ストーリーが壮大かつ繊細ですごい読みごたえがある。
転生して令嬢になってうんぬんという漫画は数知れず、
この作品は、王権争い・領土戦争・派閥・社交界という名の戦場・
領主となった侯爵令嬢の生きざま・それを命を懸けて支える仲間たち・
そして身分を隠している第一王子とのロマンス…
うなりどころが留まるところを知りません。
嫌がおうにもこの王国のストーリーにどっぷり引き込まれます。
好きな人にはたまらないですね。
悪役令嬢にはセットともいえるぶりっ子ヒロインらしき姫、もちろんいます。
ですが、その姫は隣国からの間者だというから、もう設定が凄い。
一応乙女ゲームの世界だったはずですが、転生した主人公が侯爵令嬢になり、
波乱の人生を歩む事で相当歴史は改変されていると思われます。
ゲームの中で第一王子とどうだったかは分かりませんが、
身分を隠して彼女を支えるディーンがすさまじくかっこいい。
嫌味なキラキラ王子ではなく、彼女の前では出来る青年&爽やか&温厚なイメージ
なのに、実は相当熱い人ですね。S気・独占欲すら垣間見える。
この先、ダメだといいつつ2人が惹かれてゆく未来が見えますが、
その苦しむ過程すら楽しみでしょうがない。
早く続きが読みたいと、ここまで思う作品は他にありません。
公爵令嬢の嗜み (7) (角川コミックス・エース) (日本語) コミック – 2020/3/3
この商品はセット買いができます
『公爵令嬢の嗜み (カドカワコミックス・エース) 1-7巻 新品セット 』 こちらをチェック
購入を強化する
-
本の長さ178ページ
-
言語日本語
-
出版社KADOKAWA
-
発売日2020/3/3
-
ISBN-104041092280
-
ISBN-13978-4041092286
よく一緒に購入されている商品
こちらもおすすめ
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
1分以内にKindleで 公爵令嬢の嗜み(7) (角川コミックス・エース) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
216 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年7月14日に日本でレビュー済み
違反を報告
Amazonで購入
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
ベスト1000レビュアー
作品タイトルが「公爵令嬢」となっており、初巻冒頭の断罪シーン以降はひたすら領地経営がメインとなってしまうため、主人公アイリスが今流行りの「悪役令嬢」であったことを忘れがちになりますが、今巻では「悪役令嬢」としての振る舞いを見せる場面があります。
前巻でのアイリスを貶める策謀の首謀者とされるダリル教の教皇ヴィルモッツに、ディーンことアルフレッド第一王子が面会するところから今巻が始まります。
そこでディーンが今回の事件の裏を確認し、その後に馬車内でルディ(アイリスの従兄弟ルディウス)、そして王都の離宮で密偵のマイロ、さらにディーンの実妹で第三者王位継承者のレティシアと次々と会話する相手が替わりつつも、ディーンがタスメリア王国の現状や休戦中のトワイル国の動向、暗躍するディヴァンやエドワード第二王子に取り入るユーリがその駒の一つであること、ディーンが目指すは実父の現王と義母のエルリアの排除、さらにはその先に歴代の王を凌駕する王権強化、忘れてはならないのがアイリスへの想いであり、それを端々に含めて今巻の前半分はディーンによる様々な説明が占めているので、漫画なのに文字の読み応えがたっぷりです。
で、後半は逆にアイリスのターンになり、実弟ベルンからもたらされた情報によりトワイル国との戦争が近づいていることを予感してアイリス一派を召集して説明するが、ディダから領主としての覚悟を問われてアイリスは戸惑うことに…。迷いを感じる中で母メルリスの昔話を聞かされてアイリスは決意を固めて皆に語り、皆も改めてアイリスに忠誠を誓うことを確認しました。その中で前半のディーンと同様にアイリスや一同がタスメリア王国の軍備などの現状を説明するのですが、文字量が多くて読み応えがたっぷりです。
最後に教皇である父の威信が失墜してユーリにも掌を返され無視されるようになって没落したヴァンがアイリスに後ろ盾を懇願してくるのですが、その時にアイリスの振る舞いが掲題の「悪役令嬢」に戻ったがごときであったと…。ラストのラストには以前アイリスの護衛であるディダとライルに負かされて自身に迷いを生じた騎士団長の息子ドルッセンがアルメリア領(アイリスに会いに?)へ行くことを決断したところで今巻は終わってます。次巻でまたドルッセンに対してアイリスは「悪役令嬢」対応するのでしょうかねぇ?いや、するでしょう(笑)。
…という訳で、今巻は漫画なのに文字の読み応えがたっぷりなので、一読してするだけでも相当な時間が必要になるボリュームです。そのぶん作画量が少なくなるので絵柄はしっかりしているのですが、だいぶ個性もハッキリしてきたので、これから当作品を初めて読みだそうとする人には絵柄の個性が選択基準に引っ掛かりをもたらすかもしれません。昨今の「悪役令嬢」ブームで他作品も急激に絵柄のレベルを上げてきているので、アイリスも油断はなりません。
前巻でのアイリスを貶める策謀の首謀者とされるダリル教の教皇ヴィルモッツに、ディーンことアルフレッド第一王子が面会するところから今巻が始まります。
そこでディーンが今回の事件の裏を確認し、その後に馬車内でルディ(アイリスの従兄弟ルディウス)、そして王都の離宮で密偵のマイロ、さらにディーンの実妹で第三者王位継承者のレティシアと次々と会話する相手が替わりつつも、ディーンがタスメリア王国の現状や休戦中のトワイル国の動向、暗躍するディヴァンやエドワード第二王子に取り入るユーリがその駒の一つであること、ディーンが目指すは実父の現王と義母のエルリアの排除、さらにはその先に歴代の王を凌駕する王権強化、忘れてはならないのがアイリスへの想いであり、それを端々に含めて今巻の前半分はディーンによる様々な説明が占めているので、漫画なのに文字の読み応えがたっぷりです。
で、後半は逆にアイリスのターンになり、実弟ベルンからもたらされた情報によりトワイル国との戦争が近づいていることを予感してアイリス一派を召集して説明するが、ディダから領主としての覚悟を問われてアイリスは戸惑うことに…。迷いを感じる中で母メルリスの昔話を聞かされてアイリスは決意を固めて皆に語り、皆も改めてアイリスに忠誠を誓うことを確認しました。その中で前半のディーンと同様にアイリスや一同がタスメリア王国の軍備などの現状を説明するのですが、文字量が多くて読み応えがたっぷりです。
最後に教皇である父の威信が失墜してユーリにも掌を返され無視されるようになって没落したヴァンがアイリスに後ろ盾を懇願してくるのですが、その時にアイリスの振る舞いが掲題の「悪役令嬢」に戻ったがごときであったと…。ラストのラストには以前アイリスの護衛であるディダとライルに負かされて自身に迷いを生じた騎士団長の息子ドルッセンがアルメリア領(アイリスに会いに?)へ行くことを決断したところで今巻は終わってます。次巻でまたドルッセンに対してアイリスは「悪役令嬢」対応するのでしょうかねぇ?いや、するでしょう(笑)。
…という訳で、今巻は漫画なのに文字の読み応えがたっぷりなので、一読してするだけでも相当な時間が必要になるボリュームです。そのぶん作画量が少なくなるので絵柄はしっかりしているのですが、だいぶ個性もハッキリしてきたので、これから当作品を初めて読みだそうとする人には絵柄の個性が選択基準に引っ掛かりをもたらすかもしれません。昨今の「悪役令嬢」ブームで他作品も急激に絵柄のレベルを上げてきているので、アイリスも油断はなりません。