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光の帝国―常野物語 (集英社文庫) 文庫 – 2000/9/1

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商品の説明

内容紹介

穏やかで知的で、権力への志向を持たずに生きる常野の一族。人を見通し、癒し、守る、その不思議な能力は何のために存在するのか。優しさと哀しみに満ちた壮大なファンタジー。(解説・久美沙織)

内容(「BOOK」データベースより)

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

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登録情報

  • 文庫: 283ページ
  • 出版社: 集英社 (2000/9/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4087472426
  • ISBN-13: 978-4087472424
  • 発売日: 2000/9/1
  • 梱包サイズ: 15.5 x 11 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 76件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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投稿者 有花 VINE メンバー 投稿日 2008/7/29
形式: 文庫 Amazonで購入
 不思議な能力を持った常野の人々にまつわる連作短編集。とはいっても、一話一話に終わりはなく、次を感じさせる構成になっています。何でも記憶できる春田一家、先のことが分かる美那子、200年も校長をやっているツル先生、自分の”飛ぶ”力を思い出した亜希子、裏返すか裏返されるかの戦いを続ける瑛子。これら、常野一族の能力はなんのためにあるのか。これから彼らはどう生きていくのか。話はどんどん広がりそうで、この先ずっとシリーズ化してほしいなあと思うような作品でした。

 タイトルにもなっている「光の帝国」の章では、悲しい出来事に思わず涙ぐんでしまいましたが、最後の「国道を降りて・・・」は、常に在野にあれとあちこちに散らばっていった常野の人々が、これから徐々に居場所を求めて集結しそうな気配を感じさせるとともに、過去と現在がつながる不思議な因縁に少し心があたたまりました。最後は清々しい終わり方で、私まで心穏やかな常野の人々とふれあったような不思議な感覚が残りました。

 恩田陸の作品は、いつもジャンル分けができないなあと思いますが、これもそうですね。ファンタジーという一言ではくくれない、奥の深い作品なんです。何度も読み返したくなる、ステキな作品でした。
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投稿者 6138 投稿日 2017/6/12
形式: 文庫 Amazonで購入
膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。
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形式: 文庫 Amazonで購入
説定やキャラが面白いなと思ったのですが中盤頃にあるエピソードを読んで女性が書いてる感がすごく出てたのが少し不快でした。
男性をそこまで下げる必要性が感じられなかったので…
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形式: 文庫 Amazonで購入
小説の分類なんてヤボな話で、たいした意味を持つわけでないのですが、読者に大まかに 『純文学』 とか 『大衆文学』 的な情報を提示できる程度の役には立つかもしれない。

そのカテゴリカルな分類法を用いるとすれば、彼女の小説は―――とりわけこの作品は――― 『大衆文学』 の中の 『娯楽小説』 に分類できる。 この作品は読者に、読む以外の、ほとんど何の努力も要求することはない。読者は、この作品をひたすら楽しみながら読めば良い。これは彼女の作品に対する悪口ではない、むしろ、こういった小説の存在理由は充分な根拠をもってあると思います。

私は、読者にも、読み進む以外の、ある種の努力や咀嚼力を要求している作品が好きなんだ、ということがこの本を読んで、あらためて自覚できました。

「ところで、この作品には何が書いてあったの?」 という問いには 「ごめんなさい、何か変な能力を持つ一族が出てきて・・・・ムニャ、ムニャ・・・・」。 『夜のピクニック』 で懲りなかった自分が悪いのです。
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形式: 文庫
この話は、「常野」という、不思議な能力を持った人に関する、短編小説がたくさん入った物語です。
一つ一つの話は、不思議なのですが、引き込まれるといった内容になっています。とっても、心温まるものや、読んだ後に、とっても、考えさせられるものなど、いろいろな種類の話が、盛りだくさんです。
ぜひこれを読んで不思議な世界の魅力を体験してみてください☆★
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形式: 文庫
恩田陸の感性が私にぴったりハマるのがわかってきた。
好きな話の方向性というものが似ているのだ。
光の帝国というタイトルは未来を案じさせるが常野物語というサブタイトルは過去を感じさせる。
「常野」から来たという彼らは何かしらの不思議な力を持っている。
穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮す人々。
常野一族を巡る連作短編集。
能力者でありながら、ひっそりと暮しているという部分に好感が持てる。
SFのようなのに物静かなのだ。
ファンタジーにも取れるのに現実にほど近い。
読み終わった後の清清しいこと。
数年前にNHKでドラマ化されていましたが、そんな短時間ではこの小説のよさはわからないだろうと悲しくなりました。
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