ブログで十分かなって感じがします
書いてある内容は多分中級者向けではなく、初学者(マナブさんを知らない人)向けなのかなと
マナブさんを知って2年ほどになりますが、ある程度知っていてブログも熟読された方は読む必要はないかもです。
わかりやすく言うとブログの集大成って感じですかね
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億を稼ぐ積み上げ力 単行本 – 2020/9/25
購入を強化する
誰でも簡単に、「稼ぐ」×「継続」×「不屈」の思考が手に入る!
「副業を始めたいけど、何から始めたら...」
「転職やフリーランスを考えているが、実績がない...」
「収入・資産をもっと大きくしたい...」
「モチベーションがいまいち上がらない...」
「何を始めても続かない、中途半端に終わる...」
「会社に居場所がない、人間関係がしんどい...」
「いつも不安が付きまとう...」
「これからの行く末が心配..」
本書では上記のような悩みや不安が解消されるだけでなく、
『圧倒的に継続するための極意』、
『成長を一気にブーストする秘訣』、
『成功までの最短ルート』、
『生き残るためのマインドセット』、
『稼げる人の頭の中』、
『時代の波に先乗りする』などの数々のノウハウ・思考法が得られます。
27歳、月収5万円から29歳で月収3000万を超えることができたマナブの積み上げ力を伝授します!
◎驚くほどにシンプルな積み上げの秘訣
◎人生の0.2%がルーティンを生む
◎お金を「稼げる人」と「稼げない人」の違い
◎稼げる人の思考にある「共通点」
◎時間を生み出す・生産性を上げる方法
◎メンタルを守る大切な考え方
◎お金持ちの働き方
◎実績ゼロから、月収8桁を超える
◎スキルなしで「副業で月5万」
◎実績を積める働き方
◎新しい挑戦における不安を消す
◎近未来を読む方法論
◎これからの時代の5つの変化..など
「副業を始めたいけど、何から始めたら...」
「転職やフリーランスを考えているが、実績がない...」
「収入・資産をもっと大きくしたい...」
「モチベーションがいまいち上がらない...」
「何を始めても続かない、中途半端に終わる...」
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「いつも不安が付きまとう...」
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本書では上記のような悩みや不安が解消されるだけでなく、
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◎人生の0.2%がルーティンを生む
◎お金を「稼げる人」と「稼げない人」の違い
◎稼げる人の思考にある「共通点」
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◎メンタルを守る大切な考え方
◎お金持ちの働き方
◎実績ゼロから、月収8桁を超える
◎スキルなしで「副業で月5万」
◎実績を積める働き方
◎新しい挑戦における不安を消す
◎近未来を読む方法論
◎これからの時代の5つの変化..など
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2020/9/25
- 寸法13.2 x 1.6 x 18.9 cm
- ISBN-104048968483
- ISBN-13978-4048968485
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出版社より

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
自動的に頑張る方法/「副業で月5万」を稼ぐ/仕事で成長するための3原則/比べるべきは、半年前の自分です/継続するためには、捨てる勇気も必要/お金を「稼げる人」と「稼げない人」の違い/個人が、大企業と対等に戦える時代がくる…ストレスなしで、場所も人間関係も気にせず生きていける稼ぐ×継続×不屈の思考法。引きこもりゲーマーから年収1億を超えるまでに獲得した知識が凝縮。トップブロガー、アフィリエイター、YouTuberとして活躍するマナブの初著書。
著者について
●マナブ:トップブロガー、アフィリエイター、YouTuber。
22歳の時、大学を1年休学し、フィリピンに留学。
大学卒業後、フィリピンのセブ島で就職するが、11か月で退職。フリーランスになる。その後、起業するも失敗に終わり、27歳の時、月収5万・貯金0に。どん底の状態からブログに心血を注ぎ、月収7桁を達成。
29歳には月収8桁を達成し、時間にもお金にもゆとりのある人生にシフト。
現在はバンコクを中心に南国でひきこもりつつ、ブログをはじめYouTube、Twitterなどで有益な情報を発信している。
22歳の時、大学を1年休学し、フィリピンに留学。
大学卒業後、フィリピンのセブ島で就職するが、11か月で退職。フリーランスになる。その後、起業するも失敗に終わり、27歳の時、月収5万・貯金0に。どん底の状態からブログに心血を注ぎ、月収7桁を達成。
29歳には月収8桁を達成し、時間にもお金にもゆとりのある人生にシフト。
現在はバンコクを中心に南国でひきこもりつつ、ブログをはじめYouTube、Twitterなどで有益な情報を発信している。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マナブ
ブロガー、アフィリエイター、YouTuber。1990年生まれ。22歳の時、大学を1年休学し、フィリピンに留学。帰国後、フィリピン留学情報ブログを開設。大学卒業後、フィリピンのセブ島で就職するが、11か月で退職。フリーランスになる。その後、起業するも失敗に終わり、現在はパソコンを拠点に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ブロガー、アフィリエイター、YouTuber。1990年生まれ。22歳の時、大学を1年休学し、フィリピンに留学。帰国後、フィリピン留学情報ブログを開設。大学卒業後、フィリピンのセブ島で就職するが、11か月で退職。フリーランスになる。その後、起業するも失敗に終わり、現在はパソコンを拠点に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2020/9/25)
- 発売日 : 2020/9/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4048968483
- ISBN-13 : 978-4048968485
- 寸法 : 13.2 x 1.6 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 110,088位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 24位投資・金融・会社経営の参考図書・白書
- - 4,903位人生論・教訓
- - 13,066位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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2020年9月25日に日本でレビュー済み
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158人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マナブさんの大ファンで、毎回Youtubeを拝見しています。
そんな自分が買わないわけがない!ということで購入。
結果は・・・・正直に言いますが、Youtubeで発信している内容とほとんど変わらず、新しい情報はありませんでした。なんだかすごい残念・・・。これに1,000円以上のお金と時間を支払ってしまった・・マナブさんを全く知らずYoutubeやブログを見る予定のない人ならいいと思いますが、普通にYoutubeの内容を本にしただけです。もっと本ならではの内容が欲しかった。
ファンだったら、正直買う必要はありません。無料Youtubeで十分。
そんな自分が買わないわけがない!ということで購入。
結果は・・・・正直に言いますが、Youtubeで発信している内容とほとんど変わらず、新しい情報はありませんでした。なんだかすごい残念・・・。これに1,000円以上のお金と時間を支払ってしまった・・マナブさんを全く知らずYoutubeやブログを見る予定のない人ならいいと思いますが、普通にYoutubeの内容を本にしただけです。もっと本ならではの内容が欲しかった。
ファンだったら、正直買う必要はありません。無料Youtubeで十分。
2020年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
参考になるブロガーであり有益な情報を無料公開しているのは素晴らしいです。本は流石に読みやすいしわかりやすかった。かなり苦労して伸びた様子もわかりました。
でもブログ収入ではないのをブログ収入と勘違いさせるようなTweetをしたことも隠さずに書かれていた。
おそらくはホリエモンの「ハッタリの流儀」などに影響されたのかも知れないけど、盛っていいところと盛ってはいけないところはあると思う。ハッタリで影響力を手に入れたようなもんですね。スキルはあるのに焦る必要なんてなかったと思います。
真面目なブロガーにとっては参考にならないかもですね。
でもブログ収入ではないのをブログ収入と勘違いさせるようなTweetをしたことも隠さずに書かれていた。
おそらくはホリエモンの「ハッタリの流儀」などに影響されたのかも知れないけど、盛っていいところと盛ってはいけないところはあると思う。ハッタリで影響力を手に入れたようなもんですね。スキルはあるのに焦る必要なんてなかったと思います。
真面目なブロガーにとっては参考にならないかもですね。
2020年11月20日に日本でレビュー済み
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この人言ってることころころ変わります
参考にしちゃだめですよ
自分のコミュニティやYouTubeへの誘導が目的です
参考にしちゃだめですよ
自分のコミュニティやYouTubeへの誘導が目的です
ベスト1000レビュアー
Amazonで購入
「行動する」「継続する」「勉強する」事の大切さを説いている本です。ただし、ブログの読者やユーチューブの視聴者にとっては、知っている内容が多く目新しい情報はありません。「副業をしたいが何が成功するのかわからない」「自分の人生に迷っている」「今後の人生に不安がある」という人に向けたアドバイス的な内容だと感じました。
帯裏には「ストレスなしで、場所も人間関係も気にせず生きていける、稼ぐ X 継続 X 不屈 の思考がここに」と書かれている。基本的に著者よりも年齢が若い人や著者と同世代が読む本です。若い世代には「目からウロコが落ちる」ような考え方が掲載されていますので「スゴイ人だ!」と思われるかもしれませんが 中高年が読むと「それほどスゴイとは思えない」と感じます。
著者の職業はブロガー,アフィリエイター,YouTuber、1990年生まれ、月収は約3,000万円。元 引きこもりゲーマー。「引きこもり」から「高額収入を得る成功者」という経歴に惹かれて尊敬する人も多いのではないでしょうか。ただし、「著者の成り上がり方法が書かれている」という内容を期待していた人はガッカリするかもしれません。
「著者の事を知らない人が書店で興味を惹かれて読む本」という感じです。でも、さすがブロガーだけあって読みやすい。エッセイ風でスラスラ読める。題名に「億を稼ぐ」とありますが、実際の稼ぐ方法の詳細は書かれていません。「ブログやアフィリエイトやユーチューブで稼ぐコツを知りたい」という人は、本書を読むとガッカリするでしょう。
著者によればアフィリエイトはスゴク簡単だという。ブログにアフィリエイトのリンクを貼り付けるだけ。そうするとリンクからアクセスがリンク先に流入すると収益になるという仕組み。しかし、ブログ記事も毎日のように更新する必要もありますし、多くの人が読んで面白いと思われなければならないので、そこがアフィリエイトが難しい理由です。
著者は「地道な行動を続ける事が重要だ」と繰り返し主張している。多額を稼げるようになる発想術というか思考法が主体です。本来は「積み上げ力」という題名にしようと思っていたのに、出版社が「億を稼ぐ」を追加するようゴリ押ししたのかもしれません。
確かに本の売り上げには貢献する題名ですが、本書の内容とは大きなギャップがあり、「億を稼ぐノウハウ」を求めている人は不満に思うと思います。「億を稼ぐ積み上げ力」という題名に惹かれて買う人も多いかもしれませんが実際には、億を稼ぐノウハウは書かれていません。短期間で多額を稼ぎたい!という人は本書に過度な期待はしないでください。
ポケモンやドラゴンボールで例えた話もあり、分かりやすいほうかもしれない。著者の行動力はズバ抜けているとは思います。稼いでいる人は優秀な人、という世間のイメージを壊してくれる存在です。挑戦した数だけ失敗も多くなる事は仕方が無い事。
著者は、「行動」「継続」「勉強」を主張している。「積み上げ力が大切です」と強く主張している。「積み上げとは努力を継続する事」 特に第1章では、継続のコツを説明している点。「成果が出ない」「キツイ」「モチベーションが保てない」というネガティブな思考になり易いと継続すらできなくなってしまうもの。
著者は「朝起きたら、何があっても、絶対に○○する」と自分に課している。これが「継続するコツ」なのだという。つまり、習慣化です。当たり前であり簡単に思えるが、実際には多くの人が出来ないものです。
なぜ、習慣化できないのか?それは直ぐに怠けてしまうから。「決めたら終わるまで他の事はしない」事が習慣化を継続させるコツ。著者の場合、朝起きたらブログを書き、書き終えるまで他の事はしない」これを自分に課して休まず1000日続けて毎日ブログ更新を習慣化できたという。
ブログを書かないと気持ちが悪い、ブログを後回しにするとブログを書きたくなる。こうして自然と書きたくなるようになってしまう位の習慣化できれば、初期の様な疲労感は減り成果も増える。実は何か新しい事を始めるときは最初の3か月が最もキツイという。特に1か月継続するのが超苦しいので殆どの人は挫折する。大半の人は3日坊主が殆ど。
著者がブログ継続で感じた習慣化の難易度。1か月までが超ハード、3か月までが かなりハード、半年までが少しハード、10か月までが割と大変、1年4か月になると割と大丈夫になる、2年近く継続すると余裕になる、3年目になると歯磨きレベルで習慣化。
ただし、自分で休日を設けて1日でも休んでしまうと、休んだ翌日がシンドイ状態になるので、基本的に休日を設けないほうが継続する。しかし、継続中でも結果が出ないと、絶望して辞めたくなる事がある。それでも「ここまで継続したのに辞めるなんて」という気持ちが続けるモチベーションになる。
フィリピンやタイで生活してきた経験から、日本に生まれた事はスゴク恵まれた環境にいる事を理解した方が良いという。経済大国に生まれたというだけでスタート地点で優位に立てる。スマホが使える、小学校からパソコン授業がある。これだけでも有利に立てる。
・人生の中で無駄なモノを捨てる事で身軽になりスムーズに人生が進む
※著者の考える無駄なモノ
歪んだプライド、固定観念、贅沢過ぎる生活、退屈でツマラナイ仕事、無駄な交流。
たとえ多く稼げる可能性がある職種でも、精神的に苦痛を感じたり,退屈で眠くなったり,ツマラナイ仕事,は無駄の極みであり捨てるべきだという。人生は有限であり無駄なモノを取り除く事こそが有意義な人生になるという。
人生の悩みの9割は人間関係から生じる。人間関係こそ慎重に選ぶ必要がある。怪しい人間と関係したために事件や問題を起こす人が後を絶たない。
.
※人生で関係しないほうが良い人物
愚痴ばかり言う、感情的で直ぐキレる、裏社会や闇人脈を自慢する、相手の時間を遠慮せずに奪う、タダ(無料)ばかり求める
小学校では「みんなと仲良くしましょう」と教師から言われるが、素行不良の人,怪しい人,平気で犯罪行為をする悪人も存在するのは事実なので、接近してくる人と全て仲良くする事は避け、自分で選択する真理眼を持たないとヤバい人生になる。
著者は「勉強こそが人生をイージーにしてくれる」という。行動と継続と勉強、この3つがセットとなり「行動しながら疑問に思う事を調べる事を継続する勉強法」重要な事は「勉強する時間を捻出する」「無駄な勉強は排除する」という点。「お金を稼ぐための勉強こそがコスパが良い」と主張している。
お金を稼げる勉強をすれば人生がイージーになるのに、殆どの人は実行していない」という。多くの人は「自分の都合を優先したりメンドウクサイという理由で、勉強を後回しにしてしまう。その先には、「現在と同じ変化の無い未来が待っている」と指摘している。
その変化の無い未来を避けるためには「いきなり有料セミナーに参加してみる」「いきなり有料のオンラインサロンに入ってみる」事で自分を追い込んでしまう事が必要だという。
有料なので使った「お金を無駄にしたくない」という意識が働き、自分を変えるキッカケになる。セミナーやサロンで知り合った人の交流で、自分の固定観念が打ち破られて自分を変えるモチベーションの原動力になれば未来は開けるという。
『僕は、かなりの「メンタル雑魚」を自認しています』と書いている。特に「僕の数々の雑魚エピソード」では、多くの失敗や諦めた経験が書かれている。特に「我慢や忍耐」が最も嫌な事だとも。つまり、強いメンタルが必要な職種や勉強は苦手という事を意味します。
※稼げない人の共通点
①他人の批判ばかりしている
批判のために費やす時間、そんな暇があったら自分の為に時間を使った方が良い。他人の批判ほど無駄な事は無い。
②自分で行動せずに分析ばかりしている
実際に行動しない人がする分析ほど的外れな事は無い。分析屋は勘違いの押し付け持論を展開する。
③謎の場所で迷い続けている
行動する前に考え過ぎる人。まずは行動してみる。スパッと決断する。そして行動しながら考える習慣を持とう。
・特に関心した文章を紹介します。
『僕はYouTubeを始めた時「2年間は収入が0円でも、続けよう」と決めていました。ほとんどの人は「え?2年も無収入とか、無理でしょ」と考えるでしょう。だからこそ、チャンスなのです。大半の人は、来月には収入になるような仕事をします。しかし本当に豊かになるためには、来月ではなく、来年の収入のために、今働く必要があるのです。』
『収入を大きく伸ばしたいなら、その第一歩として「自分で稼ぐ」ことに挑戦してください。時給などと言う概念は幻想であることに、気づくはずです。例えば、プログラミングの仕事で時給を2倍にしたければ、半分の作業時間で仕上げて仕舞えば良いのです。10万円の案件について、20時間かけていたら時給は5000円です。しかし10時間で仕上げることができれば、時給1万円です。簡単な算数です。』
『人生は、長距離走です。後先考えずにいきなりスタートダッシュしたら、息切れして途中で走れなくなってしまいます。ゆっくりスタートして、マイペースにのんびり。これが、コツです。』
『努力を継続すると、その先には希望が待っています…と書きたいところですが、残念ながら、そうではありません。努力を継続した先に待っているもの、それは「絶望」です。継続しても、そう簡単に成果は上がらないのです。(中略)絶望したからといって、努力を中断するわけにはいきません。メンタルが落ちた時でも、やるべきことを続けるには、コツがあります。それは「才能の無さ」を自覚することです。』
「才能の無さを自覚する」「石の上には3ヶ月くらい」がモットー。3か月やってみて結果が伴わなければ、潔く辞めるか半年続けるか判断する。
しかし、ブログは4年ほど継続して成果を出したし、ユーチューブを始めた頃は2年間は収入ゼロでも続けようとした。だが、FXトレードを半年ほどで辞めた事は才能の無さに気がついたからなのだろうか。
著者は「自分は才能がない」「メンタル雑魚」「コミュ障」だと自認している。だから継続する事が重要だと本書で繰り返し説いているが、メンタル負荷が高い場合は容易に辞めてしまうのでしょう。
著者は「苦しくったって悲しくったって根性で乗り切る」という体育会系は苦手なタイプ。まず3か月してみて、自分が楽しければ続けるが苦しくなったりツライと感じれば辞める事を決断する。
著者の成功の基本は常に「逃げ」の姿勢。興味がある事をやってみる。楽しそうな事をやってみる。しかし、「思っていたのと違う!」「全く楽しくない」「やりたくない」「つまらない」と感じれば「潔く辞める決断をする」
こうして自分が行ってみて継続できたモノが「ブログ、アフィリエイト、プログラミング」という結果でした。著者が行ってみて「嫌じゃない、継続できる」事だった。成功の秘訣は、まさに「好きこそ物の上手なれ」です。
「文章を書くのは嫌だ!」ではブロガーにはなれない。「自身のサイトやブログで広告主の商品やサービスを紹介するなんてメンドウクサイ」と感じればアフィリエイタ―にはなれない。「プログラミングを覚えるなんて嫌だ!」と思えば、プログラマーにはなれない。
著者のように、ブログ,アフィリエイト,プログラミング、を真似した方が良い というわけでは無く「お試しでやってみて苦痛じゃなかったら継続してみれば?」というノリで挑戦してみれば良いという。
ゆる~く、無理しない!という事がマナブ流の継続の秘訣。興味のある事や楽しそうな事があれば「やってみる」、思っていたより楽しいと感じたら継続すし、嫌になったり苦痛になったら辞める。ただ、それだけ。著者は「最大の失敗は何もしないで過ごす事だ」という。
内容的には、引きこもりゲーマーがブログを始めて継続したら成功した!という話。数多くの事を試して残ったのが、ブログ,アフィリエイト,プログラミング,でした。やってみて失敗したなんて大した事じゃない。行動しない事のほうがモッタイナイという発想。嫌じゃなく継続できるモノを探す事、これが成功する秘訣なのでしょう。
そして、今後は更に格差社会は日本でも広がる。世界各地で貧富の差が広がっているが、日本も次第に中流層の大半が下層に転落し始めている。そして、企業の寿命が急激に短命化しており、成功しても派生する新たな分野の開拓を行わないとジリ貧になり企業が死を迎える。10年前は年収300万円台を生き抜くという事が言われてきたが、近年は年収200万円台を生き抜く時代になりつつある。
その一方で、高校生でも起業して月収100万円以上稼いだりして、行動を起こする人も出てきた。もう既に「学生は仕事せず勉強していれば良い」という時代では無い。つまり、自分で独学して起業するスキルを持たないとヤバい時代になる。
言葉だけで「意識高い系」で終わるのでは無く、実際にガンガン行動してみないと意味が無いので意識を高く持ちながらドンドン挑戦する姿勢が必要になる。著者は世界レベルで個人の影響力が増大するという。個人でも中堅レベルの企業の収益を稼ぐ人が増える。
※今後、変化が起きる現象
個人が企業レベルの影響力を持つ、モノの所有から共有へと向かう、雇用が湯流動化して正社員が減る、単純作業は機械化や自動化されていく、日本の優秀な若者は海外移住が増える
「個人が企業レベルの収益を稼ぐ」事は超有名ユーチューバー、個人投資家、などがあります。雇用も同じ仕事なら賃金は同一という価値観へと移行し、学歴の重要性も次第に減ってきます。つまり、学歴よりも人間性が重要視される時代へと変化していく。また、日本で成功すると税制面で海外へと移住する人も増えていく。
しかし、新しい事に挑戦するとエネルギーが必要ですし、次第にモチベーションの低下で苦痛やツライという気持ちが湧き起こる。成功した人は、少なくとも1度は挫折した経験を持っています。
多くの人は挫折は失敗だと思っていますが、「最大の失敗は何もせずに過ごす事」です。著者は月5万を稼げるようになるまで6つの事を行いました。それは。ブログで300記事を書く、1日10時間のアフィリエイト作業、プログラミングを猛烈に勉強、友人と留学代理店を起こす、有名IT社長に弟子入りして労働する、国際交流イベントの開催。
これらを行ってきて現在でも継続しているものが、ブログ,アフィリエイト,プログラミングとなる。独立後は、エンジニアとして1日あたり12時間以上の労働で月収は10万円ほどになりましたが、収益が低すぎたため仕事の継続が困難になって辞めた。しかし、職種を絞った今では月収100万円以上を維持しているという。
著者は「おわりに」の中で「継続力がスゴイ」「忍耐力がスゴイ」と言われるけど、そういうわけではないと断言している。「自分に過度な期待をしないで、常に嫌な事は避けている」ということです。実際に行動して「思っていたのと違う」と感じたら3か月から半年で撤退する。これが著者の基本的行動ルールであり「メンタル雑魚の自分を過度のストレスから守っている」のです。
思っていたより内容が薄くてビックリ。与沢さんの本を読んだ後なので、余計に内容が薄いと思いました。しかし、私が30歳の時よりも大人な考えでしたし、勉強になった点もあるので個人的には☆2.7で四捨五入して☆3つ。
【目次】
はじめに
【第1章】 圧倒的に継続するための極意
継続のコツは。驚くほどにシンプル
絶望しつつ、諦めつつ継続するべき
改善なき継続に成功は生まれない
思考を現実化したければ、リアルな体験をしよう
自分の資産を、最優先で積み上げよう
【第2章】 成長を一気にブーストする秘訣
月5万を稼ぐまでが最もハード
高速で成長する「スーパーサイヤ人 理論」
驚くほどに小さな挑戦から始めよう
僕の数々の雑魚エピソード
「お金」か「やりがい」か
【第3章】 成功するまでの最短ルート
生産性を上げる方法
人生で捨てるべき無駄なモノ
人生で関わってはいけない人
社会人が勉強を続けると、人生はイージー化する
新しい挑戦において、不安を消す方法
【第4章】 生き残るためのマインドセット
一貫性を捨てよう
焦らずコツコツが成功をもたらす
継続するためには、捨てる勇気も必要
逃げながら、自分の居場所を探す
目の前の友人は、外国人でもある
比べる前は半年前の自分です
どの環境に身を置くか
【第5章】稼げる人の頭の中
お金を「稼げる人」と「稼げない人」の違い
稼げる人の思考には共通点がある
お金持ちの働き方「1億を超えた所感」
サラリーマンの時給は低い
大学生のアルバイトは、時間の無駄です
実績ゼロから、月収8桁を超える
スキル無しで「副業で月5万」を稼ぐ
【第6章】時代の波に先乗りする
恐ろしいほどに、差が開き続ける
近未来を読むには、方法論がある
これからの時代の5つの変化とは
結局のところ、どう生きるべきか
おわりに
ーーーーー
・追記
ココからは私の考えを書きます。昨年、2019年5月。ブログの収入では限界があると言って投資家に転職すると意気込んでFXを始めて、ブロガーから徐々に投資家へと移行していくと言っていた。つまり、ブログではレバレッジが効かないので複利での収益を得られないからだと考えたようです。
ブロガー収入(アフェリエイト収入も含む)の限界が見えてきたため投資家へ転職すると固い意思で始めている。著者がブロガーから投資家へと転職しようと思った背景は、「ブログは積み上げ型」で「投資は掛け算」だから積み上げていく足し算より複利の効果が期待できると思ったからなのだろう。
※著者がFXを始める時に考えていた皮算用
・将来的に5年以内に資産10億を目指し、年間で2億から3億の収入を見込んでいた。
・著者はユーチューブを始めた時と同様に2年は負け続けると覚悟してFXを始めています。
・投資関連の本を全て読んだり、トレード動画も全て視聴して勉強を続けると言っていた。
・投資家は圧倒的に稼げる「資本主義におけるチート職業」だから有利と断言していた。
著者はブログを2019年まで6年ほど継続していてブログを書き始めて4年ほどは殆ど稼げなかったので、少なくとも2年は頑張り4年ほどかけて成功すれば良いとも言っていたし、投資で稼げるまでに3年から4年はかかると予想していました。
「投資家になって稼げるようになった時、そのリターン額がスゴク大きい」という事を何度も言っていた。しかも、自己資金(証拠金)がゼロになってもブログやアフェリエイトの収入があるから余裕でカバーできると言っていた。特にスキャルピング手法で有名なFXトレーダーAki氏と知り合ってカナリ刺激を受けたようで、先ずはFXトレードで成功する事を熱く語っていた。この時点でFXトレードは強いメンタルが必要と思っていなかったのかもしれません。
この時点で「著者は投資では利益を得る事しか考えていない」と感じていました。投資は利益を得られるとは限らず失敗すれば損失も発生します。一般社会では仕事をすれば報酬が支払われますが、投資は成功しなければ利益は得られないばかりか失敗すれば損失を被ります。数日も連続してトレードしても結果的に損失で終わる週もあります。
一般社会では仕事をしたのに損失を被るという事は基本的にはありません。無報酬では無く損失になるのです。相場が逆行して含み損をドンドン増える状態になると、この現実を多くの人は直視できません。また自分の失敗を認めたくない心理が働き、そのでまま含み損を保持して結果的に耐えられなくなって多額の損切りをしてしまう。
しかし、2019年10月には「FXは人を不幸にする話」を始めて、「億トレーダーは無理」を主張するようになった。「1割しか勝てないのは、そもそそも無理」「FXよりも労働しよう」と言い出した。「自分の資金がドンドン減っていく現実を味わうと、想像以上に精神的なダメージを受ける」と言うようになった。
200万を2か月半で10万円の負け。つまり残りの証拠金は約190万。デモ練習せずにリアル口座でイキナリ始めたにしては良い方だと思います。この頃には既にFXトレードへのモチベーションは大幅に下がっていたと思います。
しかし、著者は10万ほど損しただけで「FXは恐ろしい世界だ」と言っていたし「FX成功者でも3年程度は負け続けて4年目以降から勝ち始める世界」だとも言っていた。負けると途中で心が折れてモチベーションも下がるので負のスパイラルで悲しくなるという。そして「FXで勝てる人は元々からFXのスキルを持っている人だ!」と主張し始めた。
世の中に「元々からFXのスキルを持っている人」はいません。トレードの修練を継続しコツコツと経験値を上げる努力を積んだ事でFXのスキルが身に付いたのです。「元々からFXのスキルを持っているというより 多くのトレード経験によって相場勘が養われている人」と言ったほうが正しいです。
元々からトレードのスキルを持っている人は存在しません。「元々からFXのスキルを持っている人しか勝てないんだ!」と思うのは、FXを技術職と認識していなかった証拠です。トレードは多くの本を読んで勉強して知識量を増やすので無く、数多くのトレード実践経験を積んで上達していく技術職なのです。FXに限らず仮想通貨や株などトレード全般に言える事ですが、トレード職人になる覚悟で取り組む必要がある職種なのです。
中途半端な位置でエントリーしてナンピンを継続し多額の含み損を抱えて強制ロスカットになったり、大暴落や大暴騰で強制ロスカットになったり、レンジが継続しているのでレンジ感覚でトレード継続していたが 一気にトレンドが発生して多額の含み損になった、数か月も続くトレンドで「そろそろ反転するだろう」と安易に逆張りして大損したり、こうした全ての相場のパターンを経験してこそ本当の相場勘が養われるのです。しかし、メンタルの弱い人は 損しただけで「怖い」と判断して辞めてしまう。
著者は「諦めずに継続する事の効果」や「成功曲線の効果」についても良く知っていたはずです。しかし、2020年2月28日のコロナショックの大暴落において、FXで師と仰いでいたAki氏がポンド円で約2億円もの損切りをした事に怖気づき「自分には億単位の損切りはできない」と感じて FXでの成功を諦めたという。
そもそも 1分足や5分足だけ見てトレードするからトレンド相場で大損するのであり、日足や4時間足で環境認識していればコロナショックでの損失は防げたのです。更に週足の高値に斜線を引いて見れば下降トレンドだと判断できます。多くのトレーダーは視野狭窄で逆張りトレードを行って大きくドカンと負けてしまうのです。
著者はFXトレードを始める前から 資産10億を目指すと言ったり、FX書籍購入代金で10万を超えていたり、兼業トレーダーなのにスキャルパーを師を仰いだりしている時点で、途中で挫折すると思っていました。Aki氏は「レンジ マスター」ですので、カナリ強いトレンド相場は苦手なのです。
多くの本を読んだり他人のトレード動画を多く視聴して 知識量で何とか成功しようとする人がいますが、トレードは技術職ですので数多くの経験を積むことが極めて重要です。有名トレーダーでもレンジ相場で稼げる人とトレンド相場で稼げる人がいますので、成功しているトレーダーでも得手不得手がありますから自分に合ったトレード法の成功者を真似る事から始めるほうが良いのです。
FXトレードを生業としている私から言えば、著者はトレード実践を「やりこんでいない」と感じます。要するに、言っている事がトレード経験が少ない人の典型です。デモ練習せずにFXを始めて2か月半で10万の損失、これはスゴク優秀なほうです。デモ練習せずにFXを始めた場合、殆どの人は200万を1か月から2か月ほどで溶かします。
おそらく、著者は資金を失う恐怖心でエントリ―した回数も少ないのではないか?とさえ思ってしまいます。2か月半ほどトレードしたが、それほどトレード実践は行っていないように思います。本当に月収3千万なのでしょうか。
有名ユーチューバーのヒカル氏も2019年7月20日の動画投稿にて、ユーチューブで動画投稿を始める前にFXトレードをしていたと告白している。ヒカル氏は腕時計のローレックスを売った資金200万を1か月で溶かしてFXから撤退しアフェリエイトを経てユーチューブにゲーム実況を投稿して人気を博し、やがて現在のスタイルのユーチューバーになった経緯がある。ヒカル氏のほうが著者よりメンタルが強かったと思います。
2か月半で証拠金200万を190万に減らしただけの1割の損失でスゴイ精神的なダメージを受けるほどの豆腐メンタルではヤバイです。FXを早々に辞めて正解です。また、2020年9月29日には「FXを辞めた理由」の動画を投稿していますが、FXは「上がるか下がるか全くワカラナイ」という。
FXトレードを始める事を2019年5月に発表してから2020年9月まで約1年半近くになりますが、この約1年半で「上がるか下がるか全くワカラナイ」というのは、明らかにトレード経験不足であり実践が大幅に足りません。約1年半の中で、実際にトレードした期間は合わせて約半年ほどと告白しています。
約半年でマイナス25万、200万から175万に減っただけ。これでFXを辞める理由というのは、私からすれば「メンタルが弱すぎ」です。おそらく、毎日のようにトレード実践は行っておらず、手が空いて気が向いたらトレードするという感じで、場合によっては数週間もトレードしないブランク期間もあったのかもしれません。
どうやら2019年10月の時点でFXでの成功を諦めてしまっていた可能性があります。「投資家に転職する」と読者や視聴者に意気込んで公表する前に、実際にデモ口座で練習してみて「これなら出来そうだ」と思ってから読者や視聴者に公表すれば良かったのです。「行動してから考える」事を優先すると、どうしても早合点や事前調査が疎かになる。
私は毎日のようにチャートを見て実践を続けて相場勘を養い、トレード開始から1年で勤務先を辞めました。晩酌もヤメて、友人や同僚などから飲みの誘いも断り、趣味も全てヤメて、仕事から帰宅後の多くの時間をトレード実践に打ち込みました。その結果として現在の私があるわけです。そして専業トレーダーになりました。現在はトレードと不動産の兼業トレーダーですが。
マナブ氏に対しては実際に月収3千万は少し盛り過ぎではないかと懐疑的になっています。FXトレード界でも有名なFXism主宰の及川さんもFXトレードでの月収は約2千万から3千万ほどです。2020年3月のコロナ相場では月収7千万を突破したようですが。また、与沢 翼さんもドバイに移住して1年目のとき、ユーチューブに投稿したトレード動画の中で「FXでの収入は1ヵ月で約2千万前後」と言っていた。
ブログ,アフェリエイト,プログラミング,ユーチューブ,で3千万は結構と盛っている感じがします。「過去の最大収益が1か月で3千万だった事がある」という事なのでしょう。そして、FXでは上がるか下がるかワカラナイが、仮想通貨や株ならば簡単に判断できるという。FXでは勝てなかったが仮想通貨や株なら勝てる(かもしれない)という逃避思考。これも勝てないFX初心者が陥り易い自己正当化の傾向があります。
私の友人や知人もFXや株を始める人は多いですが、億トレーダーを目指すぞ、豪華な生活をするぞ、など始める前から期待値がスゴク大き過ぎる人は直ぐに撤退したり破綻します。
FXに限らずトレードは技術職ですので、イキナリ最初からリアル口座でトレードせずにデモ口座で練習してから始めたほうが利口です。FXism主宰の及川さんや与沢 翼さんも、トレードのコツを掴むまではデモ口座で練習するほうが良いと言っています。
デモ口座で全く練習もせずにイキナリ資金を使ってFXトレードを始める人は為替相場をナメていると思います。なぜ、トレードで負けるのか?それはトレード経験値が足りないから負けるのです。つまり、トレードを技術職だと認識しておらず何かギャンブルの延長線上にあると勘違いしているように思います。
「FXは勝てないよ!」という人の多くが「経験値および技術力が極めて低い」状態です。技術の修練が足りず マダマダ技術力が低いのに「FXは無理ゲー」や「FXは人を不幸にする」とか「FXそのものが悪い」と直ぐに決めつけるのは早計です。
おそらく、「自分はブロガーとして成功したからFXも同様にデキルはずだ!」と思っていたのでしょう。多くのトレード実践を行いながら地道にコツコツと経験値を積んでいく事でトレード技術は上達するのです。特にトレードはメンタルが極めて重要です。このメンタルの大部分は「我慢と忍耐」です。知識量より我慢と忍耐が重要なのです。
しかも、本を多く読み過ぎたり他人のトレード動画を多く視聴すると知識過多になってトレードに迷いが生じます。どの手法が本当に正しいのかワカラナイ状態になるのです。多くの本を読んだり有名トレーダーのトレード動画を視聴して 勉強すればするほどワカラナイという現象は知識過多ですので、余計な知識は捨てるシンプル化が必要です。
不利で中途半端な位置でエントリーせずに有利な位置まで待つ、エントリー後は利益が増えるまで待つ、含み損になったからと安易に逆張りナンピンを多用しない資金管理、利益が得られる位置になるまで待つ、自分の都合の良い時間で利益を得たという欲求を抑制する、お金を失うかもしれない恐怖心を抑制する 。これらに対して我慢と忍耐が必要になります。
つまり、一般的な仕事よりも強いメンタルが必要なのです。トレードで成功するには普通の人が思っている想像を超える「我慢と忍耐」が必要になります。著者は「自分には長期トレードのほうが合っている」と言っているが、実際には長期トレードのほうがメンタルが強くないと難しいのです。
スキャルピングやデイトレは決済してしまえば我慢と忍耐から解放されますが、スイングや長期トレードはポジション保持したままなので我慢と忍耐からは解放されません。
スキャルピングやデイトレでも我慢と忍耐が難しいならば、ポジション保有したままのスイングや長期トレードは更に多くの我慢と忍耐が必要ですので難しいと思います。
しかし、著者は「我慢と忍耐は最も嫌な事」であり「嫌な事からは逃げて生きる」と言っていますので、FXを撤退した事は当然と言えます。最初に就職した会社も仕事が嫌になり逃げたという。今まで通りの生活、今まで通りの交友関係、今まで通りの趣味や娯楽、を継続していて投資トレードで成功できるほど相場は甘くありません。
著者のブログやツイッターやユーチューブ動画で、影響を受けてしまう人も多いと思います。投資家になる話は無かったかのように、ここ数か月は再びブログやアフェリエイトやプログラミングを推奨しています。無責任にコロコロと言っている事や行動を変えるのは 読者や視聴者に迷惑なのでヤメて欲しいです。不屈の精神で継続して稼ぐ、という事を何度も繰り返していますが、思いのほか 説得力が薄いと思います。
ブログやアフェリエイトやプログラミングのほうがトレードよりメンタル負荷は大幅に少ないのです。ブログやアフェリエイトは 書きたい時に書けば良いしプログラミングも時間を確保できれば可能です。もちろん、ブログやアフェリエイトやプログラミングは ヤル気やモチベーションの維持は必要ですが、損失が発生するトレードよりもメンタルに多大な負荷はかかりません。
本書の内容にもFXに関しては記載されていませんので、本書を出版する話が来た段階では既にFXでの成功は諦めていたのでしょう。自分を「メンタル雑魚」と言っているように、過去に失敗した事の多くはメンタルが必要だったのかもしれません。
FXism主宰の及川さんも株トレードをしていた頃にリーマンショックで全損した後に 再び投資を始めるための自己資金を稼ぐためにアフィリエイトをしていたし、与沢 翼さんも情報商材会社を倒産させた後に自己資金の作るためアフィリエイトをしていました。上手くやればアフィリエイトでも稼げる事は本当だと思います。
ただし、ブロガーやアフィリエイターからトレーダーになるには「メンタル」という高い壁が存在している事は多くの人は知らないのです。一般社会では「仕事をすれば報酬が得られる」のですが、投資の世界は「仕事をしても損失を被る」という現象が普通に起きますので、これがメンタル負荷を過度に増大させている要因になっています。
しかし、インターネット系の仕事(ブロガー,アフィリエイター,YouTubeの動画編集と投稿,プログラミング)、これらはPCモニターを見る必要があります。毎日ようにPCモニターを長く見続けると、精神的疲労および眼精疲労とドライアイの問題が起きてきます。上記の作業の他にもFXトレードを追加した事で、カナリ眼を酷使する状態になった事もFXを辞めた理由の1つなのかもしれません。
どうやら著者の情報は話半分に聞いたほうが良さそうです。その時々に思いついた事や少し調べて感じた事をブログや動画のネタにしているようですが、読者や視聴者は著者に振り回されていると早く気がついたほうが良いでしょう。本書を買うより投資関連の本を買うほうが良いと思います。著者には今回のFXトレードの失敗をバネにして再び投資に挑戦して欲しいです。
帯裏には「ストレスなしで、場所も人間関係も気にせず生きていける、稼ぐ X 継続 X 不屈 の思考がここに」と書かれている。基本的に著者よりも年齢が若い人や著者と同世代が読む本です。若い世代には「目からウロコが落ちる」ような考え方が掲載されていますので「スゴイ人だ!」と思われるかもしれませんが 中高年が読むと「それほどスゴイとは思えない」と感じます。
著者の職業はブロガー,アフィリエイター,YouTuber、1990年生まれ、月収は約3,000万円。元 引きこもりゲーマー。「引きこもり」から「高額収入を得る成功者」という経歴に惹かれて尊敬する人も多いのではないでしょうか。ただし、「著者の成り上がり方法が書かれている」という内容を期待していた人はガッカリするかもしれません。
「著者の事を知らない人が書店で興味を惹かれて読む本」という感じです。でも、さすがブロガーだけあって読みやすい。エッセイ風でスラスラ読める。題名に「億を稼ぐ」とありますが、実際の稼ぐ方法の詳細は書かれていません。「ブログやアフィリエイトやユーチューブで稼ぐコツを知りたい」という人は、本書を読むとガッカリするでしょう。
著者によればアフィリエイトはスゴク簡単だという。ブログにアフィリエイトのリンクを貼り付けるだけ。そうするとリンクからアクセスがリンク先に流入すると収益になるという仕組み。しかし、ブログ記事も毎日のように更新する必要もありますし、多くの人が読んで面白いと思われなければならないので、そこがアフィリエイトが難しい理由です。
著者は「地道な行動を続ける事が重要だ」と繰り返し主張している。多額を稼げるようになる発想術というか思考法が主体です。本来は「積み上げ力」という題名にしようと思っていたのに、出版社が「億を稼ぐ」を追加するようゴリ押ししたのかもしれません。
確かに本の売り上げには貢献する題名ですが、本書の内容とは大きなギャップがあり、「億を稼ぐノウハウ」を求めている人は不満に思うと思います。「億を稼ぐ積み上げ力」という題名に惹かれて買う人も多いかもしれませんが実際には、億を稼ぐノウハウは書かれていません。短期間で多額を稼ぎたい!という人は本書に過度な期待はしないでください。
ポケモンやドラゴンボールで例えた話もあり、分かりやすいほうかもしれない。著者の行動力はズバ抜けているとは思います。稼いでいる人は優秀な人、という世間のイメージを壊してくれる存在です。挑戦した数だけ失敗も多くなる事は仕方が無い事。
著者は、「行動」「継続」「勉強」を主張している。「積み上げ力が大切です」と強く主張している。「積み上げとは努力を継続する事」 特に第1章では、継続のコツを説明している点。「成果が出ない」「キツイ」「モチベーションが保てない」というネガティブな思考になり易いと継続すらできなくなってしまうもの。
著者は「朝起きたら、何があっても、絶対に○○する」と自分に課している。これが「継続するコツ」なのだという。つまり、習慣化です。当たり前であり簡単に思えるが、実際には多くの人が出来ないものです。
なぜ、習慣化できないのか?それは直ぐに怠けてしまうから。「決めたら終わるまで他の事はしない」事が習慣化を継続させるコツ。著者の場合、朝起きたらブログを書き、書き終えるまで他の事はしない」これを自分に課して休まず1000日続けて毎日ブログ更新を習慣化できたという。
ブログを書かないと気持ちが悪い、ブログを後回しにするとブログを書きたくなる。こうして自然と書きたくなるようになってしまう位の習慣化できれば、初期の様な疲労感は減り成果も増える。実は何か新しい事を始めるときは最初の3か月が最もキツイという。特に1か月継続するのが超苦しいので殆どの人は挫折する。大半の人は3日坊主が殆ど。
著者がブログ継続で感じた習慣化の難易度。1か月までが超ハード、3か月までが かなりハード、半年までが少しハード、10か月までが割と大変、1年4か月になると割と大丈夫になる、2年近く継続すると余裕になる、3年目になると歯磨きレベルで習慣化。
ただし、自分で休日を設けて1日でも休んでしまうと、休んだ翌日がシンドイ状態になるので、基本的に休日を設けないほうが継続する。しかし、継続中でも結果が出ないと、絶望して辞めたくなる事がある。それでも「ここまで継続したのに辞めるなんて」という気持ちが続けるモチベーションになる。
フィリピンやタイで生活してきた経験から、日本に生まれた事はスゴク恵まれた環境にいる事を理解した方が良いという。経済大国に生まれたというだけでスタート地点で優位に立てる。スマホが使える、小学校からパソコン授業がある。これだけでも有利に立てる。
・人生の中で無駄なモノを捨てる事で身軽になりスムーズに人生が進む
※著者の考える無駄なモノ
歪んだプライド、固定観念、贅沢過ぎる生活、退屈でツマラナイ仕事、無駄な交流。
たとえ多く稼げる可能性がある職種でも、精神的に苦痛を感じたり,退屈で眠くなったり,ツマラナイ仕事,は無駄の極みであり捨てるべきだという。人生は有限であり無駄なモノを取り除く事こそが有意義な人生になるという。
人生の悩みの9割は人間関係から生じる。人間関係こそ慎重に選ぶ必要がある。怪しい人間と関係したために事件や問題を起こす人が後を絶たない。
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※人生で関係しないほうが良い人物
愚痴ばかり言う、感情的で直ぐキレる、裏社会や闇人脈を自慢する、相手の時間を遠慮せずに奪う、タダ(無料)ばかり求める
小学校では「みんなと仲良くしましょう」と教師から言われるが、素行不良の人,怪しい人,平気で犯罪行為をする悪人も存在するのは事実なので、接近してくる人と全て仲良くする事は避け、自分で選択する真理眼を持たないとヤバい人生になる。
著者は「勉強こそが人生をイージーにしてくれる」という。行動と継続と勉強、この3つがセットとなり「行動しながら疑問に思う事を調べる事を継続する勉強法」重要な事は「勉強する時間を捻出する」「無駄な勉強は排除する」という点。「お金を稼ぐための勉強こそがコスパが良い」と主張している。
お金を稼げる勉強をすれば人生がイージーになるのに、殆どの人は実行していない」という。多くの人は「自分の都合を優先したりメンドウクサイという理由で、勉強を後回しにしてしまう。その先には、「現在と同じ変化の無い未来が待っている」と指摘している。
その変化の無い未来を避けるためには「いきなり有料セミナーに参加してみる」「いきなり有料のオンラインサロンに入ってみる」事で自分を追い込んでしまう事が必要だという。
有料なので使った「お金を無駄にしたくない」という意識が働き、自分を変えるキッカケになる。セミナーやサロンで知り合った人の交流で、自分の固定観念が打ち破られて自分を変えるモチベーションの原動力になれば未来は開けるという。
『僕は、かなりの「メンタル雑魚」を自認しています』と書いている。特に「僕の数々の雑魚エピソード」では、多くの失敗や諦めた経験が書かれている。特に「我慢や忍耐」が最も嫌な事だとも。つまり、強いメンタルが必要な職種や勉強は苦手という事を意味します。
※稼げない人の共通点
①他人の批判ばかりしている
批判のために費やす時間、そんな暇があったら自分の為に時間を使った方が良い。他人の批判ほど無駄な事は無い。
②自分で行動せずに分析ばかりしている
実際に行動しない人がする分析ほど的外れな事は無い。分析屋は勘違いの押し付け持論を展開する。
③謎の場所で迷い続けている
行動する前に考え過ぎる人。まずは行動してみる。スパッと決断する。そして行動しながら考える習慣を持とう。
・特に関心した文章を紹介します。
『僕はYouTubeを始めた時「2年間は収入が0円でも、続けよう」と決めていました。ほとんどの人は「え?2年も無収入とか、無理でしょ」と考えるでしょう。だからこそ、チャンスなのです。大半の人は、来月には収入になるような仕事をします。しかし本当に豊かになるためには、来月ではなく、来年の収入のために、今働く必要があるのです。』
『収入を大きく伸ばしたいなら、その第一歩として「自分で稼ぐ」ことに挑戦してください。時給などと言う概念は幻想であることに、気づくはずです。例えば、プログラミングの仕事で時給を2倍にしたければ、半分の作業時間で仕上げて仕舞えば良いのです。10万円の案件について、20時間かけていたら時給は5000円です。しかし10時間で仕上げることができれば、時給1万円です。簡単な算数です。』
『人生は、長距離走です。後先考えずにいきなりスタートダッシュしたら、息切れして途中で走れなくなってしまいます。ゆっくりスタートして、マイペースにのんびり。これが、コツです。』
『努力を継続すると、その先には希望が待っています…と書きたいところですが、残念ながら、そうではありません。努力を継続した先に待っているもの、それは「絶望」です。継続しても、そう簡単に成果は上がらないのです。(中略)絶望したからといって、努力を中断するわけにはいきません。メンタルが落ちた時でも、やるべきことを続けるには、コツがあります。それは「才能の無さ」を自覚することです。』
「才能の無さを自覚する」「石の上には3ヶ月くらい」がモットー。3か月やってみて結果が伴わなければ、潔く辞めるか半年続けるか判断する。
しかし、ブログは4年ほど継続して成果を出したし、ユーチューブを始めた頃は2年間は収入ゼロでも続けようとした。だが、FXトレードを半年ほどで辞めた事は才能の無さに気がついたからなのだろうか。
著者は「自分は才能がない」「メンタル雑魚」「コミュ障」だと自認している。だから継続する事が重要だと本書で繰り返し説いているが、メンタル負荷が高い場合は容易に辞めてしまうのでしょう。
著者は「苦しくったって悲しくったって根性で乗り切る」という体育会系は苦手なタイプ。まず3か月してみて、自分が楽しければ続けるが苦しくなったりツライと感じれば辞める事を決断する。
著者の成功の基本は常に「逃げ」の姿勢。興味がある事をやってみる。楽しそうな事をやってみる。しかし、「思っていたのと違う!」「全く楽しくない」「やりたくない」「つまらない」と感じれば「潔く辞める決断をする」
こうして自分が行ってみて継続できたモノが「ブログ、アフィリエイト、プログラミング」という結果でした。著者が行ってみて「嫌じゃない、継続できる」事だった。成功の秘訣は、まさに「好きこそ物の上手なれ」です。
「文章を書くのは嫌だ!」ではブロガーにはなれない。「自身のサイトやブログで広告主の商品やサービスを紹介するなんてメンドウクサイ」と感じればアフィリエイタ―にはなれない。「プログラミングを覚えるなんて嫌だ!」と思えば、プログラマーにはなれない。
著者のように、ブログ,アフィリエイト,プログラミング、を真似した方が良い というわけでは無く「お試しでやってみて苦痛じゃなかったら継続してみれば?」というノリで挑戦してみれば良いという。
ゆる~く、無理しない!という事がマナブ流の継続の秘訣。興味のある事や楽しそうな事があれば「やってみる」、思っていたより楽しいと感じたら継続すし、嫌になったり苦痛になったら辞める。ただ、それだけ。著者は「最大の失敗は何もしないで過ごす事だ」という。
内容的には、引きこもりゲーマーがブログを始めて継続したら成功した!という話。数多くの事を試して残ったのが、ブログ,アフィリエイト,プログラミング,でした。やってみて失敗したなんて大した事じゃない。行動しない事のほうがモッタイナイという発想。嫌じゃなく継続できるモノを探す事、これが成功する秘訣なのでしょう。
そして、今後は更に格差社会は日本でも広がる。世界各地で貧富の差が広がっているが、日本も次第に中流層の大半が下層に転落し始めている。そして、企業の寿命が急激に短命化しており、成功しても派生する新たな分野の開拓を行わないとジリ貧になり企業が死を迎える。10年前は年収300万円台を生き抜くという事が言われてきたが、近年は年収200万円台を生き抜く時代になりつつある。
その一方で、高校生でも起業して月収100万円以上稼いだりして、行動を起こする人も出てきた。もう既に「学生は仕事せず勉強していれば良い」という時代では無い。つまり、自分で独学して起業するスキルを持たないとヤバい時代になる。
言葉だけで「意識高い系」で終わるのでは無く、実際にガンガン行動してみないと意味が無いので意識を高く持ちながらドンドン挑戦する姿勢が必要になる。著者は世界レベルで個人の影響力が増大するという。個人でも中堅レベルの企業の収益を稼ぐ人が増える。
※今後、変化が起きる現象
個人が企業レベルの影響力を持つ、モノの所有から共有へと向かう、雇用が湯流動化して正社員が減る、単純作業は機械化や自動化されていく、日本の優秀な若者は海外移住が増える
「個人が企業レベルの収益を稼ぐ」事は超有名ユーチューバー、個人投資家、などがあります。雇用も同じ仕事なら賃金は同一という価値観へと移行し、学歴の重要性も次第に減ってきます。つまり、学歴よりも人間性が重要視される時代へと変化していく。また、日本で成功すると税制面で海外へと移住する人も増えていく。
しかし、新しい事に挑戦するとエネルギーが必要ですし、次第にモチベーションの低下で苦痛やツライという気持ちが湧き起こる。成功した人は、少なくとも1度は挫折した経験を持っています。
多くの人は挫折は失敗だと思っていますが、「最大の失敗は何もせずに過ごす事」です。著者は月5万を稼げるようになるまで6つの事を行いました。それは。ブログで300記事を書く、1日10時間のアフィリエイト作業、プログラミングを猛烈に勉強、友人と留学代理店を起こす、有名IT社長に弟子入りして労働する、国際交流イベントの開催。
これらを行ってきて現在でも継続しているものが、ブログ,アフィリエイト,プログラミングとなる。独立後は、エンジニアとして1日あたり12時間以上の労働で月収は10万円ほどになりましたが、収益が低すぎたため仕事の継続が困難になって辞めた。しかし、職種を絞った今では月収100万円以上を維持しているという。
著者は「おわりに」の中で「継続力がスゴイ」「忍耐力がスゴイ」と言われるけど、そういうわけではないと断言している。「自分に過度な期待をしないで、常に嫌な事は避けている」ということです。実際に行動して「思っていたのと違う」と感じたら3か月から半年で撤退する。これが著者の基本的行動ルールであり「メンタル雑魚の自分を過度のストレスから守っている」のです。
思っていたより内容が薄くてビックリ。与沢さんの本を読んだ後なので、余計に内容が薄いと思いました。しかし、私が30歳の時よりも大人な考えでしたし、勉強になった点もあるので個人的には☆2.7で四捨五入して☆3つ。
【目次】
はじめに
【第1章】 圧倒的に継続するための極意
継続のコツは。驚くほどにシンプル
絶望しつつ、諦めつつ継続するべき
改善なき継続に成功は生まれない
思考を現実化したければ、リアルな体験をしよう
自分の資産を、最優先で積み上げよう
【第2章】 成長を一気にブーストする秘訣
月5万を稼ぐまでが最もハード
高速で成長する「スーパーサイヤ人 理論」
驚くほどに小さな挑戦から始めよう
僕の数々の雑魚エピソード
「お金」か「やりがい」か
【第3章】 成功するまでの最短ルート
生産性を上げる方法
人生で捨てるべき無駄なモノ
人生で関わってはいけない人
社会人が勉強を続けると、人生はイージー化する
新しい挑戦において、不安を消す方法
【第4章】 生き残るためのマインドセット
一貫性を捨てよう
焦らずコツコツが成功をもたらす
継続するためには、捨てる勇気も必要
逃げながら、自分の居場所を探す
目の前の友人は、外国人でもある
比べる前は半年前の自分です
どの環境に身を置くか
【第5章】稼げる人の頭の中
お金を「稼げる人」と「稼げない人」の違い
稼げる人の思考には共通点がある
お金持ちの働き方「1億を超えた所感」
サラリーマンの時給は低い
大学生のアルバイトは、時間の無駄です
実績ゼロから、月収8桁を超える
スキル無しで「副業で月5万」を稼ぐ
【第6章】時代の波に先乗りする
恐ろしいほどに、差が開き続ける
近未来を読むには、方法論がある
これからの時代の5つの変化とは
結局のところ、どう生きるべきか
おわりに
ーーーーー
・追記
ココからは私の考えを書きます。昨年、2019年5月。ブログの収入では限界があると言って投資家に転職すると意気込んでFXを始めて、ブロガーから徐々に投資家へと移行していくと言っていた。つまり、ブログではレバレッジが効かないので複利での収益を得られないからだと考えたようです。
ブロガー収入(アフェリエイト収入も含む)の限界が見えてきたため投資家へ転職すると固い意思で始めている。著者がブロガーから投資家へと転職しようと思った背景は、「ブログは積み上げ型」で「投資は掛け算」だから積み上げていく足し算より複利の効果が期待できると思ったからなのだろう。
※著者がFXを始める時に考えていた皮算用
・将来的に5年以内に資産10億を目指し、年間で2億から3億の収入を見込んでいた。
・著者はユーチューブを始めた時と同様に2年は負け続けると覚悟してFXを始めています。
・投資関連の本を全て読んだり、トレード動画も全て視聴して勉強を続けると言っていた。
・投資家は圧倒的に稼げる「資本主義におけるチート職業」だから有利と断言していた。
著者はブログを2019年まで6年ほど継続していてブログを書き始めて4年ほどは殆ど稼げなかったので、少なくとも2年は頑張り4年ほどかけて成功すれば良いとも言っていたし、投資で稼げるまでに3年から4年はかかると予想していました。
「投資家になって稼げるようになった時、そのリターン額がスゴク大きい」という事を何度も言っていた。しかも、自己資金(証拠金)がゼロになってもブログやアフェリエイトの収入があるから余裕でカバーできると言っていた。特にスキャルピング手法で有名なFXトレーダーAki氏と知り合ってカナリ刺激を受けたようで、先ずはFXトレードで成功する事を熱く語っていた。この時点でFXトレードは強いメンタルが必要と思っていなかったのかもしれません。
この時点で「著者は投資では利益を得る事しか考えていない」と感じていました。投資は利益を得られるとは限らず失敗すれば損失も発生します。一般社会では仕事をすれば報酬が支払われますが、投資は成功しなければ利益は得られないばかりか失敗すれば損失を被ります。数日も連続してトレードしても結果的に損失で終わる週もあります。
一般社会では仕事をしたのに損失を被るという事は基本的にはありません。無報酬では無く損失になるのです。相場が逆行して含み損をドンドン増える状態になると、この現実を多くの人は直視できません。また自分の失敗を認めたくない心理が働き、そのでまま含み損を保持して結果的に耐えられなくなって多額の損切りをしてしまう。
しかし、2019年10月には「FXは人を不幸にする話」を始めて、「億トレーダーは無理」を主張するようになった。「1割しか勝てないのは、そもそそも無理」「FXよりも労働しよう」と言い出した。「自分の資金がドンドン減っていく現実を味わうと、想像以上に精神的なダメージを受ける」と言うようになった。
200万を2か月半で10万円の負け。つまり残りの証拠金は約190万。デモ練習せずにリアル口座でイキナリ始めたにしては良い方だと思います。この頃には既にFXトレードへのモチベーションは大幅に下がっていたと思います。
しかし、著者は10万ほど損しただけで「FXは恐ろしい世界だ」と言っていたし「FX成功者でも3年程度は負け続けて4年目以降から勝ち始める世界」だとも言っていた。負けると途中で心が折れてモチベーションも下がるので負のスパイラルで悲しくなるという。そして「FXで勝てる人は元々からFXのスキルを持っている人だ!」と主張し始めた。
世の中に「元々からFXのスキルを持っている人」はいません。トレードの修練を継続しコツコツと経験値を上げる努力を積んだ事でFXのスキルが身に付いたのです。「元々からFXのスキルを持っているというより 多くのトレード経験によって相場勘が養われている人」と言ったほうが正しいです。
元々からトレードのスキルを持っている人は存在しません。「元々からFXのスキルを持っている人しか勝てないんだ!」と思うのは、FXを技術職と認識していなかった証拠です。トレードは多くの本を読んで勉強して知識量を増やすので無く、数多くのトレード実践経験を積んで上達していく技術職なのです。FXに限らず仮想通貨や株などトレード全般に言える事ですが、トレード職人になる覚悟で取り組む必要がある職種なのです。
中途半端な位置でエントリーしてナンピンを継続し多額の含み損を抱えて強制ロスカットになったり、大暴落や大暴騰で強制ロスカットになったり、レンジが継続しているのでレンジ感覚でトレード継続していたが 一気にトレンドが発生して多額の含み損になった、数か月も続くトレンドで「そろそろ反転するだろう」と安易に逆張りして大損したり、こうした全ての相場のパターンを経験してこそ本当の相場勘が養われるのです。しかし、メンタルの弱い人は 損しただけで「怖い」と判断して辞めてしまう。
著者は「諦めずに継続する事の効果」や「成功曲線の効果」についても良く知っていたはずです。しかし、2020年2月28日のコロナショックの大暴落において、FXで師と仰いでいたAki氏がポンド円で約2億円もの損切りをした事に怖気づき「自分には億単位の損切りはできない」と感じて FXでの成功を諦めたという。
そもそも 1分足や5分足だけ見てトレードするからトレンド相場で大損するのであり、日足や4時間足で環境認識していればコロナショックでの損失は防げたのです。更に週足の高値に斜線を引いて見れば下降トレンドだと判断できます。多くのトレーダーは視野狭窄で逆張りトレードを行って大きくドカンと負けてしまうのです。
著者はFXトレードを始める前から 資産10億を目指すと言ったり、FX書籍購入代金で10万を超えていたり、兼業トレーダーなのにスキャルパーを師を仰いだりしている時点で、途中で挫折すると思っていました。Aki氏は「レンジ マスター」ですので、カナリ強いトレンド相場は苦手なのです。
多くの本を読んだり他人のトレード動画を多く視聴して 知識量で何とか成功しようとする人がいますが、トレードは技術職ですので数多くの経験を積むことが極めて重要です。有名トレーダーでもレンジ相場で稼げる人とトレンド相場で稼げる人がいますので、成功しているトレーダーでも得手不得手がありますから自分に合ったトレード法の成功者を真似る事から始めるほうが良いのです。
FXトレードを生業としている私から言えば、著者はトレード実践を「やりこんでいない」と感じます。要するに、言っている事がトレード経験が少ない人の典型です。デモ練習せずにFXを始めて2か月半で10万の損失、これはスゴク優秀なほうです。デモ練習せずにFXを始めた場合、殆どの人は200万を1か月から2か月ほどで溶かします。
おそらく、著者は資金を失う恐怖心でエントリ―した回数も少ないのではないか?とさえ思ってしまいます。2か月半ほどトレードしたが、それほどトレード実践は行っていないように思います。本当に月収3千万なのでしょうか。
有名ユーチューバーのヒカル氏も2019年7月20日の動画投稿にて、ユーチューブで動画投稿を始める前にFXトレードをしていたと告白している。ヒカル氏は腕時計のローレックスを売った資金200万を1か月で溶かしてFXから撤退しアフェリエイトを経てユーチューブにゲーム実況を投稿して人気を博し、やがて現在のスタイルのユーチューバーになった経緯がある。ヒカル氏のほうが著者よりメンタルが強かったと思います。
2か月半で証拠金200万を190万に減らしただけの1割の損失でスゴイ精神的なダメージを受けるほどの豆腐メンタルではヤバイです。FXを早々に辞めて正解です。また、2020年9月29日には「FXを辞めた理由」の動画を投稿していますが、FXは「上がるか下がるか全くワカラナイ」という。
FXトレードを始める事を2019年5月に発表してから2020年9月まで約1年半近くになりますが、この約1年半で「上がるか下がるか全くワカラナイ」というのは、明らかにトレード経験不足であり実践が大幅に足りません。約1年半の中で、実際にトレードした期間は合わせて約半年ほどと告白しています。
約半年でマイナス25万、200万から175万に減っただけ。これでFXを辞める理由というのは、私からすれば「メンタルが弱すぎ」です。おそらく、毎日のようにトレード実践は行っておらず、手が空いて気が向いたらトレードするという感じで、場合によっては数週間もトレードしないブランク期間もあったのかもしれません。
どうやら2019年10月の時点でFXでの成功を諦めてしまっていた可能性があります。「投資家に転職する」と読者や視聴者に意気込んで公表する前に、実際にデモ口座で練習してみて「これなら出来そうだ」と思ってから読者や視聴者に公表すれば良かったのです。「行動してから考える」事を優先すると、どうしても早合点や事前調査が疎かになる。
私は毎日のようにチャートを見て実践を続けて相場勘を養い、トレード開始から1年で勤務先を辞めました。晩酌もヤメて、友人や同僚などから飲みの誘いも断り、趣味も全てヤメて、仕事から帰宅後の多くの時間をトレード実践に打ち込みました。その結果として現在の私があるわけです。そして専業トレーダーになりました。現在はトレードと不動産の兼業トレーダーですが。
マナブ氏に対しては実際に月収3千万は少し盛り過ぎではないかと懐疑的になっています。FXトレード界でも有名なFXism主宰の及川さんもFXトレードでの月収は約2千万から3千万ほどです。2020年3月のコロナ相場では月収7千万を突破したようですが。また、与沢 翼さんもドバイに移住して1年目のとき、ユーチューブに投稿したトレード動画の中で「FXでの収入は1ヵ月で約2千万前後」と言っていた。
ブログ,アフェリエイト,プログラミング,ユーチューブ,で3千万は結構と盛っている感じがします。「過去の最大収益が1か月で3千万だった事がある」という事なのでしょう。そして、FXでは上がるか下がるかワカラナイが、仮想通貨や株ならば簡単に判断できるという。FXでは勝てなかったが仮想通貨や株なら勝てる(かもしれない)という逃避思考。これも勝てないFX初心者が陥り易い自己正当化の傾向があります。
私の友人や知人もFXや株を始める人は多いですが、億トレーダーを目指すぞ、豪華な生活をするぞ、など始める前から期待値がスゴク大き過ぎる人は直ぐに撤退したり破綻します。
FXに限らずトレードは技術職ですので、イキナリ最初からリアル口座でトレードせずにデモ口座で練習してから始めたほうが利口です。FXism主宰の及川さんや与沢 翼さんも、トレードのコツを掴むまではデモ口座で練習するほうが良いと言っています。
デモ口座で全く練習もせずにイキナリ資金を使ってFXトレードを始める人は為替相場をナメていると思います。なぜ、トレードで負けるのか?それはトレード経験値が足りないから負けるのです。つまり、トレードを技術職だと認識しておらず何かギャンブルの延長線上にあると勘違いしているように思います。
「FXは勝てないよ!」という人の多くが「経験値および技術力が極めて低い」状態です。技術の修練が足りず マダマダ技術力が低いのに「FXは無理ゲー」や「FXは人を不幸にする」とか「FXそのものが悪い」と直ぐに決めつけるのは早計です。
おそらく、「自分はブロガーとして成功したからFXも同様にデキルはずだ!」と思っていたのでしょう。多くのトレード実践を行いながら地道にコツコツと経験値を積んでいく事でトレード技術は上達するのです。特にトレードはメンタルが極めて重要です。このメンタルの大部分は「我慢と忍耐」です。知識量より我慢と忍耐が重要なのです。
しかも、本を多く読み過ぎたり他人のトレード動画を多く視聴すると知識過多になってトレードに迷いが生じます。どの手法が本当に正しいのかワカラナイ状態になるのです。多くの本を読んだり有名トレーダーのトレード動画を視聴して 勉強すればするほどワカラナイという現象は知識過多ですので、余計な知識は捨てるシンプル化が必要です。
不利で中途半端な位置でエントリーせずに有利な位置まで待つ、エントリー後は利益が増えるまで待つ、含み損になったからと安易に逆張りナンピンを多用しない資金管理、利益が得られる位置になるまで待つ、自分の都合の良い時間で利益を得たという欲求を抑制する、お金を失うかもしれない恐怖心を抑制する 。これらに対して我慢と忍耐が必要になります。
つまり、一般的な仕事よりも強いメンタルが必要なのです。トレードで成功するには普通の人が思っている想像を超える「我慢と忍耐」が必要になります。著者は「自分には長期トレードのほうが合っている」と言っているが、実際には長期トレードのほうがメンタルが強くないと難しいのです。
スキャルピングやデイトレは決済してしまえば我慢と忍耐から解放されますが、スイングや長期トレードはポジション保持したままなので我慢と忍耐からは解放されません。
スキャルピングやデイトレでも我慢と忍耐が難しいならば、ポジション保有したままのスイングや長期トレードは更に多くの我慢と忍耐が必要ですので難しいと思います。
しかし、著者は「我慢と忍耐は最も嫌な事」であり「嫌な事からは逃げて生きる」と言っていますので、FXを撤退した事は当然と言えます。最初に就職した会社も仕事が嫌になり逃げたという。今まで通りの生活、今まで通りの交友関係、今まで通りの趣味や娯楽、を継続していて投資トレードで成功できるほど相場は甘くありません。
著者のブログやツイッターやユーチューブ動画で、影響を受けてしまう人も多いと思います。投資家になる話は無かったかのように、ここ数か月は再びブログやアフェリエイトやプログラミングを推奨しています。無責任にコロコロと言っている事や行動を変えるのは 読者や視聴者に迷惑なのでヤメて欲しいです。不屈の精神で継続して稼ぐ、という事を何度も繰り返していますが、思いのほか 説得力が薄いと思います。
ブログやアフェリエイトやプログラミングのほうがトレードよりメンタル負荷は大幅に少ないのです。ブログやアフェリエイトは 書きたい時に書けば良いしプログラミングも時間を確保できれば可能です。もちろん、ブログやアフェリエイトやプログラミングは ヤル気やモチベーションの維持は必要ですが、損失が発生するトレードよりもメンタルに多大な負荷はかかりません。
本書の内容にもFXに関しては記載されていませんので、本書を出版する話が来た段階では既にFXでの成功は諦めていたのでしょう。自分を「メンタル雑魚」と言っているように、過去に失敗した事の多くはメンタルが必要だったのかもしれません。
FXism主宰の及川さんも株トレードをしていた頃にリーマンショックで全損した後に 再び投資を始めるための自己資金を稼ぐためにアフィリエイトをしていたし、与沢 翼さんも情報商材会社を倒産させた後に自己資金の作るためアフィリエイトをしていました。上手くやればアフィリエイトでも稼げる事は本当だと思います。
ただし、ブロガーやアフィリエイターからトレーダーになるには「メンタル」という高い壁が存在している事は多くの人は知らないのです。一般社会では「仕事をすれば報酬が得られる」のですが、投資の世界は「仕事をしても損失を被る」という現象が普通に起きますので、これがメンタル負荷を過度に増大させている要因になっています。
しかし、インターネット系の仕事(ブロガー,アフィリエイター,YouTubeの動画編集と投稿,プログラミング)、これらはPCモニターを見る必要があります。毎日ようにPCモニターを長く見続けると、精神的疲労および眼精疲労とドライアイの問題が起きてきます。上記の作業の他にもFXトレードを追加した事で、カナリ眼を酷使する状態になった事もFXを辞めた理由の1つなのかもしれません。
どうやら著者の情報は話半分に聞いたほうが良さそうです。その時々に思いついた事や少し調べて感じた事をブログや動画のネタにしているようですが、読者や視聴者は著者に振り回されていると早く気がついたほうが良いでしょう。本書を買うより投資関連の本を買うほうが良いと思います。著者には今回のFXトレードの失敗をバネにして再び投資に挑戦して欲しいです。