中小国(セルビア、モンテネグロ、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ)による「第三次バルカン戦争」の二つに切り分けることができます。

本書では前者の戦い、すなわちドイツ対英仏露の「東西欧州戦争」に光を当て、接近と対立を繰り返した欧州列強がいかにして「第一次世界大戦」へとなだれ込んでいったのかを読み解いています。

なお、本書の前編に当たる「バルカン半島の不安定化とオーストリアの思惑」(または先に述べた「第三次バルカン戦争」の発端)については、戦史ノート第60巻『第一次世界大戦への道』(『歴史群像』誌第124号【2014年4月号】掲載)で、ドイツとオーストリアと共に第一次世界大戦に参戦したオスマン帝国(トルコ)の動向については、戦史ノート第62巻『オスマン帝国の第一次大戦』(『歴史群像』誌第127号【2014年10月号】掲載)で、それぞれ詳しく解説していますので、興味のある方はそちらも併せてご覧ください。


《目次(見出しリスト)》

◆ドイツはなぜ英仏露の三大国に戦いを挑んだのか

《世界帝国を夢見たカイザーの野心》

◆「ドイツの将来は海上にあり」の真意
◆不発に終わったロシアとの「ビヨルケの密約」

《ドイツ陸軍参謀本部と「シュリーフェン計画」の実相》

◆大モルトケの構想した「東方重点」案
◆「まず西、次いで東」というシュリーフェン案
◆小モルトケによる「修正版シュリーフェン計画」
◆ドイツの進路を決定づけた「動員システムの硬直性」

《第一次世界大戦勃発へのカウントダウン》

◆オーストリアに「白紙委任状」を与えたカイザー
◆イギリスの外交的介入とカイザーの焦り
◆ロシアの総動員に対するドイツの対抗措置

《ついに始まった史上空前の「大戦争(グレート・ウォー)」》

◆動員と宣戦布告の連鎖反応による第一次世界大戦の勃発
◆「政治」が「軍事」に敗れたことで勃発した戦争

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 1909 KB
  • 紙の本の長さ: 28 ページ
  • 出版社: 六角堂出版; 1版 (2015/5/6)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00XAWD4CQ
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能): 有効
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