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冬の夜ひとりの旅人が (ちくま文庫) 文庫 – 1995/10

5つ星のうち 3.5 4件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

次々に斬新な方法を創り出すイタリアの作家の、型破りな作品。すぐに中断してしまう、まったく別個の物語の断片の間で右往左往する「男性読者」とそれにまつわる「女性読者」を軸に展開される。読者は、作品を読み進みながら、創作の困難を作者と共に味わっている気持ちになる、不思議な小説。


登録情報

  • 文庫: 376ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1995/10)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4480030875
  • ISBN-13: 978-4480030870
  • 発売日: 1995/10
  • 商品パッケージの寸法: 14.6 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5 4件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 568,063位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
 読み手自身であるところの「男性読者」がカルヴィーノの新作小説『冬の夜ひとりの旅人が』を読みはじめると、突然その本が製本不良で途切れてしまう。交換してもらった本を読もうとするとまたそれが全く違った小説、でさらに追いかけるとその本が偽モノで、本物と渡された小説がまた全然違って。。。というストーリー部分とそれらの小説の出だしのみ(なぜならそれが必ず途切れてしまうから)が繰り返される実にカオスな小説。
 映画にしろ小説にしろ、最初からぐっと引き込まれるなんてのは稀で最初の15分とか15ページは大抵忍耐を強いられますが、この小説はそこを越えたと思うと突然切れるから、それで男性読者と思わず一体化してしまう。すごいつくりです。

これは「小説についての小説」ですね。小説をめぐるカオスなかで小説を読むこと、読まれること、書くこと、などなどについての示唆にとんだ言葉があふれていて、感じ入ってしまいました。小説中毒を自認する「男性読者」と「女性読者」のひとはきっと楽しめると思います。

特に印象に残ったフレーズをふたつほど。

 私は望遠鏡に目を当て、あの女性読者に照準を合わせる。彼女の目と本のページの間を白い蝶が舞っている。たとえ彼女がどんなものを読んでいようと今彼女の注意
 を惹いているのはあの蝶であることは確かだ。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2000/12/2
形式: 文庫
『冬の夜ひとりの旅人が』は、“読書をすること”をテーマにして綴られた小説である。“読書をすること”は多くの小説を読む人達にとって共通の興味の対象であると思われるから、非常に上手いテーマではないかと思う。
この小説には、とても面白そうな始まり方をする作中作が、10本もぎっしり詰まっている。そしてその作中作と、“続きが読めないかもしれない”というすべての読者に共通の恐怖を軸にして話が進んで行く。
“読書をすること”がテーマであるため、作中作の書かれ方もやはり独特だ。それは、作中で主人公が読んでいる本の忠実な写しではなくて、主人公の読み方に沿った書き方がいくらかされている。これにはちょっと面食らったけど、慣れてしまえば気にならない。実際、こんな風に読んでいるような気もするし。
“小説を読むこと”が好きな人は、楽しく読むことのできる本だと思う。
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形式: 文庫
 この本からでなくて、米川良夫など、ほかの訳者によるものからおすすめしたい。ことば・物語・形式と戯れさせてくれるところに、カルヴィーノの楽しさがあるとおもうが、脇功氏の訳では、知らないうちに迷路に迷い込んで終わってしまうような感がある。学生の下訳をそのまま載せたような杜撰さが見受けられ、日本語としておかしな文章ばかり並ぶ。はじめてカルヴィーノを読むひとは、「なんとなくムズカシー」と言うだけで終わってしまいかねない。

 カバー裏のキャッチコピーもまるでそそらない。超テキトーな感じするんすけど。ちくまさん、本がかわいそうです、ちゃんと仕事してください。
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形式: 文庫
ブンガク好きの後輩に借りて読んでみた。カルヴィーノは、『宿命の交わる城』と『見えない都市』を読んだのだが、いまいちしっくりこなかった。これも心配だったが、これはちゃんと読める一品だと思う。

「あなた=男性読者」が主語で語られる物語と、その間にいくつかの小話が挟まるという仕掛けになっている。それだけだとなんだか分からないので、説明を試みてみる(難しい)。「あなた」は『冬の夜ひとりの旅人が』を読もうと思って本を開くのだが、その冒頭部は別のポーランド人作家の作品が16ページだけ紛れ込んだもので、それで「あなた」はその乱丁本を正常品に替えてもらおうと本屋に行くのだが、そのポーランド人作家の作品が気に入ってしまって、『冬の夜』でなくて、やっぱりそのポーランド人作家の本と替えてもらうことにする。ところが、本屋に渡してもらった本は、そのポーランド人作家のものとは全く別物で、しかもまた途中で白紙が混ざっている。今回の作品はどうも「チンメリア」(架空の地名のようだ)の作家の作品の断章のようだとあたりをつけて、チンメリア文学の専門家に会いに行く。それで、チンメリア文学の教授に「これこれこういう話が途中で終わってしまって続きが読みたいのだが」といって相談して、結果教授から渡される作品が、また全然読みたかった話とは違って、、、という調子で、いつになっても、「あなた」は読みたい作品に辿
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