いかにセガという会社がチグハグだったかわかる本です。
ゲーム機製造においても、頭は既存のコレ、画像チップはメーカーに丸投げ
集まった物を寄せ集めてできていたんですな。
メガトラの時におかしいとは思っていたんです。
アーケード技術者がかかわっていたら、絶対こんなことにはならない
ヘンテコハードだった訳ですし
16色パレットが4本しかナイ、つまりキャラ、背景も含めて4種類しか
色の違う画像がだせない、だから後期ソニックやガンスターヒーローのような
背景も含めて同じ色しかないゲームが生まれる
サウンドもZ80側でFM音源を制御できるのですが
PCMにバスが同時に通ってないので一度音楽を止めないと
PCMが鳴らせない。だから誰もZ80つかわずに68000側でサウンドドライバー
流していました。
サターンにいたっても初期の開発機材が3つに分かれていて
電源のいれる順番、切る順番がきまっていて
停電など起きろうものならブッコワレル
何か理想があってそれに向かって積み上げていく訳ではなく
外資にありがちな、いい言い方をすれば効率的
悪い意味でチグハグな社風がずっと残ったんでしょうね。
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