両腕がないことを除けば普通の子どもだった。神童でもなかった。ただホルンが好きだった少年は、いかにしてプロの演奏者となり世界を席巻したのか?スティングとの共演を果たし、2016年にはレナード・バーンスタイン賞を受賞。いま世界でもっとも注目されているホルン奏者のひとり、フェリックス・クリーザーが自らの生い立ち、哲学、練習法、音楽への向き合い方などを語る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クリーザー,フェリックス
1991年にドイツのゲッティンゲンで生まれ、13歳からハノーファー音楽演劇大学でレッスンを受ける。2013年にデビューアルバム『Reveries(夢想)』を発表し、高い評価を得た
ラウアー,セリーヌ
1989年にドイツのザールラント州で生まれ、アクセル・シュプリンガー・アカデミーで実習生をした経験を持つ。ZDF(Zweites Deutsches Fernsehen“ドイツ第二テレビ放送”)などでソーシャルメディアやデジタル・ストーリーテリングをテーマにした講座を持っている。大学ではヨーロッパの民俗学と社会科学を学ぶ。現在はベルリン在住
植松/なつみ
東京都出身。早稲田大学第一文学部卒業。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得退学。現在、大学等でドイツ語非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)