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光圀伝 単行本 – 2012/9/1

5つ星のうち 4.2 60件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

何故この世に歴史が必要なのか。生涯を賭した「大日本史」の編纂という大事業。大切な者の命を奪ってまでも突き進まねばならなかった、孤高の虎・水戸光圀の生き様に迫る。『天地明察』に次いで放つ時代小説第二弾!

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか―。老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き“虎”は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す―。生き切る、とはこういうことだ。誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。

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登録情報

  • 単行本: 751ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012/9/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 404110274X
  • ISBN-13: 978-4041102749
  • 発売日: 2012/9/1
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.8 x 4.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 60件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 80,700位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 take 投稿日 2013/1/15
形式: 単行本 Amazonで購入
一気に読み終えました。天地明察に続き、素晴らしい内容でした。
まだお若いご著者ですが、徹底したご研究あってのものと感銘を受けております。
今後もまた楽しみにしております。
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投稿者 Y.H. 投稿日 2012/12/13
形式: 単行本 Amazonで購入
緻密な時代背景の分析と、その時代の社会情勢をくまなく調べた上で、生き生きとした人物像が描き上げられている。
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形式: 単行本
処女作を読んだのが小学生の時でした。それからずっとこの作者の作品を読み続けて来ましたが、文句無しの一番素晴らしい作品です。 資料の読み込み、文章の緻密さは圧巻です。レビューをお書きの方の中には「如何に史実に正確か」で評価をしておられる方も居ますが、作者がここまで練り上げて光國という人物を表現したのだと感じたときには思わず鳥肌がたつような感動を覚えました。単なる人物伝としてでなく、多くの人に楽しんで頂きたいです。
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投稿者 hit4papa トップ500レビュアー 投稿日 2013/1/31
形式: 単行本
徳川御三家の二代目水戸光國(のちに光圀)の生涯を描いた作品である。

テレビドラマはさておいて、事跡として思い浮かぶのは、大日本史という歴史書の修史事業を開始したことではないだろうか。本作品では、武断政治から文治政治へのターニングポイントを歴史的背景として、光圀がどのように人間的な成長を遂げていったかに着目している。青春小説であり、成長小説でもあるのだが、儒教思想に触れることができる教養小説の側面もある。

物語は、光圀が、ある男を刺殺するシーンから始まる。このとき光圀齢67歳。冒頭から、”何故”という、謎が投げかけられるのだが、答えは物語の最後までわからない。そこから、7歳の光圀が生首を引きずって歩く、衝撃的なシーンに切り替わる。幼くして剛毅、苛烈な光圀の生涯の物語の幕開けだ。

幼少のころから光圀を抱いていたのは、父頼房、兄竹丸(後の頼重)への反骨精神である。兄を差し置いて、世子となった光圀は、父頼房から試させる日々を送る。「なんで、おれなんだ」と自問する光圀。兄への複雑な敵愾心に苛まれる。この、「なんで、おれなんだ」が本作品の通底音として流れており、光圀の儒教精神である大義をかたちづくっていくのだ。

粗暴な少年時代の光圀は、間違いを犯しては煩悶し、時には悔悟の念にかられる。その時々に、手を差し伸
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投稿者 ピーちゃん 投稿日 2013/1/11
形式: 単行本
光圀とはこんな人だったのか?
そういうことが幼少時から、考えさせられる物語でした。
前作とはまた違った切り口。
今後も沖方の作品に期待します。
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形式: 単行本
天地明察でこの作者さんを知った一人です。
読み応えがあるけど退屈になりがちな歴史モノというジャンルと、キャラクターで引っ張り、次々に起こるイベントで読者を飽きさせないライトノベルの手法が組み合わさった傑作だったので、今作にも非常に期待していました。

期待通り、前半の光圀少年が成長していく段階は面白すぎてページをめくる手が止まりませんでした。
体力でも詩歌の腕前でも人並み外れた光圀が街へ出て、悪友たちとつるんだり、生臭坊主を論破して、「詩で天下を取るか」と調子に乗ったところで本物の実力者と出会い、打ちのめされて、成長していく。
冗談抜きで、これまで読んだ時代小説の中で一番面白かった。
粗削りな部分も含めて「時代小説に新風を吹き込んだ」と言われた天地明察よりもずっと完成度が高い。
新しく、面白く、深い、冲方流歴史小説がついに完成しました!

と興奮していたら…途中から光圀様が出世なさるんですよ。
町を好き勝手に歩き回っていた前半と、役職についた後半とで別の作品のようになっていきます。
決して後半からつまらないわけではないけど、家を継ぐのは誰かといった問題、思い通りにいかない事業と、だんだん話が重い雰囲気になります。

さらに、光圀は当時としてはかなり高齢に
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形式: 単行本
義憤の虎の生きざまに、胸が熱くなりました!
『天地明察』の著者がご存知「水戸黄門」の実像に迫る力作。
実在の介さん、覚さんもちゃんと登場します。

戦国時代の終焉で、武士の働き場がなくなり、将としての器を持て余す中で、それでも士魂を失わず、文武両道、義の一本筋を貫きとおして生きた徳川光圀。TVの「水戸黄門」のように、諸国漫遊こそフィクションであるものの、もし本当に自由が許されたならば、あのような素晴らしい道行きになっただろう偉人です。

しかしながら、時代は違ってもやはり、義を貫くには窮屈な浮世。正しく美しすぎる光圀の生きざまに対しては、妬み、疎み、愚かさといった様々な人間世界のカベが立ちはだかり、思うようには行きません。

人生をかけて編み上げた『大日本史』など、その代表でしょう。同時期に林羅山など「林家」による『本朝通鑑』などは、「幕府御用達」として幕府礼賛に加工すれば済んだわけですが、純粋に史書をたどっていけばそれは、
「幕府は政権の簒奪者であり本来は朝廷にお返しすべきもの」
という正答にやがてはたどり着いてしまうわけで、、、幕末、幕府側にありながら過激な浪士を排出した水戸は、やがて最後の将軍慶喜の代になって、大政奉還を成し遂げることになった、、、という壮大な運命を、光圀が知っ
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