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サラ・クレイヴン…何度か読んだけど、イタリアのいけ好かない傲慢ヒーローが多かった記憶。
そして本作のヒーローも、そんな感じです。
幼い頃、親に言われてヒーローとの結婚の約束をしたヒロインは秘かに恋心を抱いていたが、思春期の頃に胸チラしてしまった時「つまらないものを見せるな」とバッサリ言い捨てられて終わった。
その後ヒロインは他に恋人ができて幸せに暮らしていたけれど、実はずっとヒロイン達を援助し続けていたヒーローとの結婚に同意するしかなくなり…
という、最悪な状況から物語が始まります。
胸くそと言えば胸くそ、しかしそれを楽しむか腹を立てるかは読者次第といった所でしょうか。
以下、ネタバレ含みます。
この話は本当に!ヒーローがクソで、でも花津さんの話で100%クソはあり得ないと信じて読み進めました。
クソMAXはプールのシーンですが、そこを超えれば下り坂です(評価が普通なのはこのシーンの影響が大きいです)。
ハーレクインあるあるの誤解やすれ違いに関しては何でもっと初めからそれを解決しようとしないの、ヒーローバッカだなぁと半分呆れつつ、ヒーローサイドでの視点があれば愛すべき無器用なトンマ位に思えたかもしれない、と少し惜しい気持ちになりました。
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