この本は、私の元々趣味からできた本です。何か書いて欲しいと言われたときに、「情報は通貨である」「自分をグーグル化する」という二つのコンセプトの本でないと書きません、とわがままを言って作りました。
お陰様で、多くの方にご評価いただき、特に口絵の自転車姿のインパクトについては、いまでもずいぶん後々まで、言われています。
効率化はギスギスするためではなく、ワークライフバランスを整えるため、そう考えてこの本を読んでいただければと思います。
またこの本は、「本で、もっと、世界にいいこと」Chabo!(チャボ)への参加書籍です。印税の20%が世界中の被災民・難民への教育・自立支援にあてられます。
本でみなさんと対話ができる時を楽しみにしています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
勝間/和代
東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。慶應義塾大学商学部卒業。早稲田大学ファイナンスMBA。現在、早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程在学中。19歳で公認会計士2次試験を突破(当時史上最年少)。21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤務するが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、アーサー・アンダーセン(公認会計士)、マッキンゼー(戦略コンサルタント)、チェース銀行およびJPモルガン証券(ディーラー・証券アナリスト)を経て、経済評論家として独立。16年間で年収を10倍にした経歴を持つ。内閣府男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。会計・ファイナンスおよび少子化・ワークライフバランス問題に特に強い。ウォール・ストリート・ジャーナル、フィナンシャル・タイムズ、ビジネスウィークなど、海外メディアにもコメントが多く掲載されている。2005年、ウォール・ストリート・ジャーナルから、「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばれる。2006年、エイボン女性大賞を史上最年少で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)