まず、謝っておきます。
ネタバレです。
この作品に感動した方は読まないで下さい。
そして、私のような感想の方は少ないかも知れません。
大好きなシリーズで、特にハリーと大智のカップルが愛しくて堪りません。
で、今回はアーサーのお兄さんのお話ですが、まず、受けの千紘がダメでした。
極悪な従兄はどうしようもなかったですが、何故、そこまで尽くすのか分からない。
トータルで何十万?何百万?取られたんだ?
それはまぁ、話を盛り上げる設定としていいとしても、それが明るみになる訳でもなく、従兄が罰せられる訳でもなく、反省したのかも怪しいというラスト。
こんな従兄は、捕まって罰せられる最後にして欲しかった。
せめて伯父さんには、今までのタカられてた辛さを知って貰おうよ。
その甘い処理に最後まで読めず、途中で断念。
千紘には呆れるし、極悪従兄はちゃっちゃと日本に帰るし(帰国のお手伝いまでしてあげちゃうお人好し!)で、途中で本を閉じて「このアホ従兄!金返せー!」と叫びました。
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副社長の紳士的な熱愛【イラスト入り】 アーサー・ラザフォードシリーズ (ダリア文庫e) Kindle版
名倉和希
(著)
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言語日本語
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出版社ダリア文庫e
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発売日2020/7/13
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ファイルサイズ13159 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
勤め先の製薬会社が買収された千紘は、本社の副社長・エドワードに目を掛けられアメリカで秘書として働くことに。慣れない外国での日々に戸惑うが、優しく気遣ってくれる紳士な彼に、密かに憧れを抱いていた。そんなある日、従兄の哲也に「頼み事」をされる千紘。それは、エドワードから機密情報を盗むことだった。負い目があり頷くしかない千紘だが、惹かれる恋心は強くなるばかりで―。
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B08CNBRN7Q
- 出版社 : ダリア文庫e (2020/7/13)
- 発売日 : 2020/7/13
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 13159 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
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Amazon 売れ筋ランキング:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
29 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ベスト100レビュアー
『
エロス度★★★★
〝アーサーシリーズ〟のリンク作で、アーサーの兄・エドワードと恋に不器用な秘書・千紘の恋となります。
さてさてお兄様はどんな恋愛をするのかなぁっとワクワクしながら読み進め、アーサーよりも紳士的でありながら本気で恋した相手には世話焼き溺愛スパダリを発揮するのは変わらず!
アーサーみたいにエドワードも千紘に対し特殊な性癖を開花させるのか想像するのも楽しい。
千紘の体に溺れるエドワード、彼の愛に溶かされ淫らに煽る花を咲かせる千紘のエッチが最高でした♡
逆月酒乱先生のイラストも眼福で、エドワードの格好良さや千紘の可愛さ、アレックスのバリバリのキャリアウーマン姿が良かったです♡』
エロス度★★★★
〝アーサーシリーズ〟のリンク作で、アーサーの兄・エドワードと恋に不器用な秘書・千紘の恋となります。
さてさてお兄様はどんな恋愛をするのかなぁっとワクワクしながら読み進め、アーサーよりも紳士的でありながら本気で恋した相手には世話焼き溺愛スパダリを発揮するのは変わらず!
アーサーみたいにエドワードも千紘に対し特殊な性癖を開花させるのか想像するのも楽しい。
千紘の体に溺れるエドワード、彼の愛に溶かされ淫らに煽る花を咲かせる千紘のエッチが最高でした♡
逆月酒乱先生のイラストも眼福で、エドワードの格好良さや千紘の可愛さ、アレックスのバリバリのキャリアウーマン姿が良かったです♡』
2020年7月16日に日本でレビュー済み
リンク元の「アーサー・ラザフォード氏」シリーズの最終巻で
切ないため息を漏らしていたアーサーの兄、エドワードのお話でした。
好きになったら年甲斐もなくウキウキしているところは可愛らしく
ちっょと天然?なくらいに情熱的なエドワードですが
お相手の千紘はひと目でエドワードのことが好きになっていたのに
ろくでなしの従兄、哲也に振り回されるので厚顔無恥な哲也は腹立たしいし
恋人同士になっても千紘の後ろめたさや誤解やすれ違いでなかなか甘々な展開にはならず
切ない気持ちで読みましたが、
すべてが解決して千紘が心を開いた途端、とっても情熱的なふたりに思わずニンマリ。
ラザフォード家の男性はこれでないと!(笑)
できればアーサー&トキカップルと一緒に目も当てられないほどイチャイチャし合っている
続編が読みたいので、よろしくお願いします。(笑)
切ないため息を漏らしていたアーサーの兄、エドワードのお話でした。
好きになったら年甲斐もなくウキウキしているところは可愛らしく
ちっょと天然?なくらいに情熱的なエドワードですが
お相手の千紘はひと目でエドワードのことが好きになっていたのに
ろくでなしの従兄、哲也に振り回されるので厚顔無恥な哲也は腹立たしいし
恋人同士になっても千紘の後ろめたさや誤解やすれ違いでなかなか甘々な展開にはならず
切ない気持ちで読みましたが、
すべてが解決して千紘が心を開いた途端、とっても情熱的なふたりに思わずニンマリ。
ラザフォード家の男性はこれでないと!(笑)
できればアーサー&トキカップルと一緒に目も当てられないほどイチャイチャし合っている
続編が読みたいので、よろしくお願いします。(笑)
2020年8月27日に日本でレビュー済み
気になっていたアーサーシリーズを読み始める前にお試しとして番外編から読んでみました。
他の方も書かれていますが、前半のキーパーソンといってもいい存在である、千紘の従兄・哲也の設定が非常に中途半端で消化不良。
「脅されて近づく→本当に好きになる」のパターンは珍しくありませんが、千紘にとっての脅しの材料(ゲイであることを育ての親であるおじおばにバラす)が、読んでいる側からすると「え、でも、千紘だって哲也に散々お金を巻き上げられてるんだから、それを理由に断ればいいのでは?」と思ってしまい、従うことについて共感しづらい。
むしろ、「初恋の相手なので、どれだけ嫌な目にあわされても嫌いになれない」、あるいは哲也が非常に外面のいい人間で、千紘がどれだけ訴えても周りには信じてもらえない……みたいな、読者が寄り添える理由があればよかったのに、「千紘は初恋を完全に吹っ切っている」、「哲也は過去には素行の悪さで父親に怒られた経験がある」と作者によって千紘が迷う可能性が潰されてしまっていて、物語の山場のはずなのに、その葛藤がまったく響いてきません。
しかも、渡米してきたおじさんに対し、カミングアウトする絶好の機会だというのに千紘はなにも告げることもなく、諸悪の根源である哲也の諸々の手続きまでやってあげている始末……おじさん来る必要あった!? 哲也とはこれでほんとに縁切り? 中盤までさんざん引っ張った割に、根本的な解決がなにひとつなされないままのアッサリ退場は、あまりに哲也が「装置としてのキャラ」過ぎて興ざめでした。これなら早々に退場させるか、もうちょっと最後まで引っ張って、ふたりの間をかき回すかできたと思うのですが。
この辺の展開があまりしっくりこないので、千紘に対しては「なんでそこまで尽くす!?」と納得できないところが多くて突っ込みながら読んでただただ疲れました。対するエドワードは、年を重ねている割にあか抜けないというか、ちょっとピントがずれた器の大きさが可愛かったですね。
他の方も書かれていますが、前半のキーパーソンといってもいい存在である、千紘の従兄・哲也の設定が非常に中途半端で消化不良。
「脅されて近づく→本当に好きになる」のパターンは珍しくありませんが、千紘にとっての脅しの材料(ゲイであることを育ての親であるおじおばにバラす)が、読んでいる側からすると「え、でも、千紘だって哲也に散々お金を巻き上げられてるんだから、それを理由に断ればいいのでは?」と思ってしまい、従うことについて共感しづらい。
むしろ、「初恋の相手なので、どれだけ嫌な目にあわされても嫌いになれない」、あるいは哲也が非常に外面のいい人間で、千紘がどれだけ訴えても周りには信じてもらえない……みたいな、読者が寄り添える理由があればよかったのに、「千紘は初恋を完全に吹っ切っている」、「哲也は過去には素行の悪さで父親に怒られた経験がある」と作者によって千紘が迷う可能性が潰されてしまっていて、物語の山場のはずなのに、その葛藤がまったく響いてきません。
しかも、渡米してきたおじさんに対し、カミングアウトする絶好の機会だというのに千紘はなにも告げることもなく、諸悪の根源である哲也の諸々の手続きまでやってあげている始末……おじさん来る必要あった!? 哲也とはこれでほんとに縁切り? 中盤までさんざん引っ張った割に、根本的な解決がなにひとつなされないままのアッサリ退場は、あまりに哲也が「装置としてのキャラ」過ぎて興ざめでした。これなら早々に退場させるか、もうちょっと最後まで引っ張って、ふたりの間をかき回すかできたと思うのですが。
この辺の展開があまりしっくりこないので、千紘に対しては「なんでそこまで尽くす!?」と納得できないところが多くて突っ込みながら読んでただただ疲れました。対するエドワードは、年を重ねている割にあか抜けないというか、ちょっとピントがずれた器の大きさが可愛かったですね。
2020年8月13日に日本でレビュー済み
本編カップルはもちろん好きなのですが、たまにアーサーの性格の悪さにげーとなるので、お兄さんのほうが好感が持てました。恋愛面ではぐだぐだで、年齢より老成してそうな社長が年下の恋人に振り回される姿は微笑ましいですね。そのお相手は謙虚すぎるくらいのほうが、社内、上司と部下ならなおさらかも。本編の時広は卑屈なくらいに自己肯定感が低くなるときがありますが、このお話の千尋は卑屈というよりは本当に謙虚、そこまでは重くないのが良かったです。世情を心配しつつ励ます作者さんのあとがきにも癒やされました。続きが読みたいです。ただ他のレビューにあるように、従兄弟はもう警察沙汰にしてしまってほしかった。