漸く手に届いた待ちに待った本書。
しかし。気のせいか?いや、何度も見返してみたが…人物描写に違和感がある。
150話で大二郎と傘徳が肩を並べて歩くシーンでは大二郎の顔が妙に大きく猪首、ずんぐり体型。まるで剣豪には見えない。
あの見事な体躯は何処へやら。顔も違う。
石段で女を助けるシーンでは大二郎の顔はとうとう別人になってしまう。
茶をこぼした後、包帯をした表情がなぜか若返り、美少年剣士のようだ。
大二郎が道場で剣先が定まらぬ時なぞは、眼が弥七だ。
前後するが大二郎の容体を宗哲から聞く時の三冬は目が粗末過ぎてどこを見てるのかすら分からない。ただポンと置かれた狐の置物に宗哲が話かけてるようだ。
151話では小兵衛の瞳に何とも違和感。
ほろりと泣くシーンと同じ時の瞳、もしくは時折描かれる「死にかけの人物」の眼のような、黒目が小さく力なく見開いた様な眼が何かと多い。
小兵衛の力士の様なふくらはぎにも驚いた。
その後の152話はいつもどおりに見える。
だから何だ?珍しい事ではない、
と言われれば「ふ~む」なのだが…。
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