OBの口利きで見逃された脱税。税金で作った施設で開かれた合コン。恵まれすぎな職場環境。お役所の都合で起こされた裁判―税の番人であるはずの「税務署」のあきれた実態を告発。増税するなら、まず税務署が襟を正せ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松嶋/洋
元国税調査官・税理士。平成14年東京大学卒業。金融機関勤務を経て平成15年4月に東京国税局に入局。社会正義を貫く、という使命感をもっての入局であったが、「公平」という税の理念とは矛盾した数多くの不公平を目にする。この状況に失望し、税理士資格取得後、平成19年退官。税法に則った正しい税のあり方を追及すべく日本税制研究所に勤務し、税法解釈と研究に従事する。現在は、国税調査官、税法研究者としての経験を活かし、税務調査対策のコンサルタントとして税理士向けのセミナー・執筆活動を行う傍ら、税務調査に悩む納税者の代理人として税務署との交渉にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)