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切羽へ ハードカバー – 2008/5

5つ星のうち 4.0 36件のカスタマーレビュー

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商品の説明

受賞歴

第139回(平成20年度上半期) 直木賞受賞

内容紹介

夫以外の男に惹かれることはないと思っていた。彼が島にやってくるまでは……。

静かな島で、夫と穏やかで幸福な日々を送るセイの前に、ある日、一人の男が現れる。夫を深く愛していながら、どうしようもなく惹かれてゆくセイ。やがて二人は、これ以上は進めない場所へと向かってゆく。「切羽」とはそれ以上先へは進めない場所のこと。宿命の出会いに揺れる女と男を、緻密な筆に描ききった美しい切なさに満ちた恋愛小説。

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登録情報

  • ハードカバー: 204ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/05)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4104731021
  • ISBN-13: 978-4104731022
  • 発売日: 2008/05
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.2 x 2.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 36件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 693,677位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: ハードカバー
一番心に残ったのは主人公のセイの夫である。セイの心の動きを本人以上に全て敏感に感知していたのは夫ではなかっただろうか。石和の存在により、セイの心の中に立った小さな波に気づく。ただ、それを本人に問い詰めることはしない。ただ、見守る。大きくならないよう念じながら見守る。ただ、見守るだけ。東京での打合せもそこそこに予定より早く戻ってきてセイを見守る。

夫にとって一番の試練は、亡くなったしずかさんの遺品の整理にセイが向かったときである。そこには小学校を辞めて行方不明になった石和が来ているであろうことをなぜかセイは予感していた。夫も自分から離れていくセイを追って、故しずかさん宅に向かう…。しかし、セイは現れた夫にを残して、石和とある場所に向かう。そこがこの本のタイトルでもある“切羽”である。帰ってこないかもしれない妻を気をもみながら待つ夫の気持ち。“あのとき夫は、床にぺたりと座り込み、私たちが放り出していった作業を一人黙々と続けていたのだ”という切羽から夫のもとに帰ってきたセイの回顧シーンに現れている。戻ってきた妻が自分を呼ぶ声に、夫は振り返り、“ああ、戻ってきたとね”と妻に微笑するのである。

そして、最後に石和が島を出て行くのを、一人で見守り、そっと祝杯をあげる。

そんな愛する妻を見守る夫の物語は、淡くかすかだが、確かに張り巡らされた伏線から読み取ることができる。セイが切羽から引き返してくることができたのはこの夫ゆえなのだろうか。
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投稿者 ふれん堂 投稿日 2008/7/20
形式: ハードカバー
行間にあふれるものを掬いあげながら読まないと、と思いつつもさらさらと
読めてしまう文体につい先を急いでしまう。
「三月」から月を追って、ぐるりと季節がめぐり「四月」まで。
舞台は九州の小さな島。主人公のセイは島の小学校の養護教諭。夫は画家だ。
このセイの秘めた恋心の移ろいが綴られてゆく。
新任教師・石和に惹かれながら、なにも進展はない。
石和の気配やことばの端々や、行動の意味するところや、さまざまな
触れることのかなわない彼の痕跡に、セイはただ心を這わせる。
その描写が妙に官能的だ。
心に夫以外の人がいて、それを周りに気取られまいとはするが、
醸しだされる凝縮された、ある感じが非常にリアルで
ちりちりと灼かれるセイの胸のうちが滲み出る。

のんきな島暮らし。なんでも筒抜けだが、それと認めあってしまえば気楽なものだ。
まわりの人々も性に関することでさえ鷹揚に口にしてからかったりするほどだ。
セイとは対照的な位置に在るのが、島の住民も公認の奔放な不倫を続ける
女教師・月江だ。月江の派手な恋愛模様が描かれることで、
セイの心のたゆたいが匂やかに引き立つ。
登場人物のなかで忘れてならないのは、老女・しずか。「きっ
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形式: ハードカバー
第139回 直木賞受賞作品。

「気配」を写しとった小説。

みつめる眼差し、声のトーン、不自然なみじろぎ・・・
秘めても秘めても漏れ出してしまう恋の気配。

その二人の間に磁場が発生していることは、何も行動に起こさなくても周囲に伝わる。
自分も知っている、相手も同じ思いでいてくれる、夫も気づいている、
親しい友達にも、それどころか、勘のするどい遠い他人にさえ・・・。

キスさえしない。
それなのに、身体ごと持っていかれる。

初めてです、こんな恋愛小説。
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形式: ハードカバー Amazonで購入
読んでいて、設定がやけに分かり易くエロティックだなぁ と思った。
登場人物の輪郭がステレオタイプに分かりやすい>が安っぽくならないというのは
最新刊『静子の日常』でも感じたが、これは作者のたぐいまれな文章力ゆえの余裕か。

閉じられた南の島というロケーションに
長い髪にいつも白いブラウスとニットのロングスカートという画家の妻。
おまけに(ナースではないが)彼女は養護教員。

グラーマーで、その上いつでも体にぴったり張りつく服を着ている
『本土さん』と戦闘的な不倫をかさねている同僚の女教師。
そこへ「地の裂け目から現れたような」殉教のキリストとみまがう顔をした不思議な男。
なんと こちらは音楽教師。

岬の住宅で初めて見かけた男はなぜか木製の大きな本棚をハンマーで叩き壊しており
霧雨にけぶる校庭には男の弾くピアノが流れ...
と こういうふうに書くとなんだかハーレクイン小説のようだが
実際「大人のための恋愛小説」という意味で上質なハーレクインなんだと思う。

抜群の文章センスと卓越した緻密な構成力(プラス作者の洒脱な感性)が
ややもすれば『叙情的』『純文学的』な方向に読者を連れ去ってしまうが
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