兵士に聞け (小学館文庫 (す7-1)) (日本語) 文庫 – 2007/7/7
杉山 隆男
(著)
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本の長さ800ページ
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日2007/7/7
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ISBN-104094081879
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ISBN-13978-4094081879
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/7/7)
- 発売日 : 2007/7/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 800ページ
- ISBN-10 : 4094081879
- ISBN-13 : 978-4094081879
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カスタマーレビュー
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杉山隆男氏の代表作。単行本は1995年刊。自衛隊の隊員を「自らを写す鏡」と見立てて隊員の心情や訓練に励む風景を追っています。
「兵士」シリーズは『兵士に聞け』(本作品)、『兵士を見よ』(航空自衛隊のパイロットに焦点)、『兵士を追え』(海上自衛隊の護衛艦乗りに焦点)、『兵士に告ぐ』(いわゆる特殊部隊に焦点)、『兵士になれなかった三島由紀夫』(自衛隊に体験入隊した三島由紀夫の姿を証言で追う)、『兵士は起つ』(東日本大震災の救助活動に焦点)がこれまで出ていますが、第一作のこの作品が筆運びが冷静で過剰に隊員に肩入れせず客観視して書き切っている点で好感を持っています。
「兵士」シリーズは『兵士に聞け』(本作品)、『兵士を見よ』(航空自衛隊のパイロットに焦点)、『兵士を追え』(海上自衛隊の護衛艦乗りに焦点)、『兵士に告ぐ』(いわゆる特殊部隊に焦点)、『兵士になれなかった三島由紀夫』(自衛隊に体験入隊した三島由紀夫の姿を証言で追う)、『兵士は起つ』(東日本大震災の救助活動に焦点)がこれまで出ていますが、第一作のこの作品が筆運びが冷静で過剰に隊員に肩入れせず客観視して書き切っている点で好感を持っています。
2008年9月4日に日本でレビュー済み
まるで小説のような語り口で“兵士”たちの現実の姿をひたすら丁寧に追ったルポです。
常に政治と外交、そして国民の目に翻弄され続けてきた自衛隊の内部、しかも一部隊、一隊員にクローズアップすることで、生きている自衛隊を描いています。
国防の最前線を担いながらも訓練で実弾の一発も撃てないジレンマを抱え、世論に気を遣い、政府の苦しい憲法解釈に縛られながらも、厳しい訓練に耐える“兵士”の姿には感動を覚えます。
特に北海道南西沖地震の際に津波に襲われた奥尻島の航空自衛隊レーダーサイトの隊員たちの件では、涙があふれました。
防衛産業の汚職や自衛隊内での不祥事が後を絶ちませんが、ニュースにならない自衛隊の姿を知る絶好の書です。
常に政治と外交、そして国民の目に翻弄され続けてきた自衛隊の内部、しかも一部隊、一隊員にクローズアップすることで、生きている自衛隊を描いています。
国防の最前線を担いながらも訓練で実弾の一発も撃てないジレンマを抱え、世論に気を遣い、政府の苦しい憲法解釈に縛られながらも、厳しい訓練に耐える“兵士”の姿には感動を覚えます。
特に北海道南西沖地震の際に津波に襲われた奥尻島の航空自衛隊レーダーサイトの隊員たちの件では、涙があふれました。
防衛産業の汚職や自衛隊内での不祥事が後を絶ちませんが、ニュースにならない自衛隊の姿を知る絶好の書です。
2014年11月30日に日本でレビュー済み
自分は、将来自衛官になりたく、その内情を少しでも知るために本書を手に取りました。
自衛官の方々が日頃から感じている不満や鬱憤、意見や希望、楽しみ。
いろいろなことを学ぶことができる本だと思いますが、かなり内容が重く、読んでいると疲れてしまいました。もともと読むのが遅く、理解も遅いのが影響しているので悪い本だと言っているわけではありません。
だから、これを読む人にはしっかりと腰を据えて読むことをオススメします。
戦後日本の情けなさが垣間見え、とても考えさせられるものでした。自衛隊の方々が自分と同じことを考え、思う人間だとも再認識させられました。
自衛官の方々が日頃から感じている不満や鬱憤、意見や希望、楽しみ。
いろいろなことを学ぶことができる本だと思いますが、かなり内容が重く、読んでいると疲れてしまいました。もともと読むのが遅く、理解も遅いのが影響しているので悪い本だと言っているわけではありません。
だから、これを読む人にはしっかりと腰を据えて読むことをオススメします。
戦後日本の情けなさが垣間見え、とても考えさせられるものでした。自衛隊の方々が自分と同じことを考え、思う人間だとも再認識させられました。
2009年11月1日に日本でレビュー済み
今となっては10年以上前に自衛隊を丹念に取材した著作なので、文庫本出版当時の物珍しさや、新規さはない。PKOや震災に災害派遣される自衛隊が驚きの目で見られていた時代なのだ。覚えているだろうか。いや、今の10代、20代の方に想像ができるだろうか。
今でも自衛隊の強化をひたすらに反対する輩がいるが、随分と世の中は変わった。この本はまだ変わり始めたころの自衛隊の基地を訪ね、そこで訓練に励む隊員を1人の普通の日本人としてインタビューし、丹念に訓練や人生を追ったドキュメントである。
同じ著者の兵士シリーズを読んでいくと、自衛隊の置かれた立場や苦しみ。日本のどう考えても自国を顧みない政治家に対して、もの申したくなる。
今でも自衛隊の強化をひたすらに反対する輩がいるが、随分と世の中は変わった。この本はまだ変わり始めたころの自衛隊の基地を訪ね、そこで訓練に励む隊員を1人の普通の日本人としてインタビューし、丹念に訓練や人生を追ったドキュメントである。
同じ著者の兵士シリーズを読んでいくと、自衛隊の置かれた立場や苦しみ。日本のどう考えても自国を顧みない政治家に対して、もの申したくなる。