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判決、ふたつの希望(字幕版)

 (58)7.71時間53分2018G
レバノンの首都ベイルート。その一角で住宅の補修作業を行っていたパレスチナ人の現場監督ヤーセルと、キリスト教徒のレバノン人男性トニーが、アパートのバルコニーからの水漏れをめぐって諍いを起こす。このときヤーセルがふと漏らした悪態はトニーの猛烈な怒りを買い、ヤーセルもまたトニーのタブーに触れる “ある一言”に尊厳を深く傷つけられ、ふたりの対立は法廷へ持ち込まれる。(C)2017 TESSALIT PRODUCTIONS-ROUGE INTERNATIONAL-EZEKIEL FILMS-SCOPE PICTURES-DOURI FILMS PHOTO (C)TESSALIT PRODUCTIONS-ROUGE INTERNATIONAL
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クリスティーン・シュウェイリーカミール・サラーメディヤマン・アブー・アッブード
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(C)2017TESSALITPRODUCTIONS-ROUGEINTERNATIONAL-EZEKIELFILMS-SCOPEPICTURES-DOURIFILMSPHOTO(C)TESSALITPRODUCTIONS-ROUGEINTERNATIONAL
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レビュー

5つ星のうち4.2

58件のグローバルレーティング

  1. 51%のレビュー結果:星5つ
  2. 29%のレビュー結果:星4つ
  3. 13%のレビュー結果:星3つ
  4. 4%のレビュー結果:星2つ
  5. 3%のレビュー結果:星1つ

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Yoshio2019/08/17に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中レバノンの人々の苦しみを知ることができる
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久しぶりに頭をガツンと殴られるような衝撃を受けた映画だ。人間の深さや悲しみに触れた作品。
ただの言い合いから始まる裁判。レバノン人の告訴人と被告は裁判が進む中で互いが政治・中東の情勢に振り回された苦しい境遇にあると知る。過熱していく裁判を通してレバノン人が持っている歴史の傷跡を、レバノンの国民全体に再考させることになっていく。その流れが圧巻であった。
ヘイトスピーチの問題を扱った作品ともいえる。しかし、日本のヘイトスピーチと、この作品で扱われる民族間の対立は何か違うと思った。日本のヘイトスピーチをする人々は、身をもって悩みぬいて考え抜いて言葉を発しているのだろうかという事をふと思った。作品の最後に弁護士「真実や重要なことは語られねばなりません。全員が傷を負っているのです。誰もが。」と語る。様々な問題に沈黙してはならない、言葉を発しなければならない、しかしその言葉が考え抜かれたものかどうか・自分の身を通して発せられた言葉かどうか深く考慮する必要があるだろう。どのような言葉を発するかが人間の尊厳(自分自身の尊厳)につながるという事を考えさせられた。さて自分はどうだろうか。
31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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玄澄弦夜2021/04/27に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中一番の被害者は誰か?
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 始まりは、意見の相違からの口論がヒートアップしたことで裁判沙汰となり、終盤では大統領まで引きずり出す国内情勢にまで発展、判決終了までを描いた意欲作。
 本質にあるのは、レバノンとパレスチナの人種問題、虐殺の歴史、難民問題などが複雑に入り組むパレスチナ問題が常に基底に流れ続けています(この時点で日本人の多くは知らないことが多いので分かりにくいのですが……)。
 原告トニーと被告ヤーセルの口論から始まる……のですが。最初の火種をつけたのは間違いなく、原告のトニーの人間性の問題です(この根底には彼の過去が絡んできます)。
 トニーとしては「正しい正義」を追及しているつもりなのでしょうが、奥さんもオヤジさんの話も聞かない頑迷さを発揮し、気に入らないことには耳を傾けないタイプ。正しさを裁判所に訴えてまで希求するが、事実を述べない(正しさを求めているはずなのに)、気に入らなければ裁判長にさえ怒鳴り散らす、と問題行動が散見されます。
 というのも。トニーの中では彼の幼少の頃の凄惨な事件や支持政党の影響によって「パレスチナ人=悪」という固定観念が染みつき、「被告のヤーセルに味方するような言動=パレスチナ人の味方」という認識バイアスと彼の周囲もそういう人たちばかりなので考えが凝り固まっている。そのため、自分で裁判の起因を蒔いておいて被害者として正しさを追及する倒錯した考えを持っています。
 でもこれ、映画の中では彼に限った話ではない上に、雇った弁護士がまずかったせいで最終的には彼は自分を顧みることにもなる。
 トニーが雇った弁護士はやり手(?)ですが、依頼主の意向を曲解し、裁判を引っ掻き回すだけに飽き足らず、問題を(裁判内容とは関係ない)人種差別や難民問題など、難癖をつけられる物なら手当たり次第引き込み、最初は焚火程度だった問題を、国中を巻き込む規模にまで肥大化させます。日本のドラマで見るようなまともな弁護をしません。
 (私見ですが。監督としてはこの弁護士の言動を通して、テーマの一つであるパレスチナ問題を物語に浮上させ、それが入り組んでいること、その後の展開に繋げようとしていたのでしょう。そうじゃないとこの弁護士は完全に頭がおかしい人物になる)
 そんな状況が次第にエスカレートし、トニー本人さえ望まぬ方向に転がり、自分さえ置き去りにし、当初の問題は蔑ろにされ、しまいには脅迫電話まで掛かってくる始末なのは必然でしょう。
 しかし、弁護士がトニーの経歴について調べたことで、彼の過去から裁判での言動をくるっと手のひらを返し、冷静な弁護を始めます。
 意図せず国を巻き込んだ問題に発展したこと、40年前に起こったトニーの出身での虐殺事件を突きつけられたことで、トニー自身、自分の過去を振り返り、今回の裁判の結果を冷静に受け止めて閉幕します。
 
 タイトルで述べた一番の被害者は、原告と被告の二人でしょう。原因は主にトニーの弁護士。
 しかし頭のおかしい弁護士がいなければ、トニー自身冷静におのれの過去と向き合うことはなかったでしょう。そう言う意味では一番の立役者だったのかもw

 余談ですが。個人的にこの作品の中で気に入っているのは、原告と被告の両方に共通している「仕事人としての見解の一致」です。たぶん、この見解の一致があったから、終盤の二人の細やかな交流や人種的な和解に繋がったのでしょう。
 原告のトニーは自動車整備工。被告のヤーセルはインフラ工事の現場監督。
 一見関係のない職業の二人ですが、二人共「中国製のものは信用できない」という見解が、それぞれ別々の場所で、何気ない会話の中で披露され、それが本人も意図しない形=裁判所で合致します。
 ほんの数秒程度のカメラワークでしたが。この見解の一致が出た瞬間。トニーはヤーセルに微かに驚いた表情を向けています。相手を一方的に「悪」と決めつけていた地点から彼自身が無意識にも「相手への理解」に一歩を踏み出した瞬間だったのではないかと思っています。
 この点を見逃すと中盤での大統領府を出た後のトニーがヤーセルにした行動は意味不明になるし、「最後、なんで互いに笑い合ってたんだ??」と意味不明な理解になってしまうと思いますので、細やかながら重要なポイントですね。
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石垣島の風来坊2021/01/11に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中中東について知るにうってつけ
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 原題はアラビア語なのでよくわからんが、英語タイトルは「The Insult」。邦題の付け方は昔から賛否両論あるけど、この作品「判決」というのもどんなかなぁ。Insultは直訳で「侮辱、無礼、侮辱行為」。
 判決と侮辱では違いすぎるよな。実際、本作品は裁判劇の形をとってはいるけれど、判決自体はそれほど重要ではないと思う。パレスチナ難民の現場監督ヤーセルが投げつけた「クソ野郎」とキリスト教徒のレバノン人トニーが投げつけた「シャロンに殺されれば良かったのに」というふたつの侮辱を巡る物語だ。
 鑑賞後、監督の短いインタビューも見たけれど、判決についてはそれほど重要視していなかった。
 レバノンの国情とパレスチナ難民の関係をある程度知っていないと、少しわかりづらいかもしれない。判官贔屓の日本人としては物語の始まりからどうしてもヤーセルに肩入れしてしまうし、トニーが美人の奥さんがいて、やがて子どもも生まれそうという幸福な状態を見たら、より一層ヤーセルが可哀想になってしまう(笑)
(ネタバレ含みます)
 レバノンの特徴としては中東の中では際立ってキリスト教徒が多いことだろう。全体としてはイスラム教徒の方が多いのだけど、シーア派とスンニ派が対立しているためにキリスト教徒が主流派になってしまうという日本人にはわかりづらい構図だ。そのため、大統領もキリスト教徒が選ばれている。微妙なバランスの上に成り立っている国なのだ。
 トニーの少年時代の虐殺の事実が明らかになってから、レバノンの抱える闇の深さに気づく。第二次大戦後「中東のパリ」とまで呼ばれるほど繁栄したにもかかわらず、度重なる中東戦争から生まれた多数のパレスチナ難民が流入したことにより、内戦状態に陥ってしまう。ディアスポラを経験してきたユダヤ人がイスラエルを作ってパレスチナ難民を生み出してしまうのだから、本当に人間というのは、、、。
中東地域というのは正直言ってなかなか旅行で行くにもハードル高いし、日本人が理解するのは難しい部分が多々あるけど、こういう映画を通して少しでも理解できたらなと思いました。いい映画です。
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00012020/06/24に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中島国・単一民族の日本人には理解できないことが多いが、お勧めする。
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まず、自分を含め日本で生まれ育った島国・単一民族の日本人には
パレスチナ関連の問題や難民問題、そして(民族間における)差別を理解することが難しい。
これらは日本の部落差別とは本質的に異なるものであって、
日本人の感覚している「差別」は、民族間で生じる軋轢、差別とはまったく違うものである。

実際にパレスチナ人を含む難民と接する機会を少々経験した自分は
残念ではあるが、正直なところ、あまり彼らとは関わりたくないと思っている。
パレスチナに限らず、内紛が続いているか政治情勢が長い間不安定な場所で
育った人たちや難民となった人たちは、日本人の常識では到底考えられないほど、
平然と嘘をつき、あざとく他人を欺いて陥れることに慣れている。
しかしながら、それは彼らが悪人だからではない。
「そうしなければ生きていけない環境」で育てば、
生きるか死ぬか、やるかやられるかしかないのだから当然にそうなる。
彼らと接して思うのは、「倫理」やら「正義」などという高尚な考えは、
所詮苦労知らずの平和ボケが考えるキレイゴトに過ぎないということだ。
自分自身、アジア人であることで色々な国で当然のように差別を受けてきたが
その理由に考えを巡らせ、その構造を思案するとなかなか怒る気にはなれない。
(英語で喧嘩も議論もできるので、イラつかずに済んでいるだけかもしれない。)

さて、こういうことを書くと「差別を容認している」と言われるだろうが
民族間における差別は、「分かり合えるはずがない人たちの間にある当然の軋轢」であって
「差別はよくないぞ!」とか、「公平こそが正義なんだ!」などというのは、
何も知らない平和ボケの裕福な国に生まれたものが言う寝言である。

本作は、解消しようのない根深い信念(背景には複雑な歴史がある。)の衝突に
裁判という場で、結着をつけようとする話である。
「差別」や「暴力」といった単純な話ではない。
本作は、とてつもなく複雑なテーマをしっかりとまとめ上げ、
小手先のトリックで盛り上げることもなく、至極真面目に作られている。

なお、本作を深く理解するために中東に出向いたり
難民とお友達になることは勧められないが、
ロールズ、カント、ラカンをお読みになると多少の参考になるかもしれない。
そして最後に、日本人も中国人に対して同じことをしているのだということを
知っておいてほしいと、個人的に思う次第である。
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きき2020/07/02に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中戦争によって作り出された人々の対立と傷
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日本のヘイトスピーチとは決定的に違う。レバノンでは両者に同情の余地がある。日本でのそれは単なる憎悪である。一緒にするのは本当に愚かだ。
他国からの介入で対立を作り出されたパレスチナ問題。戦争の歴史の中で、言えぬ傷を負った市民たち。ヘイトスピーチも暴力も、許されるものでは無いけど、彼らをそこまで追い詰めた社会の背景に、沈黙してはならない。目を逸らさず、語り続けなければならない。負の歴史と。世界は、彼らの対立を自国のために煽った反省と彼らの救済のために動き続けなければならないんだと思う。法廷物としても両者感動的な弁論をする弁護士で、裁判長の公平な立ち振る舞いにも感銘を受けた。
個人の出来事に国が抱える闇が投影され、社会現象化した裁判だったが、両当事者が最後まで消費され尽くすことなく、お互いを理解し、人として尊重し合える関係になってほんとに良かった。役者さんの演技が本当に味わい深くて、涙が溢れてきた。人と人との繋がりを阻むあらゆる差別偏見社会的格差がこの世から1日も早く無くなりますよう。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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鶺鴒2020/07/11に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中戦争は敵も味方も被害者になる
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ラストでは、原告と被告が車のドアを開ける時、譲り合っていた。また、被告の車が故障していたので、原告は一旦は走り去ろうとしたが、戻ってきて被告の車の修理をして走れるようにしてあげた。人間、個人個人では、民族を超えて許し合うことも可能だが、民族間の対立を通すと理解し得ないことも起こってくる。日本は、隣国とのトラブルはあるが、海を挟んでいるので、一定の距離を置くことができる。しかし、大陸では、陸続きのために、トラブルが発生しても逃げ場がなく、否応なしに紛争に至ってしまうものと推察します。いずれにしても、民族が異なる者同士の間では、必要以上に言葉遣いに気を付ける必要がありそうです。文化の違いは、なかなか理解できません。
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( ´ ▽ ` )ノ2020/06/02に日本でレビュー済み
3.0/星5つ中暴力も暴言も、同様に人を傷つけると学べる
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中東国内の、宗教&国籍が異なる2人のいざこざ(暴言に対する暴力が争点)が発展して、大統領がなだめるほど大騒ぎになった裁判のお話です。

違法建築に住む男性宅のベランダからの水漏れを直そうとした建築作業に携わる男性とのトラブルが発端で、暴言が元で暴力を振るったことで裁判になりましたが…

暴力を振るわれた側の男性と妻の、早産と子供の容態まで暴力を振るわれたせいだと、こじつけのようなアドレナリン全開の発言や、散々暴力を振るわれたと喚き散らしておきながら自ら同じ状況で暴力を振るったことにだんまりなのは開いた口が塞がりませんでしたが…

・感情任せな発言や行動はとても危険
・言葉は目に見えない殺傷能力も秘めている
・人それぞれバックヤードは異なるので、思いやりは不可欠
などをあらためて学び、今後に活かしたいとました。
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amazonfan2020/06/27に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中面白い作品だ
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難民が善良であることが前提であり現実の世界とはかけ離れている点、双方の立場が逆であった場合など視点を変えるとより現実的な社会になる。生態系同様、固有種でも強い外来種の出現により絶滅する危険性の方が圧倒的に高い。共存の難しさはすべての生物が物語っている。その強さは暴力などか資金なのか法の解釈次第である。難民、移民は双方にとって何も生み出さない。また歴史を歪曲し差別をビジネスとしている現状に理想と現実の乖離を感じる
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