UnityとUnreal Engineどちらが良いの?と良く議論されるが、現行Unity派が多数を占める。その理由の一つとして挙げられるのが情報の少なさ。
Unityは参考書やネットで情報を調べられるが、Unreal Engineは情報が少なく独学は難しいと言われてきた。そんな現状を打破してくれる入門書になってくると本書を読んで感じた。
Unreal Engineの凄い所は何といってもBlue Printというビジュアルスクリプティングシステムである(P58から詳しく記載)。これを使うと複雑なプログラミングを組まなくても、視覚的にゲーム要素を組み立てていける。Unityの場合、各オブジェクトを視覚的に配置していけるが、その後スクリプトを埋め込んでいく作業が必要である。Unreal Engineの場合は、このBlue Print技術を使って要素を繋ぎ合わせ、かなりのレベルまでゲーム構成が出来るということが本書を通じて理解することができた(Chapter 5参照)。もっとUnreal Engineを深く勉強していくにはC++の学習も不可欠であると思うが、UnityとUnreal Engine、どちらが自分に合うかと考えるには本書のレベルが丁度良いと感じた。
(同著者の「Unity5入門」も読んだが、本著を読んでUnreal Engineの方が3Dゲームの入門版を作りやすそうと感じた。UnityはUnityで簡単に2Dも作れて、Asset Storeも充実していて良いと思う。PCのスペックもUnityの方が問わない。)
これからゲーム作りをしてみようと考える方で、UnityとUnreal Engineどちらにしようかとお悩みの方、そもそもUnreal Engineとは何?という方に本書がおすすめだと思いました。
なお、Chapterごとにカラーが分かれていて大変見やすかった。
#1 ゲーム作りとは?→#2 Unreal Engineとは?→#3 ブループリントとは?→#4 キャラクターの配置とアニメーション→#5 ゲームの要素付け→#6 AI(人口知能)実装→#7 UI実装→#8 ゲームのクオリティUPと8色のページ構成で、読んでいても疲れない配慮が◎
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