お針子がヒロインで服の仕立てシーンがほぼ出てこないことは1巻のレビューでもいいましたが、髪結師が帽子を被らず髪の毛もまとめずウロウロしてるところとかみると、本当に18世紀の風俗、服飾に興味無いんだなと思います。
当時は礼儀作法書でも「部屋の中での帽子の扱い」に記載されているほど帽子をかぶっているのが当たり前です。
これがファンタジー漫画ならありでしたが、時代+ファッションものということを思うと有り得ない服装で萎えます。
例えるなら現代の若者がケミカルウォッシュジーンズにTシャツをいれてハイウェストで履いてるくらいの違和感がある服装が多く出てきます。
ロココとシノワズリーの融合!として大々的に出てきた今回のドレスは見開きの2ページでしか全体が出ておらず、そのドレス以外は服を仕立ててる部分も皆無。
ドレスが出たあとも顔のアップがメインでドレスの細部については生地について少し話したくらい。
結局どうやって絹地を手に入れたかも今ひとつはっきりしてないです。
ローズ・ベルタンがブスだった史実も無視して、男に誘われる描写ばかり増えるし、歴史物でやる必要があったのでしょうか?
キャラデザ的に美人にしても周囲からモテる描写までいれる必要があったでしょうか?
この時代では男にモテる女というのは美人だと言うより、「ふしだら」というイメージを持たれ好まれなかったはずですし、ベルタンの人物像としてマイナスイメージに思えます。
ローズ・ベルタンという人物をモチーフにしているというなら彼女のルックスが芳しくなかったことなども含めてネタにして欲しかったです。
それこそベルばらのように眼鏡をつけてるとか、イノサンのようにソバカスで目が小さめとか美人ではないが魅力的になる表現はいくらでもあったはずです。
(20世紀までは眼鏡をかけてるとブスに見える、というのは当たり前の認識として扱われています)
作者の方にはもう少し題材に対して真摯に当たって欲しいです。
後、1巻も2巻も主人公が自信満々でお出して周囲が納得するドレスが完全に時代的に有り得ない服なのですが、作者の方は服飾史に興味は無いのでしょうか?
ファンタジードレスばかりで歴史に添わせたドレスが出てこないのなら歴史ものでやる必要があるのか?と思ってしまいます。
ローズ・ベルタンの華美で豪華なデザインや後々世界初のマタニティドレスがちゃんと出てくるのだろうか、と不安になります。
完全にファンタジーのオリジナルキャラの恋愛模様を中心にした漫画だと思って読むことをオススメします。
まあ、そうなるとベルタンの性格の内心で他人に悪態つきまくってるところが不愉快なので愛着は湧きませんでしたが。
歴史物、ファッションを題材にしている漫画だと思って読むとかなりがっかりします。
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傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 2巻: バンチコミックス Kindle版
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本の長さ180ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2020/2/7
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ファイルサイズ90363 KB
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月15日に日本でレビュー済み
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36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マリー・アントワネットに仕えファッションデザイナーの祖と呼ばれたローズ・ベルタンという女性の一代記の2巻目です。歴史ものは色々な読み方が出来るジャンルであると思います。例えば戦国時代に少しでも興味のある人であれば織田信長を知らない訳はない。その人が戦国時代の漫画を読む場合、「織田信長をどのように描くか」という作者の歴史上の人物を捉え方を見る、という視点が入ってきます。知識を持たない人とは必然的に視点が変わります(もっともこすり尽くされた戦国時代を今描くのに独自の視座を持たない作家など話にならないともいえますが)。
逆に言うと、読者も知ってて当然という前提を作家が持っていて、それがシナリオに反映されすぎると無知な読者には全く楽しめなくなってしまいます。そんな中での本作ですが、私はマリー・アントワネットについて「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と言った(言ってないんだけど)というエピソード以外全く知りませんし、特に知りたいとも思いません。なので彼女に仕えた仕立て屋に関心など湧こう筈もありません。
それでもこの漫画が面白いのは単純にエンタメとしてよくできているからです。強い自立心と向上心を抱く女性が主人公の作品(漫画に限らず)を読むと、私は「エンタメが政治的配慮される時代なんだなあ」としらける事が多いです。アニメの「インクレディブルファミリー」を観たときもそう思いました。「女性の自立」を否定したいわけではなく、この作品は”女性の自立”というテーマに配慮しながら作られているのだと「気付かされる事」にしらけるのです。ポリコレ云々というやつでしょうか。映画の「ブラックパンサー」や「シェイプ・オブ・ウォーター」等を観たときも似たように思いました。「やりたいことはわかるけどもっと自然にできないものかね」。
この漫画はそのへんのバランス感覚が上手いと思いますね。ベルタンの強さが女性としての魅力として昇華されており漫画の主人公としてもキャラが立っています。ストーリーにも違和感がなく、「自立する女性」を「政治的配慮」ではなく「物語」として自然に受け止めて楽しむ事ができます。
私はファッションも全く疎い人間なので良し悪しがわかりません。なんで、「この人はオシャレだ」と言われてもピンときません。実際、ファッションデザイナーを題材にした某人気漫画を読んでも「この衣装の何が凄いの?」と首を傾げてしまい、続きを読む気になりませんでした。この巻では見た目が地味な女性と彼女にその気のない浮気男の結婚にあたって花嫁衣装を手掛けるという話が中心です。「花嫁の容姿を否定すること無く浮気男がひと目で彼女に恋に落ちる衣装」を作者が描かねばなりません。作中ではこの衣装についての理屈が語られますが理屈だけでは読者に伝わりません。作画と演出力でもってこのシーンを優れた「表現」に持っていくことで読者を納得たらしめるのです。此処も見事なものです。これが「漫画」なんだという感動を覚えます。
2巻を終わってもベルタンとマリー・アントワネットの直接的な接点はまだ出てきません。物語はまだ動き出したばかりというところでしょうか。知識を持たない自分には、「歴史的文脈」で今作を楽しむことができないのが口惜しくも思えます。当時の歴史に詳しければ『漫画』としての魅力が更に広がるんだろうなと。それはともかく、このような「漫画」が商業的にも正当な評価を得、作者の構想通りの展開で結末を迎える事を願わずにはおれません。
逆に言うと、読者も知ってて当然という前提を作家が持っていて、それがシナリオに反映されすぎると無知な読者には全く楽しめなくなってしまいます。そんな中での本作ですが、私はマリー・アントワネットについて「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と言った(言ってないんだけど)というエピソード以外全く知りませんし、特に知りたいとも思いません。なので彼女に仕えた仕立て屋に関心など湧こう筈もありません。
それでもこの漫画が面白いのは単純にエンタメとしてよくできているからです。強い自立心と向上心を抱く女性が主人公の作品(漫画に限らず)を読むと、私は「エンタメが政治的配慮される時代なんだなあ」としらける事が多いです。アニメの「インクレディブルファミリー」を観たときもそう思いました。「女性の自立」を否定したいわけではなく、この作品は”女性の自立”というテーマに配慮しながら作られているのだと「気付かされる事」にしらけるのです。ポリコレ云々というやつでしょうか。映画の「ブラックパンサー」や「シェイプ・オブ・ウォーター」等を観たときも似たように思いました。「やりたいことはわかるけどもっと自然にできないものかね」。
この漫画はそのへんのバランス感覚が上手いと思いますね。ベルタンの強さが女性としての魅力として昇華されており漫画の主人公としてもキャラが立っています。ストーリーにも違和感がなく、「自立する女性」を「政治的配慮」ではなく「物語」として自然に受け止めて楽しむ事ができます。
私はファッションも全く疎い人間なので良し悪しがわかりません。なんで、「この人はオシャレだ」と言われてもピンときません。実際、ファッションデザイナーを題材にした某人気漫画を読んでも「この衣装の何が凄いの?」と首を傾げてしまい、続きを読む気になりませんでした。この巻では見た目が地味な女性と彼女にその気のない浮気男の結婚にあたって花嫁衣装を手掛けるという話が中心です。「花嫁の容姿を否定すること無く浮気男がひと目で彼女に恋に落ちる衣装」を作者が描かねばなりません。作中ではこの衣装についての理屈が語られますが理屈だけでは読者に伝わりません。作画と演出力でもってこのシーンを優れた「表現」に持っていくことで読者を納得たらしめるのです。此処も見事なものです。これが「漫画」なんだという感動を覚えます。
2巻を終わってもベルタンとマリー・アントワネットの直接的な接点はまだ出てきません。物語はまだ動き出したばかりというところでしょうか。知識を持たない自分には、「歴史的文脈」で今作を楽しむことができないのが口惜しくも思えます。当時の歴史に詳しければ『漫画』としての魅力が更に広がるんだろうなと。それはともかく、このような「漫画」が商業的にも正当な評価を得、作者の構想通りの展開で結末を迎える事を願わずにはおれません。
2020年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一巻から読んでます。
ローズ・ベルタンはベルばらに出てきたデザイナーくらいの知識しかなかったのですが、この漫画を読んでベルタンの人生、フランスの文化に興味を持ちました。
この漫画は作画もストーリー構成も素晴らしい。特に作画は18世紀のフランスの建築や服飾がとても美しく丁寧に描かれており、この巻では当時のショッピングモールと説明されているグランブールヴァールやパレ・ロワイヤル、花嫁のドレスの刺繍一つとっても拡大して隅々まで見て思わずほぉ……と溜息が漏れてしまうほどの高クオリティです。
今回のストーリーの主軸になるロココ・シノワズリ文化やカフェ・プロコープの食事、これらも描き込みが凄く、見ててウットリします。
作画で楽しみ、更にストーリーで楽しめる、漫画として素晴らしい出来だと思います。
次巻からもう一人の主人公、マリー・アントワネットが本格的に登場するので、ベルタンが今度はどんなドレスを作るのか気を揉みながら発売を待ちます
ローズ・ベルタンはベルばらに出てきたデザイナーくらいの知識しかなかったのですが、この漫画を読んでベルタンの人生、フランスの文化に興味を持ちました。
この漫画は作画もストーリー構成も素晴らしい。特に作画は18世紀のフランスの建築や服飾がとても美しく丁寧に描かれており、この巻では当時のショッピングモールと説明されているグランブールヴァールやパレ・ロワイヤル、花嫁のドレスの刺繍一つとっても拡大して隅々まで見て思わずほぉ……と溜息が漏れてしまうほどの高クオリティです。
今回のストーリーの主軸になるロココ・シノワズリ文化やカフェ・プロコープの食事、これらも描き込みが凄く、見ててウットリします。
作画で楽しみ、更にストーリーで楽しめる、漫画として素晴らしい出来だと思います。
次巻からもう一人の主人公、マリー・アントワネットが本格的に登場するので、ベルタンが今度はどんなドレスを作るのか気を揉みながら発売を待ちます
2020年3月20日に日本でレビュー済み
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一巻をLINE漫画で読む機会があり、面白そうだと思って二巻購入したけど…ちょっとイマイチ。
・肝心のドレスが、その時代らしさに欠け、美しく見えない。この時代をテーマにした他の漫画や舞台等では綺麗な衣装を見るのも楽しみだったため、ドレスがテーマのハズのこの作品でこれは一番致命的。時代考証が中途半端だからなのか、作者の「脚色」のセンスが良くないのか…。
・話の間にあるコラムで当時はホントはこうだけど脚色してこうしてます~みたいな暴露もどうも興醒めする。応天の門のコラムはとても勉強になるもので楽しみに読んでいたのだが、これは違った。
・キャラが微妙。今時の独身キャリアウーマンに寄せた作品作りのせいなのか、平民からのし上がって王室に仕えるようにまでなる女性がここまで地味で堅真面目な性格なのがいまいちぴんと来ない。奇抜なデザインや突飛な発想をして周りを驚かせる魅力ある女性のイメージではないというか…。
色々書いたが単純に作者の脚色具合と自分の好みが合わなかっただけだとは思う。
今後ストーリーをどう展開させていくかだけは少し興味はある。
・肝心のドレスが、その時代らしさに欠け、美しく見えない。この時代をテーマにした他の漫画や舞台等では綺麗な衣装を見るのも楽しみだったため、ドレスがテーマのハズのこの作品でこれは一番致命的。時代考証が中途半端だからなのか、作者の「脚色」のセンスが良くないのか…。
・話の間にあるコラムで当時はホントはこうだけど脚色してこうしてます~みたいな暴露もどうも興醒めする。応天の門のコラムはとても勉強になるもので楽しみに読んでいたのだが、これは違った。
・キャラが微妙。今時の独身キャリアウーマンに寄せた作品作りのせいなのか、平民からのし上がって王室に仕えるようにまでなる女性がここまで地味で堅真面目な性格なのがいまいちぴんと来ない。奇抜なデザインや突飛な発想をして周りを驚かせる魅力ある女性のイメージではないというか…。
色々書いたが単純に作者の脚色具合と自分の好みが合わなかっただけだとは思う。
今後ストーリーをどう展開させていくかだけは少し興味はある。
2020年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アマゾンの「あなたへのおすすめ」で表示されたのが、この2巻でした。1巻は表示された覚えがないんですけど。
で、あらすじを見て、あれ?ベルばらのアントワネットのデザイナーの話?ぐらいの気持ちで、1巻に手を出し……。最後まで読んだら、すぐに2巻をダウンロードしてました。
ベルタンについては、ベルばらに登場していたという程度の知識しかないので。デュバリー夫人と知己があったのか~とか、才能はあってもそれだけであっさりとトップデザイナーになったわけではないらしい展開、とか。
一代記として、先を楽しみにしてます。
で、あらすじを見て、あれ?ベルばらのアントワネットのデザイナーの話?ぐらいの気持ちで、1巻に手を出し……。最後まで読んだら、すぐに2巻をダウンロードしてました。
ベルタンについては、ベルばらに登場していたという程度の知識しかないので。デュバリー夫人と知己があったのか~とか、才能はあってもそれだけであっさりとトップデザイナーになったわけではないらしい展開、とか。
一代記として、先を楽しみにしてます。
2020年5月25日に日本でレビュー済み
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妙なツッコミ無用、新しい角度や知識をもらえて面白い。こんな新しい切り口の、わくわくする漫画は久しくなかったような気がします。ベルばらを読んでいて、デュ・バリー夫人を知らない人はいないでしょう。
なのに、違う新しいキャラみたいでイイです。なんだか嫌いになれない。
ベルタンはもちろん、どのキャラも魅力的で、ずんずん押してくる。イチ読者としては読み進めるしかないです。早く続きを読みたくて仕方ない!早く読ませてください!!(笑)
なのに、違う新しいキャラみたいでイイです。なんだか嫌いになれない。
ベルタンはもちろん、どのキャラも魅力的で、ずんずん押してくる。イチ読者としては読み進めるしかないです。早く続きを読みたくて仕方ない!早く読ませてください!!(笑)
2020年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品を読む前に、数年前に買って積読していたローズ・ベルタンの評伝を大急ぎで読みました。マリー・アントワネットの衣装に関する本も2冊読んでます。一応予習済みです。ベルタンが一躍注目を浴びたのはシャルトル公爵夫妻の婚礼での花嫁衣裳だったとありましたが、その半頁にも満たない記述を思いっきり膨らませて楽しませてくれてます。シャルトル公爵のような王族が鬘をかぶっていなかったりするなど、時代考証的に?となるところもありますが、これは作者があえてやっているみたいなので、いいでしょう。デュ・バリー夫人がベルタンを助け、たきつける役で再登場します。公妾になっても紙がお針子時代と変わっていないのがつまらない。