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入門 人間の安全保障 - 恐怖と欠乏からの自由を求めて (中公新書) 新書 – 2012/12/18
長 有紀枝
(著)
恐怖と欠乏から世界を救うために、何をなすべきなのか。長年、国際人道支援に携わってきた著者が、実践を踏まえて解説する初の入門書
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2012/12/18
- ISBN-104121021959
- ISBN-13978-4121021953
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
一九九四年、国連開発計画によって、国家ではなく一人ひとりの人間を対象とする「人間の安全保障」が提唱された。以来、頻発する紛争や暴力などの「恐怖」と、世界を覆う貧困や飢餓などの「欠乏」からの自由を目的に発展を遂げてきた。本書は、長年にわたり世界各地で緊急人道支援、地雷禁止条約策定交渉など最前線で活動を続けてきた著者が、自身の実践と国際政治学の知見をふまえて解説する包括的な入門書である。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長/有紀枝
1963年、東京都に生まれ茨城県で育つ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同大学院政治学研究科修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム博士課程修了。博士(学術)。1991年より難民を助ける会で緊急人道支援、地雷禁止条約策定交渉などに携わる。2008年より認定NPO法人難民を助ける会理事長。認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム理事。09年より立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授。10年より同大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1963年、東京都に生まれ茨城県で育つ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同大学院政治学研究科修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム博士課程修了。博士(学術)。1991年より難民を助ける会で緊急人道支援、地雷禁止条約策定交渉などに携わる。2008年より認定NPO法人難民を助ける会理事長。認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム理事。09年より立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授。10年より同大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
星5つ中の4
15 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年12月2日に日本でレビュー済み
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このグローバル化した社会で本当に必要な理論とデータがうれしいです。
役に立った
2014年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「安全保障」とは、国家間のやりとりによる自国民の生命と財産を守ることだ、という風に一般的に理解されている。ところが、「人間の」という形容詞がつくことで、安全保障は、政治家や官僚エリートだけが取り組むものではなく、担い手は広く一般市民に拡大される。人間の安全保障(ヒューマンセキュリティー)とは、「欠乏からの自由」「恐怖からの自由」「人間の尊厳の保持」など、個人に焦点を当てながら、国家の安全保障との相互補完的に取り組みを通して実現すべき理念である。提唱された当初は、数々の批判も受けながら、それでもめげずに積極的に取り組んだ先人の功績は大きいと思う。同時に、我々一般市民が担い手となりつつある今、この概念を正しく理解し、様々なレベルで一人でも多くの人が取り組むべき課題だと感じる。
本書は、そうした比較的新しい言葉である「人間の安全保障」を概括的にかつ学問的にとらえた画期的な好著である。そして、筆者の実体験から様々なアプローチが紹介されているので無味乾燥な座学に終わらせないところが素晴らしい。
入門書にしては、分量も多く内容もやや難しいが、政治経済に興味がある高校生から、医療社会福祉関連の業務に携わる人まで幅広く役立つと思う。だから、一人でも多くの人に読んでもらいたい。
本書は、そうした比較的新しい言葉である「人間の安全保障」を概括的にかつ学問的にとらえた画期的な好著である。そして、筆者の実体験から様々なアプローチが紹介されているので無味乾燥な座学に終わらせないところが素晴らしい。
入門書にしては、分量も多く内容もやや難しいが、政治経済に興味がある高校生から、医療社会福祉関連の業務に携わる人まで幅広く役立つと思う。だから、一人でも多くの人に読んでもらいたい。
ベスト500レビュアー
長 有紀枝(1963年~)氏は、早大大学院政治学研究科修士課程修了の政治学者、立教大学教授。
「人間の安全保障」とは、国家の安全に焦点を当てる従来の安全保障とは異なり、人間個人を対象に、軍事的脅威なみならず、環境破壊、人権侵害、難民、貧困などの生存、生活、尊厳を脅かすあらゆる種類の脅威を包括的に捉えた概念である。インドの経済学者でアジア初のノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・センが唱えたケイパビリティ(潜在能力)論を下敷きに、国連開発計画が1994年の「人間開発報告書」の中で提唱し、その後国連などで頻繁に使用されるようになった、比較的新しい考え方である。
冒頭で著者は次のように述べている。「東日本大震災を経験した日本人としてだけではなく、二十一世紀に入ってもなお、武力紛争、言語を絶する人権侵害、虐殺が繰り返され、貧困問題や飢饉も国際社会の一員として、私たちは、どのように生きていくべきか、そのために何を知るべきか、そんなことを「人間の安全保障」という概念を手がかりにみなさんと考えていきたいと思います。」
そして、序章/私たちが生きている世界1章/国際社会とは何か~成り立ちと現況、2章/紛争違法化の歴史と国際人道法、3章/「人間の安全保障」概念の形成と発展、4章/「人間の安全保障」の担い手、5章/「恐怖からの自由」と「欠乏からの自由」、6章/「人間の安全保障」領域に対する取り組み、7章/保護する責任、8章/東日本大震災と「人間の安全保障」、終章/「人間の安全保障」実現のために、と、入門書に相応しく「人間の安全保障」について包括的に解説している。
本書の中で、第二次世界大戦時にナチスによるジェノサイドに対する救援と救出の訴えを看過した経験を持つ、赤十字国際委員会の元副委員長ジャン・ピクテが、戦後、「人道の敵」として「利己心」「無関心」「認識不足」「想像力の欠如」の4点を挙げ、「無関心は長期的には弾丸と同様に確実に人を殺す」と言ったことが言及されているが、我々は、今のこの瞬間にも、世界の各地に「人間の安全保障」を脅かされている人びとがいることに無関心であってはならないのだ。
世界の国々が、(コロナ禍の以前から)自国第一主義を掲げて内向きになっている今こそ、読んでおくべき一冊と思う。
(2013年8月了)
「人間の安全保障」とは、国家の安全に焦点を当てる従来の安全保障とは異なり、人間個人を対象に、軍事的脅威なみならず、環境破壊、人権侵害、難民、貧困などの生存、生活、尊厳を脅かすあらゆる種類の脅威を包括的に捉えた概念である。インドの経済学者でアジア初のノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・センが唱えたケイパビリティ(潜在能力)論を下敷きに、国連開発計画が1994年の「人間開発報告書」の中で提唱し、その後国連などで頻繁に使用されるようになった、比較的新しい考え方である。
冒頭で著者は次のように述べている。「東日本大震災を経験した日本人としてだけではなく、二十一世紀に入ってもなお、武力紛争、言語を絶する人権侵害、虐殺が繰り返され、貧困問題や飢饉も国際社会の一員として、私たちは、どのように生きていくべきか、そのために何を知るべきか、そんなことを「人間の安全保障」という概念を手がかりにみなさんと考えていきたいと思います。」
そして、序章/私たちが生きている世界1章/国際社会とは何か~成り立ちと現況、2章/紛争違法化の歴史と国際人道法、3章/「人間の安全保障」概念の形成と発展、4章/「人間の安全保障」の担い手、5章/「恐怖からの自由」と「欠乏からの自由」、6章/「人間の安全保障」領域に対する取り組み、7章/保護する責任、8章/東日本大震災と「人間の安全保障」、終章/「人間の安全保障」実現のために、と、入門書に相応しく「人間の安全保障」について包括的に解説している。
本書の中で、第二次世界大戦時にナチスによるジェノサイドに対する救援と救出の訴えを看過した経験を持つ、赤十字国際委員会の元副委員長ジャン・ピクテが、戦後、「人道の敵」として「利己心」「無関心」「認識不足」「想像力の欠如」の4点を挙げ、「無関心は長期的には弾丸と同様に確実に人を殺す」と言ったことが言及されているが、我々は、今のこの瞬間にも、世界の各地に「人間の安全保障」を脅かされている人びとがいることに無関心であってはならないのだ。
世界の国々が、(コロナ禍の以前から)自国第一主義を掲げて内向きになっている今こそ、読んでおくべき一冊と思う。
(2013年8月了)
2018年5月17日に日本でレビュー済み
人間の安全保障について、遅ればせながらついに入門書が出たというので購入。90年代に提起されていた概念だし、日本も大きな貢献を果たしている分野なのに、今ようやく最初の入門書というのは、ちょっと遅過ぎたくらい。
とは言え、国際協力について、基礎がわかっている人なら読み飛ばせる箇所が半分以上ある。例えば、プレーヤーについてのくどくどした説明のところとか。でも、これがないと本書は構成出来ないんでしょうね。
純粋に、人間の安全保障というのは今までとどこが違っていて、日本や世界はそのために何をしているか、についてもっと読みたかった気がする。また、議論の余地のある南京大虐殺(この呼称も含め)を当然のことのようにサラッと記述しているのも気にかかる。
とは言え、国際協力について、基礎がわかっている人なら読み飛ばせる箇所が半分以上ある。例えば、プレーヤーについてのくどくどした説明のところとか。でも、これがないと本書は構成出来ないんでしょうね。
純粋に、人間の安全保障というのは今までとどこが違っていて、日本や世界はそのために何をしているか、についてもっと読みたかった気がする。また、議論の余地のある南京大虐殺(この呼称も含め)を当然のことのようにサラッと記述しているのも気にかかる。
2013年2月6日に日本でレビュー済み
安全保障といえば、普通は国家の安全保障を思い浮かべる。外交の言葉として「人間の安全保障」が使われるようになってどのくらいたつだろう。国連開発計画(UNDP)が1994年に提唱した概念という。本書は、国民国家の成立過程から、国際法の発展、国連など国際機関の成立と大きな世界の枠組みを詳述してゆく。国家によっては救済されない一人一人を救うということが人間の安全保障だと説く。だが、国家との関係でもやもや感も残る。「人間の安全保障」は、国家と敵対する概念でも、単純な補完関係でもないのだろう。国家という枠組みが近い将来、大きく変わることは想像しにくい。その国際環境下で破綻国家がまともな国家に成長してゆく支援をすることも大きな目標となるはずだ。その間隙を縫って一人一人に支援の手を差し伸べる試み、それが「人間の安全保障」なのだろう。「人間の安全保障」というと圧政に苦しむ発展途上国の人々の問題と思いがちだ。著者は、一見、安全・自由が確保されていると思われている先進国においても重要な概念だと主張する。その一例として東日本大震災の問題に一章を割いている。大震災で被災した障がい者、女性など弱者の「人間の安全保障」が危険にさらされているという指摘は、現状を再考する上で有益だろう。「人間の安全保障」が将来、単なる学術上の言葉に終わるのか、国際社会で意味のある言葉に成長してゆくのか。著者が長年、人道支援の現場で、見て、感じた経験が随所にちりばめられている。心が動かされること、それが第一義的な行動の動機となるのだろう。本書からは感情に流されない、プロの冷静さと心の温かさと感じ取ることができる。人道支援活動の目的そのものが「人間の安全保障」の確保にあるといっても過言でない。その意味においてNGO、NPOや国際機関を目指す人に最適の入門書ともなっている。国際社会の仕組みに関心を持つ人に読んでほしい。
2013年4月13日に日本でレビュー済み
私は大学で開発経済学を学ぶものです。開発経済学にも人間の安全保障は深く関わり、非常に重要な概念です。その概念について少しでも学ぼうとこの本を購入しました。
しかし、肝心の人間の安全保障というのがいまいちはっきりしない、なぜこの概念が重要なのかが根拠薄弱であるという点でこの本は入門書の役割を果たせていないような気がします。カントをせっかく例に挙げているのにあまりカントの出番がなく、カントは何のために出てきたのかと疑問に感じます。
著者が国際政治学の専門家であるからか、ハーグ法とジュネーブ法など法学よりの内容であることは否定できず、人間の安全保障が広範で学際的な概念としながらも、学際的な解説になっていないことにこの本の入門書としての存在意義に疑問を感じます。
また、データの載せ方に関しても、掲載データが多いにも関わらずグラフ、チャートを使っていないので凄く吸収率が悪い。紙幅が限られているからこそすべきことで、入門書となれば尚更です。
以上をまとめますと、人間の安全保障の概念より関連法や概念成立の流れに重きを置いているため、人間の安全保障の入門書というよりも人道的活動とその法的枠組みの入門書という方が正しいと思います。
しかし、肝心の人間の安全保障というのがいまいちはっきりしない、なぜこの概念が重要なのかが根拠薄弱であるという点でこの本は入門書の役割を果たせていないような気がします。カントをせっかく例に挙げているのにあまりカントの出番がなく、カントは何のために出てきたのかと疑問に感じます。
著者が国際政治学の専門家であるからか、ハーグ法とジュネーブ法など法学よりの内容であることは否定できず、人間の安全保障が広範で学際的な概念としながらも、学際的な解説になっていないことにこの本の入門書としての存在意義に疑問を感じます。
また、データの載せ方に関しても、掲載データが多いにも関わらずグラフ、チャートを使っていないので凄く吸収率が悪い。紙幅が限られているからこそすべきことで、入門書となれば尚更です。
以上をまとめますと、人間の安全保障の概念より関連法や概念成立の流れに重きを置いているため、人間の安全保障の入門書というよりも人道的活動とその法的枠組みの入門書という方が正しいと思います。
VINEメンバー
人間の安全保障とは、 欠乏からの自由 貧困・教育・医療など 恐怖からの自由 紛争・難民・抑圧など を重視する。
赤十字 国際委員会(ICRC)のジャン=ピクテ元副委員長は、人道の敵として、利己心・無関心・認識不足・想像力の欠如をあげ、「無関心は長期的には弾丸と同様に確実に人を殺す」とした。
その実情に対する認識と、それを看過しない想像力、そうしたものをもつ社会風土や世論を作り上げていくことが、ジェノサイド阻止の第一歩と著者。
だが、日本は主要先進国で唯一ジェノサイド条約に加入していない。
本書は、著者の立教大学での講義などを求めたもの。
こんな講義を私も受けたい。
赤十字 国際委員会(ICRC)のジャン=ピクテ元副委員長は、人道の敵として、利己心・無関心・認識不足・想像力の欠如をあげ、「無関心は長期的には弾丸と同様に確実に人を殺す」とした。
その実情に対する認識と、それを看過しない想像力、そうしたものをもつ社会風土や世論を作り上げていくことが、ジェノサイド阻止の第一歩と著者。
だが、日本は主要先進国で唯一ジェノサイド条約に加入していない。
本書は、著者の立教大学での講義などを求めたもの。
こんな講義を私も受けたい。
2013年2月4日に日本でレビュー済み
力作だと思う!
とても興味深く、あふれる熱意と客観性にひかれて
(この二つは矛盾する場合もあるけれど、
この本は同時にどちらも満たしている)
一気に読んでしまった。
わかりやすい説き明かし、実体験に基づく表現力、
集合体としての人間ではなく、
一人ひとりへの共感が行間から伝わってくる。
それもあふれ出るほどにだ。
人間一人一人への思い、
平和や、やすらぎへの願い、
大切なのは、統計上の豊かさでも何でもなく、
共感であり、共生であること。
そのことを、強く、深く、教えられた。
かすかに酔いしれたような、さわやかな読後感を今、感じている。
力作であり、
力強く、説得力に満ちた、愛情あふれる本だと思う。
多くの人々、特に、若者には、ぜひ手に取ってほしい本だ。
とても興味深く、あふれる熱意と客観性にひかれて
(この二つは矛盾する場合もあるけれど、
この本は同時にどちらも満たしている)
一気に読んでしまった。
わかりやすい説き明かし、実体験に基づく表現力、
集合体としての人間ではなく、
一人ひとりへの共感が行間から伝わってくる。
それもあふれ出るほどにだ。
人間一人一人への思い、
平和や、やすらぎへの願い、
大切なのは、統計上の豊かさでも何でもなく、
共感であり、共生であること。
そのことを、強く、深く、教えられた。
かすかに酔いしれたような、さわやかな読後感を今、感じている。
力作であり、
力強く、説得力に満ちた、愛情あふれる本だと思う。
多くの人々、特に、若者には、ぜひ手に取ってほしい本だ。






