ついに死柄木の過去が明らかになり大いに盛り上がる巻でした。
少年の死柄木が個性に目覚めるシーンは「少年漫画でやっていいの!?」というくらい凄惨で、堀越先生の画力を存分に堪能できました。
ただその一方、話の内容自体は想像の範疇から出なかったというか、おおむね想像通りなので今までの死柄木像から大きな変化はなく、印象が変わらなかったのは残念でした。
最終戦にむけて伏線を仕込んでいるんだろうな、という話が多くこれからの盛り上がりを感じさせる良い巻だと思うのですが一点だけ…
泥花市のニュースを受けて飯田君が「被害規模は神野以上だが地方だった為死傷者数は抑えられたそうだ」と発言するのですが、この言い方だと事件が起こったのが都会ではなく地方でよかった、とも捉えられます。
悪気はないと思うし、単に今回の事件の規模を読者に伝えるための台詞だと思うのですが、言い方は考えて欲しかったです。これからヒーローvsヴィランの戦いが本格化する中でのこの台詞は残念でした。
- コミック: 200ページ
- 出版社: 集英社 (2019/12/4)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4088820746
- ISBN-13: 978-4088820743
- 発売日: 2019/12/4
- 商品パッケージの寸法: 11.2 x 1.4 x 17.6 cm
- おすすめ度: 22件のカスタマーレビュー
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Amazon 売れ筋ランキング:
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