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僕は、そして僕たちはどう生きるか 単行本 – 2011/4/1

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商品の説明

内容紹介

やあ。よかったら、ここにおいでよ。気に入ったら、ここが君の席だよ――『君たちはどう生きるか』の主人公にちなんで「コペル」と呼ばれる14歳の「僕」。ある朝、染織家の叔父「ノボちゃん」がやって来て、学校に行くのをやめた「ユージン」に会いに行くことに……。そこから始まる、かけがえのない一日の物語。(解説=澤地久枝) --このテキストは、文庫版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

やあ。よかったら、ここにおいでよ。気に入ったら、ここが君の席だよ。コペル君14歳、考える。春の朝、近所の公園で、叔父のノボちゃんにばったり会った。そこから思いもよらぬ一日がはじまり…。少年の日の感情と思考を描く青春小説。

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登録情報

  • 単行本: 275ページ
  • 出版社: 理論社 (2011/4/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4652079796
  • ISBN-13: 978-4652079799
  • 発売日: 2011/4/1
  • 梱包サイズ: 18.4 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 21件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
日本の児童文学に詳しい人は、このタイトルで、あっと気づくと思います。
岩波少年文庫の吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」を。
気づいた通り、この作品は、その本の主人公と同じ「コペル」という名を
あだ名に持った、現代の少年が主人公です。
吉野さんの、「君たちは」はコペル君と仲間の物語を、コペル君のおじさんの視点で
その時代を背景に、「生きる」事を考えさせました。(その時の時代は戦争が抜き難いものとしてありました)
もちろん、読み手は作中人物の気持ちをなぞって、コペル君たちと共に考えさせられたのです。

この梨木果歩さんの「僕は、そして僕たちはどう生きるか」は、今、現代の社会に生きる若者たち
の物語です。なので、さらに一人一人が個性的で、抱えている事情も様々です。
また、大人は少ししか出てきませんし、普通の人とはちょっと違う人が、主人公たちに
ヒントやアドバイスを与える役割で登場します。
そうして、互いの違いを乗り越えて、この社会の中で共通の「どう生きるか」を考えよう!
という若者へのメッセージが、この本のテーマだろうと読み取れます。

真正面から「どう生きるか」とまっすぐに問いかける姿勢が、今では貴重な気がします。
一方で、私
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形式: 文庫
お恥ずかしながら、最初は内容がなかなか入ってこず、ぼんやりと青少年たちの冒険物語かななんて思ってました。
しかし後半のユージンが抱えていたものが分かり、それを受けたコペルの衝撃…
「魂の殺人」についてや集団、群れの中で起こりうること、人間の性質などが書かれており、一気に引き込まれました。
ショウコの「傷ついてないふりをしてるのはかっこいいことでも強いことでもないよ」「怒る。怒るべきときを逸したらだめだ」という言葉が響きました。自分の気持ちを無意識にごまかして悩むことが多いので。
読み返すとユージンの言動が腑に落ちてきました。登場人物それぞれが大切な役割を果たしていて考えさせられる作品でした。
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形式: 単行本
物語中盤まで油断してた〜
確かに、タイトルからして何か重いものを示唆していたのだけれど、内容は多感な14歳の僕の日常ぐらいのものかななんて気軽な気持ちで読んでたのだけれど、途中、インジャちゃんが登場した辺りから、あ、やっぱり重い、今回の梨木さんはいつも以上に強いメッセージを持っていて、だから私も気軽な気持ちで読んでいられないって思った。
崩してた足をきちんと揃えて、これは真剣に考えなくてはいけないなと。
性のこと、戦争のこと、そして生のこと、頭パンクしそう。
自分、だいぶいい歳の大人なのに、コペルやユージンやその周りの大人みたいに、自分の脳味噌でちゃんと考える習慣ないから、つい思考停止。大多数の意見が正義って思っちゃう。
そんな時、梨木さんが、ちゃんと考えて!って教えてくれる。答えじゃなくて、自分で考えて!って。クレバーなだけな作家ならいっぱいいるのに、こんなに信頼できる作家さんってあんまりいないと思う。作家としてというより、人として尊敬。この方のエッセイ読むといつも思う。
あと、登場人物皆魅力的だけどさ、ショウコが、ジェンダーレスな女の子ってのが所々効いてる。この子だから語れる今、なんだよね。
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形式: 単行本
昨夜のうちに読み終わったのに、昼食を食べ終わってもまだ、モヤモヤしています。
この気持ちは、どうすればいいのか?一言で片付けられない内容です。
読み手の価値観次第で、反応する箇所が違うと思われるので「どこがどう」と言えないのが辛い・・・
ただ、どんな価値観(個々の価値観に優劣や正誤がないという前提で)を持とうと、大切なのは「自分を保つ」ことだと訴える。
「そんなの、分かってる」と言い切れたとしても、実行しているか?と聞かれたら、自分はどうだろう。
そして、もし実行したとして、大勢とは違う方向を向くことで発生するリスクに、果たして私は耐えられるか?
または、自分とは違った価値観を持つ相手をどこまで理解できるか etc.

中学生向けに、簡易な言葉を選んで書かれた物語だからこそ、正直なメッセージがそこにはあります
全然、すっきりしないレビューでスミマセン・・・だけど、そんな物語です

「泣いたら、だめだ。考え続けられなくなるから」

日本中が癒されたがっている昨今、こんな台詞の書ける著者をに頭が下がります
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