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登録情報
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 90 g
- EAN : 4534530117496
- 監督 : 須藤友徳
- メディア形式 : Blu-ray, 色, ドルビー, 限定版
- 時間 : 1 時間 57 分
- 発売日 : 2019/8/21
- 出演 : 杉山紀彰, 下屋則子, 神谷浩史, 川澄綾子, 植田佳奈
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : アニプレックス
- ASIN : B07R3MP6LC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,507位DVD (の売れ筋ランキングを見るDVD)
- カスタマーレビュー:
商品の説明
内容紹介
★イントロダクション
これは、手にした者の願いを叶えるという万能の願望機──「聖杯」をめぐる物語。
ヴィジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』の最終ルート[Heaven's Feel](通称・桜ルート)を全三部作で劇場版アニメ化。
アニメーション制作は2014年にTVアニメ版[Unlimited Blade Works]を手掛けたufotable。
キャラクターデザイン・作画監督として数々のTYPE-MOON作品のアニメ化を手掛けてきた須藤友徳が監督を務める。
2017年に公開された第一章「presage flower」は興行収入15億円を記録、98万人を動員するなど大きな話題になった。
そして2019年に公開された本作は興行収入16億円、動員数100万人など、前作を上回る記録を達成している。
運命の岐路で、第二章──「lost butterfly」が羽化を始める。
★ストーリー
「俺の戦うべき相手は――まだこの街にいる」
少年は選んだ、自分の信念を。そして、少女を守ることを。
魔術師<マスター>と英霊<サーヴァント> が
願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。
10年ぶりに冬木市で始まった戦争は、「聖杯戦争」の御三家と言われた
間桐家の当主・間桐臓硯の参戦により、歪み、捻じれ、拗れる。
臓硯はサーヴァントとして真アサシンを召喚。
正体不明の影が町を蠢き、次々とマスターとサーヴァントが倒れていった。
マスターとして戦いに加わっていた衛宮士郎もまた傷つき、
サーヴァントのセイバーを失ってしまう。
だが、士郎は間桐 桜を守るため、戦いから降りようとしなかった。
そんな士郎の身を案じる桜だが、彼女もまた、魔術師の宿命に捕らわれていく……。
「約束する。俺は――」
裏切らないと決めた、彼女だけは。
少年と少女の切なる願いは、黒い影に塗りつぶされる。
★本編ディスク仕様
・字幕:日本語/英語収録
・音声:2ch/5.1ch
★特典映像
・PV・CM集
★キャスト
・衛宮士郎 : 杉山紀彰
・間桐 桜 : 下屋則子
・間桐慎二 : 神谷浩史
・セイバーオルタ: 川澄綾子
・遠坂 凛 : 植田佳奈
・藤村大河 : 伊藤美紀
・言峰綺礼 : 中田譲治
・間桐臓硯 : 津嘉山正種
・ギルガメッシュ : 関智一
・ライダー : 浅川悠
・真アサシン:稲田徹
・アーチャー : 諏訪部順一
・イリヤスフィール・フォン・アインツベルン : 門脇舞以
★スタッフ
・原作 : 奈須きのこ/TYPE-MOON
・キャラクター原案 : 武内崇
・監督 : 須藤友徳
・キャラクターデザイン : 須藤友徳、碇谷敦、田畑壽之
・脚本 : 桧山彬(ufotable)
・美術監督 : 衛藤功二
・撮影監督 : 寺尾優一
・3D監督 : 西脇一樹
・色彩設計 : 松岡美佳
・編集 : 神野学
・音楽 : 梶浦由記
・制作プロデューサー : 近藤光
・アニメーション制作 : ufotable
・配給 : アニプレックス
★主題歌
Aimer 『I beg you』
≪Copy Right≫
(C)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
(C)TYPE-MOON
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」の最終ルート「Heaven's Feel」を劇場アニメ化した3部作の第二章。10年ぶりに始まった戦争は、間桐家当主・間桐臓硯の参戦により歪み始める。桜を守るため、士郎は傷付きながらも戦い続ける。
内容(「Oricon」データベースより)
冬木市で始まった戦争は、間桐家の当主・間桐臓硯の参戦により、歪み、捻じれ、拗れていた。正体不明の影が町を蠢き、マスターとして戦いに加わっていた衛宮士郎も、サーヴァントのセイバーを失ってしまう。士郎の身を案じる桜だが、彼女もまた、魔術師の宿命に捕らわれていく…。ゲーム『Fate/stay night』の最終ルート[Heaven’s Feel]の劇場アニメ三部作より、第二章を収録。
メーカーより
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劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower」 | 劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower」 | 劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower」 | 劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」 | 劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」 | 劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」 | |
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月7日に日本でレビュー済み
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長文です。
前章から1年持ち越しての続章となる第2章。長いです・・・。映画ならではとしての作画や美術(背景等)、音楽などは高いクオリティです。各場面の陰影やキャラクターの表情とかも丁寧かつ精細に描かれていました。
各登場人物の動く姿はとてもよく表現されていました。特にやはり士郎と桜の表情や仕草、感情の籠ったシーンはどれも心に深く響いてきました。他人を傷つけることに怯え、士郎に対する罪悪感、出口のない苦しみと辛さに俯く桜とそれを救いたいと願い、今まで自身が掲げて抱いてきた「皆の正義の味方」であることをやめた決意する士郎の姿が丁寧に描写されていたと思います。
今作では、コンシューマ版の魔力摂取手段が士郎の血を口にするシーンもありました(この場面の桜の躊躇うような仕草と直後の台詞がイイです)。が、R18版の原作準拠で、士郎に抱かれる展開をいれたことは、愛情を確かめ合うという意味でとてもいいものであったと思います。HFシナリオにおいて、桜への気持ちに気づいた士郎と、士郎への抑えきれなくなった想いを桜が吐露し、その互いの想いの深さ感じられる重要な場面であり、今まで自ら自罰的になっていた桜の恋心がはっきりと報われるという重要なシーンであると、当時に原作をプレイしていてそう感じていたからなおさら感動が深かったです。
今作における戦闘シーンは目を瞠るものとなっています。セイバーオルタvsバーサーカーとの闘いはできるだけまばたきをせずに注視してしまうことになるでしょう。無尽蔵の魔力を得たセイバーがエクスカリバー・モルガンを容赦なく振るい、影に拘束されながらも、凄烈に追撃するバーサーカーの迫力のシーンは今作の目玉と言えるでしょう。しかし、自分としては、流石にCGなどのエフェクトの使い過ぎで派手に見せているという感覚も否めません。よって、アーチャーと真アサシンの戦闘シーンの方がとても見応えあるものに感じられました。セイバーとバーサーカーとの闘いほどの苛烈さや凄まじさはないものの、だからこそ、エフェクトやCGによる誤魔化しなどによる演出が少なく、互いの武器と技量をもって切り結んでいく動作と感じられる躍動感が緻密に描写され、魅せられているものに感じられました。また、体を張ってローアイアスを使うシーンはHFの終盤における展開で伏線となるものとなりますので、原作には無いオリジナル展開としていれたことは良き点だと思います。気を失った凛に微笑みかける最後の姿の美しさと気高さを観れたことは映像化における恩恵といえます。
以上のように、映像化されて喜々として受け取れる部分もありますが、原作Fate/staynightのHFをプレイし、物語に引き込まれ、得も言われぬ感慨にひたった自分としては、大いに不満とやるせない気持ちに滅入りました。何がいうと、尺が圧倒的に足りず駆け足展開で話が進み、説明不足や描写不足、原作にはあった様々な物語の展開やキャラクターたちの絡みや掛け合い、それらによって引き起るイベントやシーンが無くなってしまい、魅力が削がれてしまっています。
部分的に幾つかを言わせてもらうならば、士郎が遠坂邸にて凛に魔術指南を受ける際の凛の幼少期の写真を見てから凛が今つけているリボンへの言及する、桜は士郎の前だけでしか笑わったことがないという話、言峰による聖骸布の説明と警告(丸々カットで説明不足感があまりにもひどい)等。原作では、凛が無理をしたり、臓硯に窮する桜を叱咤し、きつくあたりながらも、それも彼女のことを実は心からとても思いやってのことと感じられるという、凛から桜への真の想いが垣間見える場面が幾つかありました。また、凛・イリヤ・士郎が、きわめて危険性がありながらもアーチャーの腕を使用するという方針を立てる場面では、士郎の命に関わると桜が凛をせめたてる場面があり、ここでは二人、姉妹の確執とすれちがい、そして桜の凛に対する暗い劣等感が描写されました。HFにおいて、このシナリオで姉妹と判明した二人の掛け合い、人間の物語が要素と思うので、これらの描写が殆ど無くされたことは非常に残念であり理解できませんでした。
また本来では1章の時点で、士郎はイリヤと公園で再会し、敵同士ながら、少し奇妙にもそこから何度か会って絆を育んでいくのですが、多めに出番がカットされていていきなり互いの好感度が高い、もしくは敵対心が薄い状態になっていて違和感を禁じ得ませんでした(イリヤが士郎に対してならまだしも、再会した時の士郎は彼女に一度殺されかけて敵愾心もまだ薄れておらず、何度も接して話をしていくうちに、イリヤに特別な思いを抱いていく、という筋書きなのに)。
そしてHFにおける、イリヤの名シーンといえる「ローレライ」がダイジェストにされて飛ばされたことには衝撃を受けました。HFはプロット段階であったイリヤルートを統合したものでもあり、彼女の物語の要素も含んでいるはずです。なのに、イリヤと士郎が「家族になろう」というこれからの自分たちの未来に関して話すシーンが無くなったことは酷い。確かにHFのメインヒロインは桜でありますが、この部分の二人の会話は物語の最終盤のあるシーンにて、再び大きなものとして心に響いてくるものとなるというのに。
このように、メインキャラの重要な物語の伏線や魅力的な出番を無くしておきながら一部のキャラクター、慎二などが1章からやけにクローズアップされてる上、何度もいろんな姿を描写、出番や姿をやけに目立たせたりしていることが、監督等の製作者(おそらく主に監督)達による一部のキャラばかりを贔屓目にみた意図的な作為であり、凛やイリヤとかの出番を削ってることを鑑みると、酷い改変ないし改悪のようにも考えられとても不満で怒りを覚えるほど残念に思いました。
何よりも酷いと思ったのが幾つか。桜の真実を知り、夜の公園にてイリヤと出会い、彼女の言葉から「正義の味方」ではなく「桜の味方」であることを選択するという名シーンを抜いたのは酷い。原作通りにも思えますが、自分にはほぼカットと同然です。士郎が今まで貫いてきた在り方を変えるというHFの後半シナリオにおけるテーマであり、分水嶺と言える決意の場面です。己の信念に迷い、無力さに歯が砕けんばかりに苦悩し、項垂れる姿から始まります。出会ったイリヤに対してひどくあたってしまい、直後にかけるイリヤの言葉の後の掛け合いがなかったのは残念極まりない(というかイリヤは寒いの苦手なのに、なぜ雨が降りしきる公園にいるのか?)。一部のイリヤの台詞を原作には無い藤ねえとの会話で補ったようですが、それでもしっかりと描いてほしかった。
そして終盤における、士郎が桜をナイフで殺そうとする場面、「美しいアリア」。本来なら、部屋を出ていく士郎に実は起きていた桜が「殺さないんですか?」と士郎に話しかけてからのシーンがありませんでした。ここからの桜の悔悟と罪悪感と苦しみに満ちた台詞、それを聞いた士郎が桜を涙ながらに強く抱きしめて、後悔の言葉と新たなる決意の言葉を口にする二人の姿は、原作プレイ時にも思わず涙があふれてしまい、今でも思い出したら涙ぐんでしまう、自分にとってHF屈指の名シーンです。士郎と桜、この二人に降りかかる過酷で悲しくて報いも救いもないような運命、という重苦しくて辛くなってくる要素がHFの肝であると思います。それをカットしてしまうなんて、信じられませんし絶対に許せません。大減点どころか超減点です。ずっと以前から、HFがもし映像化されたのならこの2つのシーンは、是非とも力を入れてほしい、特に後者は、涙腺を壊してくれるほどの出来にしてほしいと願い続けていました。それだけに、このようないい加減で中途半端なものにされて期待外れです。失望しました。
また、原作の「sorrow」や「消えない想い」といったBGM(もしくはそのアレンジ)があってもよかったと思います。「レイン」のシーンでは、一時無音状態→大きな大音量のBGMという演出でインパクトを強く感じましたが、これらのような寂寥感があって静かながらも心に浸透して響いてきてくるものこそがHFには合っていると思っているからです。特に前述の2つのシーンにあってほしかった。
また改変でいえば、前述のローアイアス使用、原作でのイリヤとのあのイベントが無い士郎がアインツベルン城までたどり着けた理由や、本来は出番がなかった藤ねえの登場などは別に問題ない、もしくは良改変だとも思えました。特に原作では出番がないはずの藤ねえの台詞はオリジナルの台詞なかでも良かったです(それでも「好きなコを守るのは当たり前」云々の台詞は前述のイリヤからだからこそ印象的であり、やはり彼女の台詞にすべきだったと思いますが)。しかし、前述の一部キャラの出番の割合と、何よりラストにおける桜がついに黒化してしまう場面。いきなり黒い影が下りてきて、いきなりなぜか黒桜になっていました。が、原作通り、今まで保っていた心が壊れてしまい、ついに狂気に陥ってしまった姿をまず描写すべきだと思います。その様子こそ、見る人に戦慄を感じさせ、より目を離すことができなくなるほどの衝撃と戦慄を覚えさせて印象に強く残すことができたと思います。正直、その描写がなかったことに残念ですし、製作陣の力量に限界があったように感じてます。そこはしっかりと描くべきです。
率直に言わせてもらうと、HFを映画3部作で制作したことは尺足らずでHFの魅力を出し切れなくて失敗作になってしまったと思ってます。3部作でも収めきれず駆け足展開になるだろうという強い不安があたりました。
士郎と桜の出会いという素晴らしい場面を挿入してくれたものの、日常の象徴ともいえる桜の普段の生活における様々な魅力的な姿、イリヤと士郎が道中の公園などで戯れるといった様々なキャラの姿やその掛け合いカットされてしまった残念ともいえる1章よりは良いとは思えましたが。
迫力ある戦闘や愛が結ばれた士郎と桜が体を重ねる描写をいれてくれたことなどに関して製作陣には、確かに敬意と感謝の念もあるけれど、同時に、それよりも「ここまで丁寧につくることができるのに尺足りずで端折り、魅力的だったシーンが削られてガッカリした残念だ!」「駆け足展開じゃなくて、一部キャラを贔屓せずに、原作にもあった各キャラクターたちが映えていた出番と掛け合いのシーンを蔑ろにせずじっくり描いてくれよ!」「勿体ない、愛が足りないぜ!」等々と怒りと悔恨と失望と懇願を込めて、製作陣に対して図々しくも大きな声で言ってやりたい。
繰り返しいうけれど、素晴らしいといえる点も確かにある、それだけにすごく口惜しい。今作は前述の濡れ場があり、やや表現抑えめとはいえ、これでPG12指定なんかにするより、いっそキッチリガッツリと描いてほしかったと思います。しかし映画館だと、周囲の客によってはじっくり鑑賞しづらいと感じてしまうので。
自分としては、OVAシリーズで製作していただき、観やすくして、そしてじっくりとやってほしかったです。その方が、空の境界シリーズ等のように長く、駆け足展開にして端折ることを少なくして、前述したR18版の場面や、HF特有の陰鬱で凄惨な描写もより描きやすくなるのではと思います。改めてそのようなものが作られることがあるのなら喜ばしいです。3章まで発表されてしまった今日では、不毛な願いにすぎないでしょうが。色々と記しましたが、FateのHFが一番好きなシナリオでありファンなので、それ故に良いものを望んでいて、作品の中にある可能性を見込んでの意見です。見たかったのは原作の展開の完全再現というわけではありません。原作にあった魅力です。
長文失礼しました。
前章から1年持ち越しての続章となる第2章。長いです・・・。映画ならではとしての作画や美術(背景等)、音楽などは高いクオリティです。各場面の陰影やキャラクターの表情とかも丁寧かつ精細に描かれていました。
各登場人物の動く姿はとてもよく表現されていました。特にやはり士郎と桜の表情や仕草、感情の籠ったシーンはどれも心に深く響いてきました。他人を傷つけることに怯え、士郎に対する罪悪感、出口のない苦しみと辛さに俯く桜とそれを救いたいと願い、今まで自身が掲げて抱いてきた「皆の正義の味方」であることをやめた決意する士郎の姿が丁寧に描写されていたと思います。
今作では、コンシューマ版の魔力摂取手段が士郎の血を口にするシーンもありました(この場面の桜の躊躇うような仕草と直後の台詞がイイです)。が、R18版の原作準拠で、士郎に抱かれる展開をいれたことは、愛情を確かめ合うという意味でとてもいいものであったと思います。HFシナリオにおいて、桜への気持ちに気づいた士郎と、士郎への抑えきれなくなった想いを桜が吐露し、その互いの想いの深さ感じられる重要な場面であり、今まで自ら自罰的になっていた桜の恋心がはっきりと報われるという重要なシーンであると、当時に原作をプレイしていてそう感じていたからなおさら感動が深かったです。
今作における戦闘シーンは目を瞠るものとなっています。セイバーオルタvsバーサーカーとの闘いはできるだけまばたきをせずに注視してしまうことになるでしょう。無尽蔵の魔力を得たセイバーがエクスカリバー・モルガンを容赦なく振るい、影に拘束されながらも、凄烈に追撃するバーサーカーの迫力のシーンは今作の目玉と言えるでしょう。しかし、自分としては、流石にCGなどのエフェクトの使い過ぎで派手に見せているという感覚も否めません。よって、アーチャーと真アサシンの戦闘シーンの方がとても見応えあるものに感じられました。セイバーとバーサーカーとの闘いほどの苛烈さや凄まじさはないものの、だからこそ、エフェクトやCGによる誤魔化しなどによる演出が少なく、互いの武器と技量をもって切り結んでいく動作と感じられる躍動感が緻密に描写され、魅せられているものに感じられました。また、体を張ってローアイアスを使うシーンはHFの終盤における展開で伏線となるものとなりますので、原作には無いオリジナル展開としていれたことは良き点だと思います。気を失った凛に微笑みかける最後の姿の美しさと気高さを観れたことは映像化における恩恵といえます。
以上のように、映像化されて喜々として受け取れる部分もありますが、原作Fate/staynightのHFをプレイし、物語に引き込まれ、得も言われぬ感慨にひたった自分としては、大いに不満とやるせない気持ちに滅入りました。何がいうと、尺が圧倒的に足りず駆け足展開で話が進み、説明不足や描写不足、原作にはあった様々な物語の展開やキャラクターたちの絡みや掛け合い、それらによって引き起るイベントやシーンが無くなってしまい、魅力が削がれてしまっています。
部分的に幾つかを言わせてもらうならば、士郎が遠坂邸にて凛に魔術指南を受ける際の凛の幼少期の写真を見てから凛が今つけているリボンへの言及する、桜は士郎の前だけでしか笑わったことがないという話、言峰による聖骸布の説明と警告(丸々カットで説明不足感があまりにもひどい)等。原作では、凛が無理をしたり、臓硯に窮する桜を叱咤し、きつくあたりながらも、それも彼女のことを実は心からとても思いやってのことと感じられるという、凛から桜への真の想いが垣間見える場面が幾つかありました。また、凛・イリヤ・士郎が、きわめて危険性がありながらもアーチャーの腕を使用するという方針を立てる場面では、士郎の命に関わると桜が凛をせめたてる場面があり、ここでは二人、姉妹の確執とすれちがい、そして桜の凛に対する暗い劣等感が描写されました。HFにおいて、このシナリオで姉妹と判明した二人の掛け合い、人間の物語が要素と思うので、これらの描写が殆ど無くされたことは非常に残念であり理解できませんでした。
また本来では1章の時点で、士郎はイリヤと公園で再会し、敵同士ながら、少し奇妙にもそこから何度か会って絆を育んでいくのですが、多めに出番がカットされていていきなり互いの好感度が高い、もしくは敵対心が薄い状態になっていて違和感を禁じ得ませんでした(イリヤが士郎に対してならまだしも、再会した時の士郎は彼女に一度殺されかけて敵愾心もまだ薄れておらず、何度も接して話をしていくうちに、イリヤに特別な思いを抱いていく、という筋書きなのに)。
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このように、メインキャラの重要な物語の伏線や魅力的な出番を無くしておきながら一部のキャラクター、慎二などが1章からやけにクローズアップされてる上、何度もいろんな姿を描写、出番や姿をやけに目立たせたりしていることが、監督等の製作者(おそらく主に監督)達による一部のキャラばかりを贔屓目にみた意図的な作為であり、凛やイリヤとかの出番を削ってることを鑑みると、酷い改変ないし改悪のようにも考えられとても不満で怒りを覚えるほど残念に思いました。
何よりも酷いと思ったのが幾つか。桜の真実を知り、夜の公園にてイリヤと出会い、彼女の言葉から「正義の味方」ではなく「桜の味方」であることを選択するという名シーンを抜いたのは酷い。原作通りにも思えますが、自分にはほぼカットと同然です。士郎が今まで貫いてきた在り方を変えるというHFの後半シナリオにおけるテーマであり、分水嶺と言える決意の場面です。己の信念に迷い、無力さに歯が砕けんばかりに苦悩し、項垂れる姿から始まります。出会ったイリヤに対してひどくあたってしまい、直後にかけるイリヤの言葉の後の掛け合いがなかったのは残念極まりない(というかイリヤは寒いの苦手なのに、なぜ雨が降りしきる公園にいるのか?)。一部のイリヤの台詞を原作には無い藤ねえとの会話で補ったようですが、それでもしっかりと描いてほしかった。
そして終盤における、士郎が桜をナイフで殺そうとする場面、「美しいアリア」。本来なら、部屋を出ていく士郎に実は起きていた桜が「殺さないんですか?」と士郎に話しかけてからのシーンがありませんでした。ここからの桜の悔悟と罪悪感と苦しみに満ちた台詞、それを聞いた士郎が桜を涙ながらに強く抱きしめて、後悔の言葉と新たなる決意の言葉を口にする二人の姿は、原作プレイ時にも思わず涙があふれてしまい、今でも思い出したら涙ぐんでしまう、自分にとってHF屈指の名シーンです。士郎と桜、この二人に降りかかる過酷で悲しくて報いも救いもないような運命、という重苦しくて辛くなってくる要素がHFの肝であると思います。それをカットしてしまうなんて、信じられませんし絶対に許せません。大減点どころか超減点です。ずっと以前から、HFがもし映像化されたのならこの2つのシーンは、是非とも力を入れてほしい、特に後者は、涙腺を壊してくれるほどの出来にしてほしいと願い続けていました。それだけに、このようないい加減で中途半端なものにされて期待外れです。失望しました。
また、原作の「sorrow」や「消えない想い」といったBGM(もしくはそのアレンジ)があってもよかったと思います。「レイン」のシーンでは、一時無音状態→大きな大音量のBGMという演出でインパクトを強く感じましたが、これらのような寂寥感があって静かながらも心に浸透して響いてきてくるものこそがHFには合っていると思っているからです。特に前述の2つのシーンにあってほしかった。
また改変でいえば、前述のローアイアス使用、原作でのイリヤとのあのイベントが無い士郎がアインツベルン城までたどり着けた理由や、本来は出番がなかった藤ねえの登場などは別に問題ない、もしくは良改変だとも思えました。特に原作では出番がないはずの藤ねえの台詞はオリジナルの台詞なかでも良かったです(それでも「好きなコを守るのは当たり前」云々の台詞は前述のイリヤからだからこそ印象的であり、やはり彼女の台詞にすべきだったと思いますが)。しかし、前述の一部キャラの出番の割合と、何よりラストにおける桜がついに黒化してしまう場面。いきなり黒い影が下りてきて、いきなりなぜか黒桜になっていました。が、原作通り、今まで保っていた心が壊れてしまい、ついに狂気に陥ってしまった姿をまず描写すべきだと思います。その様子こそ、見る人に戦慄を感じさせ、より目を離すことができなくなるほどの衝撃と戦慄を覚えさせて印象に強く残すことができたと思います。正直、その描写がなかったことに残念ですし、製作陣の力量に限界があったように感じてます。そこはしっかりと描くべきです。
率直に言わせてもらうと、HFを映画3部作で制作したことは尺足らずでHFの魅力を出し切れなくて失敗作になってしまったと思ってます。3部作でも収めきれず駆け足展開になるだろうという強い不安があたりました。
士郎と桜の出会いという素晴らしい場面を挿入してくれたものの、日常の象徴ともいえる桜の普段の生活における様々な魅力的な姿、イリヤと士郎が道中の公園などで戯れるといった様々なキャラの姿やその掛け合いカットされてしまった残念ともいえる1章よりは良いとは思えましたが。
迫力ある戦闘や愛が結ばれた士郎と桜が体を重ねる描写をいれてくれたことなどに関して製作陣には、確かに敬意と感謝の念もあるけれど、同時に、それよりも「ここまで丁寧につくることができるのに尺足りずで端折り、魅力的だったシーンが削られてガッカリした残念だ!」「駆け足展開じゃなくて、一部キャラを贔屓せずに、原作にもあった各キャラクターたちが映えていた出番と掛け合いのシーンを蔑ろにせずじっくり描いてくれよ!」「勿体ない、愛が足りないぜ!」等々と怒りと悔恨と失望と懇願を込めて、製作陣に対して図々しくも大きな声で言ってやりたい。
繰り返しいうけれど、素晴らしいといえる点も確かにある、それだけにすごく口惜しい。今作は前述の濡れ場があり、やや表現抑えめとはいえ、これでPG12指定なんかにするより、いっそキッチリガッツリと描いてほしかったと思います。しかし映画館だと、周囲の客によってはじっくり鑑賞しづらいと感じてしまうので。
自分としては、OVAシリーズで製作していただき、観やすくして、そしてじっくりとやってほしかったです。その方が、空の境界シリーズ等のように長く、駆け足展開にして端折ることを少なくして、前述したR18版の場面や、HF特有の陰鬱で凄惨な描写もより描きやすくなるのではと思います。改めてそのようなものが作られることがあるのなら喜ばしいです。3章まで発表されてしまった今日では、不毛な願いにすぎないでしょうが。色々と記しましたが、FateのHFが一番好きなシナリオでありファンなので、それ故に良いものを望んでいて、作品の中にある可能性を見込んでの意見です。見たかったのは原作の展開の完全再現というわけではありません。原作にあった魅力です。
長文失礼しました。
265人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年4月30日に日本でレビュー済み
当方、Fate/stay nightプレイ済みかつ劇場版2章を9回視聴しております。
1章の時点で期待を上回るものを見せてくれましたが、この2章はそれすらも軽く上回る正に魂を抜かれる様な完成度の作品でした。
原作の熱い戦い、陰惨な背景、エロティックな桜描写、そして覚悟を決めた衛宮士郎の格好良さを最大限に引き出し昇華させており、監督である須藤友徳の執念すら感じさせます。
来年公開予定の3章がこれ以上の完成度となれば、劇場版HFシリーズは間違いなく、fateアニメの最高傑作となることを予感させる作品です。
1章の時点で期待を上回るものを見せてくれましたが、この2章はそれすらも軽く上回る正に魂を抜かれる様な完成度の作品でした。
原作の熱い戦い、陰惨な背景、エロティックな桜描写、そして覚悟を決めた衛宮士郎の格好良さを最大限に引き出し昇華させており、監督である須藤友徳の執念すら感じさせます。
来年公開予定の3章がこれ以上の完成度となれば、劇場版HFシリーズは間違いなく、fateアニメの最高傑作となることを予感させる作品です。
2019年11月26日に日本でレビュー済み
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ふーん、えっちじゃん
2019年8月26日に日本でレビュー済み
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全体的には面白かった。戦闘も迫力があって良かった。
しかしヒロインである桜の魅力が半減している。ヒロインである桜に悪い印象がいかないような配慮なのかもしれないが、桜の嫉妬等の醜い部分の描写が大幅カットされている。原作ファンとしては、嫉妬深い等の醜い部分も桜の魅力だと思っているので残念です。
逆にシンジのどうしようもない劣等感ややるせなさ、シロウの今までの生き方を止める部分や葛藤などは比較的丁寧に描写がされていたように思えます。しかし男性陣に比べ、女性陣は尺の足りなさやヒロインへの配慮なのか描写不足が目立つような気がしました。
しかしヒロインである桜の魅力が半減している。ヒロインである桜に悪い印象がいかないような配慮なのかもしれないが、桜の嫉妬等の醜い部分の描写が大幅カットされている。原作ファンとしては、嫉妬深い等の醜い部分も桜の魅力だと思っているので残念です。
逆にシンジのどうしようもない劣等感ややるせなさ、シロウの今までの生き方を止める部分や葛藤などは比較的丁寧に描写がされていたように思えます。しかし男性陣に比べ、女性陣は尺の足りなさやヒロインへの配慮なのか描写不足が目立つような気がしました。
2019年8月22日に日本でレビュー済み
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PCゲームやライトノベルに置ける映像化に於いて、狂的なまでの熱量を投じられた作品。
シナリオとしては寧ろ静的なシーンの多い筈の第二章。
執拗なまでに描きこまれた映像、静動を引き立てる音響。
カットの密度が高いため、情報を整理、理解するには原作に対する知識は必須に近いです。
テレビシリーズでは忌避されてきた濡れ場も制限が緩くなっています。
「fateはエロゲーである(あった)」事を理解した上で、であるからこその悪趣味さと、それに対比して描き出される思わず赤面してしまいそうなほどのラブストーリーを受け入れられるかは賛否あるかと思いません。
でもアニメが好きなら、見なければ勿体ない。
シナリオとしては寧ろ静的なシーンの多い筈の第二章。
執拗なまでに描きこまれた映像、静動を引き立てる音響。
カットの密度が高いため、情報を整理、理解するには原作に対する知識は必須に近いです。
テレビシリーズでは忌避されてきた濡れ場も制限が緩くなっています。
「fateはエロゲーである(あった)」事を理解した上で、であるからこその悪趣味さと、それに対比して描き出される思わず赤面してしまいそうなほどのラブストーリーを受け入れられるかは賛否あるかと思いません。
でもアニメが好きなら、見なければ勿体ない。
ベスト500レビュアー
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この第2章から入る人は、まず居られないとは思いますが、もしまだなら第1章を視聴してからご覧下さい。
ある意味で、本当に[Heaven's Feel]の始まりとも云える部分が怒涛の様に押し寄せてきます。正直、桜好きの方
ならば「もう見るのが辛い」ってシーンが沢山出て来ます。
この第2章を言葉で現すのなら、桜が独白する
「なんでわたしの周りにある世界は、こんなにもわたしを嫌っているんだろう」
この一言が全てを物語っていると感じます。
しかし、それらも全て「選択肢の結果」として紡がれた物である事も何度も言われてきました。
それらは何も桜だけでなく、全てのキャラクターに当て嵌まる事象でもあります。
第1章から本章まで、士郎が彼女に対して所々で感じてきた「異変」と「疑問」、そこから「確信」へと変わる瞬間
の場の空気の違いに対しての表現が素晴らしい。
桜も士郎への想い・遠坂への想い・間桐への想いが綯い交ぜになり、結果溢れ出て行く過程への描写は、今この時の
最高の技術でしか成し得なったと確信を持って言える程です。
「レイン」の告白シーンから士郎と肌を合わせ、凜との仲も持ち直して一時の安寧の生活。そこから無意識下の深夜
の徘徊、体の変調、慎二からの暴行へと続く一連のシーンは、個人的印象で言うならば、まさに「上げて落とす」を
地で行く感覚に陥ります。
特に桜の夢に出てくる可愛らしいメルヘンなシーンと、残酷な現実への落差の表現はお見事として言い様がない!
セイバーオルタとバーサーカーとの戦闘シーンも、ランサーとアサシンの高速道路での戦闘とはまた違った趣きが
あり、まさに劇場版作品でしか味わえない・感じられない迫力に満ちています。
同時にアサシンやライダーによる襲撃でも、其々の持ち味を生かした動きが感じられ、各戦闘シーンはスロー再生
すると、どれだけ緻密な動きで描かれているか良く分かります。
そして個人的に大河が訪ねて来て桜と話すシーンは、悲劇へと向かう桜の姿とその後の士郎の動きに対して
本当に良いワンクッションになっている描写だと思う。
結果的に最終章は黒化した桜と決着を付ける士郎の物語、早く観たくて今から待ち遠しくて堪りません!!
また、本編をご覧になった方々も、舞台挨拶での各スタッフ・キャストコメントを是非視聴していただきたい!
本編の背景やキャラクター達への印象や想いが、絶対に変わると思います。
特に慎二に対しては各人其々の想いが感じられ、慎二がただのクズキャラ扱いではないと感じます。
特に今回、神谷さんのコメントで「敢えてFateの世界を深く知ろうとしなかった」と言うのですが、その理由を
聞いた時は、納得の一言であり本当にプロ根性を感じました。
同時に「衛宮さんちの今日のごはん」との差を笑い話にしていたのが印象的でした。
スタッフ・キャスト両陣共に、この作品への熱い想いが溢れている事が本当に伝わって来ます。
後これは商品自体に対しての不満なのですが。折角のBDを包んでいるビニールが普通のセロテープ止めって
可笑しいでしょ!袋から開け難いしテープ剥がし難いしで凄く手間です。
せめてノリ付けされた袋なら保管する為の再利用し易いのに。改善して欲しいです!!
ある意味で、本当に[Heaven's Feel]の始まりとも云える部分が怒涛の様に押し寄せてきます。正直、桜好きの方
ならば「もう見るのが辛い」ってシーンが沢山出て来ます。
この第2章を言葉で現すのなら、桜が独白する
「なんでわたしの周りにある世界は、こんなにもわたしを嫌っているんだろう」
この一言が全てを物語っていると感じます。
しかし、それらも全て「選択肢の結果」として紡がれた物である事も何度も言われてきました。
それらは何も桜だけでなく、全てのキャラクターに当て嵌まる事象でもあります。
第1章から本章まで、士郎が彼女に対して所々で感じてきた「異変」と「疑問」、そこから「確信」へと変わる瞬間
の場の空気の違いに対しての表現が素晴らしい。
桜も士郎への想い・遠坂への想い・間桐への想いが綯い交ぜになり、結果溢れ出て行く過程への描写は、今この時の
最高の技術でしか成し得なったと確信を持って言える程です。
「レイン」の告白シーンから士郎と肌を合わせ、凜との仲も持ち直して一時の安寧の生活。そこから無意識下の深夜
の徘徊、体の変調、慎二からの暴行へと続く一連のシーンは、個人的印象で言うならば、まさに「上げて落とす」を
地で行く感覚に陥ります。
特に桜の夢に出てくる可愛らしいメルヘンなシーンと、残酷な現実への落差の表現はお見事として言い様がない!
セイバーオルタとバーサーカーとの戦闘シーンも、ランサーとアサシンの高速道路での戦闘とはまた違った趣きが
あり、まさに劇場版作品でしか味わえない・感じられない迫力に満ちています。
同時にアサシンやライダーによる襲撃でも、其々の持ち味を生かした動きが感じられ、各戦闘シーンはスロー再生
すると、どれだけ緻密な動きで描かれているか良く分かります。
そして個人的に大河が訪ねて来て桜と話すシーンは、悲劇へと向かう桜の姿とその後の士郎の動きに対して
本当に良いワンクッションになっている描写だと思う。
結果的に最終章は黒化した桜と決着を付ける士郎の物語、早く観たくて今から待ち遠しくて堪りません!!
また、本編をご覧になった方々も、舞台挨拶での各スタッフ・キャストコメントを是非視聴していただきたい!
本編の背景やキャラクター達への印象や想いが、絶対に変わると思います。
特に慎二に対しては各人其々の想いが感じられ、慎二がただのクズキャラ扱いではないと感じます。
特に今回、神谷さんのコメントで「敢えてFateの世界を深く知ろうとしなかった」と言うのですが、その理由を
聞いた時は、納得の一言であり本当にプロ根性を感じました。
同時に「衛宮さんちの今日のごはん」との差を笑い話にしていたのが印象的でした。
スタッフ・キャスト両陣共に、この作品への熱い想いが溢れている事が本当に伝わって来ます。
後これは商品自体に対しての不満なのですが。折角のBDを包んでいるビニールが普通のセロテープ止めって
可笑しいでしょ!袋から開け難いしテープ剥がし難いしで凄く手間です。
せめてノリ付けされた袋なら保管する為の再利用し易いのに。改善して欲しいです!!
2019年5月7日に日本でレビュー済み
劇場で鑑賞し、そのあまりのエンタメ力に圧倒された劇場版Fateの最新作、[Heaven's Feel] II.lost butterfly!
私自身原作をプレイしたのは遠い昔のことなので、大分記憶が薄れながら本編を見ましたが、
前作の第一章同様、いやそれ以上に、
・美しい映像美や[Heaven's Feel] 特有のゴア表現、
・前作のクオリティを遥かに超える○○戦の戦闘シーン、
・この物語の主人公2人の丁寧な心理描写と、
感動と興奮の2時間でした。
特に物語中盤に来る「VS○○戦」は、恐らくこれまでのアニメ映画屈指の超絶クオリティとなっています!
まだ「II.lost butterfly」を未見の方は、期待を最大まで高めておいて下さい、超えて来ますから!!
私自身原作をプレイしたのは遠い昔のことなので、大分記憶が薄れながら本編を見ましたが、
前作の第一章同様、いやそれ以上に、
・美しい映像美や[Heaven's Feel] 特有のゴア表現、
・前作のクオリティを遥かに超える○○戦の戦闘シーン、
・この物語の主人公2人の丁寧な心理描写と、
感動と興奮の2時間でした。
特に物語中盤に来る「VS○○戦」は、恐らくこれまでのアニメ映画屈指の超絶クオリティとなっています!
まだ「II.lost butterfly」を未見の方は、期待を最大まで高めておいて下さい、超えて来ますから!!
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