ミュウと波導の勇者ルカリオです。ポケモン映画ランキングなるものがあればベスト5には食い込むのではないでしょうか?しかしポケモン映画の中では異色の作品でしょう。なぜならルカリオ喋ってますからね。それに、繰り出す技のはどうだんもポケモンの技ではなく、師であるアーロンの使っていた波導の応用ですからね。ミュウツーに近い位置づけのキャラであると思います。ミュウツーの逆襲はポケモンか、人間か、という問いの作品だからいいんですが、ルカリオは決定的にポケモンであると定められているので気色の違った作品だと思いますね。
加えて言うならサトシとピカチュウの物語というより、サトシとピカチュウの友情を、ルカリオの主従関係の対比として使われていた感じがします。ルカリオが「お前はピカチュウの主人なのか?」という問いに対しサトシは「いいや友達さ」と答えており、ラストシーンのアーロンの記憶からは「我が友よ……」という言葉を残し消えています。この作品の主人公は正にルカリオであったと思います。だからこそ一際ポケモン映画感が薄いのでしょうか。
まぁ真面目な感想はここら辺で……。恐らくポケモン映画で一番泣ける作品だと思います。セレビィとかジラーチも泣けますが、ルカリオの男の友情がホントに泣けます。ルカリオはアーロンのことを主人であると思ってましたが、アーロンはルカリオを友人であると思っていました。実際、波導の教練の時は師や主人として接していたのでしょうが、天然の温泉を共に過ごしたりする得難い時の流れは友人と捉えるのに十分だったと思います。そして、ルカリオならアーロンと同じ死に方をするだろう、と思い杖に封印するという苦渋の決断も泣けますね。何ならその真実を知って悔し気に「私はアーロン様を疑ってしまった……!」と嘆くルカリオにも泣けます。やっぱり男同士の友情は泣けますね。涙腺が一番刺激されるジャンルです。
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